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埼玉の家売却

埼玉県さいたま市桜区の不動産売却|戸建てとマンションの値段が落ちる線は同じ築46年

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結論から

さいたま市桜区の実成約は戸建て413件、中古マンション271件で、戸建てが多い区です(国交省データ)。中央値は戸建て3,700万円、マンション2,300万円です。どちらも築31〜45年から築46年以上へ移るところで中央値がいちばん落ちます。戸建ては築10年以内の3分の1以下、マンションは築11〜20年の半分以下です。戸建ては前面道路が4〜6mか6m以上かでも中央値が分かれます。直近1年は両方ともほぼ横ばいです。

さいたま市桜区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

桜区で売れた家は戸建てがいちばん多く(51%)、築10年以内の新しい家が中心です。中古マンションは家族向けの間取りが中心です。

さいたま市桜区で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内66%
  • 築11〜30年13%
  • 築31年以上22%

売れた戸建ては、66%が築10年以内の家で、築31年以上は22%です。売れた中古マンションは、3部屋以上の家族向けが84%を占め、いちばん多い間取りは3LDKです。中古マンションの買い手は、家族で住む部屋を探す人が中心だと私たちは見ています。戸建ての買い手の年代や家族の形は、このデータからはわかりません。

2だから、この値段

戸建てもマンションも、築31〜45年から築46年以上へ移るところで、真ん中の値段がいちばん大きく下がります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

戸建ては築31〜45年の3,500万円から、築46年以上では1,100万円になります。マンションは築31〜45年の1,900万円から、築46年以上では1,025万円です。マンションは改装済みが2,400万円で、未改装の1,800万円より高く売れています。買い手は建物の古さと手入れの具合を値段に入れていると私たちは見ています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

地価は上がった地点がほとんどです。ただ、家を買う年代の人は減る見込みで、上がり続けるとは言い切れないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった15か所
  • 変わらない1か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年2.4万人
2035年2.4万人
2045年2.2万人

住宅地の地価は16地点のうち15地点で去年より上がり、下がった地点は0でした。真ん中の値段を前の年と比べると、戸建ては上がり(+2.8%)、マンションは下がりました(−8.7%)。前の年との比べ方は年ごとに振れやすく、これだけで先行きは決められません。家を買う年代の人は2045年までに減る見込みで(−8%)、この先は買う人の減り方しだいだと私たちは考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

埼玉県さいたま市桜区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション-8.7%・戸建て+2.8%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション2,300万円1,700万円〜3,000万円約35.0万円271
戸建て等(土地+建物)3,700万円3,000万円〜4,600万円—413
土地——約15.0万円131

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,900万円123,900万円267
築11〜20年3,100万円672,700万円25
築21〜30年2,400万円712,600万円27
築31〜45年1,900万円943,500万円59
築46年〜1,025万円261,100万円29

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,400万円(57件)、未改装は1,800万円(51件)。 差は約33%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

さいたま市桜区で売るなら、いくらくらいか

さいたま市桜区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「埼玉県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

さいたま市桜区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 さいたま市桜区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は西堀が4,850万円、大字神田が3,100万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
西堀4,850万円62築1年
大字白鍬3,600万円47築1年
栄和3,600万円47築1年
田島4,450万円46築1年
大字神田3,100万円36築4年
中島4,200万円35—
大字大久保領家3,350万円26築14年
桜田3,400万円24築12年

中古マンション

地区中央値件数築年数
西堀2,600万円75築30年
田島2,400万円53築27年
道場2,900万円35築16年
大字上大久保1,300万円21築37年
南元宿1,700万円21築32年
栄和1,500万円19築33年
山久保2,500万円18築29年
大字下大久保1,400万円9築31年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
栄和51万円/㎡25
町谷48万円/㎡21
田島73万円/㎡17
道場47万円/㎡12
西堀81万円/㎡12
大字白鍬54万円/㎡10
中島97万円/㎡8

西堀(4,850万円・62件・築1年)

市内の地区の真ん中より35%高い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

大字白鍬(3,600万円・47件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

栄和(3,600万円・47件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約1,100万円の差
  • 5m未満3,600万円31件
  • 5〜7m3,600万円50件
  • 7〜10m3,850万円62件
  • 10m以上4,700万円79件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約700万円の差
  • 4m未満3,300万円16件
  • 4〜6m3,600万円251件
  • 6m以上4,000万円82件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約2,350万円の差
  • ほぼ整形6,000万円11件
  • ほぼ台形4,900万円20件
  • 長方形3,800万円81件
  • ほぼ長方形3,700万円74件
  • 不整形3,650万円38件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約550万円の差
  • 第1種住居地域3,900万円192件
  • 準工業地域3,900万円83件
  • 第2種中高層住居専用地域3,400万円89件
  • 市街化調整区域3,350万円34件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約2,700万円の差
  • 鉄骨造6,300万円14件
  • 軽量鉄骨造4,500万円15件
  • 木造3,600万円369件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約300万円の差
  • 市道3,900万円161件
  • 私道3,600万円113件
  • 公道3,600万円72件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,200万円の差
  • 準工業地域2,400万円104件
  • 第1種住居地域2,300万円92件
  • 第2種中高層住居専用地域1,200万円22件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

さいたま市桜区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。さいたま市桜区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
西浦和JR武蔵野線27,500人
中浦和JR東北線24,998人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
中浦和26.7万円1
西浦和25.6万円3
南与野14.5万円9
与野本町14万円3

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 8校・中学校 4校・高等学校 3校
  • 幼稚園・認定こども園9か所
  • 病院・診療所病院 3・診療所 39・歯科 38病床の多い病院は 西部総合病院(268床)、三愛病院(199床)、林病院(130床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

さいたま市桜区の空き家の数

さいたま市桜区では、住宅のうち7.4%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は1,130戸あります。

住宅の数51,180戸
空き家3,810戸(7.4%)
売りに出ている空き家200戸
使う予定のない空き家1,130戸(住宅の2.2%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て540戸
そのうち傷みや壊れがある410戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

さいたま市桜区で実際に売れた土地は、㎡あたり15万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

さいたま市桜区の実成約は戸建て413件、マンション271件。値段を分ける線は築46年と前面道路6mの二つ

国土交通省の不動産情報ライブラリで、さいたま市桜区の成約を種類ごとに数えました。いちばん多いのは戸建てで、413件です。

次が中古マンションの271件で、土地だけの取引は131件です。桜区で家を売る人の多くは、この二つのどちらかを売ることになります。

戸建ての中央値は3,700万円です。成約の真ん中の半分は、3,000万円から4,600万円に収まります。

マンションの中央値は2,300万円で、面積あたりでは35万円/平方メートルです。土地の単価は、15万円/平方メートルが中央値です。

この記事で先に覚えておいてほしい線は二つあります。一つは築46年の線です。戸建てもマンションも、築31〜45年から築46年以上へ移るところで中央値がいちばん落ちます。

もう一つは前面道路6mの線で、こちらは戸建てだけに影響します。区の中央値は、この二つの線の両側をまとめた数字です。自分の家がどちら側にあるかで、使う数字が変わります。

桜区の戸建ては築46年以上で築10年以内の3分の1に届かない。いちばん深い段は築31〜45年の次にある

桜区の戸建てを築年の帯で並べると、築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下です。帯ごとに見ると、いちばん深い段は築31〜45年から築46年以上へ移るところにあります。そこまでの帯の間にも段はありますが、最後の段ほどではありません。

この形から読めることは二つあります。まず、築40年前後の家はまだ線の手前にいます。区の中央値3,700万円には築46年以上の安い成約も入っています。

この帯の家は、同じ帯の成約で測るほうが実態に近くなります。次に、築46年を越えた家は、建物の値段がほとんど残っていない前提で進めます。値段を支えているのは土地です。

築46年以上の家は、建物付きで売るか、壊して土地として売るかの分かれ目に立ちます。決め方は更地で売るか、古家付き土地のまま売るかにまとめてあります。桜区の土地の単価15万円/平方メートルは、その計算に使う数字です。

桜区のマンションは築11〜20年の帯を基準にすると築46年以上で半分以下。深い段の位置は戸建てと同じ

桜区の中古マンションは、築11〜20年の帯の中央値と比べて、築46年以上の中央値が半分以下です。いちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。戸建てと同じ場所に段があります。

区の中央値2,300万円は、この線の両側を合わせた数字です。築45年までの部屋は、まずこの数字で位置を測って構いません。

築46年以上の部屋は、同じ帯の成約で比べ直してください。単価35万円/平方メートルも同じで、古い帯ではこの単価に届かない成約が増えます。

築46年以上のマンションには、戸建てのように土地で売る道がありません。建物の管理状態と修繕の計画が、値段を支える材料になります。

査定のときは、長期修繕計画と直近の総会の議事録を先に出してください。古い帯の部屋ほど、この二つが買い手の判断を左右します。

桜区は第1種住居地域が成約最多で、戸建ての中央値もいちばん高い。区の中央値は上寄りの数字として読む

桜区の戸建てを用途地域で分けると、成約がいちばん多いのは第1種住居地域です。中央値がいちばん高いのも、同じ第1種住居地域です。

件数が多くて値段も高い区分が一つあると、区全体の中央値はその区分に引かれます。桜区の3,700万円は、第1種住居地域以外の家にとっては高めに見える数字です。

中央値がいちばん低いのは市街化調整区域です。調整区域は、都市計画法で市街化を抑えると定められた区域です。建て替えや用途の変更に許可が要る場合があり、買い手が建て替えられるかどうかで値段が変わります。

区の中央値で測ると、実際の査定との差に驚くことになります。調整区域の家の売り方は、市街化調整区域の家・土地を売るに分けてあります。

自分の土地の用途地域は、市の都市計画の担当窓口か、購入時の重要事項説明書で分かります。査定の前に確かめておくと、出てきた金額の根拠を聞きやすくなります。

前面道路が6mあるかないかで、桜区の戸建ての中央値は分かれる。4mは法律の線、6mはデータの線

桜区の戸建ては、前面道路の幅が4〜6mの家と6m以上の家で、中央値に差が出ています。建築基準法が定める道路の幅は4mです(第42条)。

敷地は、その道路に2m以上接している必要があります(第43条)。法律の線は4mにありますが、桜区の成約で値段を分けているのは6mの線です。

理由はデータからは分かりません。買い手の側から見ると、6m以上の道路は車の出入りと駐車のしやすさが違います。

建て替えのときの工事車両の入り方も変わります。こうした差が値段に出ていると考えられますが、これは推測です。

自分の家の前面道路が6mあるかどうかは、目で見て決めないでください。道路の幅は、道路を管理する役所の台帳に記録があります。購入時の重要事項説明書にも、前面道路の種別と幅員が書いてあります。

査定のときは、この幅員をそのまま伝えてください。4〜6mの帯の家を6m以上の成約で比べると、金額が高く出すぎます。

直近1年、桜区は戸建てもマンションもほぼ横ばい。横ばいの年に査定額が社ごとに違うのは、選んだ成約が違うから

桜区の戸建ての直近1年の中央値は、その前の1年とほぼ同じです。中古マンションも同じく、ほぼ横ばいです。相場の向きからは、「上がるのを待つ」「下がる前に急ぐ」のどちらの判断も出てきません。

横ばいの年には、別のことが見えやすくなります。複数の会社に査定を頼むと、金額がそろわないことがあります。相場が動いていないのに差が出るなら、その差は先の読みではありません。

どの成約を比べる相手に選んだかの差です。築年の帯・用途地域・道路の幅のどれかが、社によって違う取り方をされています。

だから桜区では、査定額の高い低いを見る前に、比べた成約を見せてもらってください。どの帯の、どの道路幅の家と比べた金額なのかを聞けば、差の理由が分かります。机上査定と訪問査定の違いや根拠の確かめ方は、不動産査定の仕組みで説明しています。

桜区のマンションは3LDKが最多で2LDKが次。改装済みの中央値が高いのは、未改装の部屋の競合が改装済みだという意味

桜区の中古マンションの間取りは、3LDKがいちばん多く、次が2LDKです。3LDKの成約が多いので、区の中央値2,300万円は3LDKの値段だと思って読んでください。

2LDKの部屋を売る人は、単価35万円/平方メートルに自分の面積をかけて逆算します。そのほうが、広さの違いに引きずられません。

改装済みの部屋の中央値は、未改装より高くなっています。この差を「改装すれば高く売れる」と読むのは早いです。

改装済みで売りに出る部屋は、もともと手を入れる価値のある部屋だった可能性があります。データでは、改装の効果と部屋そのものの差を分けられません。

この差を使うなら、読み方を変えてください。桜区で未改装の3LDKを売りに出すと、買い手は同じ3LDKの改装済みの部屋と並べて見ます。競合が改装済みだと分かっていれば、値段の付け方が変わります。

改装済みとの差額を引いた値段で出すか、買い手が自分で直す前提で売るかを、先に決めておきます。売る前に工事をするかどうかは、売る前にリフォームすべきかで実データを使って整理しています。

桜区の土地だけの成約は131件で最少。件数が少ない単価は、一つの成約で動く数字として扱う

桜区で土地だけの取引は131件で、三つの種類の中でいちばん少ない取引です。中央値は15万円/平方メートルです。

件数が少ない区分の中央値は、成約が一つ増えるだけで動きます。戸建てやマンションの中央値と同じ重さで扱わないでください。

この単価を使う場面は、築46年以上の戸建てを壊すかどうかを決めるときです。土地の面積に15万円をかけ、解体費を引いた数字と、建物付きの査定額を並べます。ただし土地の成約が少ない区なので、この計算は目安にとどめてください。

土地の形や道路との接し方で単価は動きます。査定では、更地にした場合の金額も別に出してもらうのが確実です。

桜区で売り出す前に決めること。壊すか、直すか、そのまま売るか。三つの答えは、この記事の三か所にある

最後に、桜区で売る人が先に決めておくことを三つにまとめます。どれも、区の中央値ではなく、自分の家が入る帯の数字で決めます。

一つ目は、壊すかどうかです。築46年以上の戸建てで考えることで、土地の単価15万円/平方メートルが物差しになります。二つ目は、直すかどうかです。

マンションの改装済みと未改装の差は、工事をする理由ではなく、競合の値段として読みます。三つ目は、そのまま売る場合の比べ方です。

戸建ては築年の帯の中で、用途地域と前面道路の幅をそろえた成約と比べます。マンションは帯の中で、間取りをそろえた成約と比べます。

査定の依頼は、この三つを決めてからでも遅くありません。決める前に頼むなら、三つの場合の金額を分けて出してほしいと伝えてください。かかる費用は家の値段や売り方で変わるので、不動産売却でかかる費用の一覧で先に確かめておきます。

さいたま市桜区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 さいたま市桜区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

3,000万円 〜 4,600万円

成約413件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,700万円です。

中古マンション

1,700万円 〜 3,000万円

成約271件。中央値は2,300万円です。 1平方メートルあたりでは350,000円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

130,000円 〜 210,000円

成約131件。中央値は150,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字はさいたま市桜区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

さいたま市桜区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 さいたま市桜区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約413件・中央値3,700万円 (3,000万円〜4,600万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約271件・中央値2,300万円/1平方メートルあたり350,000円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約131件・1平方メートルあたり中央値150,000円 (130,000〜210,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

さいたま市桜区について、さらに詳しく書いた記事

このページはさいたま市桜区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

さいたま市桜区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
さいたま市浦和区約3km5,200万円+1,500万円
さいたま市南区約3km4,700万円+1,000万円
さいたま市中央区約3km5,000万円+1,300万円
さいたま市大宮区約5km5,200万円+1,500万円
さいたま市緑区約7km3,800万円+100万円
さいたま市西区約8km3,300万円-400万円
さいたま市北区約8km4,200万円+500万円
さいたま市見沼区約10km3,400万円-300万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

さいたま市桜区で築48年の戸建てを相続しました。区の中央値3,700万円を目安にしていいですか?

そのまま目安にはしないでください。桜区の戸建ては、築46年以上の中央値が築10年以内の3分の1以下です。区の中央値3,700万円には築浅の成約も入っているので、築48年の家には高く見えすぎます。この帯の家は、建物の値段がほとんど残っていない前提で考えます。値段を支えているのは土地です。桜区の土地の単価は中央値15万円/平方メートルなので、面積をかけて解体費を引いた数字と、建物付きの査定額を並べてください。ただし桜区は土地だけの成約が131件と少なく、この単価は目安にとどめます。査定では、建物付きと更地の両方の金額を分けて出してもらうのが確実です。

桜区の戸建てで、前面道路の幅が5mです。査定の担当者に道路の幅を細かく聞かれたのはなぜですか?

桜区の戸建ては、前面道路が4〜6mの家と6m以上の家で中央値に差が出ているからです。建築基準法が道路と定める幅は4mで、法律の線はそこにあります。ただ、桜区の成約で値段を分けているのは6mの線です。5mの家は4〜6mの帯に入るので、6m以上の成約と比べると金額が高く出すぎます。幅は目で見て決めず、道路を管理する役所の台帳か、購入時の重要事項説明書で幅員を確かめてください。その数字をそのまま伝えれば、同じ帯の成約で比べた金額が返ってきます。

桜区の築15年の3LDKマンションを、改装せずに売ろうと思います。改装済みのほうが高いと聞きましたが、先に工事をすべきですか?

工事を先に決める必要はありません。桜区の中古マンションは、改装済みの中央値が未改装より高いのは確かです。ただ、改装の効果と部屋そのものの差を、データでは分けられません。工事費がそのまま値段に乗るとも限りません。この差は、売り出したときの競合が改装済みの3LDKだという意味で読んでください。改装済みとの差額を引いた値段で出すか、買い手が自分で直す前提で売るかを先に決めます。桜区のマンションは直近1年の中央値がほぼ横ばいなので、工事の期間を待つことで相場が動く心配は小さいです。査定では、現況のままの金額と改装した場合の金額を分けて聞いてください。

さいたま市桜区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に西堀(4,850万円・62件)、田島(4,450万円・46件)、中島(4,200万円・35件)です。低いほうは大字神田(3,100万円・36件)、大字大久保領家(3,350万円・26件)、桜田(3,400万円・24件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

さいたま市桜区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは中島で築0年、古いほうは大字大久保領家で築14年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

さいたま市桜区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは西堀(62件・中央値4,850万円)、大字白鍬(47件・中央値3,600万円)、栄和(47件・中央値3,600万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(さいたま市桜区の実成約データの充填元・2023年第2四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義・第43条=接道義務)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第7条=市街化区域と市街化調整区域の区分)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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