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空き家を売る

江南市の空き家|危険空き家解体補助は5分の4・上限20万円、制度は2本立て

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結論から

江南市危険空き家解体工事費補助金は、解体費用の5分の4・上限20万円です。対象は市内で1年以上不使用・木造・個人所有などの条件を満たし、市の評点合計が100以上の『危険空き家』と判定された家屋に限られ、令和8年度は5棟の先着順です。該当しない木造住宅には、補助対象経費の23%と20万円のいずれか少ない額が出る民間木造住宅解体工事費補助という別枠があり、特定空家等・不良住宅は対象外です。窓口は都市整備部建築課 営繕・住宅グループ(0587-50-0286)です(2026年8月時点)。

江南市で空き家を持っているなら、まず知っておきたいことがあります。解体に使える補助金は一本ではなく、二つに分かれています。

市が「危険空き家」と判定した家が対象の制度と、そこまで傷んでいない旧基準の木造住宅が対象の制度です。どちらに当てはまるかで、使える補助も金額の出し方も変わります。

この記事は江南市の制度と、江南市の実成約データに絞って書きます。内容は2026年8月時点のものです。

江南市の解体補助は、「危険空き家」向けと「木造住宅」向けの二本立て

江南市には、空き家の解体に使える補助金が二つあります。名前も対象も別々です。

  • 江南市危険空き家解体工事費補助金:市が「危険空き家」と判定した家屋が対象
  • 民間木造住宅解体工事費補助:空き家に限らず旧基準の木造住宅が対象。ただし特定空家等・不良住宅は対象外

この二つは対象がすみ分けられています。すでに「危険空き家」と判定されるほど傷んだ家は前者、まだそこまでではないが耐震性に不安がある木造住宅は後者、という関係です。

自分の空き家がどちらに当てはまるか、あるいはどちらにも当てはまらないかは、書類だけでは分かりません。まず都市整備部建築課へ相談するところから始まります。

どちらも令和8年度の受付枠が決まっていて、先着順です。危険空き家解体工事費補助金は5棟、民間木造住宅解体工事費補助は16件の予定です。枠が埋まれば、年度の途中でも受付は終わります。

危険空き家解体工事費補助金は解体費用の5分の4・上限20万円

制度名は「江南市危険空き家解体工事費補助金」です(令和8年6月26日更新)。

補助額は解体費用の5分の4です。ただし上限は20万円です。工事費がいくら高くても、出るのはそこまでという天井があります。

対象になる家の主な要件は、次のとおりです。

  • 市内で1年以上使われていないこと
  • 居住用の部分が延床面積の半分以上を占めること(長屋・共同住宅は全戸が不使用であること)
  • 木造であること
  • 個人の所有であること
  • 所有権以外の権利が設定されていないこと(権利者の同意があれば対象になります)
  • 市の評点で合計100以上の「危険空き家」と判定されていること

評点をつけるのは市です。所有者が「かなり傷んでいる」と感じていても、市の判定を受けるまでは対象になるかどうか分かりません。

令和8年度の受付は5棟の予定で、先着順です。

多くの自治体の解体補助と同じく、工事の契約より前に申請や判定を済ませておくことが前提になっている制度です。業者と契約したあとで補助の存在を知っても、間に合わない可能性があります。契約前に、都市整備部建築課 営繕・住宅グループ(0587-50-0286)へ申請の順番を確認してください。

解体費用そのものの実額は、建物の構造や、重機が入れる前面道路の幅で変わります。相場の目安ではなく確かめ方は、複数社から見積もりを取って比べるのが確実です。空き家・古家の解体費用は何で決まる?にまとめました。

築年数の経った戸建ての外壁とベランダ
外壁の色あせは、買い手が値段を下げる理由にはなりにくい部分です。塗り替えの費用は、売値に戻ってきません。

民間木造住宅解体工事費補助は、「危険空き家」ではない木造住宅が対象

もう一つの制度が「民間木造住宅解体工事費補助」です。空き家専用の制度ではなく、住んでいる家でも対象になります。

補助額は、補助対象経費の23%と20万円のいずれか少ない額です。

対象になる主な要件は、次のとおりです。

  • 延床面積30平方メートル以上
  • 旧基準(昭和56年5月31日以前の基準)の木造住宅であること
  • 無料の耐震診断で判定値1.0未満または80点未満、もしくは簡易な耐震診断で危険性があると判断されたこと
  • 過去に市の耐震系補助を受けていないこと

ここで注意したいのが、対象から外れる条件です。特定空家等・不良住宅は対象外とされています。

つまり、すでに「危険空き家」に該当するほど傷んだ家は、この制度では対象になりません。危険空き家解体工事費補助金の側で確認することになります。

令和8年度は16件の予定で、先着順です。受付は令和8年4月1日から始まっており、工事は令和9年2月末までに完了させる必要があります。

年度をまたぐ期限がある制度なので、動くなら早いほうが安全です。窓口は都市整備部建築課 建築指導グループ(0587-50-0287)です。

空き家バンク・相談窓口・そのほかの助成

解体以外の道も、江南市には用意されています。

空き家バンクがあります。運営は江南市ではなく、愛知県宅地建物取引業協会です。登録の要件や、成約したときに補助が出るかどうかは公式ページに記載がなく、確認できませんでした。

空き家全般の相談窓口として、空き家総合相談窓口(愛知県宅建協会)があります。電話は052-522-2567、平日9時〜正午・13時〜17時の受付です。

木造住宅耐震シェルター整備費補助という制度もあります。上限は30万円です。

対象は高齢者・障害者世帯が住む、旧基準の木造住宅(判定値0.4以下)に限られます。令和8年度は1件の予定で、4月1日から受付が始まっています。

相続した空き家を売る場合は、譲渡所得から3,000万円を引ける制度(全国共通)が使える可能性があります。対象になる家屋の条件や期限は、相続した空き家を売る。3,000万円を引ける制度にまとめてあります。

江南市の実成約。地区によって値が大きく違う

制度の話から、市場の話に移ります。

江南市で取引がいちばん多いのは戸建てです。次が土地で、いちばん少ないのが中古マンションでした。

用途地域で見ると、取引がいちばん多いのは第1種住居地域です。戸建ての中央値がいちばん高いのも同じ第1種住居地域で、いちばん低いのは市街化調整区域でした。

前面道路の幅でも、戸建ての中央値に差が出ています。区分は6m以上、4〜6m、4m未満です。自分の空き家の前の道が何mあるか、先に測っておくと話が早く進みます。

築年数による下がり方は次のとおりです。

  • 戸建ては、築10年以内に比べて築46年以上の中央値が3分の1以下まで下がります
  • いちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上に移るところです
  • 中古マンションは、築11〜20年に比べて築46年以上の中央値が3分の1以下まで下がります
  • マンションも同じく、築31〜45年から築46年以上への移行がいちばん大きな下げ幅です

直近1年の動きは、戸建てとマンションで逆方向です。戸建ての中央値は前の1年に比べてはっきり上がっている一方、中古マンションの中央値ははっきり下がっています。

マンションの間取りでいちばん多いのは3LDK、次が4LDKでした。改装済みの物件の中央値は、未改装より高く出ています。ただし、かけた改装費がそのまま売値に乗るとは限りません。

地区別に見ると、戸建ての成約が多い順に、古知野町・飛高町・宮後町・高屋町・赤童子町となっています。中古マンションは、古知野町・藤ケ丘・東野町・宮後町の順です。

同じ江南市内でも、地区によって値は大きく違います。戸建ての中央値がいちばん高いのは宮後町、いちばん低いのは高屋町でした。土地の1平方メートルあたり単価は、赤童子町がいちばん高く、小郷町がいちばん低くなっています。

江南市全体では、戸建ての成約価格の中央値は2,700万円です。成約は339件で、真ん中の半分は2,000万円〜3,400万円に入ります。

土地は1平方メートルあたりの中央値が6.3万円、成約は267件です。市全体の相場は江南市の不動産売却にまとめています。

売る・貸す・壊す・持ち続ける。江南市のデータで比べてみる

四つの選択肢を、江南市の数字と制度に当てはめます。

売る。 取引がいちばん多いのは戸建てです。まずは現況のまま査定を取ってください。直近1年の戸建ての中央値ははっきり上がっています。売るタイミングとしては悪くありません。

売るか貸すかで迷う場合の比べ方は、家を売るか貸すか。判断の分かれ目にまとめています。

貸す。 空き家バンクへの登録が入口になります。運営は愛知県宅地建物取引業協会なので、登録要件や成約時の扱いは協会側か窓口で確認してください。

壊す。 市の評点で「危険空き家」と判定されるなら、解体費用の5分の4・上限20万円の補助があります。判定されない旧基準の木造住宅なら、補助対象経費の23%と20万円のいずれか少ない額が出る民間木造住宅解体工事費補助という道もあります。どちらも契約より前に、窓口で申請の順番を確認してください。

持ち続ける。 固定資産税と保険料は出続けます。江南市のデータでは、直近1年で中古マンションの中央値がはっきり下がっていました。マンションの空き家を持ち続けるなら、下落と向き合う年数が延びることになります。

相続した空き家なら、3,000万円特別控除も忘れずに確認してください。対象になる家屋の条件は全国共通です。

四つの選択肢の一般的な比べ方は、空き家の活用方法。貸す・売る・解体、選び方の全体像にまとめてあります。

補助金の要件も、受付期間も、年度ごとに変わります。この記事は2026年8月時点の江南市の公開情報にもとづくものです。

空き家バンクの登録要件や成約時の補助の有無は、公開情報では確認できませんでした。動き出す前に、都市整備部建築課 営繕・住宅グループ(0587-50-0286)、または建築指導グループ(0587-50-0287)で最新の内容を確かめてください。

愛知県江南市の実際の成約価格

2023Q2〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年8月24日中央値 前年比: マンション-19.2%・戸建て+11.5%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,100万円710万円〜1,500万円約15.5万円146
戸建て等(土地+建物)2,700万円2,000万円〜3,400万円339
土地約6.3万円267

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内2,950万円190
築11〜20年2,200万円152,400万円25
築21〜30年1,200万円351,800万円27
築31〜45年1,100万円651,400万円38
築46年〜200万円18830万円34

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,350万円(28件)、未改装は880万円(29件)。 差は約53%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-08-24取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

うちは対象になる? 確認するのはこの3つ

江南市の公式ページで確認できた条件です。全部に当てはまれば、申請できる可能性があります。 ひとつでも外れると出ないことがあるので、迷ったら担当課に電話してください。

  • 1年以上使っていない(住んでいない)家
  • 所有者が個人(法人は対象外のことが多い)
  • 市の「不良住宅・危険空家」の判定を受ける

ここに書いていない条件が別にあることもあります。制度は年度で変わるので、2026年8月時点の内容です。

よくある質問

江南市の空き家を壊すとき、補助はいくら出ますか?

江南市には解体に使える補助が二つあります。市の評点合計が100以上の『危険空き家』と判定された家屋なら、江南市危険空き家解体工事費補助金として、解体費用の5分の4・上限20万円が補助されます。危険空き家に該当しない旧基準の木造住宅なら、民間木造住宅解体工事費補助として、補助対象経費の23%と20万円のいずれか少ない額が出ます。ただしこちらは特定空家等・不良住宅が対象外です。自分の家がどちらに当てはまるかは、都市整備部建築課(営繕・住宅グループ 0587-50-0286/建築指導グループ 0587-50-0287)で確認してください(2026年8月時点)。

危険空き家の解体補助は、いつまでに何をすればいいですか?

江南市危険空き家解体工事費補助金は、令和8年度は5棟の予定で先着順です。枠が埋まれば年度の途中でも受付は終わります。多くの自治体の解体補助と同じく、工事の契約より前に申請や判定を済ませておくことが前提になっている制度です。業者と契約したあとで補助の存在を知っても間に合わない可能性があるため、契約前に都市整備部建築課 営繕・住宅グループ(0587-50-0286)へ申請の順番を確認してください(2026年8月時点)。

江南市で空き家を貸したい、または解体以外の制度も知りたいときは?

江南市には空き家バンクがあります。運営は愛知県宅地建物取引業協会で、登録の要件や成約時の補助があるかどうかは公式ページに記載がなく確認できていません。空き家全般の相談窓口として、空き家総合相談窓口(愛知県宅建協会)052-522-2567(平日9時〜正午・13時〜17時)があります。高齢者・障害者世帯の旧基準木造住宅(判定値0.4以下)には、木造住宅耐震シェルター整備費補助(上限30万円、令和8年度1件予定)もあります。相続した空き家を売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける制度(全国共通)が使える場合があります。いずれも都市整備部建築課(0587-50-0286/0587-50-0287)で確認してください(2026年8月時点)。

参照した情報源

  1. 江南市「江南市危険空き家解体工事費補助金」・確認日 2026-08-23
  2. 江南市「民間木造住宅解体工事費補助」・確認日 2026-08-23
  3. 江南市「空き家バンク」・確認日 2026-08-23
  4. 江南市「空き家総合相談窓口」・確認日 2026-08-23
  5. 江南市「木造住宅耐震シェルター整備費補助」・確認日 2026-08-23

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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