埼玉の家売却
埼玉県さいたま市桜区の不動産売却|戸建てとマンションの値段が落ちる線は同じ築46年
編集部
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結論から さいたま市桜区の実成約は戸建て413件、中古マンション271件で、戸建てが多い区です(国交省データ)。中央値は戸建て3,700万円、マンション2,300万円です。どちらも築31〜45年から築46年以上へ移るところで中央値がいちばん落ちます。戸建ては築10年以内の3分の1以下、マンションは築11〜20年の半分以下です。戸建ては前面道路が4〜6mか6m以上かでも中央値が分かれます。直近1年は両方ともほぼ横ばいです。
さいたま市桜区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか
桜区で売れた家は戸建てがいちばん多く(51%)、築10年以内の新しい家が中心です。中古マンションは家族向けの間取りが中心です。
さいたま市桜区で売れた戸建てを、築年数で分けると66%13%22%
- 築10年以内66%
- 築11〜30年13%
- 築31年以上22%
売れた戸建ては、66%が築10年以内の家で、築31年以上は22%です。売れた中古マンションは、3部屋以上の家族向けが84%を占め、いちばん多い間取りは3LDKです。中古マンションの買い手は、家族で住む部屋を探す人が中心だと私たちは見ています。戸建ての買い手の年代や家族の形は、このデータからはわかりません。
2だから、この値段
戸建てもマンションも、築31〜45年から築46年以上へ移るところで、真ん中の値段がいちばん大きく下がります。
築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)3,900万10年以内
2,700万11〜20年
2,600万21〜30年
3,500万31〜45年
1,100万46年以上
戸建ては築31〜45年の3,500万円から、築46年以上では1,100万円になります。マンションは築31〜45年の1,900万円から、築46年以上では1,025万円です。マンションは改装済みが2,400万円で、未改装の1,800万円より高く売れています。買い手は建物の古さと手入れの具合を値段に入れていると私たちは見ています。
3この先、上がりそうか、下がりそうか
地価は上がった地点がほとんどです。ただ、家を買う年代の人は減る見込みで、上がり続けるとは言い切れないと私たちは見ています。
住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)2025年2.4万人
2035年2.4万人
2045年2.2万人
住宅地の地価は16地点のうち15地点で去年より上がり、下がった地点は0でした。真ん中の値段を前の年と比べると、戸建ては上がり(+2.8%)、マンションは下がりました(−8.7%)。前の年との比べ方は年ごとに振れやすく、これだけで先行きは決められません。家を買う年代の人は2045年までに減る見込みで(−8%)、この先は買う人の減り方しだいだと私たちは考えています。
「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。
見本(愛知県豊橋市の戸建ての例)
値段の目安レポート(無料)
さいたま市桜区で売るなら、いくらくらいか
さいたま市桜区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。
さいたま市桜区の実成約は戸建て413件、マンション271件。値段を分ける線は築46年と前面道路6mの二つ
国土交通省の不動産情報ライブラリで、さいたま市桜区の成約を種類ごとに数えました。いちばん多いのは戸建てで、413件です。
次が中古マンションの271件で、土地だけの取引は131件です。桜区で家を売る人の多くは、この二つのどちらかを売ることになります。
戸建ての中央値は3,700万円です。成約の真ん中の半分は、3,000万円から4,600万円に収まります。
マンションの中央値は2,300万円で、面積あたりでは35万円/平方メートルです。土地の単価は、15万円/平方メートルが中央値です。
この記事で先に覚えておいてほしい線は二つあります。一つは築46年の線です。戸建てもマンションも、築31〜45年から築46年以上へ移るところで中央値がいちばん落ちます。
もう一つは前面道路6mの線で、こちらは戸建てだけに影響します。区の中央値は、この二つの線の両側をまとめた数字です。自分の家がどちら側にあるかで、使う数字が変わります。
桜区の戸建ては築46年以上で築10年以内の3分の1に届かない。いちばん深い段は築31〜45年の次にある
桜区の戸建てを築年の帯で並べると、築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下です。帯ごとに見ると、いちばん深い段は築31〜45年から築46年以上へ移るところにあります。そこまでの帯の間にも段はありますが、最後の段ほどではありません。
この形から読めることは二つあります。まず、築40年前後の家はまだ線の手前にいます。区の中央値3,700万円には築46年以上の安い成約も入っています。
この帯の家は、同じ帯の成約で測るほうが実態に近くなります。次に、築46年を越えた家は、建物の値段がほとんど残っていない前提で進めます。値段を支えているのは土地です。
築46年以上の家は、建物付きで売るか、壊して土地として売るかの分かれ目に立ちます。決め方は更地で売るか、古家付き土地のまま売るかにまとめてあります。桜区の土地の単価15万円/平方メートルは、その計算に使う数字です。
桜区のマンションは築11〜20年の帯を基準にすると築46年以上で半分以下。深い段の位置は戸建てと同じ
桜区の中古マンションは、築11〜20年の帯の中央値と比べて、築46年以上の中央値が半分以下です。いちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。戸建てと同じ場所に段があります。
区の中央値2,300万円は、この線の両側を合わせた数字です。築45年までの部屋は、まずこの数字で位置を測って構いません。
築46年以上の部屋は、同じ帯の成約で比べ直してください。単価35万円/平方メートルも同じで、古い帯ではこの単価に届かない成約が増えます。
築46年以上のマンションには、戸建てのように土地で売る道がありません。建物の管理状態と修繕の計画が、値段を支える材料になります。
査定のときは、長期修繕計画と直近の総会の議事録を先に出してください。古い帯の部屋ほど、この二つが買い手の判断を左右します。
桜区は第1種住居地域が成約最多で、戸建ての中央値もいちばん高い。区の中央値は上寄りの数字として読む
桜区の戸建てを用途地域で分けると、成約がいちばん多いのは第1種住居地域です。中央値がいちばん高いのも、同じ第1種住居地域です。
件数が多くて値段も高い区分が一つあると、区全体の中央値はその区分に引かれます。桜区の3,700万円は、第1種住居地域以外の家にとっては高めに見える数字です。
中央値がいちばん低いのは市街化調整区域です。調整区域は、都市計画法で市街化を抑えると定められた区域です。建て替えや用途の変更に許可が要る場合があり、買い手が建て替えられるかどうかで値段が変わります。
区の中央値で測ると、実際の査定との差に驚くことになります。調整区域の家の売り方は、市街化調整区域の家・土地を売るに分けてあります。
自分の土地の用途地域は、市の都市計画の担当窓口か、購入時の重要事項説明書で分かります。査定の前に確かめておくと、出てきた金額の根拠を聞きやすくなります。
前面道路が6mあるかないかで、桜区の戸建ての中央値は分かれる。4mは法律の線、6mはデータの線
桜区の戸建ては、前面道路の幅が4〜6mの家と6m以上の家で、中央値に差が出ています。建築基準法が定める道路の幅は4mです(第42条)。
敷地は、その道路に2m以上接している必要があります(第43条)。法律の線は4mにありますが、桜区の成約で値段を分けているのは6mの線です。
理由はデータからは分かりません。買い手の側から見ると、6m以上の道路は車の出入りと駐車のしやすさが違います。
建て替えのときの工事車両の入り方も変わります。こうした差が値段に出ていると考えられますが、これは推測です。
自分の家の前面道路が6mあるかどうかは、目で見て決めないでください。道路の幅は、道路を管理する役所の台帳に記録があります。購入時の重要事項説明書にも、前面道路の種別と幅員が書いてあります。
査定のときは、この幅員をそのまま伝えてください。4〜6mの帯の家を6m以上の成約で比べると、金額が高く出すぎます。
直近1年、桜区は戸建てもマンションもほぼ横ばい。横ばいの年に査定額が社ごとに違うのは、選んだ成約が違うから
桜区の戸建ての直近1年の中央値は、その前の1年とほぼ同じです。中古マンションも同じく、ほぼ横ばいです。相場の向きからは、「上がるのを待つ」「下がる前に急ぐ」のどちらの判断も出てきません。
横ばいの年には、別のことが見えやすくなります。複数の会社に査定を頼むと、金額がそろわないことがあります。相場が動いていないのに差が出るなら、その差は先の読みではありません。
どの成約を比べる相手に選んだかの差です。築年の帯・用途地域・道路の幅のどれかが、社によって違う取り方をされています。
だから桜区では、査定額の高い低いを見る前に、比べた成約を見せてもらってください。どの帯の、どの道路幅の家と比べた金額なのかを聞けば、差の理由が分かります。机上査定と訪問査定の違いや根拠の確かめ方は、不動産査定の仕組みで説明しています。
桜区のマンションは3LDKが最多で2LDKが次。改装済みの中央値が高いのは、未改装の部屋の競合が改装済みだという意味
桜区の中古マンションの間取りは、3LDKがいちばん多く、次が2LDKです。3LDKの成約が多いので、区の中央値2,300万円は3LDKの値段だと思って読んでください。
2LDKの部屋を売る人は、単価35万円/平方メートルに自分の面積をかけて逆算します。そのほうが、広さの違いに引きずられません。
改装済みの部屋の中央値は、未改装より高くなっています。この差を「改装すれば高く売れる」と読むのは早いです。
改装済みで売りに出る部屋は、もともと手を入れる価値のある部屋だった可能性があります。データでは、改装の効果と部屋そのものの差を分けられません。
この差を使うなら、読み方を変えてください。桜区で未改装の3LDKを売りに出すと、買い手は同じ3LDKの改装済みの部屋と並べて見ます。競合が改装済みだと分かっていれば、値段の付け方が変わります。
改装済みとの差額を引いた値段で出すか、買い手が自分で直す前提で売るかを、先に決めておきます。売る前に工事をするかどうかは、売る前にリフォームすべきかで実データを使って整理しています。
桜区の土地だけの成約は131件で最少。件数が少ない単価は、一つの成約で動く数字として扱う
桜区で土地だけの取引は131件で、三つの種類の中でいちばん少ない取引です。中央値は15万円/平方メートルです。
件数が少ない区分の中央値は、成約が一つ増えるだけで動きます。戸建てやマンションの中央値と同じ重さで扱わないでください。
この単価を使う場面は、築46年以上の戸建てを壊すかどうかを決めるときです。土地の面積に15万円をかけ、解体費を引いた数字と、建物付きの査定額を並べます。ただし土地の成約が少ない区なので、この計算は目安にとどめてください。
土地の形や道路との接し方で単価は動きます。査定では、更地にした場合の金額も別に出してもらうのが確実です。
桜区で売り出す前に決めること。壊すか、直すか、そのまま売るか。三つの答えは、この記事の三か所にある
最後に、桜区で売る人が先に決めておくことを三つにまとめます。どれも、区の中央値ではなく、自分の家が入る帯の数字で決めます。
一つ目は、壊すかどうかです。築46年以上の戸建てで考えることで、土地の単価15万円/平方メートルが物差しになります。二つ目は、直すかどうかです。
マンションの改装済みと未改装の差は、工事をする理由ではなく、競合の値段として読みます。三つ目は、そのまま売る場合の比べ方です。
戸建ては築年の帯の中で、用途地域と前面道路の幅をそろえた成約と比べます。マンションは帯の中で、間取りをそろえた成約と比べます。
査定の依頼は、この三つを決めてからでも遅くありません。決める前に頼むなら、三つの場合の金額を分けて出してほしいと伝えてください。かかる費用は家の値段や売り方で変わるので、不動産売却でかかる費用の一覧で先に確かめておきます。