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神奈川の家売却

神奈川県横浜市瀬谷区の不動産売却|戸建ては築10年以内、マンションは築21〜30年に成約が集まる区

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

横浜市瀬谷区の実成約は、戸建てが690件、中古マンションが159件、土地が155件です(国交省データ)。戸建ての中央値は4,200万円、マンションは3,000万円です。戸建ては成約の半分以上が築10年以内で、そこを出た直後に中央値がいちばん落ちます。マンションは築21〜30年の帯に成約の半分以上があり、築30年を越えたところがいちばん大きな段差です。直近1年は戸建てがやや下がり、マンションははっきり上がりました。

横浜市瀬谷区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

瀬谷区で売れる家の多くは戸建てで、その60%が築10年以内です。売れた戸建ての多くは、築の浅い家でした。

横浜市瀬谷区で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内60%
  • 築11〜30年20%
  • 築31年以上20%

成約のうち戸建ては690件で、全体の69%を占めます。中古マンションは16%、土地だけは15%です。売れた戸建てのうち、築31年以上は20%です。築31年以上の戸建てを売る場合、実際の成約の中では少ない側に入ります。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は4,200万円です。築10年以内は4,600万円ですが、築11〜20年は3,350万円まで下がります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

真ん中の値段がいちばん大きく落ちるのは、築10年を出たところです。築21〜30年は3,300万円で、築11〜20年とほぼ同じです。築31〜45年は2,500万円、築46年以上は2,300万円です。地区では三ツ境(5,350万円)が高く、下瀬谷(3,600万円)が安くなっています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

住宅地の地価は、29地点のうち29地点で上がりました。ただ、家を買う年代は減る見通しで、この先は読み切れないと考えています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった29か所
  • 変わらない0か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年2.4万人
2035年2.4万人
2045年2.1万人

戸建ての真ん中の値段は、前の年と比べて−2.3%と小さな動きでした。国の推計では、家を買う年代の人数は2045年までに−15%となります。地価の上昇は値段の支えに、買う年代の減少は重しになると私たちは見ています。どちらが強く出るかは、このデータからは言えません。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

神奈川県横浜市瀬谷区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+7.1%・戸建て-2.3%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,5005,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション3,000万円1,700万円〜3,700万円約36.8万円159
戸建て等(土地+建物)4,200万円3,200万円〜5,000万円—690
土地——約18.0万円155

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内——4,600万円400
築11〜20年3,600万円163,350万円48
築21〜30年3,300万円843,300万円87
築31〜45年1,550万円282,500万円79
築46年〜810万円202,300万円52

参考: 改装済み中古マンションの中央値は3,300万円(33件)、未改装は2,100万円(35件)。 差は約57%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

横浜市瀬谷区で売るなら、いくらくらいか

横浜市瀬谷区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「神奈川県の相場データブック」(PDF・9ページ)も、このアドレスにお送りします。

横浜市瀬谷区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 横浜市瀬谷区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は瀬谷が4,600万円、下瀬谷が3,600万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
瀬谷4,600万円67築1年
宮沢4,000万円64築1年
阿久和西4,000万円62築1年
阿久和東3,650万円60築8年
橋戸4,000万円59築10年
本郷4,500万円57築9年
相沢4,200万円53—
下瀬谷3,600万円46築8年

中古マンション

地区中央値件数築年数
三ツ境2,200万円32築31年
五貫目町3,350万円30築22年
瀬谷3,300万円21築17年
中央3,900万円16築25年
二ツ橋町3,000万円13築29年
阿久和南1,950万円12築26年
下瀬谷850万円11築49年
阿久和西2,100万円9築39年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
阿久和東61万円/㎡16
二ツ橋町62万円/㎡15
宮沢53万円/㎡13
阿久和西61万円/㎡13
瀬谷79万円/㎡12
南瀬谷50万円/㎡11
下瀬谷43万円/㎡10
橋戸62万円/㎡10

瀬谷(4,600万円・67件・築1年)

市内の地区の真ん中より15%高い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

宮沢(4,000万円・64件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

阿久和西(4,000万円・62件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約550万円の差
  • 5m未満4,000万円51件
  • 5〜7m4,000万円49件
  • 7〜10m4,000万円95件
  • 10m以上4,550万円144件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約200万円の差
  • 4m未満4,000万円65件
  • 4〜6m4,200万円363件
  • 6m以上4,200万円169件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約700万円の差
  • ほぼ台形4,400万円37件
  • ほぼ長方形4,200万円167件
  • 袋地等4,100万円46件
  • 長方形4,050万円56件
  • 不整形3,700万円49件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,300万円の差
  • 近隣商業地域5,200万円18件
  • 第1種低層住居専用地域4,300万円484件
  • 第1種中高層住居専用地域4,300万円20件
  • 第2種低層住居専用地域4,300万円15件
  • 第1種住居地域4,200万円75件
  • 準住居地域3,900万円37件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約100万円の差
  • 木造4,200万円618件
  • 軽量鉄骨造4,100万円23件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約200万円の差
  • 公道4,300万円161件
  • 市道4,100万円290件
  • 私道4,100万円149件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約3,100万円の差
  • 商業地域4,000万円12件
  • 工業地域3,400万円29件
  • 近隣商業地域3,000万円27件
  • 第1種住居地域2,200万円29件
  • 第1種低層住居専用地域1,900万円21件
  • 第1種中高層住居専用地域900万円12件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

横浜市瀬谷区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。横浜市瀬谷区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
三ツ境相模鉄道 相鉄本線50,845人
瀬谷相模鉄道 相鉄本線39,475人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
瀬谷19.6万円16
三ツ境18.1万円12
いずみ野14.7万円1

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 11校・中学校 6校・高等学校 2校
  • 幼稚園・認定こども園13か所

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

横浜市瀬谷区の空き家の数

横浜市瀬谷区では、住宅のうち8.7%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は1,260戸あります。

住宅の数58,800戸
空き家5,130戸(8.7%)
売りに出ている空き家300戸
使う予定のない空き家1,260戸(住宅の2.1%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て730戸
そのうち傷みや壊れがある150戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

横浜市瀬谷区で実際に売れた土地は、㎡あたり18万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

横浜市瀬谷区の成約は戸建て690件、マンション159件、土地155件。戸建てが群を抜いて多く、マンションと土地が並ぶ区

横浜市瀬谷区で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。戸建てが690件でいちばん多く、中古マンションが159件です。

土地だけの取引は155件で、マンションとほぼ同じ件数でした。瀬谷区は、戸建てが市場の中心にある区です。

戸建ての中央値は4,200万円です。安いほうから4分の1の値が3,200万円、高いほうから4分の1の値が5,000万円でした。

マンションの中央値は3,000万円、㎡単価の中央値は37万円です。土地の㎡単価の中央値は18万円でした。

戸建てを売る人には、比べる成約が豊富にあります。築年帯や道路の幅で絞っても、同じ条件の成約が残ります。マンションを売る人は、事情が違います。

159件を築年帯と間取りで分けると、一つの区分に残る成約は少なくなります。瀬谷区のマンション査定は、少ない事例から値段を読む作業です。査定額の根拠に「どの成約を使ったか」を聞く意味が、戸建てより大きい区です。

戸建ては成約の半分以上が築10年以内。そこを出た直後に一段落ち、築11〜20年と築21〜30年はほぼ横並びになる

瀬谷区の戸建て成約を築年帯で分けると、築10年以内がいちばん多く、全体の半分を超えます。新しい家どうしの取引が、区の中央値4,200万円を作っています。

中央値がいちばん落ちるのは、築10年以内から築11〜20年へ移るところです。そのあとが、瀬谷区らしい形です。

築11〜20年と築21〜30年の中央値は、ほとんど並びます。築31〜45年で一段下がり、築46年以上では築10年以内の半分以下になります。

言い換えると、瀬谷区の戸建ての値段は三つの段でできています。築10年以内の段、築11〜30年の段、築31年以上の段です。

築15年の家と築25年の家は、同じ段にいます。築35年の家は、一つ下の段にいます。

築46年以上の帯は、中央値が低いだけでなく、値段の幅がとても広い帯です。土地の値段に近い成約から、建物の値段が残った成約まで混じっています。この帯の家の値段は、中央値より敷地の条件で決まります。

築10年以内の家を売る人は、区の中央値をそのまま目安にできます。それ以外の家は、自分の段の成約で比べ直してください。

区に関係なく戸建てで先に見ておく点は、戸建てを売る。建物より先に確かめる3つのこと に分けて書きました。

マンションは築21〜30年の帯に成約の半分以上がある。築30年を越えると大きく落ち、築46年以上では築11〜20年の3分の1以下

瀬谷区の中古マンションで成約がいちばん多いのは、築21〜30年の帯です。この帯だけで、成約の半分を超えます。

次が築31〜45年、その次が築46年以上です。築11〜20年の成約は少なく、築10年以内の成約はこの集計期間には出てきません。

値段の落ち幅が最大になるのは、築21〜30年の帯から築31〜45年の帯へ移る場面です。築46年以上に入ると、築11〜20年の3分の1以下の段になります。瀬谷区のマンションは、築30年の線で値段の段が変わります。

築31〜45年の帯は、値段の幅がとくに広い帯です。築31年の部屋と築45年の部屋が同じ帯に入っています。

安い側の4分の1と高い側の4分の1の開きが、どの帯より大きくなっています。この帯の部屋は、帯の中央値では値段を読めません。

幅が広い理由の一つは、耐震基準の線です。建築基準法の耐震基準は、1981年6月に大きく改められています。それより前に建築確認を受けた建物は、旧耐震基準と呼ばれます。

築45年前後の棟は、この線の前後に分かれます。買い手が受けられる税の優遇の条件に関わるため、同じ築年帯でも値段が分かれます。

自分の棟がどちらかは、建築確認の日付で分かります。管理組合の書類か、竣工時の図面に載っています。

マンションを売る手順そのものは、中古マンションを売る。戸建てと違う準備と進め方 に分けてあります。

3LDKが成約の半分ほどを占め、2LDKはその4分の1。間取りで「比べる相手」がそろうのは3LDKだけ

瀬谷区のマンションで成約がいちばん多い間取りは3LDKです。成約の半分ほどが3LDKです。次が2LDKですが、件数は3LDKの4分の1ほどです。

そのあとに4LDKと2LDK+Sが続きます。この二つは件数が限られます。

中央値は、3LDKのほうが2LDKよりやや高く出ています。区の中央値3,000万円は、3LDKの中央値より低いところにあります。3LDKを売る人が区の中央値を目安にすると、低めに読むことになります。

3LDKを売る人は、同じ間取りで築年帯のそろった成約が見つかります。2LDKや4LDKを売る人は、同じ条件の成約が数件しかないと考えておいてください。

査定の金額が数件の成約に寄りかかっているなら、その成約の築年と階数を一つずつ聞いてください。少ない事例で値段を決めるときは、一件の違いが金額を動かします。

改装済みは未改装より中央値が高いが、未改装の安い側には古い帯の部屋が混じる。差の全部が工事の値段ではない

瀬谷区のマンション成約で改装の有無が記録されたものは、改装済みと未改装がほぼ同じ件数です。中央値は改装済みのほうが高く出ています。

気をつけたいのは、未改装の側の広がりです。未改装の安いほうから4分の1の値は、改装済みよりずっと低いところにあります。築46年以上の安い帯の部屋が、未改装の側に多く入っている可能性があります。

築年と改装を組み合わせた内訳は、この集計では分かりません。それでも、二つの中央値の差を「工事をすれば上がる金額」と読むのは早すぎます。

売る前に直すかを決めるなら、順番があります。先に現況のままの査定を取ります。次に、直した場合の査定を同じ会社に聞きます。

二つの差が工事費より大きいときだけ、直す意味があります。瀬谷区では未改装のままでも成約が出ています。直さないと売れない区ではありません。

直近1年は戸建てがやや下がり、マンションははっきり上がった。戸建ては成約が増えた年で、マンションは四半期ごとの中央値が大きく振れている

直近1年の中央値を前の1年と比べると、戸建てはやや下がり、マンションははっきり上がりました。二つの市場が逆に動いた年です。

戸建ては、この1年で成約数が大きく増えています。件数が増えた年に中央値が下がったということは、安い側の成約が増えたのか、高い成約が減ったのかのどちらかです。

この数字だけでは分かりません。「区の相場が下がった」を自分の家に当てはめる前に、同じ築年帯の直近の成約で確かめてください。

マンションは、1四半期あたりの成約が少ない区です。四半期ごとの中央値は、上にも下にも大きく振れています。「はっきり上がった」の中身も、限られた件数の成約で決まっています。

査定で直近の値上がりを根拠にされたら、その成約の築年帯を聞いてください。築21〜30年の帯が上がったのか、築46年以上の帯も上がったのかで、自分の部屋への当てはまり方が変わります。

戸建ての7割は第1種低層住居専用地域で売れた。この用途地域が中央値もいちばん高く、準住居地域がいちばん低い

瀬谷区の戸建て成約を用途地域で分けると、第1種低層住居専用地域が7割ほどを占めます。次が第1種住居地域で、準住居地域、第1種中高層住居専用地域と続きます。

成約が一定数ある用途地域のなかで、中央値がいちばん高いのも第1種低層住居専用地域です。いちばん低いのは準住居地域です。瀬谷区では、建てられるものの制限がいちばん厳しい用途地域で、戸建ての値段がいちばん高く出ています。

第1種低層住居専用地域は、都市計画法で低層住宅の住環境を守るために定める地域とされています。建物の高さに上限があり、大きな店舗や事務所は建てられません。買い手が戸建てに求める条件と、この制限が重なっています。

準住居地域は、道路沿いの業務の利便と住環境の両立を図る地域です。自動車関連の施設や店舗が混じるため、住宅地としての評価はそのぶん下がりやすくなります。

自分の家がどの用途地域かは、買ったときの重要事項説明書に載っています。横浜市が公開している都市計画の地図でも確かめられます。

第1種低層の家は、同じ用途地域の成約が区の大半を占めるので、比べる相手に事欠きません。それ以外の用途地域の家は、件数が少ないぶん、中央値が数件の成約で動いていることを頭に入れてください。

前面道路の幅で中央値が下がるのは4m未満だけ。4〜6mと6m以上は中央値が並び、差が出るのは高い側の4分の1

瀬谷区の戸建てを前面道路の幅で分けると、成約がいちばん多いのは4〜6mです。6m以上がそれに続き、4m未満は件数がいちばん少ない区分です。

中央値を並べると、4〜6mと6m以上はほぼ同じです。4m未満だけが一段低くなります。6m以上の帯は、高いほうから4分の1の値が他の帯より高いところにあります。

道路が広いことは、高い側の成約でだけ値段に影響しています。中央値のあたりでは、道路の幅より築年帯のほうが値段を動かしています。

4m未満が一段低い理由は、建築基準法の接道義務にあります。家を建てる敷地には、幅4m以上の道路に2m以上接することが求められます。4m未満の道でも、法第42条2項の指定を受けていれば道路とみなされます。

その場合、建て替えのときに道路の中心線から2mの線まで敷地を下げます。指定のない道に面した敷地は、建て替えができないことがあります。

瀬谷区でもう一つ確かめておきたいのは、前面道路が私道かどうかです。区の戸建て成約のうち、前面道路が私道のものが4分の1ほどあります。私道の場合、買い手は通行と掘削の承諾書を求めます。

承諾書の有無で、売り出してからの手続きの長さが変わります。道路の幅が値段に影響する仕組みは、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか で整理しています。

土地だけの成約が155件。マンションと並ぶ件数があり、更地の買い手がいる区

瀬谷区で土地だけで成約した取引は155件で、マンションの159件とほぼ並びます。㎡単価の中央値は18万円です。単価の幅は広く、安い側と高い側で大きく開いています。

戸建てが中心の区で土地の成約がこれだけあるということは、更地を買って家を建てる人がいるということです。築46年以上の戸建てを持つ人にとって、これは選択肢が一つ増えることを意味します。建物付きで売る道と、壊して土地で売る道の両方に、買い手がいます。

どちらを選ぶかは、二つの査定を並べて決めます。一つは建物付きのままの査定額です。もう一つは、18万円に敷地面積を掛け、そこから解体の見積もりを差し引いた金額です。

築46年以上の戸建ての値段の幅が広い区なので、建物付きの査定が土地の値段を上回ることもあります。先に壊してしまうと、その比較ができなくなります。

土地の単価は、道路の幅と用途地域、敷地の形で大きく変わります。18万円は区全体の中央値であって、自分の敷地の単価ではありません。更地にするか古家付きで売るかの見極めは、更地で売るか、古家付き土地のまま売るか にまとめています。

瀬谷区の査定額は「比べた成約の築年帯」で決まる。依頼の前に、自分の家がどの段にいるかを書き出しておく

瀬谷区の成約データで値段を分けていたのは、戸建てでは築10年の線と築30年の線、前面道路の幅でした。マンションでは築30年の線、間取り、改装の有無です。

査定の依頼では、この条件を最初に伝えてください。条件のそろった成約で比べてもらえます。

戸建てでそろえる資料は、登記事項証明書、建築確認済証か検査済証、購入時の重要事項説明書です。前面道路の幅と用途地域、私道かどうかは重要事項説明書に載っています。私道なら、通行と掘削の承諾書があるかも確かめます。

マンションでそろえる資料は、間取り図、管理規約、長期修繕計画、直近の総会議事録です。建築確認の日付が分かる書類があれば、耐震基準の線の前後がはっきりします。

複数社の査定額に差が出たら、「どの築年帯の成約と比べたか」を聞いてください。瀬谷区では、戸建ては築10年以内と築11年以上で段が違います。

マンションは築30年の前後で段が違います。段の違う成約から出た金額は、売り出し価格の根拠になりません。

査定から引き渡しまでの順番、媒介契約の違い、費用と税金の項目は、区が変わっても同じです。全体の流れは 家を売る流れは7ステップ で確かめてください。

横浜市瀬谷区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 横浜市瀬谷区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

3,200万円 〜 5,000万円

成約690件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は4,200万円です。

中古マンション

1,700万円 〜 3,700万円

成約159件。中央値は3,000万円です。 1平方メートルあたりでは368,421円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

110,000円 〜 230,000円

成約155件。中央値は180,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は横浜市瀬谷区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

横浜市瀬谷区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 横浜市瀬谷区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約690件・中央値4,200万円 (3,200万円〜5,000万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約159件・中央値3,000万円/1平方メートルあたり368,421円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約155件・1平方メートルあたり中央値180,000円 (110,000〜230,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

横浜市瀬谷区について、さらに詳しく書いた記事

このページは横浜市瀬谷区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

横浜市瀬谷区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
横浜市旭区約4km4,200万円同水準
横浜市泉区約5km4,200万円同水準
横浜市緑区約6km4,900万円+700万円
横浜市戸塚区約8km4,000万円-200万円
横浜市保土ケ谷区約9km4,000万円-200万円
横浜市青葉区約10km6,200万円+2,000万円
横浜市西区約11km5,300万円+1,100万円
横浜市都筑区約11km6,500万円+2,300万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

瀬谷区で築25年の戸建てを売ります。築30年まで待つと、値段はどのくらい変わりますか?

瀬谷区の戸建ては、築11〜20年と築21〜30年の中央値がほぼ並んでいます。築25年の家は、この横並びの段の中にいます。段が変わるのは築30年を越えたところで、築31〜45年の帯に入ると中央値が一段下がります。つまり、築30年までは同じ段にいて、越えた先で落ちる形です。待つ理由が別にあるなら構いませんが、値段の面では築30年の線を越える前に売り出すほうが、比べてもらえる成約の段が上になります。査定では、築21〜30年の成約で比べたかを確かめてください。

瀬谷区の築28年の3LDKマンションです。区の中央値より高い査定が出ましたが、信じていいですか?

瀬谷区では、その査定が高すぎるとは限りません。区のマンション成約は築21〜30年の帯に半分以上が集まり、3LDKが成約の半分ほどを占めます。築28年の3LDKは、区でいちばん成約の厚い条件にいます。区の中央値3,000万円には、築46年以上の安い成約も入っているため、3LDKの中央値はそれより高いところにあります。確かめるのは、査定の根拠に使った成約の築年帯と階数です。築21〜30年の同じ間取りの成約なら、その金額は根拠があります。築30年を越えると中央値が大きく落ちる区なので、売り出す時期も一緒に相談してください。

瀬谷区で築50年の戸建てを相続しました。壊して土地で売るのと、そのまま売るのと、どちらがいいですか?

瀬谷区は、土地だけの成約が155件あり、マンションの成約数とほぼ並ぶ区です。更地を買う人が一定数いるので、壊して売る道は現実的な選択肢です。ただし、築46年以上の戸建ての値段の幅はとても広く、建物付きでも土地の値段を上回る成約が混じっています。先に壊すと、この比較ができなくなります。順番は、建物付きの査定を取り、18万円に敷地面積を掛けて解体の見積もりを引いた金額と並べることです。高いほうを選びます。どちらの形でも、相続登記を済ませないと売れません。

横浜市瀬谷区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に瀬谷(4,600万円・67件)、本郷(4,500万円・57件)、相沢(4,200万円・53件)です。低いほうは下瀬谷(3,600万円・46件)、阿久和東(3,650万円・60件)、橋戸(4,000万円・59件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

横浜市瀬谷区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは相沢で築0年、古いほうは橋戸で築10年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

横浜市瀬谷区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは瀬谷(67件・中央値4,600万円)、宮沢(64件・中央値4,000万円)、阿久和西(62件・中央値4,000万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(横浜市瀬谷区の実成約データの充填元・2023年第2四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第1種低層住居専用地域・準住居地域の定義)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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