PR 本サイトはアフィリエイト広告を含みます

埼玉の家売却

埼玉県さいたま市緑区の不動産売却|戸建ての区で、先に動いたのはマンションの値段

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

さいたま市緑区の実成約は、戸建て823件、中古マンション296件、土地212件です(国交省データ)。中央値は戸建て3,800万円、マンション2,600万円です。直近1年は戸建てが横ばいで、マンションがはっきり下がりました。築年の段は、マンションが築31〜45年に入るところ、戸建てが築46年以上に入るところで、それぞれいちばん深くなります。マンションの間取りは3LDKの次に4LDKが多く、改装済みの中央値は未改装より高く出ています。

さいたま市緑区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

緑区で売れた家の62%は戸建てです。そのうち71%が築10年以内の新しい家です。

さいたま市緑区で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内71%
  • 築11〜30年19%
  • 築31年以上9%

売れた戸建てのうち、築31年以上は9%にとどまります。戸建ての売り買いは、新しい家が中心です。このため、緑区で戸建てを買うのは新しい家を求める人が中心だと私たちは見ています。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は3,800万円です。ただし築年数によって大きく変わります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築10年以内は4,000万円、築31〜45年は2,550万円です。築46年以上は1,150万円まで下がり、ここがいちばん深い段です。この段は売れた件数が少ないので、値段は目安として見てください。全体の真ん中の値段が築11〜20年の3,200万円より高いのは、築10年以内の売買が多いためだと私たちは見ています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

住宅地の地価は上がっていますが、マンションの値段は前の年より下がりました。戸建てが今後どう動くかは、まだ読み切れないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった27か所
  • 変わらない1か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年3.4万人
2035年3.2万人
2045年3.1万人

住宅地の地価は28地点のうち27地点で上がり、下がった地点は0地点でした。一方で、マンションの真ん中の値段は前の年より下がり(−7.4%)、戸建てはわずかに上がりました(+2.6%)。また、家を買う年代の人は、2045年までに減る見込みです(−8%)。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

埼玉県さいたま市緑区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション-7.4%・戸建て+2.6%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,5005,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション2,600万円1,700万円〜4,000万円約37.1万円296
戸建て等(土地+建物)3,800万円3,100万円〜4,700万円—823
土地——約20.0万円212

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内4,500万円574,000万円575
築11〜20年3,900万円563,200万円81
築21〜30年2,500万円532,900万円74
築31〜45年1,600万円1072,550万円58
築46年〜930万円101,150万円18

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,700万円(44件)、未改装は1,900万円(45件)。 差は約42%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

さいたま市緑区で売るなら、いくらくらいか

さいたま市緑区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「埼玉県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

さいたま市緑区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 さいたま市緑区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は太田窪が4,700万円、大字三室が3,200万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
大字三室3,200万円150築1年
大字大門3,900万円116—
大字中尾3,600万円99築1年
東浦和4,200万円70築1年
道祖土4,450万円64—
原山4,600万円45築1年
太田窪4,700万円38築1年
松木3,500万円35築1年

中古マンション

地区中央値件数築年数
美園4,400万円82築9年
原山1,700万円55築36年
東浦和2,450万円46築30年
大字大間木1,800万円35築35年
東大門2,500万円20築27年
大字三室1,450万円14築32年
太田窪2,400万円13築38年
大字中尾1,900万円13築30年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
大字三室50万円/㎡34
大字大門71万円/㎡28
原山94万円/㎡23
東浦和92万円/㎡19
大字中尾67万円/㎡14
芝原66万円/㎡10
美園82万円/㎡10
大字大間木62万円/㎡9

大字三室(3,200万円・150件・築1年)

市内の地区の真ん中より24%低い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

大字大門(3,900万円・116件・築0年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築0年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

大字中尾(3,600万円・99件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約450万円の差
  • 5m未満3,800万円73件
  • 5〜7m3,800万円59件
  • 7〜10m4,200万円163件
  • 10m以上4,250万円118件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約500万円の差
  • 4〜6m3,600万円343件
  • 6m以上4,100万円342件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,300万円の差
  • 長方形4,900万円72件
  • ほぼ台形4,150万円68件
  • ほぼ長方形3,950万円152件
  • 袋地等3,800万円65件
  • ほぼ整形3,600万円38件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,900万円の差
  • 第2種低層住居専用地域5,000万円15件
  • 第1種住居地域4,850万円66件
  • 第2種中高層住居専用地域4,500万円81件
  • 第1種中高層住居専用地域4,000万円364件
  • 第2種住居地域3,600万円47件
  • 第1種低層住居専用地域3,100万円223件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約900万円の差
  • 軽量鉄骨造4,700万円41件
  • 木造3,800万円758件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,500万円の差
  • 区画街路5,000万円47件
  • 市道3,950万円302件
  • 私道3,900万円116件
  • 公道3,500万円234件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約2,950万円の差
  • 準住居地域4,700万円25件
  • 第2種住居地域4,200万円67件
  • 第2種中高層住居専用地域2,400万円91件
  • 第1種住居地域2,100万円28件
  • 第1種中高層住居専用地域1,750万円54件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

さいたま市緑区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。さいたま市緑区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
東浦和JR武蔵野線53,940人
浦和美園埼玉高速鉄道線23,000人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
東川口24.4万円1
浦和美園22.3万円5
浦和20.4万円7
東浦和18万円10
北浦和14.3万円5

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 12校・中学校 8校・高等学校 4校
  • 幼稚園・認定こども園9か所
  • 病院・診療所病院 3・診療所 74・歯科 50病床の多い病院は さいたま市立病院(637床)、共済病院(117床)、東和病院(48床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

さいたま市緑区の空き家の数

さいたま市緑区では、住宅のうち4.2%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は830戸あります。

住宅の数55,410戸
空き家2,320戸(4.2%)
売りに出ている空き家150戸
使う予定のない空き家830戸(住宅の1.5%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て680戸
そのうち傷みや壊れがある150戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

さいたま市緑区で実際に売れた土地は、㎡あたり20万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

さいたま市緑区は戸建て823件、マンション296件。戸建ての区なのに、直近1年で動いたのはマンションの値段

国土交通省の不動産情報ライブラリで、さいたま市緑区の実成約を種類ごとに数えました。いちばん多いのは戸建ての823件です。次が中古マンションの296件で、土地だけの取引は212件といちばん少なくなります。

戸建ての中央値は3,800万円です。真ん中の半分が3,100万円から4,700万円の間に入ります。

マンションの中央値は2,600万円で、面積あたりでは37万円/平方メートルです。土地だけの単価は20万円/平方メートルでした。

緑区でまず押さえたいのは、直近1年の向きが戸建てとマンションで違うことです。戸建ての中央値は前の1年とほぼ変わっていません。

マンションの中央値は、前の1年からはっきり下がりました。成約の数では戸建ての区ですが、値段が先に動いたのはマンションのほうです。

もうひとつ、築年で値段が落ちる「段」の位置も、二つで違います。マンションは築31〜45年に入るところでいちばん深く落ちます。

戸建ては築46年以上に入るところが、いちばん深い段です。緑区のマンションは、戸建てより早い築年で段が来ます。

この記事では、緑区の成約で値段が分かれた条件を順に見ます。マンションの下げと段、間取りと改装、戸建ての築年、用途地域、前面道路、最後に査定の頼み方です。売却の手順や必要書類は区で変わらないので、家を売る流れは7ステップに任せます。

緑区のマンションは、築31〜45年の段と直近1年の下げが重なる。築21〜30年の持ち主は、段の手前にいる

緑区のマンションを築年の帯で分けると、築21〜30年までは帯が進んでも中央値はなだらかに下がるだけです。いちばん深い段は、築21〜30年から築31〜45年へ移るところにあります。築31〜45年の中央値は、築10年以内の半分を切ります。

この段に、直近1年の下げが重なります。区全体の中央値が前の1年より下がったので、古い帯の物件は二つの下げを同時に受けている可能性があります。

築31年を越えたマンションの持ち主は、数年前の査定額や、同じ棟の昔の成約を物差しにしないでください。直近1年の、同じ帯の成約だけを見ます。

逆に、築21〜30年の持ち主は段の手前にいます。この帯の中央値は、まだ築10年以内からそれほど離れていません。

区の中央値2,600万円は帯を全部混ぜた数字なので、そのまま自分の値段にはなりません。自分の帯と、直近1年の向きの両方を確かめてから、値段を決めます。

緑区のマンションは3LDKが最多で、次が4LDK。改装済みの中央値は未改装より高いが、間取りと築年が先

緑区のマンションで成約がいちばん多い間取りは3LDKです。次に多いのが4LDKでした。2LDK以下より4LDKが多く成約している区です。

買い手の中心が、部屋数の多い住まいを探す人たちだと読めます。売る側から見ると、3LDKと4LDKは比べられる成約が多く、値段の根拠を出しやすい間取りです。

改装済みのマンションの中央値は、未改装より高く出ています。ただ、この差を「改装費の分だけ高く売れた」と読むのは早すぎます。

改装済みと未改装では、築年や広さの分布が同じとは限りません。高く成約した理由のうち、工事がどれだけを占めるかは、この数字だけでは分けられません。

だから、売る前の工事は慎重に決めます。まず現況のままで査定を受け、担当者に「工事をしたら査定額がいくら変わるか」を聞きます。その差が工事費を上回らないなら、工事はしません。

考え方の詳しい整理は、売る前にリフォームすべきかにあります。愛知の実成約で見たものですが、読み方は緑区でも同じです。

緑区の戸建ては築45年まで建物の値段が残り、築46年以上で築10年以内の3分の1以下へ落ちる

緑区の戸建てを築年の帯で見ると、築10年以内から築31〜45年まで、帯が進むごとに中央値は下がります。ただ、ここまでの段はどれも浅く、建物の値段が残っている帯です。

いちばん深い段は、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下になります。

つまり緑区の戸建ては、築40年でも区の中央値3,800万円から遠くない帯にいます。ところが築46年を越えると、値段の性格が変わります。建物の値段がほとんど消え、土地の値段で決まる帯に入ります。

ここで物差しになるのが、土地だけの単価20万円/平方メートルです。土地の成約は212件と少ないので、自分の敷地の面積に掛けた数字を、築古の戸建ての底として使います。

建築士の視点

築46年以上という帯は、いまの時点で1980年ごろまでに建った家にあたります。建築基準法の耐震基準は1981年6月に大きく変わり、それより前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準と呼ばれます。築46年以上の帯は、この旧耐震の時期とおおむね重なります。

買い手が旧耐震の家を買うとき、住宅ローンや住宅ローン控除の扱いで確認が増えることがあります。建物に値段がつきにくくなる理由のひとつは、ここにあります。緑区の段が築46年以上で深くなるのは、建物の古さだけでなく、基準の切り替わりをまたぐからだと考えると筋が通ります。

築46年以上の家を売るときは、建物を直すより、土地の条件を整えるほうがものを言います。境界が確定しているか、前面道路の幅が4m以上あるか、接道が2m以上あるか。この三つがそろっていれば、建物が古くても土地として買い手がつきます。

緑区でいちばん静かな用途地域が、戸建ての中央値ではいちばん低い。高いのは第1種住居地域、成約の厚みは第1種中高層住居専用地域

緑区の戸建てを用途地域で分けると、中央値がいちばん高いのは第1種住居地域です。いちばん低いのは第1種低層住居専用地域でした。

成約の数がいちばん多いのは、第1種中高層住居専用地域です。高い地域、低い地域、多い地域がそれぞれ別の用途地域に分かれています。

第1種低層住居専用地域は、都市計画法で「低層住宅に係る良好な住居の環境を保護する」地域と定められています。建築基準法第55条で建物の高さに10mまたは12mの限度があり、店や事務所の建築も厳しく制限されます。

住環境としては静かな地域ですが、緑区の戸建ての中央値では、この地域がいちばん低く出ています。

用途地域は、自分で変えられない条件です。自分の家がどの用途地域にあるかは、さいたま市の都市計画図か、購入時の重要事項説明書で確認できます。

査定の前に調べておくと、担当者が出した値段の根拠を、同じ用途地域の成約で確かめられます。用途地域が値段を左右する仕組みは、土地の形と用途地域で、価格はどう変わるかで整理しています。

建築士の視点

低層住居専用地域の家が低く出るのは、この地域の家が悪いからではありません。高さの限度と用途の制限があるため、同じ土地でも建てられる建物の大きさや使い道が狭くなります。買い手の中に、土地を広く使いたい人や、店舗や賃貸を組み合わせたい人が入ってきにくいのです。

一方で、低層住居専用地域を選ぶ買い手は、静かさと日当たりを目的に探しています。この買い手に向けて売るなら、値段より先に、庭の広さ・日当たり・隣家との距離を伝えるほうが届きます。用途地域ごとに買い手の顔が違うので、売り方も変えます。

緑区の戸建ては、前面道路の幅が6m以上か4〜6mかで中央値が変わる。道路の幅は図面より先に、現地で確かめる

緑区の戸建てを前面道路の幅で分けると、6m以上の家と4〜6mの家で中央値に差が出ています。比べられる区分はこの二つです。同じ築年、同じ広さでも、前の道路が広いほうが値段が上に出る傾向が、緑区の成約にも表れています。

道路の幅が値段を左右する理由は、建築基準法にあります。第43条で、建物の敷地は幅4m以上の道路に2m以上接することが求められます。

4mを満たしていても、車のすれ違いや駐車のしやすさ、工事車両の入りやすさは、6m以上の道路のほうが有利です。買い手はこれを「買った後の使いやすさ」として値段に織り込みます。

幅の確かめ方は難しくありません。法務局で取れる公図や地積測量図、購入時の重要事項説明書に道路の種類と幅が書いてあります。

書類が手元になければ、現地でメジャーを当てても分かります。査定を頼む前に自分で把握しておくと、担当者の出した値段が道路の条件を踏まえているかを確かめられます。

緑区で査定を頼むときは、マンションと戸建てで渡すものを分ける。マンションは直近1年の同じ帯の成約、戸建ては築年・用途地域・道路幅

緑区で査定を頼むときは、区の中央値を一度忘れてください。戸建ての3,800万円もマンションの2,600万円も、帯を全部混ぜた数字です。自分の家がどの帯にいるかを先に決め、その帯の成約だけを担当者に出してもらいます。

マンションの持ち主が渡すのは、築年の帯・間取り・改装の有無の三つです。緑区のマンションは直近1年で下がったので、成約の時期も指定します。

前の1年の成約を根拠にした査定額は、今の買い手の値段とずれている可能性があります。「直近1年の、同じ帯の、同じ間取りの成約」と頼み方を具体的にします。

戸建ての持ち主が渡すのは、築年の帯・用途地域・前面道路の幅の三つです。築46年以上なら、土地の単価20万円/平方メートルを底として、自分の敷地面積を掛けた数字も添えます。

直近1年の戸建ては横ばいなので、相場の向きを急ぐ理由にも待つ理由にもしません。売り時は、自分の家がいま段の手前にいるか奥にいるかで決まります。

査定額がどう出てくるかの仕組みは、不動産査定の仕組みにまとめています。仲介手数料や登記費用など、売るときにかかるお金は区で変わらないので、不動産売却でかかる費用の一覧で確かめてください。

さいたま市緑区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 さいたま市緑区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

3,100万円 〜 4,700万円

成約823件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,800万円です。

中古マンション

1,700万円 〜 4,000万円

成約296件。中央値は2,600万円です。 1平方メートルあたりでは371,429円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

130,000円 〜 260,000円

成約212件。中央値は200,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字はさいたま市緑区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

さいたま市緑区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 さいたま市緑区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約823件・中央値3,800万円 (3,100万円〜4,700万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約296件・中央値2,600万円/1平方メートルあたり371,429円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約212件・1平方メートルあたり中央値200,000円 (130,000〜260,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

さいたま市緑区について、さらに詳しく書いた記事

このページはさいたま市緑区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

さいたま市緑区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
さいたま市浦和区約4km5,200万円+1,400万円
さいたま市南区約5km4,700万円+900万円
さいたま市中央区約5km5,000万円+1,200万円
さいたま市大宮区約6km5,200万円+1,400万円
さいたま市桜区約7km3,700万円-100万円
さいたま市見沼区約8km3,400万円-400万円
さいたま市岩槻区約9km2,800万円-1,000万円
さいたま市北区約9km4,200万円+400万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

さいたま市緑区のマンションは、直近1年で下がったと聞きました。今売ると損ですか?

区全体の中央値が前の1年より下がったのは事実です。ただ、この先も下がるかどうかは、データからは分かりません。分かるのは、古い査定額や数年前の成約を基準にすると、今の買い手の値段とずれることです。直近1年の、同じ築年の帯と同じ間取りの成約を出してもらい、そこから判断してください。

緑区で築40年を超えた戸建てを持っています。中央値3,800万円は目安になりますか?

目安にしにくい帯です。緑区の戸建ては、築46年以上に入ると中央値が築10年以内の3分の1以下になります。築31〜45年はその手前で、まだ建物の値段が残っています。区の中央値は全部の帯を混ぜた数字なので、自分の帯の成約と、土地だけの単価20万円/平方メートルを並べて見てください。

緑区のマンションを改装してから売ると、高く売れますか?

緑区では、改装済みの中央値が未改装より高く出ています。ただ、改装済みの物件が高く成約した理由は、工事の内容だけではありません。築年や広さが違う物件が混ざっています。改装費を上乗せして回収できるとは限らないので、工事の前に、現況のままの査定額と工事後の見込みを比べてください。

さいたま市緑区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に太田窪(4,700万円・38件)、原山(4,600万円・45件)、道祖土(4,450万円・64件)です。低いほうは大字三室(3,200万円・150件)、松木(3,500万円・35件)、大字中尾(3,600万円・99件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

さいたま市緑区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは大字大門で築0年、古いほうは大字三室で築1年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

さいたま市緑区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは大字三室(150件・中央値3,200万円)、大字大門(116件・中央値3,900万円)、大字中尾(99件・中央値3,600万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(さいたま市緑区の実成約データの充填元・2023年第2四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義・第43条=幅4m以上の道路に2m以上接する接道義務・第55条=低層住居専用地域の高さの限度)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第1種低層住居専用地域・第1種中高層住居専用地域・第1種住居地域の定義)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

無料・電話番号は聞きません 値段の目安レポート