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京都の家売却

京都市下京区の不動産売却|マンション1,147件・戸建て364件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

京都府京都市下京区の成約は中古マンションが1,147件で、戸建ての364件を大きく上回ります(国交省データ)。マンションの中央値は2,800万円、戸建ては4,250万円です。マンションは築21〜30年から築31〜45年に移るところで中央値がいちばん下がり、築46年以上では築10年以内の半分以下です。戸建ては逆に築46年以上でもあまり下がらず、落ちるのは築21〜30年に入るところです。

京都市下京区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

下京区で売れた家の72%は中古マンションです。買っているのは、主にひとりかふたりで住む人だと私たちは見ています。

京都市下京区で売れた不動産の件数(約3年)
戸建て364件
中古マンション1,147件
土地だけ74件

間取りの記録がある中古マンションでは、1R・1K・1DK・1LDKが56%を占めます。いちばん多い間取りは1Kです。3部屋以上の家族向けは23%にとどまります。

2だから、この値段

中古マンションの真ん中の値段は2,800万円です。値段を大きく分けているのは築年数だと私たちは見ています。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(中古マンション)

築10年以内は4,400万円ですが、築31〜45年は1,700万円です。いちばん下がるのは、築21〜30年(3,500万円)から築31〜45年に移るところです。改装済みは3,100万円、未改装は2,100万円で、ここにも差があります。戸建て(4,250万円)より安いのは、狭い部屋が多いためと考えています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

いまは地価もマンションの値段も上向きです。ただ、この先は買う年代の人が減るので、上がり続けるとは言い切れないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった8か所
  • 変わらない0か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年2.6万人
2035年2.5万人
2045年2.4万人

住宅地の地価は8地点のうち8地点で去年より上がり、下がった地点は0でした。中古マンションの真ん中の値段も、前の年より上がっています(+6.7%)。一方で、家を買う年代の人は2045年までに減る見込みです(−7%)。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

京都府京都市下京区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+6.7%・戸建て+3.3%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
03,0006,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション2,800万円1,700万円〜4,600万円約66.7万円1,147
戸建て等(土地+建物)4,250万円2,800万円〜8,900万円—364
土地——約50.5万円74

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内4,400万円2604,500万円69
築11〜20年2,850万円2785,600万円25
築21〜30年3,500万円3254,150万円46
築31〜45年1,700万円2384,000万円53
築46年〜2,000万円333,900万円47

参考: 改装済み中古マンションの中央値は3,100万円(132件)、未改装は2,100万円(299件)。 差は約48%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

京都市下京区で売るなら、いくらくらいか

京都市下京区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「京都府の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

京都市下京区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 京都市下京区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は有隣学区が8,300万円、大内学区が2,800万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
大内学区2,800万円37築26年
植柳学区4,500万円28築28年
醒泉学区4,600万円17築29年
有隣学区8,300万円16築31年
淳風学区3,300万円14築12年
稚松学区6,450万円14築21年
修徳学区6,700万円13—
尚徳学区6,400万円13築41年

中古マンション

地区中央値件数築年数
有隣学区2,300万円108築23年
格致学区3,500万円101築23年
醒泉学区2,900万円97築22年
永松学区1,800万円77築23年
修徳学区3,900万円76築23年
豊園学区2,800万円55築23年
尚徳学区4,800万円53築19年
皆山学区2,800万円52築21年

大内学区(2,800万円・37件・築26年)

市内の地区の真ん中より56%低い水準です。売れているのは築26年前後です。

植柳学区(4,500万円・28件・築28年)

市内の地区の真ん中より30%低い水準です。売れているのは築28年前後です。

醒泉学区(4,600万円・17件・築29年)

市内の地区の真ん中より28%低い水準です。売れているのは築29年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約14,250万円の差
  • 5m未満3,750万円80件
  • 5〜7m4,600万円86件
  • 7〜10m7,500万円29件
  • 10m以上18,000万円44件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約3,450万円の差
  • 4m未満3,400万円117件
  • 4〜6m4,600万円114件
  • 6m以上6,850万円116件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約4,200万円の差
  • 不整形8,700万円27件
  • 長方形5,000万円64件
  • ほぼ長方形4,500万円145件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約6,600万円の差
  • 商業地域8,500万円135件
  • 近隣商業地域4,500万円61件
  • 準工業地域3,500万円83件
  • 第1種住居地域3,300万円69件
  • 工業地域1,900万円15件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約26,200万円の差
  • RC30,000万円24件
  • 鉄骨造8,100万円58件
  • 木造3,800万円254件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約11,100万円の差
  • 府道14,000万円17件
  • 市道6,550万円158件
  • 公道4,000万円53件
  • 私道2,900万円105件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,400万円の差
  • 商業地域2,900万円904件
  • 準工業地域2,900万円143件
  • 近隣商業地域1,500万円28件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

京都市下京区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。京都市下京区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
京都京都市 烏丸線128,441人
四条京都市 烏丸線101,362人
京都JR東海道新幹線75,976人
京都近畿日本鉄道 京都線72,154人
烏丸阪急電鉄 京都線66,086人
京都河原町阪急電鉄 京都線58,113人
大宮阪急電鉄 京都線20,147人
五条京都市 烏丸線17,659人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
梅小路京都西34.6万円3
西大路31.5万円2
丹波口30.8万円3

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 8校・中学校 5校・高等学校 3校
  • 幼稚園・認定こども園10か所
  • 病院・診療所病院 7・診療所 192・歯科 75病床の多い病院は 武田病院(384床)、京都武田病院(240床)、総合病院京都南病院(199床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

京都市下京区の空き家の数

京都市下京区では、住宅のうち15.7%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は4,460戸あります。

住宅の数57,590戸
空き家9,040戸(15.7%)
売りに出ている空き家240戸
使う予定のない空き家4,460戸(住宅の7.7%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て1,820戸
そのうち傷みや壊れがある840戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

京都市下京区で実際に売れた土地は、㎡あたり50.5万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

下京区は中古マンションが主役。成約1,147件は戸建ての364件を大きく上回る

京都市下京区で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリのデータで見ます。いちばん多いのは中古マンションの1,147件です。戸建ては364件で、土地だけの取引は74件といちばん少なくなっています。

マンションの中央値は2,800万円で、面積あたりの単価は中央値67万円/平方メートルです。戸建ての中央値は4,250万円です。下京区で家を売る人の多くはマンションの売り手になるため、この記事はマンションの話から始めます。

売却の手順そのものは 家を売る流れ にまとめてあります。ここでは下京区のデータでしか言えないことに絞って書きます。

マンションの中央値は築31年を境に下がり、築46年以上で半分以下になる

下京区の中古マンションは、築10年以内と築46年以上を比べると中央値が半分以下に下がります。いちばん大きく落ちるのは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところです。築30年までは段差が小さく、築31年を超えたあたりで一段下がる形です。

売る側にとって大事なのは、自分の部屋がこの境目のどちら側にいるかです。築21〜30年の部屋なら、境目まであと何年あるかを先に確かめておくと、売る時期を考える材料になります。すでに築31年を超えているなら、同じ築年帯の成約と比べるのが筋です。

建築士の視点

マンションで築31年以降に段差が来るのは、大規模修繕と設備更新が重なる時期だからと考えられます。給排水管の更新や外壁の修繕が済んでいるかで、同じ築年帯でも評価は分かれます。管理組合の修繕履歴と長期修繕計画を先にそろえてから査定を受けてください。

築46年以上の建物には、1981年6月施行の耐震基準改正より前に建築確認を受けた旧耐震のものが含まれます。旧耐震かどうかは買い手の住宅ローンや地震保険の条件に影響することがあります。建築確認の年月日と耐震診断の有無は、聞かれる前に確かめておくと交渉で不利になりにくくなります。

下京区のマンションは1Kがいちばん多い。3LDKとは査定で見られる点が違う

下京区の中古マンションでいちばん多い間取りは1Kで、次が3LDKです。1Kは自分で住むより、貸して運用する目的で買う人が中心になりやすい間取りです。家賃の実績、管理費と修繕積立金の額、空室か賃貸中かが判断材料になります。

3LDKは家族で住む買い手が中心で、日当たり・階数・周辺の環境が見られます。同じ下京区のマンションでも、売る相手の層が違えば準備する材料も変わります。最初の相談で間取りと今の使い方を伝えると、担当者の出す比較事例が的確になります。

改装済みの中央値は高い。それでも改装費がそのまま乗るとは限らない

下京区の中古マンションは、改装済みの中央値が未改装より高く出ています。ただしこの差には、立地や広さなど改装以外の条件も混ざっています。「改装すれば高く売れる」と読むのは早計です。

費用をかける前に、現況のままの査定額と直したあとの見込みを並べて出してもらってください。差が改装費を下回るなら、手を入れる理由はありません。判断の材料は 売る前にリフォームすべきか にあります。

マンションの成約が多いのは有隣学区・醒泉学区・格致学区・修徳学区・永松学区

下京区で中古マンションの成約が多い学区は、多い順に有隣学区・醒泉学区・格致学区・修徳学区・永松学区です。この5つの学区では比べられる成約が見つけやすく、査定の根拠も立てやすくなります。同じ棟や近くの棟で最近の成約があれば、それがいちばん強い材料です。

部屋の広さが違う成約どうしを比べるときは、面積あたり単価の中央値67万円/平方メートルにそろえてから見ます。管理費・修繕積立金・駐車場の有無といったマンション特有の準備は 中古マンションを売る で整理しています。

戸建ては築46年以上でも中央値があまり下がらない。落ちるのは築21〜30年に入るところ

下京区の戸建ては、マンションと逆の形をしています。築10年以内と築46年以上を比べても、中央値はあまり下がりません。いちばん大きく落ちるのは、築11〜20年から築21〜30年へ移るところです。

つまり下京区の戸建ては、築21〜30年に入ったところで一度下がり、そのあとは築年数が進んでも大きくは動きません。築46年以上の家でも「古いから値段がつかない」とは限らないということです。逆に築11〜20年の家は、境目が近いことを意識しておく必要があります。

建築士の視点

築46年以上でも中央値が下がりにくいのは、建物より敷地の値段が売値を支えているからと考えられます。下京区の戸建て取引は商業地域に集まっており、商業地域では建物が古くても敷地の使い道が広いことが背景にあります。土地だけの取引は74件と少なめですが、単価の中央値51万円/平方メートルは古い家の敷地の値段を考える材料になります。

ただし旧耐震にあたる建物は、買い手の住宅ローンの条件に影響することがあります。古い家を売るときは、そのまま売るか、解体して更地にするかの判断が出てきます。どちらが有利かは、学区と前面道路の条件で変わります。

戸建ての取引は商業地域に集まり、中央値もそこがいちばん高い

用途地域で見ると、下京区の戸建ての中央値がいちばん高いのは商業地域で、いちばん低いのは第一種住居地域です。そして取引がいちばん多いのも商業地域です。下京区の戸建ては、中央値の高い側の用途地域が取引の中心になっています。

自分の家が第一種住居地域なら、商業地域の成約を物差しにすると見込みが高く出すぎます。用途地域は京都市が公開している都市計画情報で調べられます。比べる成約は、同じ用途地域のものにそろえてください。

格致学区と大内学区の差。成約が多い学区と中央値が高い学区は別

戸建ての成約が多い学区は、多い順に大内学区・植柳学区・醒泉学区・有隣学区・稚松学区です。ところが中央値がいちばん高いのは格致学区で、いちばん低いのは成約がいちばん多い大内学区です。件数の多さと値段の高さは一致していません。

区全体の中央値4,250万円は、どちらの学区にも合わない数字になりえます。よくある価格帯(真ん中の半分)が2,800万円から8,900万円まで広がっているのは、学区ごとの差の表れです。自分の家がある学区の成約で比べることが出発点です。

前面道路が4m未満の戸建ては、査定の前に道路の扱いを確かめる

下京区の戸建ては、前面道路の幅が4m未満・4〜6m・6m以上のどれかで中央値に差が出ています。道路の幅は売る側の努力で変えられません。だからこそ、査定の前に正確に把握しておく必要があります。

建築士の視点

建築基準法では、建物の敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。前面道路が4m未満の場合、建て替え時に道路の中心線から2m後退する必要が出ることがあります。買い手は将来の建て替えを考えてこの条件を見ます。

4m未満でも、すでに後退済みか、その道路が建築基準法上どう扱われているかで評価は変わります。法務局の公図と役所の道路台帳で確認し、結果を査定のときに先に伝えてください。

道路と間口が値段にどう影響するかは 間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか に詳しく書いています。

直近1年は戸建ての上げ幅が大きく、マンションは緩やか

下京区の戸建ては、直近1年の中央値が前の1年に比べてはっきり上がっています。中古マンションもやや上がりましたが、上げ幅は戸建てのほうが大きくなっています。成約の多いマンションより、件数の少ない戸建てのほうが勢いよく動いた1年でした。

査定で気をつけたいのは、比べる成約の時期です。前の年の成約を物差しにすると、とくに戸建てでは今の水準より低い見積もりになりかねません。査定書を受け取ったら、どの時期の成約と比べたかを必ず聞いてください。

下京区で売るときに最初にやること

マンションなら、築年帯・学区・間取り・今の使い方(空室か賃貸中か)を書き出します。戸建てなら、築年帯・学区・用途地域・前面道路の幅です。その条件に近い成約を物差しにして、複数の会社に無料査定を頼み、根拠を比べます。

査定額の根拠が「下京区全体の中央値」止まりなら、学区別の成約で出し直してもらってください。かかるお金は 売却でかかる費用の一覧 にあります。賃貸中の1Kや前面道路の狭い戸建ては、仲介と買取の両方の価格を見てから選ぶと判断を誤りにくくなります。

京都市下京区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 京都市下京区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

2,800万円 〜 8,900万円

成約364件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は4,250万円です。

中古マンション

1,700万円 〜 4,600万円

成約1,147件。中央値は2,800万円です。 1平方メートルあたりでは666,667円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

360,000円 〜 860,000円

成約74件。中央値は505,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は京都市下京区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

京都市下京区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 京都市下京区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約364件・中央値4,250万円 (2,800万円〜8,900万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約1,147件・中央値2,800万円/1平方メートルあたり666,667円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約74件・1平方メートルあたり中央値505,000円 (360,000〜860,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

京都市下京区について、さらに詳しく書いた記事

このページは京都市下京区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

京都市下京区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
京都市南区約1km3,000万円-1,250万円
京都市東山区約2km3,300万円-950万円
京都市中京区約3km3,900万円-350万円
京都市右京区約4km2,800万円-1,450万円
京都市上京区約5km3,500万円-750万円
京都市山科区約6km1,700万円-2,550万円
京都市西京区約6km3,300万円-950万円
京都市伏見区約6km2,200万円-2,050万円
京都市北区約6km3,200万円-1,050万円
京都市左京区約7km3,500万円-750万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

京都市下京区の1Kのマンションは、空室にしてから売ったほうがいいですか?

一概には言えません。下京区でいちばん多い間取りは1Kで、貸して運用する目的の買い手が中心になりやすい間取りです。その場合は賃貸中のまま、家賃の実績と管理費・修繕積立金を示したほうが話が早いことがあります。自分で住む買い手を狙うなら空室が有利です。どちらの買い手が多いかは、査定のときに担当者に聞いてください。

下京区の築46年以上の戸建ては、建物が古いので値段がつかないのでは?

下京区のデータでは、戸建ての中央値は築46年以上でも築10年以内に比べてあまり下がっていません。建物より敷地の条件が値段を支えていると考えられます。ただし学区と前面道路の幅で水準は大きく変わります。格致学区と大内学区では中央値に大きな差があるので、自分の学区の成約で確かめてください。

下京区のマンションは、築31年を超える前に売るべきですか?

下京区の中古マンションは、築21〜30年から築31〜45年に移るところで中央値の段差がいちばん大きく出ています。境目が近いなら、今の価格を先に確かめておく価値はあります。ただし大規模修繕や給排水管の更新が済んでいれば、同じ築年帯でも評価は分かれます。管理組合の修繕履歴をそろえて査定を受けてから決めてください。

京都市下京区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に有隣学区(8,300万円・16件)、修徳学区(6,700万円・13件)、稚松学区(6,450万円・14件)です。低いほうは大内学区(2,800万円・37件)、淳風学区(3,300万円・14件)、植柳学区(4,500万円・28件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

京都市下京区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは淳風学区で築12年、古いほうは尚徳学区で築41年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

京都市下京区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは大内学区(37件・中央値2,800万円)、植柳学区(28件・中央値4,500万円)、醒泉学区(17件・中央値4,600万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(京都市下京区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-23
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義・第43条=接道義務・1981年6月施行の耐震基準改正)・確認日 2026-08-23

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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