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京都の家売却

京都市伏見区の不動産売却|戸建て1,860件・マンション1,096件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

京都府京都市伏見区の成約は戸建て1,860件、中古マンション1,096件で、戸建てが主役の市場です(国交省データ)。戸建ての中央値は2,200万円、マンションは1,800万円です。どちらも築46年以上では中央値が築10年以内の3分の1以下まで下がります。直近1年はマンションがはっきり上がり、戸建てはやや上がりました。

京都市伏見区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

売れた家の58%は戸建てです。新しい家を探す人と、手ごろな古い家を探す人の両方が買い手だと私たちは見ています。

京都市伏見区で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内28%
  • 築11〜30年25%
  • 築31年以上47%

売れた戸建てのうち、築10年以内は28%、築31年以上は47%でした。新しい戸建ても古い戸建ても、どちらもまとまった数が売れています。築46年以上の戸建ては真ん中の値段が750万円で、値段の手ごろさを重く見る人に選ばれていると私たちは考えています。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は2,200万円です。築10年以内は3,300万円、築46年以上は750万円と、築年数で大きく変わります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築11〜20年の2,850万円から築21〜30年の1,700万円へ、値段がはっきり下がります。売れた戸建ての47%が築31年以上なので、全体の真ん中の値段もその分低めに出ていると私たちは見ています。地区による差もあり、久我御旅町(2,950万円)が高く、向島津田町(1,100万円)が安くなっています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

住宅地の地価は47地点のうち45地点で上がり、下がった地点は0地点でした。当面、値段が大きく崩れる様子は見えないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった45か所
  • 変わらない2か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年5.9万人
2035年5.4万人
2045年4.6万人

戸建ての真ん中の値段も、前の年より上がりました(+9.5%)。ただ、1年だけの動きは振れやすく、これだけで上がり続けるとは言えません。長い目で見ると、家を買う年代の人は2045年までに減る見込みです(−21%)。買う年代が減る分、今より買い手が少なくなる可能性があると私たちは考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

京都府京都市伏見区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+17.6%・戸建て+9.5%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
01,5003,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,800万円1,200万円〜3,100万円約28.3万円1,096
戸建て等(土地+建物)2,200万円1,000万円〜3,400万円—1,860
土地——約15.0万円235

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,800万円1253,300万円483
築11〜20年2,900万円1592,850万円156
築21〜30年2,300万円2801,700万円274
築31〜45年1,350万円3701,400万円367
築46年〜950万円151750万円445

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,000万円(146件)、未改装は2,000万円(196件)。 改装済みのほうが高いとは限りません。改装して売られる物件は築年数が経っていることが多いためで、リフォーム費用がそのまま価格に乗るわけではない実態が読み取れます。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

京都市伏見区で売るなら、いくらくらいか

京都市伏見区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「京都府の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

京都市伏見区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 京都市伏見区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は淀下津町が2,900万円、向島津田町が1,100万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
住吉学区2,300万円63築32年
板橋学区2,600万円59築32年
羽束師鴨川町2,350万円54築29年
南浜学区2,650万円50築35年
淀下津町2,900万円49築1年
向島津田町1,100万円40築43年
羽束師菱川町1,500万円39築23年
向島二ノ丸町2,000万円37築5年

中古マンション

地区中央値件数築年数
南浜学区2,800万円143築27年
向島二ノ丸町1,150万円92築44年
板橋学区3,200万円69築25年
深草西浦町1,650万円56築44年
住吉学区2,300万円51築27年
淀木津町1,200万円50築17年
中島河原田町1,500万円37築31年
桃山町松平筑前3,500万円31築29年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
板橋学区88万円/㎡13
南浜学区56万円/㎡10
住吉学区103万円/㎡8

住吉学区(2,300万円・63件・築32年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築32年前後です。

板橋学区(2,600万円・59件・築32年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築32年前後です。

羽束師鴨川町(2,350万円・54件・築29年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築29年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約3,100万円の差
  • 5m未満800万円211件
  • 5〜7m1,700万円191件
  • 7〜10m3,200万円150件
  • 10m以上3,900万円173件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約700万円の差
  • 4m未満1,700万円207件
  • 4〜6m1,700万円583件
  • 6m以上2,400万円887件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,650万円の差
  • 不整形3,400万円67件
  • ほぼ台形2,600万円26件
  • ほぼ整形2,550万円24件
  • 長方形2,100万円205件
  • ほぼ長方形1,750万円394件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約900万円の差
  • 近隣商業地域2,800万円70件
  • 第1種低層住居専用地域2,600万円269件
  • 第1種住居地域2,200万円547件
  • 第2種住居地域2,150万円42件
  • 第1種中高層住居専用地域1,900万円629件
  • 準工業地域1,900万円204件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約2,200万円の差
  • 鉄骨造4,000万円96件
  • 軽量鉄骨造3,300万円61件
  • 木造2,100万円1594件
  • RC1,800万円53件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約2,100万円の差
  • 府道3,600万円34件
  • 市道2,600万円466件
  • 公道2,500万円566件
  • 私道1,500万円486件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,700万円の差
  • 商業地域3,200万円76件
  • 近隣商業地域2,900万円115件
  • 準工業地域1,900万円255件
  • 第1種中高層住居専用地域1,750万円136件
  • 第2種住居地域1,700万円111件
  • 第1種住居地域1,500万円247件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

京都市伏見区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。京都市伏見区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
近鉄丹波橋近畿日本鉄道 京都線39,779人
丹波橋京阪電気鉄道 京阪本線39,065人
竹田京都市 烏丸線29,610人
稲荷JR奈良線18,228人
桃山御陵前近畿日本鉄道 京都線14,606人
淀京阪電気鉄道 京阪本線13,802人
向島近畿日本鉄道 京都線13,490人
伏見稲荷京阪電気鉄道 京阪本線12,708人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
近鉄丹波橋30.3万円3
伏見25.6万円1
桃山24.7万円2
丹波橋23.1万円2
京阪藤森22.1万円1
龍谷大前深草20.4万円3
京阪龍谷大前深草18.6万円1
伏見桃山17.5万円1

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 33校・中学校 16校・義務教育学校 1校・高等学校 10校
  • 幼稚園・認定こども園32か所
  • 病院・診療所病院 16・診療所 235・歯科 119病床の多い病院は 京都医療センター(600床)、武田総合病院(500床)、医療法人桜花会醍醐病院(301床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

京都市伏見区の空き家の数

京都市伏見区では、住宅のうち12.7%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は5,650戸あります。

住宅の数152,710戸
空き家19,470戸(12.7%)
売りに出ている空き家550戸
使う予定のない空き家5,650戸(住宅の3.7%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て3,450戸
そのうち傷みや壊れがある1,210戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

京都市伏見区で実際に売れた土地は、㎡あたり15万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

戸建て1,860件、マンション1,096件。伏見区は建物つきの取引が土地を大きく引き離す

国土交通省の不動産情報ライブラリには、京都市伏見区で成約した取引が種別ごとに載っています。最多は戸建ての1,860件、次が中古マンションの1,096件です。最少は土地だけの取引で、235件にとどまります。

中央値は戸建てが2,200万円、中古マンションが1,800万円です。戸建てを安い順に並べて真ん中の半分を取ると、1,000万円から3,400万円に収まります。

戸建ての多い区は、比べられる成約を探しやすい反面、条件の違う家が同じ「戸建て」にまとめられています。この記事では、伏見区のデータで目立つ差をひとつずつ分けていきます。

売却の手順は 家を売る流れ に、かかるお金は 売却でかかる費用の一覧 にまとめてあります。この記事では繰り返しません。

築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下。マンションは築31年から先に落ちる

伏見区では戸建ても中古マンションも、築46年以上の中央値が築10年以内の3分の1以下です。下がり幅は大きいのですが、いちばん落ちる築年帯が種別で違います。

戸建てがいちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。築45年までは段差が小さく、そこを越えたところで一段下がります。

中古マンションは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところで最も落ちます。戸建てより一つ前の築年帯で段差が来るので、築30年前後の部屋は境目にいると考えてください。

建築士の視点

築31〜45年のマンションで段差が出やすいのは、大規模修繕と設備の更新が重なる時期だからです。給排水管の更新や外壁の修繕が済んでいれば、同じ築年帯でも見え方は変わります。管理組合の修繕履歴と長期修繕計画を、査定の前に取り寄せておいてください。

戸建てで築46年以上が一段下がる背景には、建築基準法の耐震基準の改正があります。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は、旧耐震と呼ばれます。買い手の住宅ローンや地震保険の条件に影響することがあります。

建築確認の年月日と耐震診断の有無は、売る側が先に確かめておく項目です。結果が思わしくなくても、先に出したほうが値引きの口実にされにくくなります。

直近1年はマンションがはっきり上がり、戸建てはやや上がった

伏見区の中古マンションは、直近1年の中央値が前の1年よりはっきり上がっています。戸建てもやや上がりましたが、上げ幅はマンションのほうが大きく出ました。

ここで影響してくるのが、査定の根拠にした成約がいつのものかです。マンションで前の年の成約を物差しにすると、今の水準より低い額が出やすくなります。査定書には、比較に使った成約の時期を書いてもらってください。

伏見区のマンションは3LDKと2LDKが中心。住む買い手に向けて売る

いちばん多い間取りは3LDK、次が2LDK

伏見区の中古マンションでいちばん多い間取りは3LDKで、次が2LDKです。どちらも自分で住む買い手が中心の間取りで、貸して運用する目的の買い手とは見るところが違います。

住む買い手は、日当たり・階数・収納・駐車場の空きを見ます。子どもがいる家庭なら、部屋数と周囲の静けさも判断材料です。内見で目に入る箇所を先に片づけておくと、印象が変わります。

面積あたりの単価は中央値28万円/平方メートルです。広さの違う部屋どうしを比べるときは、この単価に直してから並べます。

改装済みの中央値が高いのは、改装だけが理由ではない

伏見区では、改装済みのマンションの中央値が未改装を上回っています。それでも改装費をそのまま上乗せできるとは限りません。改装された部屋には、築年や階数など別の条件が重なっていることがあるからです。

手を入れる前に、現況の査定額と改装後の見込み額を担当者に出してもらいます。その差が工事費より小さいなら、やる理由はありません。判断の材料は 売る前にリフォームすべきか にまとめてあります。

南浜学区と向島二ノ丸町にマンションの成約が集まる

マンションの成約が多い地区は、多い順に南浜学区・向島二ノ丸町・板橋学区・深草西浦町・住吉学区です。このうち南浜学区・板橋学区・住吉学区は戸建ての成約も多く、両方が混じる地区です。向島二ノ丸町と深草西浦町は、マンションの側で上位に入ります。

同じ棟や隣の棟で最近の成約があれば、それが最も強い根拠です。地区の名前だけで比べると、棟ごとの管理状態の差を見落とします。管理費・修繕積立金・修繕履歴の準備は 中古マンションを売る にあります。

戸建ては淀下津町が高く、向島津田町が低い。成約が集まるのは住吉学区と羽束師鴨川町

成約が多い地区と、中央値が高い地区

戸建ての成約が多い地区は、多い順に住吉学区・羽束師鴨川町・板橋学区・南浜学区・淀下津町です。中央値がいちばん高いのは淀下津町で、成約数でも5番目に入っています。いちばん低いのは向島津田町で、こちらは成約の多い5地区には入っていません。

つまり伏見区の戸建ては、区全体の中央値2,200万円では自分の家に合いません。淀下津町の家と向島津田町の家を同じ物差しで測ると、どちらかが大きく外れます。査定では、自分の家がある地区の成約を根拠に使ってもらってください。

取引の中心は第1種中高層住居専用地域。中央値がいちばん高いのは近隣商業地域

用途地域で見ると、戸建ての取引がいちばん多いのは第1種中高層住居専用地域です。ところが中央値はこの用途地域がいちばん低く、いちばん高いのは近隣商業地域です。伏見区の戸建ては、数が多い用途地域と値段が高い用途地域が分かれています。

都市計画法では、第1種中高層住居専用地域は中高層の住宅の住環境を守るために定める地域です。近隣商業地域は、近くに住む人向けの店舗などの利便を図るために定める地域です。この性格の違いが、土地の値段の差として出ています。

用途地域は、役所が公開している都市計画図で確かめられます。自分の家が第1種中高層住居専用地域なら、比べる成約も同じ用途地域にそろえます。近隣商業地域の成約を物差しにすると、見込みが高く出すぎます。

道路の幅は6m以上・4〜6m・4m未満の3段で中央値が変わる

伏見区の戸建ては、前面道路の幅が6m以上・4〜6m・4m未満のどれかで中央値に差が出ています。道路幅は建物と違って直せない条件なので、査定の前に正確に知っておく必要があります。

建築士の視点

建築基準法では、建物の敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。4m未満の道路に面した家は、建て替えのときに道路の中心線から2m後退する必要が出ることがあります。後退した分は敷地として使えず、買い手は将来の建て替えを考えてこの点を見ます。

4m未満でも、すでに後退済みか、その道路が建築基準法上どう扱われているかで評価は変わります。法務局の公図と役所の道路台帳で確かめ、結果を査定のときに先に出してください。

道路幅と間口が値段にどう影響するかは、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか で詳しく書いています。

築古の戸建ては敷地の値段が土台。板橋学区と南浜学区で単価が違う

築46年以上の戸建ては建物の評価が薄く、敷地の値段が売値の土台になります。土地だけの取引は235件と少なめです。それでも単価の中央値15万円/平方メートルは、古い家の敷地を考える材料になります。

地区で見ると、土地の単価が高いのは板橋学区で、低いのは南浜学区です。南浜学区は戸建てもマンションも成約が多い地区ですが、土地の単価では下に位置します。成約が多いことと単価が高いことは別だと、伏見区のデータが示しています。

古い家には、現況のまま売る、解体して土地として売る、買取業者に渡すという道があります。どれを選ぶかは地区の土地単価と道路の条件で変わります。仲介と買取の両方から価格を取ってから決めてください。

伏見区で売るなら、戸建てとマンションで先にそろえるものが違う

戸建てなら、地区・用途地域・前面道路の幅・築年帯の4つを書き出します。公図と地積測量図、建築確認済証があれば、査定の根拠がすぐ立ちます。前面道路が4m未満なら、後退済みかどうかも調べておきます。

マンションなら、間取り・階数・管理費と修繕積立金の額・大規模修繕の履歴をそろえます。直近1年で中央値が上がった種別なので、比較に使う成約の時期は必ず聞いてください。

どちらも、複数の会社に無料査定を頼み、根拠を並べて比べるのが出発点です。「伏見区全体の中央値」を根拠にした査定書なら、地区別の成約で出し直してもらってください。

京都市伏見区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 京都市伏見区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

1,000万円 〜 3,400万円

成約1,860件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,200万円です。

中古マンション

1,200万円 〜 3,100万円

成約1,096件。中央値は1,800万円です。 1平方メートルあたりでは283,333円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

110,000円 〜 220,000円

成約235件。中央値は150,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は京都市伏見区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

京都市伏見区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 京都市伏見区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約1,860件・中央値2,200万円 (1,000万円〜3,400万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約1,096件・中央値1,800万円/1平方メートルあたり283,333円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約235件・1平方メートルあたり中央値150,000円 (110,000〜220,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

京都市伏見区について、さらに詳しく書いた記事

このページは京都市伏見区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

京都市伏見区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
京都市南区約5km3,000万円+800万円
京都市下京区約6km4,250万円+2,050万円
京都市山科区約6km1,700万円-500万円
京都市東山区約7km3,300万円+1,100万円
京都市西京区約8km3,300万円+1,100万円
京都市中京区約8km3,900万円+1,700万円
京都市右京区約9km2,800万円+600万円
京都市上京区約10km3,500万円+1,300万円
伊賀市約40km580万円-1,620万円
名張市約47km440万円-1,760万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

京都市伏見区の3LDKのマンションを売るとき、買い手は何を見ますか?

伏見区の中古マンションでいちばん多い間取りは3LDKで、次が2LDKです。どちらも自分で住む買い手が中心なので、日当たり・階数・収納・駐車場の空きが見られます。管理費と修繕積立金の額、大規模修繕の履歴も聞かれます。同じ棟や近くの棟で最近の成約があれば、それが査定のいちばん強い根拠になります。

伏見区の戸建ては、区全体の中央値2,200万円で見当をつけていいですか?

区全体の中央値は、地区の差を平らにした数字です。伏見区は淀下津町の中央値が高く、向島津田町が低く、その開きは大きいです。用途地域でも近隣商業地域と第1種中高層住居専用地域で水準が分かれます。自分の家がある地区で、用途地域と前面道路の幅が近い成約を根拠にしてください。

築40年を超えた伏見区の戸建ては、急いで売ったほうがいいですか?

伏見区の戸建ては、築31〜45年から築46年以上へ移るところで中央値の落ち幅がいちばん大きく出ています。築40年を超えていれば、その境目に近い築年帯です。ただし1981年6月以降の建築確認か、耐震診断の結果があるかで評価は変わります。建築確認の年月日を確かめて査定を受け、今の価格を見てから決めてください。

京都市伏見区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に淀下津町(2,900万円・49件)、南浜学区(2,650万円・50件)、板橋学区(2,600万円・59件)です。低いほうは向島津田町(1,100万円・40件)、羽束師菱川町(1,500万円・39件)、向島二ノ丸町(2,000万円・37件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

京都市伏見区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは淀下津町で築1年、古いほうは向島津田町で築43年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

京都市伏見区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは住吉学区(63件・中央値2,300万円)、板橋学区(59件・中央値2,600万円)、羽束師鴨川町(54件・中央値2,350万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(京都市伏見区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-23
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義・第43条=接道義務・1981年6月施行の耐震基準改正)・確認日 2026-08-23
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第一種中高層住居専用地域・近隣商業地域の定義)・確認日 2026-08-23

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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