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京都の家売却

京都市山科区の不動産売却|戸建て1,099件・マンション624件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

京都市山科区の実成約は、戸建てが1,099件、中古マンションが624件です(国交省データ)。戸建ての中央値は1,700万円、マンションは1,700万円です。戸建ては町で中央値が大きく違い、築46年以上で築10年以内の3分の1以下になります。マンションは築21〜30年から築31〜45年へ移るところで大きく下がり、直近1年の中央値は戸建てが下がってマンションが上がりました。

京都市山科区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

山科区で戸建てを買う人の多くは、古い家を手ごろな値段で求める人だと私たちは見ています。

京都市山科区で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内23%
  • 築11〜30年20%
  • 築31年以上57%

山科区で売れた戸建ての57%は築31年以上で、件数がいちばん多いのは築46年以上です。築46年以上の真ん中の値段は675万円で、築10年以内の3,400万円を大きく下回ります。この値段の開きから、直して住む人や建て替える人が多く買っていると考えています。

2だから、この値段

山科区の戸建ての値段は、築年数と町で大きく分かれます。真ん中の値段1,700万円は、古い家の多さで低めに出ていると私たちは見ています。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

戸建ての真ん中の値段は、築21〜30年で1,900万円、築31〜45年で1,300万円です。築46年以上になると675万円まで下がります。地区で見ても、高いのは大塚南溝町(3,200万円)、安いのは四ノ宮小金塚(320万円)で、大きな開きがあります。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

土地の値段は上向きですが、家を買う年代は減る見通しです。古い戸建ての値段は上がりにくいと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった30か所
  • 変わらない2か所
  • 下がった1か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年2.8万人
2035年2.6万人
2045年2.3万人

住宅地の地価は、33地点のうち30地点で去年より上がりました。戸建ての真ん中の値段は前の年より−10.3%ですが、1年だけの動きは振れやすく、これだけで下がるとは言えません。家を買う年代の人数は、2045年にかけて−18%と国が推計しています。このため、古い家の買い手はこの先少しずつ減ると考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

京都府京都市山科区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション-5.6%・戸建て-10.3%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
01,5003,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,700万円1,100万円〜2,900万円約27.3万円624
戸建て等(土地+建物)1,700万円720万円〜3,200万円—1,099
土地——約16.0万円126

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,600万円1003,400万円236
築11〜20年2,700万円1042,400万円77
築21〜30年2,500万円981,900万円135
築31〜45年1,400万円1361,300万円238
築46年〜1,100万円182675万円354

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,600万円(102件)、未改装は1,600万円(126件)。 改装済みのほうが高いとは限りません。改装して売られる物件は築年数が経っていることが多いためで、リフォーム費用がそのまま価格に乗るわけではない実態が読み取れます。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

京都市山科区で売るなら、いくらくらいか

京都市山科区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「京都府の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

京都市山科区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 京都市山科区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は大塚南溝町が3,200万円、四ノ宮小金塚が320万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
西野楳本町1,400万円37築33年
四ノ宮小金塚320万円32築48年
東野南井ノ上町2,050万円28築33年
東野中井ノ上町2,900万円28築13年
西野大鳥井町910万円21築39年
大塚南溝町3,200万円20築1年
大塚元屋敷町3,000万円17築2年
川田菱尾田450万円16築55年

中古マンション

地区中央値件数築年数
椥辻西浦町1,900万円69築15年
西野阿芸沢町900万円49築51年
椥辻草海道町2,900万円39築23年
東野門口町1,200万円32築49年
音羽野田町1,500万円30築50年
竹鼻堂ノ前町3,000万円22築9年
御陵大津畑町4,200万円22築12年
西野離宮町2,500万円21築17年

西野楳本町(1,400万円・37件・築33年)

市内の地区の真ん中より32%低い水準です。売れているのは築33年前後です。

四ノ宮小金塚(320万円・32件・築48年)

市内の地区の真ん中より84%低い水準です。売れているのは築48年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

東野南井ノ上町(2,050万円・28件・築33年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築33年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約3,890万円の差
  • 5m未満660万円160件
  • 5〜7m1,850万円92件
  • 7〜10m2,700万円75件
  • 10m以上4,550万円112件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約800万円の差
  • 4m未満1,600万円89件
  • 4〜6m1,400万円549件
  • 6m以上2,200万円397件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約2,550万円の差
  • 不整形3,800万円37件
  • ほぼ台形2,850万円20件
  • ほぼ整形2,200万円17件
  • ほぼ長方形1,550万円234件
  • 長方形1,250万円120件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,900万円の差
  • 第1種低層住居専用地域3,000万円134件
  • 第1種住居地域2,550万円82件
  • 近隣商業地域2,450万円36件
  • 第2種中高層住居専用地域1,700万円148件
  • 第1種中高層住居専用地域1,400万円609件
  • 準工業地域1,100万円49件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約2,550万円の差
  • 軽量鉄骨造4,150万円20件
  • RC3,200万円31件
  • 鉄骨造3,100万円41件
  • 木造1,600万円974件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,800万円の差
  • 府道3,300万円15件
  • 公道2,500万円216件
  • 市道2,000万円233件
  • 私道1,500万円378件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約600万円の差
  • 近隣商業地域2,000万円59件
  • 第2種住居地域2,000万円54件
  • 商業地域1,950万円146件
  • 第1種住居地域1,600万円55件
  • 準工業地域1,600万円50件
  • 第1種中高層住居専用地域1,400万円161件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

京都市山科区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。京都市山科区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
山科JR東海道線64,934人
山科京都市 東西線41,255人
椥辻京都市 東西線16,816人
御陵京都市 東西線12,851人
東野京都市 東西線11,179人
御陵京阪電気鉄道 京津線6,876人(2016年度)
小野京都市 東西線6,842人
京阪山科京阪電気鉄道 京津線3,149人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
地下鉄山科20.2万円3
山科19.1万円1
京阪四宮18.2万円1
地下鉄御陵16.6万円1
椥辻15.5万円9
小野14.9万円3
御陵14.7万円3
東野14.4万円5

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 14校・中学校 7校・高等学校 2校
  • 幼稚園・認定こども園22か所
  • 病院・診療所病院 7・診療所 110・歯科 60病床の多い病院は 京都東山老年サナトリウム(1,007床)、 洛和会音羽病院(548床)、一般社団法人愛生会 山科病院(256床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

京都市山科区の空き家の数

京都市山科区では、住宅のうち13.7%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は4,140戸あります。

住宅の数76,600戸
空き家10,470戸(13.7%)
売りに出ている空き家280戸
使う予定のない空き家4,140戸(住宅の5.4%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て2,660戸
そのうち傷みや壊れがある740戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

京都市山科区で実際に売れた土地は、㎡あたり16万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

山科区で売れているのは戸建てとマンション。土地だけの取引は少ない

京都市山科区で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。いちばん多いのは戸建てで1,099件、次が中古マンションの624件です。土地だけの取引は126件で、三つの中でいちばん少ない結果でした。

戸建ての中央値は1,700万円です。よくある価格帯(真ん中の半分)は720万円から3,200万円までです。土地の単価は中央値で16万円/平方メートルでした。

中古マンションの中央値は1,700万円、面積あたりでは27万円/平方メートルです。戸建てもマンションも件数がそろっているので、条件が近い成約を探しやすい区です。この記事では戸建てとマンションを分けて、山科区のデータで目立つ点を順に見ていきます。

戸建ては町で値段が決まる。成約が多い四ノ宮小金塚が、中央値ではいちばん低い

山科区で戸建ての成約が多い町は、多い順に西野楳本町・四ノ宮小金塚・東野南井ノ上町・東野中井ノ上町・大塚南溝町です。このうち中央値がいちばん高いのは大塚南溝町で、いちばん低いのは四ノ宮小金塚でした。件数の上位に、いちばん高い町といちばん低い町が両方入っています。

つまり山科区では、「よく売れている町」と「高く売れている町」が別です。区の中央値1,700万円は、この両方をならした数字にすぎません。同じ町の成約を根拠にしないと、査定は上にも下にも外れます。

査定を受けるときは、事例がどの町のものかを確かめてください。隣の町の成約が混ざると、中央値が大きく動きます。町名まで書いてある査定書を出す会社を選ぶと、比べやすくなります。

山科区の戸建ては、築46年以上で中央値が築10年以内の3分の1以下になる

戸建てを築年帯で分けると、山科区では下がり方に特徴があります。築10年以内に比べて、築46年以上の中央値は3分の1以下です。いちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところでした。

築31〜45年までは、値段はゆるやかに下がります。ところが築46年以上に入ると、そこで一段深く落ちます。築45年前後の家は、数年の差で査定される帯が変わる位置にあります。

建築士の視点

築46年以上という区切りは、1981年6月の建築基準法改正とほぼ重なります。この改正で耐震基準が大きく変わり、それより前の建物は「旧耐震」と呼ばれます。買い手が住宅ローンや地震保険を組むときに、この区切りで条件が変わることがあります。

木造住宅の税務上の耐用年数は22年です。築46年を超えると建物の評価はほとんど残らず、値段は土地の条件で決まります。ここからは、道路の幅・間口・用途地域が値段を左右します。

旧耐震の家でも、耐震診断を受けて結果を添えれば、買い手の不安は減ります。結果が悪くても、隠すより先に出すほうが交渉は進みます。

戸建てとマンションで、この1年の値動きが逆向き

直近1年の戸建ての中央値は、前の1年に比べてはっきり下がりました。一方、中古マンションの中央値は、同じ期間にはっきり上がっています。同じ山科区でも、戸建てとマンションで向きが逆です。

戸建てを売る人は、1年前の成約や知人の売却額を目安にすると、高く見積もりすぎます。査定の事例は、直近1年に絞って出してもらってください。マンションを売る人は逆に、古い事例を根拠にした低い査定をそのまま受け入れないことです。

件数は第1種中高層、中央値は第1種低層。山科区の用途地域の読み方

山科区の戸建てで、成約がいちばん多い用途地域は第1種中高層住居専用地域です。中央値がいちばん高いのは第1種低層住居専用地域で、いちばん低いのは準工業地域でした。件数が多い地域と、値段が高い地域は一致していません。

第1種低層住居専用地域は、建物の高さや用途の制限がいちばん厳しい地域です。住宅以外が建ちにくいぶん、住環境を重く見る買い手に選ばれます。準工業地域は工場と住宅が混在でき、山科区のデータでは評価が伸びにくい側に出ています。

用途地域は、京都市の都市計画図か購入時の重要事項説明書で確認できます。自分の家がどの地域にあるかを知っておくと、査定額の根拠を聞くときに話が早くなります。

前面道路が4m未満か、4〜6mか、6m以上かで中央値が分かれる

山科区の戸建ては、前面道路の幅で中央値に差が出ています。区分は4m未満・4〜6m・6m以上の三つで、区分ごとに中央値が違います。建物を直しても変えられない条件が、値段に出ています。

建築基準法では、敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります。前面道路が4m未満だと、建て替え時に敷地を後退させる必要が出ることがあります。買い手はこの将来の負担を見込んで値段を考えます。

道路の幅と間口が値段にどう影響するかは、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるかにまとめています。4m未満の道路に面している場合は、先に読んでから査定に臨んでください。

マンションの値段は築30年を境に折れる。築46年以上は築10年以内の半分以下

山科区の中古マンションを築年帯で見ると、いちばん大きく下がるのは築21〜30年から築31〜45年へ移るところです。築46年以上の中央値は、築10年以内の半分以下でした。戸建てより段差が早く来て、落ち幅は戸建てより小さい、という形です。

築21〜30年のマンションを持っている人は、この段差の手前にいます。売る時期を数年ずらすだけで、比べられる事例の帯が変わります。今すぐ売るかどうかは別として、どちらの帯で査定されるかは知っておいてください。

戸建てと違い、マンションは建物の管理状態が値段に残ります。修繕積立金の残高や大規模修繕の履歴は、築30年を過ぎた物件ほど買い手に見られます。

間取りは3LDKと2LDKに集まる。改装費は価格に乗っていない

山科区で成約したマンションの間取りは、3LDKがいちばん多く、次が2LDKです。この二つは比べられる事例も多い間取りです。同じ間取りで築年帯が近い成約を探すと、査定の根拠がはっきりします。

改装済みのマンションの中央値は、未改装より高くなっていません。山科区では、改装の費用がそのまま売値に乗る市場ではないということです。売る前に手を入れるなら、費用を上回る根拠があるかを先に確かめてください。

この判断の材料は、売る前にリフォームすべきかにまとめています。水回りの故障など住めない状態の修理と、見た目のリフォームは分けて考えます。

マンションの成約が多いのは椥辻西浦町と西野阿芸沢町

中古マンションの成約が多い町は、多い順に椥辻西浦町・西野阿芸沢町・椥辻草海道町・東野門口町・音羽野田町です。この五つの町はマンションの事例が集まっているぶん、同じ棟や近い棟の成約が見つかりやすい地区です。

同じ棟で過去に売れた記録は、査定でいちばん強い根拠になります。管理会社や仲介会社に、棟内の成約履歴を聞いてみてください。これらの町以外でも、築年帯と間取りが近い事例を区内で探せば比べられます。

マンションの査定では、管理費・修繕積立金・総会議事録も聞かれます。その準備は中古マンションを売るに整理しています。

山科区の家を売るとき、査定の前にそろえること

山科区のデータから言えるのは、戸建ては「町・築年帯・道路の幅」で値段が決まるということです。マンションは「築年帯・間取り・棟」です。査定を頼む前に、この条件を自分で書き出しておいてください。

戸建てなら、町名・築年・前面道路の幅・用途地域の四つです。前面道路の幅は、法務局の公図や購入時の重要事項説明書で分かります。マンションなら、築年・間取り・棟内の成約履歴・修繕積立金の状況です。

売却全体の流れは、家を売る流れは7ステップを参照してください。かかるお金は仲介手数料・印紙税・登記費用などで、内訳は不動産売却でかかる費用の一覧にまとめています。

査定は複数社に頼み、事例の町名と築年帯を見比べます。築46年以上の戸建てで道路の条件も厳しい場合は、仲介と買取の両方の金額を並べてから決めてください。直近1年で戸建てが下がっている区なので、売り出し価格を高く置きすぎると時間だけが過ぎます。

京都市山科区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 京都市山科区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

720万円 〜 3,200万円

成約1,099件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は1,700万円です。

中古マンション

1,100万円 〜 2,900万円

成約624件。中央値は1,700万円です。 1平方メートルあたりでは272,727円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

120,000円 〜 220,000円

成約126件。中央値は160,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は京都市山科区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

京都市山科区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 京都市山科区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約1,099件・中央値1,700万円 (720万円〜3,200万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約624件・中央値1,700万円/1平方メートルあたり272,727円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約126件・1平方メートルあたり中央値160,000円 (120,000〜220,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

京都市山科区について、さらに詳しく書いた記事

このページは京都市山科区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

京都市山科区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
京都市東山区約4km3,300万円+1,600万円
京都市下京区約6km4,250万円+2,550万円
京都市南区約6km3,000万円+1,300万円
京都市伏見区約6km2,200万円+500万円
京都市中京区約7km3,900万円+2,200万円
京都市上京区約8km3,500万円+1,800万円
京都市左京区約9km3,500万円+1,800万円
京都市北区約9km3,200万円+1,500万円
伊賀市約39km580万円-1,120万円
名張市約47km440万円-1,260万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

京都市山科区の戸建ては、同じ区内でどれくらい値段が違いますか?

山科区の成約では、戸建ての中央値がいちばん高い町は大塚南溝町、いちばん低い町は四ノ宮小金塚で、その差は大きく開いています。四ノ宮小金塚は成約件数では区内で上位の町なので、よく売れている町と高く売れている町は別だと分かります。査定は区の中央値1,700万円ではなく、自分の家と同じ町の直近成約を根拠に出してもらってください。

築30年に近い京都市山科区のマンションは、いつ売るのがいいですか?

先のことは誰にも断言できません。データで言えるのは、山科区の中古マンションは築21〜30年から築31〜45年へ移るところで中央値がいちばん大きく下がること、直近1年の中央値は前の1年より上がっていることの二つです。築21〜30年の物件は、査定される築年帯が変わる手前にあります。今の帯で出る査定額を先に確かめておくと、売る時期を自分で判断できます。

京都市山科区の家は、売る前にリフォームしたほうがいいですか?

山科区の中古マンションでは、改装済みの中央値が未改装を上回っていません。改装の費用がそのまま売値に乗る市場ではないということです。戸建ても築46年以上では建物の評価がほとんど残らず、値段は土地の条件で決まります。住めない状態の修理は別として、見た目のリフォームは査定で「直した場合と現況で金額がいくら変わるか」を聞いてから決めれば十分です。

京都市山科区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に大塚南溝町(3,200万円・20件)、大塚元屋敷町(3,000万円・17件)、東野中井ノ上町(2,900万円・28件)です。低いほうは四ノ宮小金塚(320万円・32件)、川田菱尾田(450万円・16件)、西野大鳥井町(910万円・21件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

京都市山科区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは大塚南溝町で築1年、古いほうは川田菱尾田で築55年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

京都市山科区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは西野楳本町(37件・中央値1,400万円)、四ノ宮小金塚(32件・中央値320万円)、東野南井ノ上町(28件・中央値2,050万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(京都市山科区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-23
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条第2項=4m未満の道路と後退・第43条=接道義務・1981年6月施行の耐震基準改正)・確認日 2026-08-23
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第一種低層住居専用地域・第一種中高層住居専用地域・準工業地域の定義)・確認日 2026-08-23
  4. 国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」(木造住宅22年)・確認日 2026-08-23

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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