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愛知の家売却

江南市の不動産売却|戸建て相場2,700万円・成約312件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

江南市の不動産は、中古マンションの中央値が1,100万円、戸建てが2,700万円です(国交省データ・2023〜2026年の取引実績)。マンションは価格帯の幅が大きく、四半期ごとの振れも目立ちます。戸建ては隣接する一宮市とほぼ同じ水準です。はじめの一歩は実データで相場観をつくり、無料査定で自分の物件の値を確かめることです。

江南市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

江南市で売れた家は戸建てが中心で、その多くは築10年以内です。新しい家を求める買い手が多いと私たちは見ています。

江南市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内61%
  • 築11〜30年17%
  • 築31年以上22%

江南市で売れた家のうち、戸建ては45%、中古マンションは20%です。売れた戸建てを見ると、築10年以内が61%を占め、築31年以上は22%にとどまります。築浅の家が件数の多くを占めることから、買い手の多くは新しい家を探す世帯だと私たちは考えています。

2だから、この値段

戸建ての値段は築年数で大きく分かれます。築10年以内は3,000万円、築46年以上は870万円です。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

戸建ての真ん中の値段は、築11〜20年が2,400万円、築21〜30年が1,800万円、築31〜45年が1,400万円と、古くなるほど下がります。全体の2,700万円は、件数の多い築浅の家に引き上げられていると私たちは見ています。地区で見ると、高いのは今市場町(3,100万円)、安いのは高屋町(1,900万円)です。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

住宅地の地価は、ほとんどの地点で上がっています。ただ長い目では買い手の世代が減るため、上がり方は鈍っていくと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった12か所
  • 変わらない1か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年2万人
2035年1.9万人
2045年1.7万人

住宅地の地価は13地点のうち12地点で去年より上がり、下がった地点は0です。戸建ての真ん中の値段は前の年より+16%ですが、一年だけの動きは振れやすく、これだけで上がり続けるとは言えません。国の推計では、2045年にかけて家を買う年代の人数が−14%、高齢の人の数が+13%となります。買う人が減り、手放す家は増えやすくなると私たちは考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

愛知県江南市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: 戸建て+16%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,100万円770万円〜1,500万円約15.7万円138
戸建て等(土地+建物)2,700万円2,000万円〜3,400万円—312
土地——約6.3万円242

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内——3,000万円177
築11〜20年2,150万円142,400万円23
築21〜30年1,200万円321,800万円25
築31〜45年1,100万円621,400万円35
築46年〜200万円17870万円30

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,400万円(25件)、未改装は880万円(29件)。 差は約59%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

江南市で売るなら、いくらくらいか

江南市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「愛知県の相場データブック」(PDF・10ページ)も、このアドレスにお送りします。

江南市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 江南市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は今市場町が3,100万円、高屋町が1,900万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
飛高町2,500万円32築5年
古知野町3,000万円30築11年
宮後町3,000万円30築1年
高屋町1,900万円23築26年
赤童子町3,000万円22築1年
尾崎町2,900万円19—
今市場町3,100万円16築1年
木賀東町2,300万円13築1年

中古マンション

地区中央値件数築年数
古知野町1,550万円58築24年
藤ケ丘200万円17築53年
東野町1,100万円16築28年
宮後町1,100万円9築34年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
古知野町29万円/㎡25
赤童子町40万円/㎡18
飛高町24万円/㎡16
和田町13万円/㎡14
宮後町27万円/㎡13
南山町28万円/㎡11
高屋町22万円/㎡10
上奈良町23万円/㎡8

飛高町(2,500万円・32件・築5年)

市内の地区の真ん中より17%低い水準です。売れているのは築5年前後です。

古知野町(3,000万円・30件・築11年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築11年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

宮後町(3,000万円・30件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約700万円の差
  • 5m未満2,100万円13件
  • 5〜7m2,650万円30件
  • 7〜10m2,800万円67件
  • 10m以上2,600万円103件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約600万円の差
  • 4m未満2,300万円39件
  • 4〜6m2,700万円116件
  • 6m以上2,900万円148件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,100万円の差
  • 長方形2,900万円84件
  • 不整形2,650万円18件
  • ほぼ長方形2,600万円61件
  • 袋地等2,400万円23件
  • 台形1,800万円16件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約2,300万円の差
  • 近隣商業地域4,350万円10件
  • 第1種住居地域2,900万円116件
  • 第1種中高層住居専用地域2,700万円89件
  • 市街化調整区域2,050万円82件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約1,000万円の差
  • 軽量鉄骨造3,700万円21件
  • 鉄骨造2,850万円20件
  • 木造2,700万円231件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,400万円の差
  • 県道4,000万円19件
  • 公道2,900万円72件
  • 市道2,600万円203件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約2,205万円の差
  • 商業地域2,400万円21件
  • 第1種住居地域1,200万円37件
  • 市街化調整区域1,100万円20件
  • 近隣商業地域1,000万円12件
  • 第1種中高層住居専用地域195万円16件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

江南市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。江南市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
江南名古屋鉄道 犬山線24,668人
布袋名古屋鉄道 犬山線8,652人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
江南7.6万円9
布袋7.6万円4

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 10校・中学校 6校・高等学校 4校
  • 幼稚園・認定こども園4か所
  • 病院・診療所病院 3・診療所 72・歯科 56病床の多い病院は 愛知県厚生農業協同組合連合会 江南厚生病院(684床)、布袋病院(239床)、佐藤病院(125床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

江南市の空き家の数

江南市では、住宅のうち10.5%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は1,960戸あります。

住宅の数43,380戸
空き家4,570戸(10.5%)
売りに出ている空き家160戸
使う予定のない空き家1,960戸(住宅の4.5%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て1,540戸
そのうち傷みや壊れがある370戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

江南市で実際に売れた土地は、㎡あたり6.3万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

① 江南市の不動産相場(実データ)

江南市で2023年第2四半期から2026年第1四半期までに成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリのデータで見ていきます。中古マンションは138件が成約し、中央値は1,100万円(よくある価格帯は770万円〜1,500万円)でした。

面積あたりの単価は中央値16万円/平方メートルで、10万円〜21万円まで幅があります。

戸建て(土地と建物のセット)は312件が成約し、中央値は2,700万円(2,000万円〜3,400万円)。土地の単価は中央値6.3万円/平方メートルで、2.6万円〜8.6万円の範囲です。

隣接する一宮市と比べると、戸建ての中央値はほぼ同じ水準です。マンションは面積単価で一宮市の方が高く、土地の単価は逆に江南市の方が高めです。隣り合う市でも、マンションと土地で水準の高さが入れ替わっています。

② 中古マンションを売る場合

江南市の中古マンションは、戸建ての半分以下の取引件数です(138件対312件)。名鉄犬山線の江南駅・布袋駅に近いエリアに集中する傾向があり、駅から離れるとそもそも取引の絶対数が少なくなります。

四半期ごとの中央値を見ると、740万円台から1,750万円台まで振れ幅が大きいのが実情です。成約件数も四半期によって6件から24件まで差があり、少ない四半期は2025年に限りません。2023年第2四半期は8件、2024年第3四半期は10件と、10件前後の四半期はもともと珍しくないのです。

2025年第2四半期以降は6件・8件・12件・9件と少なめの状態が続き、この時期の中央値(1,750万円・875万円・740万円・970万円)はいずれも少ないサンプル数の影響を受けやすい数字です。四半期ごとの中央値の上下だけを見て、一方向の値動きと判断するのは早計です。

売却価格を考えるときは、面積あたりの単価(中央値16万円/平方メートル)をひとつの目安にしながら、江南駅・布袋駅のどちらに近いか、築年数が近いか、専有面積が近いかで直近の成約を絞り込んで見比べることが欠かせません。江南市はマンションの絶対数自体が少ないため、1件ごとの成約価格が相場の目安として重みを持ちます。

③ 戸建てを売る場合

江南市の戸建て(土地・建物)は中央値2,700万円、よくある価格帯(真ん中の半分)で2,000万円〜3,400万円。土地単価は中央値6.3万円/平方メートルで、隣接する一宮市よりやや高めの水準です。

四半期の推移を見ると、2023年は2,300万円〜2,600万円で推移し、2024年第1四半期に3,000万円まで上がりました。2025年は2,400万円〜3,300万円の間で四半期ごとに上下し、直近の2026年第1四半期は2,500万円と、2023年とほぼ同じ水準に戻っています。

成約件数は四半期ごとに17〜40件と変動が大きく、一方向に伸び続けているとは言い切れません。

築年数が古い戸建てほど、建物そのものより土地の評価(6.3万円/平方メートルが目安)が価格の軸になります。江南越津ねぎの畑が残る郊外の区画では、駐車スペースの広さと道路付けが査定に影響しやすい傾向です。

築年数で、どこまで下がるか

江南市の戸建ての成約を築年数別に見ると、中央値は築0〜10年が3,000万円(177件)、築11〜20年が2,400万円(23件)、築21〜30年が1,800万円(25件)、築31〜45年が1,400万円(35件)と、年数とともに下がっていきます。

築46年以上になると、中央値は870万円(30件)まで下がりますが、ゼロにはなりません。木造住宅の法定耐用年数は22年で、これを大きく超えると建物の査定額はほとんど残らず、価格は土地の値段(6.3万円/平方メートルが目安)でほぼ決まります。

古い家だから値段がつかない、というわけではないのが、江南市のデータから読み取れることです。

建物より、「直せない条件」が影響している

同じ江南市の戸建てでも、前面道路の幅が6m以上だと中央値2,900万円(148件)、4〜6mは2,700万円(116件)、4m未満は2,300万円(39件)です。道路が広いほど中央値は高く出ています。

間口は、7〜10mが2,800万円(67件)と最も高く、10m以上は2,600万円(103件)、5〜7mは2,650万円(30件)とほぼ並び、5m未満は2,100万円(13件)と最も低くなっています(5m未満は件数が少なく参考値です)。

建築士の視点

間口と前面道路の幅は、リフォームでは変えられない条件です。ここが価格に影響するのには理由があります。

建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります(接道義務)。前面道路が4m未満の場合、建て替えのときに道路の中心から2mの位置まで敷地を後退させる「セットバック」が必要になることがあり、そのぶん建てられる面積が減ります。

間口の狭さは、駐車のしやすさや工事車両の入りやすさに直結します。江南市は名鉄犬山線で名古屋・一宮へ通う世帯が住宅を選ぶ市です。駐車スペースを確保しにくい間口の狭い物件は、ファミリー層の買い手にとって選びにくくなり、価格に反映されます。買い手が抱える「買った後にかかる費用」が増えるぶん、査定額は控えめになるということです。

査定を受けるときは、間口の広さ・前面道路の幅・接道の状況を先に伝えると、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

売る前にやること、やらなくていいこと

間口の広さと前面道路の幅、土地の形は、法務局で取れる公図・地積測量図か、購入時の重要事項説明書で確認できます。前面道路が4m未満なら、過去にセットバック済みかどうかも先に調べておくといいでしょう。あとから発覚すると値引き交渉の材料になりやすいため、先に把握して伝えるほうが有利に働きます。

やらなくていいことが多いのはリフォームです。江南市の中古マンションでは、改装済み(25件)の中央値が1,400万円、未改装(29件)が880万円で、改装済みの方が高く出ています。ただし専有面積や築年数の違いも混ざっている可能性があり、改装だけの効果とは言い切れません。数十万円かけてリフォームするかどうかは、査定で「直した場合と現況のままで、価格がいくら変わるか」を先に聞いてから判断すれば十分です。

④ 江南市の地域特性

江南市は愛知県北部、濃尾平野の北部・木曽川の南岸にあり、人口約9.8万人、世帯数約4.4万世帯(2026年6月末時点・江南市公表)。面積は30.20平方キロメートル(東西6.125km・南北8.760km)で、人口密度は1平方キロメートルあたり約3,230人です(人口・面積から算出)。

昭和29年6月1日、丹羽郡古知野町・布袋町、葉栗郡宮田町・草井村の4町村が合併して発足しました(江南市公表)。市内では4〜6世紀の古墳時代に二子山古墳・富士塚古墳が造られ、戦国時代には織田信長・豊臣秀吉が若き日を過ごした土地とも伝わります(江南市公表)。

明治時代には絹織物産業が発達し、大正元年には名鉄犬山線が開通しています(江南市公表)。

現在も江南駅・布袋駅の2駅があり、名鉄名古屋駅から特急で江南駅まで最短16分。車では東名高速の小牧IC、名神高速の一宮ICからいずれも約20分です(江南市公表)。名古屋市から20キロ圏という立地が、ベッドタウンとしての性格を支えています。

特産品には江南越津ねぎ、インテリア織物、地酒などがあります(江南市公表)。駅に近い住宅地か、郊外の農地に近い区画かで、買い手が見る条件も変わってきます。

こうした立地は、売却の実務にもそのまま影響してきます。江南駅・布袋駅を使って名古屋・一宮へ通う世帯が買い手の中心になりやすい一方、江南市は農地や生産緑地が住宅地に混在する地域でもあります。

江南市の戸建ての成約には市街化調整区域にかかるものも82件含まれ、中央値は2,050万円と、市街化区域の用途地域より低めに出ています。市街化調整区域にかかる土地の売却では建築の制限がかかる場合があるため、査定を依頼するときは、自分の土地がどの区分にあたるかを担当者と一緒に整理しておくと、売り出し方の相談がしやすくなります。

⑤ 売却の進め方と相談先

江南市で売却を進める流れは、大きく4段階に分けられます。まず①ここまでの実データで相場の位置を確認し、次に②無料査定を複数社へ依頼して金額を比べ、③マンション・戸建て、相続・住み替えといった自分の状況に合う売り方を選び、最後に④媒介契約を結んで売り出す、という順番です。

江南市は名鉄犬山線の駅から近いか、郊外の農地寄りかで、想定する買い手層が変わります。マンションなら江南駅・布袋駅からの距離、戸建てなら土地の広さと道路付けを、先に自分の目で確かめておくと、査定の話が早く進みます。

不動産会社を選ぶ基準は、査定額の大きさだけにしないほうがいいです。江南市はもともと取引件数が多い市ではないため、駅周辺と郊外それぞれの成約を知っているか、数字で査定根拠を説明できるか、媒介契約の種類とデメリットまで話してくれるか。この基準で複数社に無料査定を依頼すると、判断材料が揃います。

江南市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 江南市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

2,000万円 〜 3,400万円

成約312件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,700万円です。

中古マンション

770万円 〜 1,500万円

成約138件。中央値は1,100万円です。 1平方メートルあたりでは157,143円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

26,000円 〜 86,000円

成約242件。中央値は62,500円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は江南市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

江南市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 江南市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約312件・中央値2,700万円 (2,000万円〜3,400万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約138件・中央値1,100万円/1平方メートルあたり157,143円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約242件・1平方メートルあたり中央値62,500円 (26,000〜86,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

江南市について、さらに詳しく書いた記事

このページは江南市全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

江南市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
大口町約3km2,600万円-100万円
扶桑町約5km2,500万円-200万円
岩倉市約6km3,100万円+400万円
小牧市約6km2,900万円+200万円
一宮市約7km2,700万円同水準
犬山市約8km2,600万円-100万円
北名古屋市約10km3,250万円+550万円
豊山町約10km2,750万円+50万円
岐阜市約15km1,900万円-800万円
羽島市約15km1,800万円-900万円
関市約19km1,100万円-1,600万円
大垣市約24km1,800万円-900万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

江南市の中古マンションと戸建て、どちらが売りやすいですか?

需要はエリア・物件ごとに異なるため一律には語れません。江南市はマンションの成約が138件、戸建てが312件と、そもそも流通量が違います。実データで似た物件の成約を確認してから、無料査定で自分の物件の価格を確かめてください。

中央値の価格で、自分の家も売れますか?

中央値はあくまで江南市全体の目安です。実際の価格は駅からの距離・築年数・広さ・土地の形で大きく変わります。戸建てのよくある価格帯(真ん中の半分)の幅(2,000万円〜3,400万円)を見れば、値段のばらつきがどれほどか分かります。具体的な金額は、無料査定で確かめられます。

江南市と一宮市、どちらの相場が高いですか?

一律に高い・低いとは言えません。戸建ての中央値はどちらの市もほぼ同じ水準です。マンションは面積単価で一宮市の方が高く、土地の単価は逆に江南市の方が高めです。項目によって水準が入れ替わるため、自分の物件のタイプで見比べる必要があります。

前面道路が狭い江南市の戸建てでも売れますか?

売れます。ただし前面道路の幅で水準は変わります。江南市の戸建ては、前面道路が6m以上だと中央値2,900万円(148件)、4m未満だと2,300万円(39件)です。建て替え時にセットバックが必要になる場合があるため、査定時に前面道路の幅と接道状況を先に伝えておくと、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

江南市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に今市場町(3,100万円・16件)、古知野町(3,000万円・30件)、宮後町(3,000万円・30件)です。低いほうは高屋町(1,900万円・23件)、木賀東町(2,300万円・13件)、飛高町(2,500万円・32件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

江南市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは尾崎町で築0年、古いほうは高屋町で築26年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

江南市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは飛高町(32件・中央値2,500万円)、古知野町(30件・中央値3,000万円)、宮後町(30件・中央値3,000万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 江南市「人口表(令和8年)」(人口97,594人・世帯43,883世帯・令和8年6月末現在)・確認日 2026-07-17
  2. 江南市「江南市の概要」(面積30.20km²・東西6.125km・南北8.760km・合併経緯)・確認日 2026-07-17
  3. 江南市「江南市へのアクセス」(名鉄犬山線・江南駅/布袋駅・所要時間・IC)・確認日 2026-07-17
  4. 江南市「特産品」(江南越津ねぎ・インテリア織物・地酒等)・確認日 2026-07-17
  5. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(DATA-SLOT充填元)・確認日 2026-07-17

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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