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岐阜の家売却

美濃加茂市の不動産売却|戸建て相場1,400万円・成約298件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

美濃加茂市の成約は戸建てが最多です。戸建ては298件で中央値1,400万円、中古マンションは7件にとどまります(国交省データ)。直近1年の戸建ての中央値は、前の1年よりはっきり上がりました。値段の段差がいちばん深いのは、築30年を越える線です。1年前の相場観のまま売り出さず、直近の成約を根拠にした無料査定で確かめてください。

美濃加茂市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

美濃加茂市で売れる家はほとんどが戸建てです。築10年以内の家と、築31年以上の家の両方がよく売れています。

美濃加茂市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内34%
  • 築11〜30年18%
  • 築31年以上48%

売れた戸建てのうち、築10年以内は34%、築31年以上は48%です。中古マンションの成約は7件しかありません。築31年以上の家は、築10年以内の家よりずっと安い値段で売れています。新しめの家を求める人と、値段を抑えて古い家を買う人の両方が買い手だと私たちは見ています。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は1,400万円です。築30年を越えたところで、値段が大きく下がります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築10年以内は2,400万円、築21〜30年は1,400万円です。築31〜45年は675万円、築46年以上は400万円です。売れた戸建ての約半分が築31年以上なので、全体の真ん中の値段もその分低めに出ていると私たちは見ています。地区でも差が大きく、高い地区は川合(3,050万円)、安い地区は清水ケ丘(420万円)です。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

家を買う年代の人が減る見込みなので、長い目で見ると値段は上がりにくいと私たちは考えています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった7か所
  • 変わらない3か所
  • 下がった6か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年2.1万人
2035年2万人
2045年1.8万人

家を買う年代(25〜44歳)の人は、2045年までに減る見込みです(−15%)。65歳以上の人は増える見込みです(+11%)。直近1年の戸建ての真ん中の値段は、前の年より上がりました(+38.5%)。ただ1年だけの動きは振れやすく、住宅地の地価も16地点のうち上がったのが7地点、下がったのが6地点で、はっきりした流れは見えません。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

岐阜県美濃加茂市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: 戸建て+38.5%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
01,5003,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション730万円370万円〜1,100万円約10.0万円7
戸建て等(土地+建物)1,400万円550万円〜2,500万円—298
土地——約2.8万円230

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内——2,400万円97
築11〜20年——1,500万円14
築21〜30年——1,400万円38
築31〜45年——675万円80
築46年〜——400万円57

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

美濃加茂市で売るなら、いくらくらいか

美濃加茂市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「岐阜県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

美濃加茂市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 美濃加茂市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は川合が3,050万円、若葉台が570万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
今渡2,400万円32築26年
土田2,200万円31築1年
川合3,050万円18築5年
下恵土2,300万円17築1年
広見2,400万円17築1年
桜ケ丘960万円15築42年
若葉台570万円14築46年
皐ケ丘1,200万円13築36年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
下恵土12万円/㎡34
土田8.3万円/㎡24
今渡9.7万円/㎡18
長坂6.5万円/㎡17
川合9.4万円/㎡16
東帷子5.6万円/㎡12
桜ケ丘12万円/㎡12
瀬田15万円/㎡11

今渡(2,400万円・32件・築26年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築26年前後です。

土田(2,200万円・31件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

川合(3,050万円・18件・築5年)

市内の地区の真ん中より33%高い水準です。売れているのは築5年前後と新しめで、建物の状態がそのまま値段に出ます。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約800万円の差
  • 7〜10m1,900万円43件
  • 10m以上1,100万円221件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約700万円の差
  • 4m未満1,200万円11件
  • 4〜6m1,000万円139件
  • 6m以上1,700万円147件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,520万円の差
  • ほぼ台形2,500万円13件
  • 不整形2,300万円27件
  • ほぼ長方形1,400万円97件
  • 長方形1,100万円101件
  • ほぼ正方形980万円25件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,655万円の差
  • 市街化区域及び市街化調整区域外の都市計画区域2,300万円69件
  • 近隣商業地域2,300万円10件
  • 第1種住居地域2,250万円68件
  • 第1種低層住居専用地域645万円130件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約2,950万円の差
  • 鉄骨造3,950万円16件
  • RC1,525万円10件
  • 木造1,400万円232件
  • 軽量鉄骨造1,000万円27件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,150万円の差
  • 道路2,350万円30件
  • 市道1,200万円245件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

美濃加茂市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。美濃加茂市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
新可児名古屋鉄道 広見線4,606人
西可児名古屋鉄道 広見線3,533人
可児JR太多線3,020人
日本ライン今渡名古屋鉄道 広見線2,799人
可児川名古屋鉄道 広見線1,296人
下切JR太多線1,000人
明智名古屋鉄道 広見線667人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
新可児3.9万円6
多治見3.5万円1
日本ライン今渡3.4万円3
可児川3万円1
西可児2.4万円2
姫1.7万円1
根本1.5万円1
明智1.4万円1

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 12校・中学校 6校・高等学校 3校
  • 幼稚園・認定こども園9か所
  • 病院・診療所病院 3・診療所 38・歯科 28病床の多い病院は 木沢記念病院(452床)、のぞみの丘ホスピタル(310床)、太田病院(89床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

美濃加茂市の空き家の数

美濃加茂市では、住宅のうち10.8%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は2,410戸あります。

住宅の数45,730戸
空き家4,930戸(10.8%)
売りに出ている空き家190戸
使う予定のない空き家2,410戸(住宅の5.3%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て1,970戸
そのうち傷みや壊れがある460戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

美濃加茂市で実際に売れた土地は、㎡あたり2.8万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

美濃加茂市で家や土地を売る人のために、国土交通省の不動産情報ライブラリの成約を集計しました。書くのは、美濃加茂市のデータから読めることだけです。どの市でも変わらない一般論は、それぞれ詳しいページへのリンクにとどめます。

美濃加茂市のデータで目立つ点は2つあります。直近1年、戸建ての中央値が前の1年よりはっきり上がったこと。そして、成約が戸建てに集中し、中古マンションがごく少ないことです。

美濃加茂市の戸建ては、1年前より高く売れている

直近1年に成約した戸建ての中央値は、その前の1年をはっきり上回りました。四半期ごとの細かい上下ではなく、1年分をまとめて比べた差です。

売り手にとっての意味は単純です。1年前の相場観は、もう古いということです。1年前に受けた査定や、当時見た売り出し価格を基準にすると、いまの水準より安く売り出す恐れがあります。

確かめ方も単純です。査定書を受け取ったら、根拠にした成約の時期を見てください。

直近1年の成約が入っていない査定は、上がる前の水準で計算されています。その場合は、直近の事例で引き直してもらってください。

ただし、上がったのは市全体の中央値です。自分の家に当てはまるかは、築年数・用途地域・前の道の幅で変わります。この3つは、後の節で順に見ていきます。

売る物件の種類で、市内の事例の厚みが大きく違う

種別ごとの成約を多い順に並べると、戸建て、土地、中古マンションです。

戸建て(土地と建物のセット取引)は298件でした。中央値は1,400万円で、安いほうから4分の1の値は550万円、高いほうから4分の1の値は2,500万円です。土地のみの取引は230件で、1平方メートルあたりの中央値は2.8万円でした。

中古マンションは7件です。中央値は730万円、専有面積1平方メートルあたりでは10万円でした。

戸建てを売るなら、比べる事例は市内でそろいます。まず550万円から2,500万円までの幅に、自分の家の条件を重ねてください。

中央値1つだけを当てはめると、読み違えます。建物より先に確かめることは 戸建てを売る にまとめています。

中古マンションは事情が逆です。7件という数では、同じ築年帯・近い間取りの成約が市内でそろわないことがあります。どの事例を根拠に置くかで、会社ごとの査定額は割れます。

1平方メートルあたり10万円という単価を物差しにしつつ、根拠の成約がどこの、いつのものかを確かめてください。1社の金額で決めず、複数社の無料査定を並べることです。管理費や修繕積立金など、戸建てと違う準備は 中古マンションを売る に書いています。

築30年を越える線で、戸建ての値段はいちばん大きく下がる

美濃加茂市の戸建てを築年数の帯で分けると、下げ幅がいちばん大きいのは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところです。築20年台の家と築30年台の家では、査定で比べる帯が変わります。同じ家でも、この線を越えると、根拠になる成約の水準が一段下がります。

築46年以上の帯では、中央値が築10年以内の3分の1以下まで下がります。この帯の値段の中心は、建物ではなく土地です。美濃加茂市は土地のみの成約が230件ある市場で、土地を探す買い手はいます。

築古の家は、古家付き土地のまま売るか、解体して更地で売るかの選択になります。選び方と費用の考え方は 更地で売るか、古家付き土地のまま売るか に書いています。

取引がいちばん多い第1種低層は、中央値ではいちばん低い

美濃加茂市の戸建てを用途地域で分けると、取引がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域です。ところが、中央値がいちばん低いのも、同じ第1種低層住居専用地域でした。いちばん高いのは第1種住居地域です。

事例の多さと、水準の高さは別ものだと分かります。第1種低層の家を売るなら、比べる成約は見つけやすい一方で、「規制が厳しい住宅街だから高い」という前提は通じません。第1種住居地域の家なら、市内の高い側の帯で比較できます。

査定では、同じ用途地域の成約を根拠にしてもらってください。自分の土地の用途地域は、美濃加茂市の都市計画図で確かめられます。用途地域や土地の形が価格へ影響する仕組みは 土地の形と用途地域で、価格はどう変わるか で説明しています。

前面道路6m以上の家は、4〜6mより高い帯にいる

美濃加茂市の戸建ての成約データには、前面道路の幅が6m以上の区分と、4〜6mの区分があります。中央値は、6m以上の区分のほうが高くなっています。

建築士の視点

幅4〜6mの道は、法律の上では問題のない道です。建築基準法の接道義務は、幅4m以上の道路に2m以上接することを求めます。4〜6mの区分はこれを満たし、道幅の点では再建築の支障になりません。

それでも差が付くのは、買い手が日々の使い勝手を見るからです。前の道が6mあると、車のすれ違いに余裕が出ます。駐車場への出入りも、切り返しが減ります。解体や建て替えの工事車両も入りやすくなります。買った後の暮らしと費用に影響する差なので、価格にも表れます。

前の道が6m以上あるなら、それ自体が説明材料になります。査定を頼むとき、道幅を先に伝えてください。幅は購入時の重要事項説明書に載っています。手元になければ、法務局の公図やメジャーでの実測でも見当が付きます。

間口と道幅が価格へ影響する度合いは 間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか で、実データを使って説明しています。

美濃加茂市で買取を頼む前に、仲介で売れる家かを見分ける

買取は、不動産会社が自分で買う売り方です。個人の買い手を探す仲介と違い、売れるまで待つ期間がありません。そのかわり、値段は仲介で売った場合より低くなるのが普通です。

美濃加茂市は、戸建ての成約が298件ある市場です。成約が多い地区は、今渡・土田・川合・下恵土・広見です。こうした地区の、そのまま住める家を買取に出すと、仲介との差額をまるごと手放すことになります。

買取が向くのは、その逆の家です。築46年以上の帯は、値段の中心が建物ではなく土地でした。解体や片付けを会社が引き受け、その分を値段で調整する取引なら、買取の安さに理由があります。

遠くに住んでいて、片付けも解体も自分で動けない空き家も同じです。美濃加茂市の空き家をどう売るかは 美濃加茂市の空き家 に書いています。訳ありの家を買取で売る手順は 買取という選択肢と、種類別の売り方 にまとめています。

確かめ方は1つです。買取の金額を聞いたら、同じ家の仲介の査定も取って、2つを並べてください。

差が小さいなら、買取で早く終える手もあります。差が大きいなら、待てる期間があるかで決めてください。急ぐ事情があるなら、仲介で一定期間売れなければ会社が買い取る「買取保証」を聞いてみるのが先です。

買取の金額も、根拠にした成約の時期を聞いてください。直近1年の成約が入っていない金額なら、上がる前の水準で計算されています。

美濃加茂市の買取は、地区で金額が変わる

買取会社は、買った家を直して売り直すか、壊して土地として売ります。買取の金額は、その地区で売り直せる値段から逆算して決まります。売り直しの見込みが高い地区ほど、買取の金額も出やすいということです。

美濃加茂市の成約データでは、戸建ての中央値がいちばん高い地区は川合、低い地区は清水ケ丘です。土地の1平方メートルあたりの単価は、広見が高く、長坂が低くなっています。同じ築年数の家でも、地区が違えば買取の提示額は変わります。

川合や広見のような高い側の地区は、買取会社にとっても売り直しやすい場所です。そのぶん、仲介で売った場合との差額も大きくなりがちです。買取に出す前に仲介の査定を並べる意味がいちばん大きいのは、こうした地区です。

清水ケ丘や長坂のような低い側の地区は逆です。買取の金額が低く出ても、その会社だけが安いとは限りません。仲介の査定でも近い水準が出るなら、それが地区の相場です。

買取の金額を聞くときは、売り直しの値段をいくらと見ているかも聞いてください。根拠が同じ地区の直近1年の成約なら、話は分かりやすいです。別の地区の成約や、上がる前の成約で計算した金額なら、引き直してもらってください。

築46年以上の家や土地のみの場合、売り直しの相手は住む人とは限りません。家を建てて売る会社が、土地として買うこともあります。土地として売るときの境界や古家の扱いは 土地を売る にまとめています。

上がっている相場で、査定を受けるときの注意

美濃加茂市で査定を頼むとき、先に伝える条件は3つです。築年数がどの帯にあるか。用途地域はどこか。

前の道の幅は何mか。この3つで、根拠にすべき成約の帯が決まります。

そのうえで、いまの美濃加茂市に特有の注意が1つあります。中央値が上がった直後の相場では、査定額が会社ごとにずれやすいことです。古い成約を根拠にした査定は、低く出ます。

上げを強く見込んだ査定は、高く出ます。金額の大小だけで選ばず、どの時期の、どの成約を根拠にしたかを比べてください。

査定は無料で、売るかどうか決める前でも受けられます。1年前の相場観をいったん脇に置き、いまの数字を手に入れる。美濃加茂市の売却は、そこから始めてください。

美濃加茂市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 美濃加茂市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

550万円 〜 2,500万円

成約298件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は1,400万円です。

中古マンション

370万円 〜 1,100万円

成約7件。中央値は730万円です。 1平方メートルあたりでは100,000円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

16,000円 〜 40,000円

成約230件。中央値は28,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は美濃加茂市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

美濃加茂市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 美濃加茂市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約298件・中央値1,400万円 (550万円〜2,500万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約7件・中央値730万円/1平方メートルあたり100,000円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約230件・1平方メートルあたり中央値28,000円 (16,000〜40,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

美濃加茂市について、さらに詳しく書いた記事

このページは美濃加茂市全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

美濃加茂市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
可児市約4km2,000万円+600万円
犬山市約9km2,600万円+1,200万円
関市約11km1,100万円-300万円
扶桑町約13km2,500万円+1,100万円
大口町約15km2,600万円+1,200万円
多治見市約16km900万円-500万円
江南市約18km2,700万円+1,300万円
土岐市約18km880万円-520万円
郡上市約35km500万円-900万円
恵那市約36km1,700万円+300万円
中津川市約44km800万円-600万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

1年前に受けた査定額のまま、売り出してもいいですか?

勧めません。美濃加茂市の直近1年の戸建ての中央値は、前の1年よりはっきり上がりました。1年前の査定は、上がる前の成約を根拠にしています。その金額のまま売り出すと、いまの水準より安く手放す恐れがあります。直近の成約を根拠にした無料査定を、受け直してください。

築35年の実家は、美濃加茂市で値段が付きますか?

築31〜45年の帯は、築21〜30年からの下げ幅がいちばん大きい帯です。建物の評価は薄くなり、値段の中心は土地へ移ります。ただ、美濃加茂市は土地のみの成約が230件ある市場で、土地を探す買い手はいます。古家付きのまま売る場合と更地にする場合の両方の価格を、無料査定で並べてから決めてください。

マンションの査定額が、会社によって大きく違います。なぜですか?

美濃加茂市の中古マンションの成約が7件と少ないためです。少ない事例のどれを根拠に置くかで、査定額は割れます。専有面積1平方メートルあたりの中央値10万円を物差しに、根拠にした成約の時期と条件を確かめてください。複数社の無料査定を並べると、判断しやすくなります。

美濃加茂市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に川合(3,050万円・18件)、今渡(2,400万円・32件)、広見(2,400万円・17件)です。低いほうは若葉台(570万円・14件)、桜ケ丘(960万円・15件)、皐ケ丘(1,200万円・13件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

美濃加茂市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは土田で築1年、古いほうは若葉台で築46年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

美濃加茂市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは今渡(32件・中央値2,400万円)、土田(31件・中央値2,200万円)、川合(18件・中央値3,050万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(このページの実成約データの充填元)・確認日 2026-08-15
  2. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=用途地域の定義)・確認日 2026-08-15
  3. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義・第43条=接道義務)・確認日 2026-08-15

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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