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京都の家売却

京都市西京区の不動産売却|戸建て中央値3,300万円・築年と道路幅で差

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

京都市西京区は戸建て918件に対して中古マンション184件と、戸建ての成約が大半を占める区です(国交省データ)。戸建ての中央値は3,300万円、マンションは2,200万円です。直近1年は戸建てが上がり、マンションは下がりました。どちらも築31〜45年から築46年以上に入るところで値段がいちばん落ちるので、自分の物件がその手前か先かを最初に確かめてください。

京都市西京区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

西京区で売れる家の多くは戸建てです。買うのは、家族で住む家を探す人が中心だと私たちは見ています。

京都市西京区で売れた不動産の件数(約3年)
戸建て918件
中古マンション184件
土地だけ162件

成約のうち戸建てが73%を占め、中古マンションは15%です。売れた戸建ては築10年以内が29%、築31年以上が44%で、新しい家にも古い家にも買い手がついています。中古マンションも、間取りの記録があるもののうち91%が家族向けの広さです。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は3,300万円です。値段は築年でも地区でも大きく分かれます。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

戸建ての真ん中の値段は、築10年以内で4,300万円、築31〜45年で2,550万円です。築46年以上では1,300万円になり、築年帯の間ではここの下がり幅がいちばん大きくなります。地区でも差があり、高いのは桂坤町(4,700万円)、安いのは大枝西新林町(1,650万円)です。築年による差と地区による差は、ほぼ同じくらいの大きさです。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

地価はほとんどの地点で上がっています。ただ、この先も上がり続けるとは言い切れないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった30か所
  • 変わらない0か所
  • 下がった1か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年2.8万人
2035年2.7万人
2045年2.5万人

住宅地の地価は、31地点のうち30地点で去年より上がりました。戸建ての真ん中の値段は前の年より+13.3%ですが、1年だけの動きは振れやすく、これだけで上がるとは言えません。国の推計では、2045年までに家を買う年代の人数は−10%です。買う年代が減るので、いまの上がり方が続くかは分からないと私たちは考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

京都府京都市西京区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション-5%・戸建て+13.3%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション2,200万円1,300万円〜3,200万円約27.1万円184
戸建て等(土地+建物)3,300万円1,800万円〜4,400万円—918
土地——約24.0万円162

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内——4,300万円254
築11〜20年4,500万円333,500万円63
築21〜30年2,500万円522,800万円169
築31〜45年1,500万円652,550万円196
築46年〜940万円221,300万円186

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,100万円(30件)、未改装は2,600万円(28件)。 改装済みのほうが高いとは限りません。改装して売られる物件は築年数が経っていることが多いためで、リフォーム費用がそのまま価格に乗るわけではない実態が読み取れます。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

京都市西京区で売るなら、いくらくらいか

京都市西京区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「京都府の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

京都市西京区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 京都市西京区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は川島権田町が4,600万円、大枝南福西町が3,100万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
御陵大枝山町4,400万円32築29年
御陵峰ケ堂町3,800万円29築25年
大枝北沓掛町3,300万円26築35年
川島権田町4,600万円25築31年
桂稲荷山町3,300万円19築12年
大枝南福西町3,100万円18築44年
松尾上ノ山町4,300万円18—
桂乾町3,800万円17築19年

中古マンション

地区中央値件数築年数
大枝北沓掛町1,700万円23築33年
大原野西境谷町980万円23築44年
桂御所町4,700万円13築11年
上桂前田町880万円13築51年
大枝沓掛町1,000万円11築29年
松尾大利町2,700万円9築29年
山田平尾町2,000万円8築32年

御陵大枝山町(4,400万円・32件・築29年)

市内の地区の真ん中より16%高い水準です。売れているのは築29年前後です。

御陵峰ケ堂町(3,800万円・29件・築25年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築25年前後です。

大枝北沓掛町(3,300万円・26件・築35年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築35年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約2,700万円の差
  • 5m未満1,300万円80件
  • 5〜7m2,400万円81件
  • 7〜10m3,600万円104件
  • 10m以上4,000万円130件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,100万円の差
  • 4m未満2,400万円55件
  • 4〜6m3,000万円314件
  • 6m以上3,500万円481件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,050万円の差
  • ほぼ整形3,750万円44件
  • ほぼ長方形3,300万円142件
  • 不整形3,200万円55件
  • 台形3,200万円11件
  • 長方形2,700万円140件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約3,450万円の差
  • 第2種住居地域4,900万円14件
  • 第1種低層住居専用地域3,600万円559件
  • 第1種住居地域3,300万円35件
  • 第1種中高層住居専用地域2,550万円202件
  • 第2種中高層住居専用地域2,300万円71件
  • 市街化調整区域1,450万円22件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約2,850万円の差
  • 軽量鉄骨造5,150万円26件
  • 木造3,200万円773件
  • 鉄骨造2,850万円30件
  • RC2,300万円42件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約950万円の差
  • 府道3,650万円20件
  • 公道3,500万円247件
  • 市道3,400万円226件
  • 私道2,700万円298件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,400万円の差
  • 第2種住居地域3,100万円22件
  • 第1種住居地域2,700万円13件
  • 近隣商業地域2,200万円27件
  • 第2種中高層住居専用地域2,000万円28件
  • 第1種中高層住居専用地域1,700万円65件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

京都市西京区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。京都市西京区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
桂阪急電鉄 京都線35,998人
嵐山阪急電鉄 嵐山線6,765人
上桂阪急電鉄 嵐山線6,648人
松尾大社阪急電鉄 嵐山線4,105人
保津峡JR山陰線344人
トロッコ保津峡嵯峨野観光鉄道 嵯峨野観光線3人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
阪急桂29.1万円3
上桂26.1万円3
桂26万円12
阪急上桂21.8万円2
桂川21.8万円1
阪急嵐山19.2万円2
松尾大社19万円1
洛西口15.1万円2

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 17校・中学校 8校・高等学校 4校
  • 幼稚園・認定こども園21か所
  • 病院・診療所病院 7・診療所 117・歯科 67病床の多い病院は 社会福祉法人京都社会事業財団 京都桂病院(557床)、洛西シミズ病院(215床)、医療法人弘正会西京都病院(199床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

京都市西京区の空き家の数

京都市西京区では、住宅のうち11.7%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は3,690戸あります。

住宅の数73,380戸
空き家8,610戸(11.7%)
売りに出ている空き家370戸
使う予定のない空き家3,690戸(住宅の5.0%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て1,800戸
そのうち傷みや壊れがある800戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

京都市西京区で実際に売れた土地は、㎡あたり24万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

① 西京区の成約は戸建てが大半。マンション184件は事例が少ない

京都市西京区で成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリのデータで見ます。いちばん多いのは戸建て(土地と建物のセット取引)で、918件でした。3つの種類の中で、戸建てだけが抜けて多くなっています。

戸建ての中央値は3,300万円です。成約の真ん中の半分(よくある価格帯)は1,800万円〜4,400万円に入ります。

中古マンションは184件で、中央値は2,200万円です。面積あたりの単価は中央値27万円/平方メートルでした。

土地だけの取引は162件で、3つの中でいちばん少ない種類です。単価の中央値は24万円/平方メートルでした。

西京区は、戸建て中心の市場です。戸建てを売る人は比べる事例に困りませんが、マンションは件数が少ないぶん、1件ごとの条件が値段に出やすくなります。この記事は戸建てとマンションを分けて書き、マンションは事例の少なさをどう補うかまで書きました。

② 戸建てもマンションも、値段の段差は築46年以上に入るところで来る

西京区のデータで目立つのは、戸建てとマンションの「いちばん落ちる線」が同じ場所にあることです。どちらも、築31〜45年から築46年以上に入るところで中央値の下げ幅が最大になります。築20年や築30年の手前で急に落ちる形にはなっていません。

戸建ては築46年以上で中央値が半分以下

戸建ては、築10年以内に比べて築46年以上の中央値が半分以下です。木造住宅の法定耐用年数は22年なので、築46年を超えた建物の評価はほぼ残りません。そこから先の値段は、土地の条件でほとんど決まります。

裏返せば、土地に値段がつく限り、築年が進んでもゼロにはなりません。築46年以上の家を売るときは、建物の傷みより、土地の広さ・形・道路の条件を先に整理してください。耐震診断や補強の記録があれば、それも査定のときに出す材料になります。

マンションは築46年以上で3分の1以下。落ち方は戸建てより急

マンションは、築11〜20年に比べて築46年以上の中央値が3分の1以下です。段差の場所は戸建てと同じですが、落ち幅は戸建てより大きくなっています。マンションには土地の値段が下支えとして働きにくいためです。

いま築30年代後半の部屋を持っている人は、この線を意識してください。線を越えると、比べられる成約の水準が一段下がります。今の査定額と、持ち続ける間の管理費・修繕積立金を並べて、売る時期を決めるのが筋です。

③ 直近1年は戸建てが上がり、マンションが下がった

西京区では、直近1年の中央値が戸建てとマンションで逆向きに動きました。戸建ては前の1年に比べてはっきり上がり、マンションははっきり下がっています。同じ区の中で、種類によって向きが違う形です。

戸建てを売る人にとっては、追い風のある時期です。ただし区の向きは値付けの根拠にはなりません。根拠になるのは、同じ町名・同じ用途地域の直近成約です。

マンションを売る人は、1年前の成約を根拠にした査定額に注意してください。下がった後の直近成約で比べないと、売り出し価格が高すぎて、長く売れ残ることがあります。査定を受けるときは「いつの成約を根拠にしたか」を担当者に聞いてください。

④ 戸建ては第1種低層住居専用地域が最多で、中央値もいちばん高い

用途地域で分けると、西京区の戸建ての取引がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域です。そして中央値がいちばん高いのも、同じ第1種低層住居専用地域でした。事例が多い地域と水準の高い地域が一致しているのが、西京区の特徴です。

中央値がいちばん低いのは第2種中高層住居専用地域です。第1種低層住居専用地域は建物の高さに厳しい制限があり、低い家が並ぶ住宅地が保たれます。買い手がその環境に値段をつけている、と読めます。

自分の家の用途地域は、購入時の重要事項説明書か、京都市の都市計画の窓口で確かめられます。戸建ての売り方の全体は、戸建てを売るで整理しています。

成約が多いのは御陵大枝山町・御陵峰ケ堂町・川島権田町。高いのは桂坤町

戸建ての成約が多い地区は、多い順に御陵大枝山町・御陵峰ケ堂町・川島権田町・大枝北沓掛町・桂稲荷山町です。この5地区の家なら、直近の成約と、いま売りに出ている家の両方を見つけやすくなります。売り出す前に、近くでいくらの家が出ているかを見ておいてください。

中央値がいちばん高い地区は桂坤町、いちばん低い地区は大枝西新林町でした。同じ西京区の戸建てでも、地区の差は大きく出ています。区の中央値3,300万円は、自分の町名の成約を見るまでの仮置きにとどめてください。

前面道路が4m未満・4〜6m・6m以上で、中央値が分かれる

西京区の戸建ては、前面道路の幅で中央値に差が出ています。区分は4m未満・4〜6m・6m以上の3つです。築年より先に、この条件を書類で確かめてください。

建築士の視点:建築基準法では、原則として幅4m以上の道路に2m以上接していない敷地には建物を建てられません。4m未満の道路に面した家は、建て替えのときに道路の中心線から2m下がる「セットバック」が要ることがあります。買い手は、その分だけ敷地が減ることを見込んで値段を見ています。

セットバック済みかどうかは、購入時の書類か法務局の公図・地積測量図で分かります。後から分かると値引きの材料になるので、先に伝えるほうが有利です。逆に6m以上の道路に面した家は、築46年を越えていてもそれ自体が売りになります。

⑤ マンションは3LDKと4LDKが中心。改装しても値段に乗らない

西京区のマンションでいちばん多い間取りは3LDKで、次が4LDKです。家族向けの広い部屋の成約が中心で、区の中央値2,200万円もその層に引っぱられています。1LDKや2LDKを売る人は、単価27万円/平方メートルで比べるほうが近づきます。

改装済みのマンションの中央値は、未改装より高くなっていません。改装費を価格に上乗せして回収するのは難しい市場です。売る前に直すかどうかは、売る前にリフォームするかの順番で、現況の査定額を聞いてから決めてください。

成約が多いのは大枝北沓掛町・大原野西境谷町・桂御所町・上桂前田町・大枝沓掛町

マンションの成約が多い地区は、多い順に大枝北沓掛町・大原野西境谷町・桂御所町・上桂前田町・大枝沓掛町です。大枝北沓掛町は、戸建ての成約が多い地区にも入っています。同じ町名に両方の事例があるので、自分の物件と同じ種類の成約だけを見てください。

184件という件数は、区全体で見ても多くありません。同じ棟の過去の成約が見つかれば、それが最も強い根拠になります。見つからない場合は、近くの棟で築年と面積をそろえ、階と向きの差を担当者に説明してもらってください。

マンションの査定で聞かれる管理費・修繕積立金・修繕の予定は、中古マンションを売るにまとめています。西京区の部屋を売るときも、そろえる書類は同じです。

⑥ 西京区の売却で、査定の前に出すものと進める順番

西京区のデータから、査定の前にそろえるものは決まります。戸建てなら、築年(築46年以上の線のどちら側か)・用途地域・前面道路の幅・町名の4つです。マンションなら、築年・間取り・同じ棟か近くの棟の直近成約の3つです。

これを先に出すと、担当者は根拠のある数字を返しやすくなります。査定額の大小だけで会社を選ばず、「どの成約を根拠にしたか」を説明できるかで比べてください。直近1年で戸建てとマンションの向きが逆なので、根拠の時期も確かめる価値があります。

媒介契約から引き渡しまでの手順は、不動産売却の流れで整理しています。仲介手数料や登記にかかる費用は、売却にかかる費用の一覧にまとめました。

西京区に固有なのは3点です。築年の線が戸建てとマンションで同じこと、直近1年の向きが逆なこと、地区・用途地域・道路幅で出る差です。

京都市西京区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 京都市西京区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

1,800万円 〜 4,400万円

成約918件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,300万円です。

中古マンション

1,300万円 〜 3,200万円

成約184件。中央値は2,200万円です。 1平方メートルあたりでは270,588円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

170,000円 〜 300,000円

成約162件。中央値は240,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は京都市西京区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

京都市西京区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 京都市西京区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約918件・中央値3,300万円 (1,800万円〜4,400万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約184件・中央値2,200万円/1平方メートルあたり270,588円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約162件・1平方メートルあたり中央値240,000円 (170,000〜300,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

京都市西京区について、さらに詳しく書いた記事

このページは京都市西京区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

京都市西京区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
京都市右京区約3km2,800万円-500万円
京都市南区約5km3,000万円-300万円
京都市下京区約6km4,250万円+950万円
京都市中京区約6km3,900万円+600万円
京都市上京区約8km3,500万円+200万円
京都市東山区約8km3,300万円同水準
京都市伏見区約8km2,200万円-1,100万円
京都市北区約8km3,200万円-100万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

大枝北沓掛町は戸建てもマンションも成約が多いと聞きました。どちらの事例で比べればいいですか?

売る物件と同じ種類の事例で比べてください。大枝北沓掛町は西京区で、戸建ての成約が多い地区とマンションの成約が多い地区の両方に入っています。ただし戸建ては土地の値段が中心で、マンションは棟と階で決まります。同じ町名でも、戸建ての成約をマンションの根拠にはできません。自分の物件と同じ種類の直近成約を、担当者に出してもらってください。

築40年の戸建てです。西京区では、このあとどのくらい下がりますか?

西京区の戸建ては、築31〜45年から築46年以上に入るところで中央値の下げ幅がいちばん大きくなります。築46年以上になると、築10年以内の半分以下です。築40年は、その線の手前にあります。今の査定額と、線を越えた後の築古の成約水準を並べて比べれば、急ぐかどうかを決められます。

西京区のマンションは、改装してから売ったほうが高く売れますか?

西京区のデータでは、改装済みのマンションの中央値は未改装より高くなっていません。改装費を価格に上乗せして回収できる市場ではない、と読むのが安全です。先に現況のままの査定額を聞き、直した場合にいくら変わるかを担当者に確かめてください。差額が費用を下回るなら、直さずに売るほうが手元に残ります。

京都市西京区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に川島権田町(4,600万円・25件)、御陵大枝山町(4,400万円・32件)、松尾上ノ山町(4,300万円・18件)です。低いほうは大枝南福西町(3,100万円・18件)、桂稲荷山町(3,300万円・19件)、大枝北沓掛町(3,300万円・26件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

京都市西京区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは松尾上ノ山町で築0年、古いほうは大枝南福西町で築44年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

京都市西京区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは御陵大枝山町(32件・中央値4,400万円)、御陵峰ケ堂町(29件・中央値3,800万円)、大枝北沓掛町(26件・中央値3,300万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(京都市西京区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-23
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義・第43条=接道義務・第48条=用途地域ごとの建築制限)・確認日 2026-08-23
  3. e-Gov法令検索「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」(木造住宅の法定耐用年数22年)・確認日 2026-08-23

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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