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埼玉の家売却

埼玉県さいたま市西区の不動産売却|築46年の線で落ちる戸建てと、直近1年で下がったマンション

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

さいたま市西区の実成約は、戸建てが482件、中古マンションが195件で、戸建てのほうが多い区です(国交省データ)。中央値は戸建てが3,300万円、マンションが1,000万円です。どちらも築31〜45年から築46年以上へ移る線で値段がいちばん落ち、戸建ては築10年以内の半分以下、マンションは3分の1以下になります。直近1年は戸建てがほぼ横ばい、マンションははっきり下がりました。改装済みのマンションの中央値は未改装より高めですが、工事費がそのまま乗るとは限りません。

さいたま市西区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

西区で売れた戸建ての64%は築10年以内です。買い手の多くは新しい家を探す人だと私たちは見ています。

さいたま市西区で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内64%
  • 築11〜30年21%
  • 築31年以上15%

西区では戸建てが482件売れ、中古マンションの195件より多い区です。そのうち築31〜45年と築46年以上の戸建ては、合わせても15%にとどまります。長く住んだ家や親から相続した古い家は、多くの買い手が探す家とずれがあると私たちは考えています。

2だから、この値段

戸建ては、築31〜45年の2,150万円から築46年以上の1,200万円へ移るところで、下がる割合がいちばん大きくなります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築10年以内は3,600万円、築11〜20年は2,600万円で、金額で見るとここでも大きく下がります。その後は築21〜30年が2,300万円で、築31〜45年までは下がり方がゆるやかです。売れた戸建ての多くが築10年以内なので、築46年以上の家は比べられると選ばれにくいと私たちは見ています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

住宅地の地価は上がった地点が多いです。ただ、家を買う年代が減る見込みなので、上がり続けるとは言い切れないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった15か所
  • 変わらない2か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年2.5万人
2035年2.2万人
2045年2.1万人

住宅地の地価は17地点のうち15地点で去年より上がり、下がった地点は0でした。真ん中の値段を前の年と比べると、戸建ては+6.2%、中古マンションは−50.9%です。1年だけの動きは振れやすいので、マンションがこのまま下がり続けるとは言えません。2045年に向けて家を買う年代は−14%の見込みで、買う人は減っていく方向だと考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

埼玉県さいたま市西区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション-50.9%・戸建て+6.2%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,000万円400万円〜3,400万円約15.8万円195
戸建て等(土地+建物)3,300万円2,500万円〜4,100万円—482
土地——約11.0万円185

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,900万円513,600万円305
築11〜20年——2,600万円48
築21〜30年2,050万円182,300万円53
築31〜45年1,400万円442,150万円48
築46年〜395万円821,200万円23

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,900万円(21件)、未改装は770万円(39件)。 差は約147%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

さいたま市西区で売るなら、いくらくらいか

さいたま市西区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「埼玉県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

さいたま市西区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 さいたま市西区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は西大宮が4,450万円、大字内野本郷が2,500万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
大字指扇2,900万円89築10年
西大宮4,450万円80築4年
三橋3,300万円79築1年
大字佐知川2,700万円51築11年
大字土屋3,000万円29築4年
プラザ3,100万円25築1年
大字内野本郷2,500万円23築16年
宮前町3,900万円15—

中古マンション

地区中央値件数築年数
大字植田谷本365万円60築52年
西大宮3,900万円46築6年
大字指扇2,100万円23築29年
大字西遊馬490万円21築45年
三橋1,500万円13築33年
大字高木430万円9築50年
大字指扇領別所1,500万円9築38年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
大字指扇50万円/㎡35
三橋44万円/㎡27
大字西遊馬1.6万円/㎡17
大字佐知川34万円/㎡15
西大宮75万円/㎡8
宮前町44万円/㎡8

大字指扇(2,900万円・89件・築10年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築10年前後です。

西大宮(4,450万円・80件・築4年)

市内の地区の真ん中より44%高い水準です。売れているのは築4年前後です。

三橋(3,300万円・79件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約600万円の差
  • 5m未満2,800万円24件
  • 5〜7m3,200万円37件
  • 7〜10m3,300万円95件
  • 10m以上3,400万円119件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約450万円の差
  • 4m未満3,050万円20件
  • 4〜6m3,200万円306件
  • 6m以上3,500万円125件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約500万円の差
  • 長方形3,500万円56件
  • ほぼ台形3,500万円36件
  • ほぼ長方形3,300万円99件
  • ほぼ整形3,300万円30件
  • 不整形3,000万円34件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約600万円の差
  • 第2種住居地域3,600万円24件
  • 第2種中高層住居専用地域3,500万円72件
  • 第1種住居地域3,300万円56件
  • 第1種低層住居専用地域3,200万円125件
  • 第1種中高層住居専用地域3,200万円94件
  • 市街化調整区域3,000万円77件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約2,200万円の差
  • 軽量鉄骨造5,400万円29件
  • 木造3,200万円436件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約500万円の差
  • 県道3,500万円15件
  • 公道3,400万円133件
  • 市道3,300万円221件
  • 私道3,000万円87件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約3,400万円の差
  • 第2種中高層住居専用地域3,800万円62件
  • 第1種中高層住居専用地域2,050万円14件
  • 第1種住居地域560万円16件
  • 市街化調整区域400万円40件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

さいたま市西区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。さいたま市西区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
西大宮JR川越線24,198人
指扇JR川越線18,734人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
西大宮12.6万円7
指扇12.6万円7
大宮11.4万円2
宮原11.2万円1

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 8校・中学校 7校・高等学校 4校
  • 幼稚園・認定こども園7か所
  • 病院・診療所病院 4・診療所 47・歯科 33病床の多い病院は さいたま市民医療センター(340床)、指扇療養病院(240床)、指扇病院(226床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

さいたま市西区の空き家の数

さいたま市西区では、住宅のうち7.7%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は1,830戸あります。

住宅の数42,090戸
空き家3,240戸(7.7%)
売りに出ている空き家130戸
使う予定のない空き家1,830戸(住宅の4.3%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て1,280戸
そのうち傷みや壊れがある350戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

さいたま市西区で実際に売れた土地は、㎡あたり11万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

さいたま市西区は戸建て482件、マンション195件。戸建てが多い区で、値段の段は両方とも築46年の手前にある

国土交通省の不動産情報ライブラリで、さいたま市西区の実成約を数えます。いちばん多いのは戸建てで482件です。

次が中古マンションの195件で、土地だけの取引は185件にとどまります。西区は、戸建ての成約で相場ができている区です。

戸建ての中央値は3,300万円です。真ん中の半分は2,500万円から4,100万円の間に入ります。

マンションの中央値は1,000万円で、面積あたりでは16万円/平方メートルです。土地の単価は中央値11万円/平方メートルです。

西区のデータで目を引くのは、値段の落ち方です。戸建てもマンションも、築31〜45年から築46年以上へ移るところで中央値がいちばん大きく落ちます。

線の位置が同じなので、この記事は先にその線を説明します。次に用途地域と道路幅、最後に直近1年の動きと改装の扱いを見ます。

査定から引き渡しまでの手順は、家を売る流れは7ステップにまとめてあります。ここでは、西区の成約で値段が分かれる条件だけを扱います。

西区の戸建ては、築45年までは段が小さく、築46年以上で築10年以内の半分以下になる

西区の戸建てを、築10年以内・築11〜20年・築21〜30年・築31〜45年・築46年以上の五つの帯に分けます。中央値がいちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。築46年以上の中央値は、築10年以内の半分以下まで下がります。

言い換えると、西区の戸建ては築45年まで値段の段が小さく、最後の線で一度に落ちる形です。築30年台や築40年前後の家は、まだ線の手前にいます。

この帯の家を売る人は、区の中央値3,300万円ではなく、同じ帯の成約で値段を測ってください。区の中央値には、築46年以上の安い成約も混ざっています。

築46年以上の家は、建物の評価がほとんど残っていません。値段は敷地の条件で決まります。だから次の二つの節、用途地域と前面道路の幅が、古い家ほど関わってきます。

戸建ての中央値がいちばん高いのは第2種中高層住居専用地域。いちばん低いのは市街化調整区域で、成約がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域

西区の戸建てを用途地域の区分で並べると、中央値がいちばん高いのは第2種中高層住居専用地域です。いちばん低いのは市街化調整区域です。成約がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域で、区の中央値3,300万円はこの区分の値段に引かれています。

三つの区分は、意味が違います。第1種低層住居専用地域は、都市計画法第9条で低層住宅の環境を守るために定める地域です。

第2種中高層住居専用地域は、中高層住宅の環境を守る地域で、住宅以外の建物も一部まで建てられます。どちらも市街化区域の中にあります。

市街化調整区域は、用途地域ではなく、都市計画法第7条で市街化を抑える区域とされた場所です。建物を建てたり建て替えたりするのに許可が要る場合があります。

買い手が建て替えられるかどうかが決まらないと、値段も決まりません。西区では、この区域の戸建てが成約データの中でいちばん低い帯にあります。

調整区域の家を持つ人は、査定より先に、その土地で再建築ができる条件を確かめてください。区の中央値3,300万円で測ると高く見えすぎます。売り方は、市街化調整区域の家・土地を売るに分けてあります。

前面道路の幅で戸建ての中央値が分かれる。4m未満・4〜6m・6m以上の三つを、査定の前に自分で確かめる

西区の戸建ては、前面道路の幅が4m未満・4〜6m・6m以上のどれかで、中央値に差が出ています。道路の幅は、後から広げられない条件です。築46年以上の家では、建物の評価が残らないぶん、この条件が値段の残り方を左右します。

建築基準法第43条は、建物の敷地が幅4m以上の道路に2m以上接することを求めます。幅4m未満の道でも、同法第42条2項に当たる道路なら建て替えはできます。

ただし道路の中心線から2mの位置まで敷地を下げる必要があり、そのぶん建てられる面積が減ります。買い手はこの減る面積を値段に織り込みます。

自分の家の前面道路の幅は、購入時の重要事項説明書に書いてあります。手元になければ、法務局で公図と地積測量図を取り、道路の幅を見ます。

4m未満なら、すでに後退して建てた家かどうかも調べておきます。先に把握して伝えるほうが、査定の根拠がそろいます。

道路と間口で値段がどれだけ動くかは、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるかに、別の地域の成約で整理してあります。

西区のマンションは築46年以上で3分の1以下になる。戸建てより落ち幅が大きく、線の位置は同じ

西区の中古マンションを、戸建てと同じ五つの帯に分けます。中央値がいちばん大きく落ちるのは、戸建てと同じく築31〜45年から築46年以上へ移るところです。

築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下まで下がります。戸建ての半分以下より、落ち幅が大きい数字です。

戸建てより落ちるのは、マンションには敷地で値段を支える仕組みが弱いからです。戸建ては建物の評価が消えても敷地が残ります。マンションは敷地の持分が小さく、建物の古さがそのまま値段に出ます。

だから西区のマンションは、線の手前と先を別の相場として扱ってください。築45年までの部屋を、区の中央値1,000万円で測るのは構いません。築46年以上の部屋は、同じ帯の成約で比べ直す必要があります。

単価16万円/平方メートルも、区全体の数字です。古い帯では、この単価に届かない成約が多くなります。

直近1年、戸建てはほぼ横ばい、マンションははっきり下がった。西区では二つの相場を同じ向きで読まない

西区の直近1年の中央値を、前の1年と比べます。戸建てはほぼ横ばいです。

中古マンションは、はっきり下がっています。同じ区の同じ期間で、向きが分かれました。

この差は、査定の読み方に関わります。戸建ての査定で「相場が下がっている」と言われたら、それは西区の戸建てのデータとは合いません。

比較事例にマンションの動きを混ぜていないか、確かめてください。逆にマンションの査定で、2年前の成約を根拠に高い金額が出ていたら、直近1年の下がり方が織り込まれていません。

マンションを売る人は、直近1年の成約だけで出した金額と、2年分で出した金額の両方を頼んでください。二つの差が、相場が動いた幅です。

その幅を見てから、売り出し価格を決めます。先の動きは、データからは言えません。

3LDKが最多で2LDKが次。改装済みの中央値は未改装より高いが、工事費がそのまま乗るとは限らない

西区のマンションの間取りは、3LDKがいちばん多く、次が2LDKです。区の中央値1,000万円は、件数の多い3LDKの値段に近くなります。

2LDKの部屋をこの数字で測ると、広さの分だけずれます。2LDKは、単価16万円/平方メートルに面積をかけた数字のほうが近くなります。

改装の扱いは、西区では注意が要ります。改装済みのマンションの中央値は、未改装より高く出ています。ここまでは、直してから売る側に有利なデータです。

ただし、改装済みの部屋が高いのは、直した部屋が新しい帯や広い帯に多いからかもしれません。工事費がそのまま値段に乗った証拠にはなりません。

順番は、現況のまま査定を受け、直した場合の金額を別に出してもらい、差額と工事費を並べる、です。差額が工事費を上回るときだけ、直す意味があります。

下回るなら、直さずに売るほうが手元に残ります。戸建てと違う準備は、中古マンションを売るに置いています。

土地だけの成約は185件で最少。11万円/平方メートルは、古い戸建てを壊すかどうかの物差しに使う

西区の土地だけの取引は185件で、三つの中でいちばん少ない取引です。中央値は11万円/平方メートルです。

土地を売る人だけの数字ではありません。築46年以上の戸建てを持つ人が、壊して売るかどうかを決めるときの物差しになります。

建物付きのまま売った場合の査定と、11万円に面積をかけて解体費を引いた数字を、並べてください。並べてから決めれば、壊してから後悔することはありません。

調整区域の土地は、更地にしても建て替えの許可が要る場合があり、この計算が当てはまりません。先に再建築の条件を確かめてください。

西区で査定を頼むとき。持ち込むのは築年の帯・用途地域・前面道路の幅の三つ。費用は一覧で先に確かめる

西区の成約で値段が分かれる条件は、ここまでで三つに絞れました。築年の帯が築46年の線のどちら側か、用途地域の区分がどれか、前面道路の幅がどの帯か、です。この三つをそろえて伝えると、査定の根拠が比較事例の選び方まで見えます。

査定額は、売れる値段ではありません。複数の会社に頼み、金額ではなく、どの成約を比較事例に使ったかで比べてください。戸建てなら、築年の帯と用途地域が自分の家とそろっているか。

マンションなら、直近1年の下がり方を織り込んでいるか、改装を値段に足していないか。この二つを聞けば、根拠のある金額とそうでない金額が分かれます。

売るときにかかる費用は、仲介手数料・登記・税金など、区によって変わらない項目が多いです。ここでは繰り返しません。不動産売却でかかる費用の一覧で、手取りの計算に使ってください。

さいたま市西区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 さいたま市西区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

2,500万円 〜 4,100万円

成約482件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,300万円です。

中古マンション

400万円 〜 3,400万円

成約195件。中央値は1,000万円です。 1平方メートルあたりでは157,895円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

36,000円 〜 150,000円

成約185件。中央値は110,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字はさいたま市西区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

さいたま市西区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 さいたま市西区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約482件・中央値3,300万円 (2,500万円〜4,100万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約195件・中央値1,000万円/1平方メートルあたり157,895円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約185件・1平方メートルあたり中央値110,000円 (36,000〜150,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

さいたま市西区について、さらに詳しく書いた記事

このページはさいたま市西区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

さいたま市西区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
さいたま市北区約4km4,200万円+900万円
さいたま市大宮区約5km5,200万円+1,900万円
さいたま市中央区約6km5,000万円+1,700万円
さいたま市見沼区約7km3,400万円+100万円
さいたま市桜区約8km3,700万円+400万円
さいたま市浦和区約9km5,200万円+1,900万円
さいたま市岩槻区約11km2,800万円-500万円
さいたま市南区約11km4,700万円+1,400万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

さいたま市西区で築42年の戸建てを持っています。あと数年で築46年を超えますが、急いだほうがいいですか?

西区の戸建ては、築31〜45年の帯から築46年以上の帯へ移るところで、中央値がいちばん大きく落ちます。築46年以上の中央値は、築10年以内の半分以下です。築42年は、その線の手前にいます。区の戸建ての直近1年の中央値は前の1年とほぼ横ばいなので、相場の向きからは急ぐ理由は出ません。ただ、築年の帯は数年で変わります。査定では、築31〜45年の成約で比べた金額と、築46年以上の成約で比べた金額を分けて出してもらってください。その差が、住み続ける年数と引き換えになる金額です。

西区のマンションを売るつもりです。直近1年で相場が下がったと聞きましたが、待ったほうがいいですか?

西区の中古マンションは、直近1年の中央値が前の1年よりはっきり下がっています。同じ区の戸建てはほぼ横ばいなので、区全体が下がったのではなく、マンションだけが動いたと読めます。この先また上がるかどうかは、データからは言えません。待つかどうかを決める前に、自分の部屋が築46年以上の線のどちら側にあるかを見てください。線の手前なら築年の帯の値段が残っています。線を越えている部屋は、築10年以内の3分の1以下の帯で比べられます。査定は、直近1年の成約だけで出した金額と、2年分で出した金額の両方を頼んで差を確かめてください。

西区の市街化調整区域にある実家を売りたいです。区の中央値3,300万円より査定がかなり低いのは普通ですか?

西区の戸建てで、中央値がいちばん低い用途地域の区分は市街化調整区域です。区の中央値3,300万円は、成約がいちばん多い第1種低層住居専用地域の値段に引かれた数字です。調整区域の家をその数字で測ると、高く見えすぎます。調整区域は都市計画法で市街化を抑える区域とされ、建て替えや用途の変更に許可が要る場合があります。買い手が建て替えられるかどうかで値段が変わるので、査定の前に、その土地で再建築ができる条件を確かめてください。調整区域の売り方は、当サイトの市街化調整区域の記事に分けてあります。

さいたま市西区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に西大宮(4,450万円・80件)、宮前町(3,900万円・15件)、三橋(3,300万円・79件)です。低いほうは大字内野本郷(2,500万円・23件)、大字佐知川(2,700万円・51件)、大字指扇(2,900万円・89件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

さいたま市西区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは宮前町で築0年、古いほうは大字内野本郷で築16年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

さいたま市西区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは大字指扇(89件・中央値2,900万円)、西大宮(80件・中央値4,450万円)、三橋(79件・中央値3,300万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(さいたま市西区の実成約データの充填元・2023年第2四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第7条=市街化区域と市街化調整区域・第9条=第1種低層住居専用地域・第2種中高層住居専用地域など用途地域の定義)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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