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岐阜の家売却

多治見市の不動産売却|戸建て相場900万円・成約485件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

多治見市の成約は戸建てが中心です。件数は485件、中央値は900万円でした(国交省データ)。中古マンションは70件で、比べる事例が限られます。価格の分かれ目は築年数です。戸建ては築30年、中古マンションは築20年の帯を出るところで下げ幅が大きくなります。直近1年は戸建てが下がり、中古マンションはやや上がりました。まず実データで位置をつかみ、無料査定で確かめてください。

多治見市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

多治見市で売れた戸建ての66%は築31年以上です。買い手の多くは、新しさより手ごろな値段で家を選ぶ人だと私たちは見ています。

多治見市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内16%
  • 築11〜30年18%
  • 築31年以上66%

売れた戸建てで一番多いのは築31〜45年の帯で、真ん中の値段は700万円です。築46年以上でも400万円で売れています。築10年以内の家は、売れた戸建ての16%にとどまります。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は900万円です。築31年以上の家が多く売れていることが、この値段の大きな理由だと考えています。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築10年以内の真ん中の値段は2,400万円、築21〜30年は1,300万円です。築31〜45年になると700万円まで下がります。同じ戸建てでも地区で差があり、高いのは平井町(1,400万円)、安いのは松坂町(400万円)でした。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

戸建ての値段がこの先上がっていく根拠は、いまのデータからは見つからないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった9か所
  • 変わらない4か所
  • 下がった14か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年1.9万人
2035年1.6万人
2045年1.3万人

戸建ての真ん中の値段は、前の年と比べて−2.9%でした。住宅地の地価は27地点のうち、上がったのが9地点、下がったのが14地点です。国の推計では、家を買う年代の人数は2025年から2045年に−29%となります。買い手の年代が減る見通しなので、値段は上がりにくいと考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

岐阜県多治見市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: 戸建て-2.9%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション2,200万円900万円〜3,100万円約27.1万円70
戸建て等(土地+建物)900万円440万円〜1,800万円—485
土地——約3.6万円212

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,350万円242,400万円74
築11〜20年2,200万円191,900万円29
築21〜30年——1,300万円51
築31〜45年700万円17700万円204
築46年〜——400万円96

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

多治見市で売るなら、いくらくらいか

多治見市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「岐阜県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

多治見市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 多治見市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は小名田町が1,200万円、市之倉町が500万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
脇之島町720万円53築37年
市之倉町500万円41築36年
滝呂町965万円38築29年
笠原町760万円29築44年
小名田町1,200万円27築33年
旭ケ丘665万円22築50年
大畑町760万円19築43年
赤坂町870万円15築30年

中古マンション

地区中央値件数築年数
音羽町1,900万円13築19年
白山町2,800万円11築5年
脇之島町600万円10築31年
本町4,000万円9築2年
栄町2,900万円8築12年
田代町2,400万円8築12年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
滝呂町7.1万円/㎡17
池田町21万円/㎡16
明和町6.0万円/㎡11
笠原町4.0万円/㎡11
坂上町17万円/㎡10
上野町24万円/㎡8
喜多町18万円/㎡8
平和町9.0万円/㎡8

脇之島町(720万円・53件・築37年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築37年前後です。

市之倉町(500万円・41件・築36年)

市内の地区の真ん中より34%低い水準です。売れているのは築36年前後です。

滝呂町(965万円・38件・築29年)

市内の地区の真ん中より27%高い水準です。売れているのは築29年前後と新しめで、建物の状態がそのまま値段に出ます。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約100万円の差
  • 5〜7m900万円11件
  • 7〜10m885万円28件
  • 10m以上800万円203件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約475万円の差
  • 4m未満625万円32件
  • 4〜6m880万円136件
  • 6m以上1,100万円248件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,170万円の差
  • 不整形1,750万円26件
  • ほぼ整形1,650万円20件
  • 台形730万円14件
  • ほぼ長方形620万円67件
  • 長方形580万円100件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,170万円の差
  • 第1種住居地域1,700万円112件
  • 第2種低層住居専用地域1,200万円19件
  • 準工業地域800万円54件
  • 第1種中高層住居専用地域785万円24件
  • 第1種低層住居専用地域740万円232件
  • 市街化調整区域530万円19件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約1,745万円の差
  • 鉄骨造2,600万円28件
  • 軽量鉄骨造1,200万円32件
  • 木造855万円388件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,500万円の差
  • 県道2,300万円12件
  • 道路1,500万円12件
  • 公道1,200万円158件
  • 市道800万円228件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

多治見市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。多治見市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
多治見JR中央線22,654人
小泉JR太多線2,582人
根本JR太多線2,067人
姫JR太多線770人
古虎渓JR中央線545人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
小泉3.6万円3
多治見3.4万円17
根本2.5万円4
古虎渓2万円2
姫1.4万円1

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 13校・中学校 9校・高等学校 4校
  • 幼稚園・認定こども園11か所
  • 病院・診療所病院 4・診療所 85・歯科 51病床の多い病院は 岐阜県立多治見病院(570床)、厚生会 多治見市民病院(250床)、タジミ第一病院(50床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

多治見市の空き家の数

多治見市では、住宅のうち10.9%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は3,480戸あります。

住宅の数47,740戸
空き家5,180戸(10.9%)
売りに出ている空き家190戸
使う予定のない空き家3,480戸(住宅の7.3%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て2,990戸
そのうち傷みや壊れがある1,360戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

多治見市で実際に売れた土地は、㎡あたり3.6万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

多治見市の成約データには、価格を分けている条件がはっきり出ています。売買の中心は戸建てです。中古マンションの成約は限られます。

そして値段が大きく落ちる築年帯が、戸建てと中古マンションで違います。このページは、多治見市のデータで目立つところから順に書きます。査定の手順や費用など、どの市でも同じになる話は、既存のページへリンクで送ります。

多治見市の成約データ。件数も価格の開きも、種別で違う

多治見市の数字は、国土交通省の不動産情報ライブラリに登録された成約から拾いました。集計した期間は、このページの価格表に入っています。

戸建て(土地と建物のセット取引)は485件でした。中央値は900万円です。安いほうから4分の1の値が440万円、高いほうから4分の1の値が1,800万円でした。

土地のみの取引は212件あります。1平方メートルあたりの中央値は3.6万円でした。

中古マンションは70件で、中央値は2,200万円です。専有面積1平方メートルあたりでは27万円でした。

多いほうから並べると、戸建て、土地、中古マンションの順です。多治見市で家を売る人の多くは、戸建てか土地を扱います。

中古マンションを売る人は、比べる相手を探すところで手間がかかります。この点はあとの節で書きます。

戸建ての価格の開きも見ておいてください。安いほうから4分の1の値と高いほうから4分の1の値の差は大きく開いています。

中央値1つを自分の家に当てはめると、見当が外れます。何がこの開きを作っているのかを、次から順に見ます。

直近1年、戸建てと中古マンションは逆に動いた

直近1年の中央値と、その前の1年の中央値を並べます。戸建ては、はっきり下がりました。

中古マンションは、やや上がっています。向きが逆です。

そのため「多治見市の相場」とひとまとめにすると、判断を誤ります。自分が売るのが戸建てか中古マンションかで、見るべき動きが違います。

戸建てを売るなら、古い事例をそのまま基準にはできません。1年前の成約に合わせて売り出すと、高すぎる値段になります。問い合わせが来ないまま、値下げを重ねる展開になりがちです。

中古マンションは逆で、古い事例に引っ張られると安く出すことになります。どちらの場合も、査定の根拠がいつの成約かを確かめてください。直近の四半期のものを使っているかどうかです。

戸建ては、築30年の線でいちばん大きく下がる

築年数別の中央値を見ると、下がり方は一定ではありません。多治見市の戸建てで下げ幅がいちばん大きいのは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところです。ここに1つ目の線があります。

さらに先まで見ると、築10年以内に対して築46年以上の中央値は3分の1を下回ります。築30年の線を越えたあと、もう一段下がる形です。

築46年以上まで来ると、値段のほとんどは土地の分です。建物の評価はわずかしか残りません。

ただし土地に買い手がいれば、値段がゼロになることはありません。多治見市は土地のみの取引が212件あります。

築30年に近い戸建てを持っていて、売る時期を決めていないなら、この線の位置を頭に入れてください。線をまたぐと、査定で比べられる事例の顔ぶれが変わります。

築年数の経った家では、建物を残すかどうかが論点になります。更地にして売る道と、古家付きの土地として売る道があります。

どちらがよいかは、建物の傷み方と敷地の条件しだいです。選び方は 更地で売るか、古家付き土地のまま売るか にまとめました。

中古マンションは、築20年の帯を出ると値段が変わる

中古マンションも、下がり方は一定ではありません。下げ幅がいちばん大きいのは、築11〜20年の帯から築31〜45年の帯へ移るところです。築10年以内に対して、築31〜45年の中央値は3分の1を下回ります。

築20年前後の部屋を持っている人は、この手前にいます。売るかどうか迷っているなら、自分の部屋がどの帯にあるかだけは先に確かめてください。

もう1つ、多治見市の中古マンションには件数の問題があります。成約は70件で、戸建ての485件をかなり下回ります。事例が少ないと、会社ごとに査定額が割れやすくなります。

基準にできる成約が限られるためです。複数社に出して、金額と根拠を並べる意味が大きくなります。

事例が少ないといっても、探し方はあります。多治見市で成約がいちばん多い間取りは3LDKです。次が2LDKでした。

この2つなら、比べる相手は見つかります。管理費と修繕積立金の額、大規模修繕をいつやったかは先にまとめておきます。

買い手から必ず聞かれる項目です。戸建てとは違う準備は 中古マンションを売る に書いています。

取引がいちばん多い用途地域が、いちばん安い

多治見市の戸建てを用途地域別に見ると、順番が入れ替わっています。中央値がいちばん高いのは第1種住居地域です。

いちばん低いのは第1種低層住居専用地域でした。そして取引件数がいちばん多いのも、第1種低層住居専用地域です。

多治見市で戸建てを売る人の多くは、中央値がいちばん低い用途地域にいることになります。市全体の中央値をそのまま自分の家に当てはめると、高く見積もりすぎることがあります。

なぜ第1種低層住居専用地域が下に来るのかは、このデータだけでは分かりません。同じ用途地域でも、指定されている場所は市内のあちこちにあります。敷地の広さも道路の付き方も、1件ずつ違います。

はっきり言えることは1つだけです。用途地域の名前で、自分の土地の格を決めないことです。

自分の土地がどの用途地域かは、市の都市計画図で調べられます。査定では、同じ用途地域の成約を出してもらってください。

前面道路の幅は、査定を頼む前に自分で確かめる

多治見市の戸建ては、前面道路の幅でも中央値が分かれます。データは3つに区切られています。6m以上、4〜6m、4m未満です。

いちばん高いのは6m以上、いちばん低いのは4m未満でした。差の大きさは、このページの「同じ地域でも、条件でこれだけ違う」の欄で見られます。

建築士の視点

道路の幅が値段に出るのは、買った人があとで困るからです。

建築基準法は、敷地が幅4m以上の道路に2m以上接していることを求めています。接道義務と呼ばれる決まりです。幅が4mに足りない道路では、建て替えのときに敷地を下げることがあります。道路の中心から2mの位置までです。この扱いをセットバックといいます。下げたぶん、建てられる面積は小さくなります。

工事のしやすさも変わります。道路が狭いと、解体や新築の車両が入りにくくなります。小型の車両で何度も往復すれば、その分だけ工事費が上がります。買い手は、この費用を見込んで買値を決めます。

自分の土地の前面道路の幅は、公図や地積測量図で読み取れます。どちらも法務局で取れる書類です。買ったときの重要事項説明書にも書かれているはずです。4m未満だった場合は、セットバック済みかどうかも調べてください。あとから出てくると、値引きの材料にされます。

間口の広さも、同じように価格へ出ます。数字で見た差は 間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか にまとめています。

多治見市で家を解体してから売るか。先に決めることの順番

古い家を壊してから売るかで迷っているなら、順番に気をつけてください。解体の見積もりより先に、売り方の見当を付けます。

多治見市は、土地のみの取引が戸建ての次に多い市です。更地にすると、比べられる成約は土地の事例に変わります。

ただ、土地の値段は地区でかなり違います。1平方メートルあたりで見ると、上野町が高く、笠原町が低い側にいます。

土地の単価が低い地区ほど、解体費が売値に占める割合は大きくなります。壊してから売ると、手元に残る額が思ったより小さくなることがあります。

壊さずに古家付きのまま売り出し、買い手の反応を見てから決める道もあります。建て替えるつもりの買い手なら、解体は自分で手配したいと考える人もいます。

解体費は、建物の大きさと構造、敷地の条件で決まります。前の節で書いたとおり、前面道路が狭いと車両が入りにくく、工事費が上がります。見積もりの取り方は 空き家・古家の解体費用は何で決まる? にまとめています。

市の補助を当てにするなら、工事の契約より前に確かめてください。自治体の解体補助には、契約したあとでは申請できない形のものがあります。多治見市の空き家の扱いは 多治見市の空き家 に書いています。

多治見市で査定を頼む前に、手元でそろえる3つ

査定に出す前に、自分で調べられることがあります。3つです。

1つ目は築年数です。登記事項証明書か、購入したときの書類で確認します。

多治見市では、戸建てなら築30年の線、中古マンションなら築20年の帯が分かれ目でした。自分がどちら側にいるかで、見るべき事例が変わります。

2つ目は用途地域です。市の都市計画図で分かります。

多治見市は取引がいちばん多い用途地域と、中央値がいちばん低い用途地域が同じでした。自分の土地がここに当たるかどうかは、先に知っておく価値があります。

3つ目は前面道路の幅です。公図や地積測量図で読み取れます。4m未満なら、その前提で提示額を見ることになります。

この3つを持って査定に臨むと、話が早く進みます。提示された金額の根拠も確かめやすくなります。売り出しまでの手順は 家を売る流れ にまとめました。

最後にお金の話です。売却では仲介手数料や登記の費用、譲渡所得税がかかります。手元に残るのは、売却価格からこれらを引いた額です。

売り出し価格を決める前に、残る額を計算しておいてください。何にいくらかかるかは 不動産売却でかかる費用の一覧 に分けて書いています。

多治見市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 多治見市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

440万円 〜 1,800万円

成約485件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は900万円です。

中古マンション

900万円 〜 3,100万円

成約70件。中央値は2,200万円です。 1平方メートルあたりでは270,714円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

15,000円 〜 65,000円

成約212件。中央値は36,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は多治見市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

多治見市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 多治見市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約485件・中央値900万円 (440万円〜1,800万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約70件・中央値2,200万円/1平方メートルあたり270,714円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約212件・1平方メートルあたり中央値36,000円 (15,000〜65,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

多治見市について、さらに詳しく書いた記事

このページは多治見市全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

多治見市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
土岐市約5km880万円-20万円
可児市約12km2,000万円+1,100万円
瀬戸市約13km2,400万円+1,500万円
尾張旭市約16km3,400万円+2,500万円
美濃加茂市約16km1,400万円+500万円
春日井市約17km3,200万円+2,300万円
犬山市約18km2,600万円+1,700万円
長久手市約18km4,900万円+4,000万円
恵那市約29km1,700万円+800万円
中津川市約38km800万円-100万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

多治見市でマンションを売るとき、査定額が会社によって違うのはなぜですか?

根拠にできる成約が少ないためです。多治見市の中古マンションの成約は70件でした。戸建ての485件を大きく下回ります。事例が少ないと、どの成約を基準にするかで金額が動きます。1社の提示額だけで判断せず、複数社に無料査定を出してください。根拠にした成約を並べて比べると、金額の差の理由が見えます。

築30年を超えた戸建ては、多治見市ではもう売れませんか?

売れないとは限りません。ただし価格の見方は変わります。多治見市の戸建ては、築21〜30年から築31〜45年へ移るところで下げ幅がいちばん大きくなります。築46年以上では、中央値が築10年以内の3分の1を下回ります。この帯の価格は、ほとんど土地の分です。多治見市は土地のみの取引が212件あり、土地としての買い手はいます。更地にするか古家付きで売るかを含めて、無料査定で確かめてください。

多治見市の中央値の金額で、自分の家も売れますか?

中央値は市全体の真ん中を示す数字です。戸建ての安いほうから4分の1の値は440万円でした。高いほうから4分の1の値は1,800万円です。同じ市内でもここまで開きます。多治見市は取引がいちばん多い用途地域と、中央値がいちばん低い用途地域が同じでした。市全体の中央値をそのまま当てはめると、高く見積もることがあります。自分の物件の位置は、無料査定で確かめられます。

多治見市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に小名田町(1,200万円・27件)、滝呂町(965万円・38件)、赤坂町(870万円・15件)です。低いほうは市之倉町(500万円・41件)、旭ケ丘(665万円・22件)、脇之島町(720万円・53件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

多治見市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは滝呂町で築29年、古いほうは旭ケ丘で築50年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

多治見市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは脇之島町(53件・中央値720万円)、市之倉町(41件・中央値500万円)、滝呂町(38件・中央値965万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(このページの実成約データの充填元)・確認日 2026-08-07
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義・第43条=接道義務)・確認日 2026-08-07

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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