岐阜の家売却
郡上市の不動産売却|戸建て相場500万円・成約127件
編集部
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結論から 郡上市の成約は戸建てが最多で、次が土地です。戸建ては127件で中央値500万円、土地のみは119件でした(国交省データ)。直近1年の戸建ての中央値は、前の1年よりはっきり下がっています。下げ幅がいちばん大きいのは築31〜45年から築46年以上へ移る線です。一方で、築46年以上の中央値は築21〜30年とあまり違いません。まず実データで位置をつかみ、無料査定で自分の家の値段を確かめてください。
郡上市で家や土地を売る人に向けて、国土交通省の不動産情報ライブラリに登録された成約を集計しました。このページに書くのは、郡上市のデータから読めることだけです。売却の流れや必要書類など、どの市でも変わらない話は 家を売る流れは7ステップ にまとめています。
郡上市のデータでまず目を引くのは、直近1年の戸建ての中央値です。前の1年に比べて、はっきり下がりました。ここから見ていきます。
郡上市の戸建ての中央値は、直近1年ではっきり下がった
直近1年に成約した郡上市の戸建ての中央値は、その前の1年よりはっきり低くなりました。下げの理由は、成約データからは特定できません。分からないことは、このページでは書きません。
売る人にとって大事なのは、理由より次の2点です。
1つ目。1年前の相場観や、以前に受けた査定額は、今の水準とずれている恐れがあります。売り出し価格の根拠には、直近の成約を使ってください。
2つ目。査定書を受け取ったら、根拠にした成約の時期を確かめてください。
水準が下がった市場では、古い成約だけを根拠にした査定は高めに出やすくなります。高めの査定額は、そのままでは売れない値段になりがちです。
なお、中央値の下げは市場全体の水準の話です。個別の家の値段が、同じ幅で下がるとは限りません。自分の家がどの位置にあるかは、無料査定で確かめられます。
郡上市の成約は、戸建てが最多で土地が続く
成約の数がいちばん多いのは戸建てです。次が土地で、中古マンションがいちばん少なくなっています。
戸建て(土地と建物のセット取引)は127件でした。中央値は500万円です。安いほうから4分の1の値は250万円、高いほうから4分の1の値は950万円でした。
土地のみの取引は119件で、1平方メートルあたりの中央値は0.8万円です。中古マンションの成約は、戸建てと比べてかなり少ない数にとどまります。
戸建てを売る人は、比べられる成約を市内で見つけやすい立場です。中央値の1点ではなく、250万円から950万円までの幅に自分の家を重ねてください。
幅のどこに入るかを分けるのは、主に築年の帯と土地の条件です。順に見ていきます。
マンションを売る場合の注意は、後の節に分けて書きます。
築46年以上の中央値は、築21〜30年とあまり変わらない
郡上市の戸建てを築年数の帯で分けると、下げ幅がいちばん大きいのは、築31〜45年から築46年以上へ移る線です。ところが、その築46年以上の中央値を築21〜30年の帯と並べると、差は小さくとどまります。つまり郡上市では、帯ごとの中央値が築年数の順にきれいに並んでいません。
建築士の視点
築21〜30年と築46年以上で中央値の差が小さいのは、どちらの帯でも値段の柱が土地に移っているためと読めます。建物の評価がほとんど残っていない家どうしでは、築年数の差は値段の差になりにくいのです。
このとき査定で効くのは、土地の条件です。前の道の幅、間口、土地の広さと形。それから、建物をそのまま使えるか、解体が要るかです。解体が要ると買い手が判断した家は、その費用のぶん値段を引いて考えられます。
築46年以上の家を売る人は、「古いから値段が付かない」と決めないでください。郡上市には土地のみの成約が119件あり、土地を探す買い手は実際にいます。
古家付きのまま売るか、解体して更地で売るかは、両方の価格を見てから決めます。選び方は 更地で売るか、古家付き土地のまま売るか に書いています。
築31〜45年の家を売る人は、同じ帯の成約と比べてください。この帯の次に大きな段差が待っているため、築46年以上の成約を根拠に混ぜると、値付けが安くなりすぎます。
道幅4〜6mと6m以上で、戸建ての中央値が違う
郡上市の戸建ては、前面道路の幅の区分でも中央値に差が出ています。差が付いているのは、4〜6mの帯と6m以上の帯です。
道の幅が値段に効くのには、理由があります。建築基準法は、建物を建てる敷地が幅4m以上の道路に2m以上接することを求めています。
そのうえで、道の広さは車の出入りや工事のしやすさに関わります。買い手は、買った後の使い勝手まで見て値段を考えます。
自分の家の前の道が何mかは、購入時の重要事項説明書で確認できます。手元になければ、法務局の公図や現地の実測でも見当が付きます。査定を頼むときに道幅を先に伝えると、同じ区分の成約を根拠にした査定が返ってきやすくなります。
道幅と間口が価格へ効く度合いは 間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか で、実データを使って説明しています。
事例が少ない郡上市で、マンションの査定は割れやすい
郡上市の中古マンションは、成約の数がいちばん少ない種別です。事例が少ない市場では、どの成約を根拠に選ぶかで査定額が変わります。会社ごとに金額が割れるのは、このためです。
対策は2つあります。
1つ目は、複数社の無料査定を並べることです。1社の金額だけで、売り出し価格を決めないでください。
2つ目は、同じ建物の過去の成約を探すことです。同じマンション内の成約は、いちばん説得力のある根拠になります。管理会社や仲介の担当者に聞けば分かります。
管理費・修繕積立金の確認など、戸建てと違う準備は 中古マンションを売る にまとめています。
下がった後の値付けは、直近の成約を根拠にする
最初に、直近の成約を根拠にした査定を複数社から取ります。査定書では、根拠の成約がいつのものかを必ず確かめてください。直近1年で水準が動いた市場では、根拠の時期がずれると金額もずれます。
次に、手取りを計算します。売れた金額から、仲介手数料などの費用が引かれます。内訳は 不動産売却でかかる費用の一覧 で確認できます。
そのうえで、売り出し価格を決めます。1年前の水準に置くと、問い合わせが入りにくくなります。値下げを重ねるより、最初から直近の成約に合わせて出すほうが、結果として早く売れることがあります。
査定は無料で、売るかどうか決める前でも受けられます。まず数字を手に入れてから、考えれば十分です。