空き家を売る
美濃加茂市の空き家|除却補助は事前相談と判定が必須(金額は窓口へ)
編集部
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結論から 美濃加茂市空き家除却事業補助金は、空家法第2条第1項の「空家等」、昭和56年5月31日以前の基準で建築された旧耐震の空き家、住宅地区改良法上の「不良住宅」と市長が認めた空き家のいずれかが対象です。補助率・上限額は市の公式ページに数値の記載がなく、この記事では確認できませんでした。申請前に事前相談と空き家判定を受けることが必須です。窓口は建設水道部都市計画課住宅政策係(0574-25-2111 内線254)です(2026年8月時点)。
美濃加茂市の空き家除却事業補助金。対象は三つの類型、金額は窓口で確認
美濃加茂市には、空き家を壊すための補助制度があります。名前は「美濃加茂市空き家除却事業補助金」です。
対象になる空き家は、次の三つのいずれかに当てはまることです。
- 空家法(空家等対策の推進に関する特別措置法)第2条第1項に定める「空家等」に該当する
- 昭和56年5月31日以前の基準で建築された、旧耐震の空き家である
- 住宅地区改良法上の「不良住宅」に該当すると市長が認めた空き家である
補助率と上限額は、市の公式ページに数値の記載がありませんでした。「R8空家除却リーフレット」を参照するよう案内があるだけです。この記事では、リーフレットの中身までは確認できていません。金額はここに書けません。担当課に直接確認する前提で読み進めてください。
金額よりも先に押さえておくべき手順があります。**申請の前に、事前相談と空き家判定を受けることが必須です。
**解体業者との契約を先に進めてしまうと、判定の結果しだいで補助の対象外だったとあとから分かる恐れがあります。契約より先に、都市計画課へ相談してください。
受付期間についても、ページに記載がありませんでした。令和8年度の枠がいつまでかは、電話で確認するほかありません。窓口は建設水道部都市計画課住宅政策係(0574-25-2111 内線254)です(2026年8月時点)。
外壁の色あせは、買い手が値段を下げる理由にはなりにくい部分です。塗り替えの費用は、売値に戻ってきません。
美濃加茂市空き家バンク。登録条件が最初から示されている珍しい市
解体を選ばないなら、次に検討するのが空き家バンクです。
美濃加茂市空き家バンクは、登録の要件がページにはっきり書かれている点が特徴です。多くの市町村では要件が非公開のままですが、美濃加茂市は次の四つを明示しています。
- 土地と家屋の所有者が同一人物であること
- 物件が市内にあること
- 個人が居住用に所有している建物・敷地であること
- 危険空き家でないこと
裏を返せば、土地と家屋の名義が別々になっている相続空き家や、危険空き家に該当するものは、この時点でバンクの対象から外れます。相続で名義が複雑になっている場合、先に名義を整理してからの登録になります。
成約時に補助が出るかどうか、登録から成約までの流れは、公式ページに記載がありませんでした。窓口は市民協働部まちづくり課(0574-25-2111 内線362・447・448)です。
木造住宅耐震改修補助。空き家専用ではないが、直す・貸すなら関係しうる
除却(解体)を選ばない場合に視野へ入るのが、木造住宅耐震改修工事補助です。ただしこれは空き家専用の制度ではありません。
補助額は、補強の内容で二段階に分かれています。
- 評点1.0まで補強する場合:対象経費120万円以内の部分は90%、上限は110万円(超過分を含めて)
- 評点0.7までの簡易補強の場合:対象経費120万円以内の部分は61.5%、上限は84万円
対象になる建物の基準は、昭和56年5月31日以前です。除却補助の「旧耐震」の基準と同じ日付が使われています。
令和8年度の募集は2戸だけです。壊さずに直して住む、あるいは貸すつもりがあるなら、早めに動いたほうがいい枠です。窓口は建設水道部都市計画課住宅政策係(0574-25-2111 内線259)です。
美濃加茂市の実成約。加茂野町・本郷町・森山町の成約が多く、清水町と蜂屋町で差が大きい
ここからは、制度ではなく実際の売買データを見ていきます。
美濃加茂市で取引がいちばん多いのは土地です。次が戸建てで、いちばん少ないのが中古マンションでした。マンションの取引は戸建てよりかなり少なく、査定に使える事例自体が限られます。
土地だけの取引も、戸建てと同じかそれ以上あります。更地や古家付きのまま動いている土地が多いということです。
築年数の落ち方に、この市らしい特徴があります。戸建ての値段がいちばん大きく落ちるのは、築10年以内から築21〜30年に移るところです。
築20年を超えたあたりから、もう評価は下がり始めています。築46年以上になると、中央値は築10年以内の半分以下です。
用途地域でも差が出ます。戸建ての中央値がいちばん高いのは第1種住居地域、いちばん低いのは市街化区域及び市街化調整区域外の都市計画区域でした。
取引がいちばん多いのも、この市街化区域及び市街化調整区域外の都市計画区域です。取引が多い地域が、必ずしも高値の地域とは限りません。
前面道路の幅でも差があります。区分は6m以上、4〜6mです。自分の空き家の前の道が何mあるか、査定の前に測っておくと話が早く進みます。
直近1年の戸建ての中央値は、前の1年に比べてはっきり下がっています。地区別に見ると、戸建ての成約が多い順に、加茂野町・本郷町・森山町・西町・清水町となっています。
中央値がいちばん高いのは清水町、いちばん低いのは蜂屋町でした。成約が多い地区が高値とは限りません。
土地の1平方メートルあたり単価は、新池町がいちばん高く、下米田町がいちばん低くなっています。
美濃加茂市全体では、戸建ての成約価格の中央値は1,850万円です。成約は154件で、真ん中の半分は900万円〜2,600万円に入ります。
土地は1平方メートルあたりの中央値が2.4万円、成約は204件です。市全体の相場は 美濃加茂市の不動産売却 にまとめています。
売る・貸す・壊す・持ち続ける。美濃加茂市の場合で整理する
売る・貸す・壊す・持ち続けるを、美濃加茂市の状況に当てはめて整理します。
売る。 取引がいちばん多いのは土地です。古家付きのまま売るか更地にするかは、費用対効果で変わります。比べ方は 更地で売るか、古家付き土地のまま売るか にまとめています。直近1年の戸建て中央値は下がっているので、地区ごとの違いも見たうえで動く時期を決めてください。
貸す。 木造住宅耐震改修補助は空き家専用ではありませんが、直して貸す前提なら視野に入ります。令和8年度の募集は2戸だけです。売るか貸すか迷っている段階の判断材料は 家を売るか貸すか。判断の分かれ目 にまとめました。
壊す。 美濃加茂市空き家除却事業補助金は、空家法上の「空家等」・旧耐震・「不良住宅」のいずれかが対象です。金額は市の公式ページに記載がなく、この記事では確認できませんでした。事前相談と空き家判定を、契約より先に済ませてください。解体費用そのものの相場は書きませんが、決まり方は 空き家・古家の解体費用は何で決まる? にまとめています。
持ち続ける。 固定資産税と保険料は出続けます。美濃加茂市の直近1年の戸建て中央値は下がっていました。相続した空き家なら、譲渡所得から3,000万円を引ける制度(全国共通)も確認してください。対象になる家屋の条件は 相続した空き家を売る。3,000万円を引ける制度 にまとめてあります。
補助金の要件も、受付期間も、年度ごとに変わります。この記事は2026年8月時点で確認できた美濃加茂市の公開情報にもとづくものです。
除却補助の補助率・上限額、令和8年度の受付期間、バンクの成約時補助や登録期間は、公開情報では確認できませんでした。除却補助は建設水道部都市計画課住宅政策係(0574-25-2111 内線254)に確認してください。
空き家バンクは市民協働部まちづくり課(0574-25-2111 内線362・447・448)が窓口です。動き出す前に、電話で最新の内容を確かめてください。