PR 本サイトはアフィリエイト広告を含みます

神奈川の家売却

神奈川県横浜市旭区の不動産売却|戸建てが最多の区。築10年の線と築45年の線で値段の段が変わる

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

横浜市旭区の実成約は、戸建てが1,393件、中古マンションが887件です(国交省データ)。戸建ての中央値は4,200万円、マンションは1,800万円です。戸建ては成約の半分が築10年以内で、築10年を出た直後に中央値がいちばん落ちます。マンションは築31〜45年と築46年以上に成約が集まり、その二つの帯の間が最大の段差です。直近1年は戸建て・マンションともやや上がりました。

横浜市旭区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

旭区で売れた家の54%は戸建てです。買い手の中心は、築の浅い戸建てを探す人だと私たちは見ています。

横浜市旭区で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内52%
  • 築11〜30年22%
  • 築31年以上26%

売れた戸建ての52%は築10年以内で、件数はこの帯に集中しています。築11年を過ぎると、どの築年帯も件数はずっと少なくなります。築31年以上の戸建ては、合わせて26%です。この集まり方から、旭区で戸建てを買う人の多くは新しめの家を選んでいると私たちは考えています。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は4,200万円です。成約の半分を占める築10年以内の家が、この値段を押し上げていると見ています。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築10年以内は4,800万円、築11〜20年は3,500万円で、ここが最も大きく下がります。その先は築21〜30年が3,300万円、築31〜45年が3,100万円と、下がり方はゆるやかです。築46年以上は2,600万円で、もう一段はっきり下がります。地区別では万騎が原(5,850万円)が高く、今宿(3,500万円)が安い側です。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

直近は地価も戸建ての値段も上がりました。ただ、家を買う年代の人が減る見込みなので、この先も上がり続けるとは言い切れないと見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった40か所
  • 変わらない2か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年4.9万人
2035年4.8万人
2045年4.4万人

住宅地の地価は42地点のうち40地点で去年より上がり、下がった地点は0でした。戸建ての真ん中の値段も、前の年より少し上がっています(+2.3%)。一方で、家を買う年代の人は2045年までに減る見込みです(−10%)。この減り方から、戸建てを探す人の数は先々少しずつ減っていくと私たちは考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

神奈川県横浜市旭区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+5.9%・戸建て+2.3%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,5005,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,800万円1,000万円〜2,800万円約28.3万円887
戸建て等(土地+建物)4,200万円3,200万円〜5,200万円—1,393
土地——約19.0万円323

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内6,200万円244,800万円718
築11〜20年3,250万円803,500万円116
築21〜30年2,900万円1453,300万円184
築31〜45年1,800万円3803,100万円190
築46年〜800万円2482,600万円168

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,200万円(209件)、未改装は1,200万円(215件)。 差は約83%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

横浜市旭区で売るなら、いくらくらいか

横浜市旭区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「神奈川県の相場データブック」(PDF・9ページ)も、このアドレスにお送りします。

横浜市旭区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 横浜市旭区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は万騎が原が5,850万円、白根が4,100万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
白根4,100万円109築7年
笹野台4,600万円89築4年
中希望が丘5,200万円77築8年
中沢4,300万円63築29年
南希望が丘4,400万円61築1年
さちが丘4,600万円60築10年
東希望が丘4,600万円59築7年
万騎が原5,850万円54築1年

中古マンション

地区中央値件数築年数
左近山700万円157築56年
若葉台1,800万円154築43年
二俣川2,700万円66築32年
白根1,900万円63築35年
東希望が丘1,900万円58築38年
さちが丘2,800万円45築25年
中希望が丘1,250万円42築51年
鶴ケ峰3,800万円34築33年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
白根66万円/㎡24
鶴ケ峰120万円/㎡21
万騎が原110万円/㎡19
中希望が丘91万円/㎡17
今宿東町47万円/㎡16
笹野台60万円/㎡15
今宿57万円/㎡15
中沢63万円/㎡14

白根(4,100万円・109件・築7年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築7年前後です。

笹野台(4,600万円・89件・築4年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築4年前後です。

中希望が丘(5,200万円・77件・築8年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築8年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約500万円の差
  • 5m未満4,050万円92件
  • 5〜7m4,000万円109件
  • 7〜10m4,150万円210件
  • 10m以上4,500万円323件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約400万円の差
  • 4m未満4,000万円155件
  • 4〜6m4,100万円718件
  • 6m以上4,400万円359件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約600万円の差
  • 長方形4,600万円167件
  • 不整形4,600万円73件
  • ほぼ長方形4,100万円215件
  • ほぼ台形4,000万円118件
  • 袋地等4,000万円94件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,100万円の差
  • 第2種低層住居専用地域4,700万円56件
  • 第1種住居地域4,400万円216件
  • 第1種低層住居専用地域4,300万円920件
  • 第1種中高層住居専用地域4,000万円50件
  • 準工業地域3,900万円33件
  • 準住居地域3,600万円38件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約4,050万円の差
  • 鉄骨造7,700万円24件
  • RC5,800万円17件
  • 木造4,200万円1247件
  • 軽量鉄骨造3,650万円76件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約300万円の差
  • 公道4,300万円364件
  • 市道4,200万円632件
  • 私道4,000万円234件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約2,050万円の差
  • 近隣商業地域3,350万円44件
  • 第1種住居地域2,600万円139件
  • 準住居地域2,400万円35件
  • 準工業地域2,300万円64件
  • 第1種低層住居専用地域1,800万円111件
  • 第1種中高層住居専用地域1,300万円399件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

横浜市旭区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。横浜市旭区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
二俣川相模鉄道 相鉄いずみ野線75,949人
鶴ヶ峰相模鉄道 相鉄本線54,493人
希望ヶ丘相模鉄道 相鉄本線30,850人
南万騎が原相模鉄道 相鉄いずみ野線10,250人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
南万騎が原26.2万円2
希望ヶ丘23.7万円7
三ツ境21.7万円4
西谷21.5万円1
二俣川20万円14
鶴ケ峰17.4万円13
十日市場15万円1

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 25校・中学校 13校・高等学校 7校
  • 幼稚園・認定こども園26か所

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

横浜市旭区の空き家の数

横浜市旭区では、住宅のうち9.3%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は3,750戸あります。

住宅の数119,080戸
空き家11,120戸(9.3%)
売りに出ている空き家640戸
使う予定のない空き家3,750戸(住宅の3.1%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て2,290戸
そのうち傷みや壊れがある780戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

横浜市旭区で実際に売れた土地は、㎡あたり19万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

横浜市旭区は戸建て1,393件、マンション887件。戸建ての値段の幅が狭く、マンションの幅が広い区

横浜市旭区で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。いちばん多いのは戸建ての1,393件で、次が中古マンションの887件です。いちばん少ないのは土地だけの取引で、323件でした。

戸建ての中央値は4,200万円で、安いほうから4分の1の値は3,200万円、高いほうから4分の1の値は5,200万円でした。マンションは中央値が1,800万円で、㎡単価の中央値は28万円でした。

旭区で目立つのは、二つの市場の「幅」の違いです。戸建ては成約の半分が築10年以内に集まっています。新しい家どうしの取引が多いので、値段の幅は狭めです。

マンションは築31〜45年と築46年以上の帯に成約の大半があります。築年が散らばるぶん、安い成約と高い成約の開きが大きくなります。

幅が広い市場では、中央値から自分の部屋の値段を読めません。旭区のマンションを売る人は、中央値より先に「自分の築年帯」を見てください。戸建てを売る人は、築10年以内かどうかで読む表が変わります。

戸建ての落ち方は前半に集中する。築10年を出た直後がいちばん大きく、築46年以上でも半分ほどの水準が残る

旭区の戸建てを築年帯で並べると、中央値がいちばん落ちるのは築10年以内から築11〜20年へ移るところです。それより先の帯では、下がり方がゆるくなります。築46年以上の中央値は築10年以内より下がりますが、半分ほどの水準は残っています。

この形には理由があります。築10年以内の成約は、区の戸建ての半分を占めます。新築に近い家の値段には、建物の値段がそのまま入っています。

築10年を過ぎると、買い手は建物を「直しながら使うもの」として見ます。建物分の評価が、ここで大きく削られます。

築46年以上でも半分ほどの水準が残るのは、土地の値段が下支えしているからです。旭区の戸建ては木造が大半です。

木造の建物は築年が進むと評価がほとんど残りません。それでも敷地の値段は、建物とは別に残ります。

築11年以上の家を売る人は、築10年以内の成約を比べる相手にしないでください。段の上にいる家と比べると、査定が高く出ます。売れずに値下げする流れになりやすい比べ方です。

戸建てを売る前に確かめることの全体は、戸建てを売る。建物より先に確かめる3つのこと にまとめています。

マンションは築31〜45年と築46年以上の二つの帯に成約の大半がある。その二つの帯の間が、いちばん大きな段差

旭区の中古マンションは、築31〜45年の帯に成約がいちばん多く、次が築46年以上です。この二つの帯で、成約の大半を占めます。築10年以内の成約は少なく、区の中央値にほとんど影響していません。

中央値がいちばん落ちるのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。築46年以上に入ると、中央値は築10年以内の3分の1以下の段に落ちます。旭区のマンション市場では、築45年の線が値段の段を分けています。

築45年を越えた建物で、買い手が見るのは部屋より棟です。旧耐震かどうか、大規模修繕を何回やったか、修繕積立金が足りているか。

この三つで、同じ築46年以上でも値段が分かれます。配管や外壁の更新履歴は、管理組合の長期修繕計画と総会議事録に載っています。

築31〜45年の帯にいる部屋は、落ちる手前にいます。売るか持ち続けるかを決めるとき、この線の位置を知っているかどうかで判断が変わります。

マンションの売り方の全体は、中古マンションを売る。戸建てと違う準備と進め方 で確かめてください。

間取りは3LDKが2LDKの2倍ほど売れている。旭区ではこの二つの中央値が大きく離れている

旭区のマンションで成約がいちばん多い間取りは3LDKで、次が2LDKです。3LDKは2LDKの2倍ほどの件数があります。

ただし、この二つの中央値は近くありません。旭区では2LDKの中央値が3LDKよりかなり低く出ています。

2LDKの成約に、中央値の低い築年帯の部屋が多く入っている可能性があります。ただし、間取りと築年を組み合わせた内訳は、この集計では分かりません。

区の中央値1,800万円は、3LDKと2LDKの中央値の間に落ちています。3LDKを売る人がこの数字を目安にすると低すぎます。

2LDKを売る人には高すぎます。どちらの人にとっても、区の中央値は自分の部屋の値段ではありません。

査定では、間取りと築年帯の両方がそろった成約で比べてもらってください。片方だけそろえた成約で出た金額は、旭区では上にも下にもぶれます。

未改装と改装済みが、ほぼ同じ件数で売れている。未改装の値段には、買い手が見込む工事費が先に引かれている

旭区のマンションの成約で、改装の有無が記録されたものを見ると、未改装と改装済みの件数はほぼ同じです。中央値は、改装済みのほうが高く出ています。

この差を「工事費の分だけ高く売れた」と読まないでください。差額の中には、買い手が未改装の部屋に見込む工事費と、入居までの手間の値段が入っています。売主が先に工事をしても、かけた費用がそのまま上乗せになるとは限りません。

未改装と改装済みが半々で売れている事実は、もう一つのことを示しています。未改装のままでも買い手がつく、ということです。古い部屋を「直さないと売れない」と決める前に、現況のままの査定を取ってください。

そのうえで、直した場合の査定を聞きます。二つの差が工事費を上回るときだけ、直す意味があります。

売る前にリフォームするかの判断は、売る前にリフォームすべきか で実成約データを使って整理しています。

この1年は戸建てもマンションもやや上がった。戸建ては成約数も増えた年で、「上がった」の中身を確かめてから査定を読む

直近1年の中央値は、戸建てもマンションも、前の1年よりやや上がっています。両方が同じ向きに動いた年です。

ただし、戸建てはこの1年で成約数も増えています。旭区の戸建ての成約は築10年以内が半分を占めます。

新しい家の成約が増えると、中央値は上に動きます。「上がった」の中に古い家の値上がりが含まれているかは、この数字だけでは分かりません。

築20年、築30年の戸建てを売る人は、「区の相場が上がった」を自分の家に当てはめないでください。査定で高い金額が出たら、比べた成約の築年帯と時期を聞いてください。新しい家の成約が根拠なら、その金額は自分の家の値段ではありません。

マンションも同じです。上がったのは区全体の中央値です。築46年以上の帯の部屋が、同じだけ上がったとは限りません。

戸建ての3分の2は第1種低層住居専用地域で売れた。中央値が最高の第2種低層と最低の準住居は、件数の少ない用途地域

旭区の戸建て成約を用途地域で分けると、第1種低層住居専用地域がいちばん多く、3分の2ほどを占めます。低い住宅が並ぶことを前提に、高さの上限と建てられる用途が決められた地域です。旭区の戸建て市場の中心は、この用途地域にあります。

中央値がいちばん高いのは第2種低層住居専用地域、いちばん低いのは準住居地域です。どちらも件数は多くありません。

件数が少ない用途地域の中央値は、数件の高い成約や安い成約で動きます。「第2種低層だから高い」「準住居だから安い」と読むのは早すぎます。

用途地域は値段を決めるものではなく、建てられるものの範囲を決めるものです。第1種低層では高さに上限があり、準住居では道路沿いに店舗や事務所が混じります。買い手がどちらを好むかは、その家の使い方しだいです。

用途地域は、市が公開している都市計画の地図か、購入時の重要事項説明書で確認できます。査定のときは、築年帯と一緒に用途地域を伝えてください。第1種低層の家なら、同じ用途地域の成約が多いので、比べる相手に困りません。

前面道路の幅で中央値は三段に分かれる。ただし旭区では段差が小さく、差が開くのは4m未満の安いほうの帯

旭区の戸建てを前面道路の幅で分けると、成約がいちばん多いのは4〜6mです。次が6m以上、いちばん少ないのが4m未満です。中央値を並べると、6m以上、4〜6m、4m未満の順に低くなります。

ただし、三つの中央値の差は、築年帯の段差と比べると小さいものです。旭区では、道路の幅より築年のほうが値段に影響しています。

差がはっきり出るのは、4m未満の安いほうの帯です。4m未満の戸建ては、安いほうから4分の1の値が他の二つの区分より大きく下がります。

中央値で見ると小さな差が、安い側の4分の1では大きな差になります。4m未満の道路に面した家の中に、値段が大きく下がる条件を持つ家が混じっている、ということです。

その条件は、建築基準法の接道義務です。家を建てる敷地には、幅4m以上の道路に2m以上接していることが求められます。4m未満の道路でも、法第42条2項の指定があれば建て替えはできます。

その場合、道路の中心線から2m下がった線まで敷地を後退させます。指定がない道や、後退しても条件を満たせない敷地は、建て替えができません。買い手はここを真っ先に見ます。

4m未満の道路に面した家を売る人は、その道が2項道路かどうかを、市の建築の窓口で確かめてから査定に出してください。道路と間口が値段に影響する仕組みは、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか にまとめています。

土地だけの成約は323件。築46年以上の戸建てに残る値段と、19万円に面積を掛けた値段を並べる

旭区で土地だけで成約した取引は323件です。戸建ての成約数と比べると、かなり少ない数です。土地の㎡単価の中央値は19万円でした。

古い戸建てを相続した人がまず迷うのは、壊してから売るかどうかです。旭区の戸建ては、築46年以上でも築10年以内の半分ほどの水準が残っています。建物付きのまま売る道が残っている区です。

比べる数字は二つです。一つは、建物付きのままの査定額です。もう一つは、19万円に敷地面積を掛けた金額から、解体費の見積もりを引いたものです。

解体費は業者に見積もりを取って確かめます。高いほうを選べば、壊す判断を間違えにくくなります。

更地にしてから売れ残ると、解体費だけが手元から出ていきます。古家付きで売れば、壊すかどうかは買い手が決めます。土地だけの成約が少ない区では、更地の買い手は戸建ての買い手より見つけにくいと考えておくほうが安全です。

旭区で査定を頼むときに先に伝えること。戸建ては築年と道路の幅、マンションは築年帯・間取り・改装の有無

旭区の成約データで値段を分けていたのは、戸建てでは築年帯と前面道路でした。マンションでは築年帯・間取り・改装の有無です。

査定を頼むときは、この順で先に伝えてください。伝えた条件がそろった成約で比べてもらえます。

戸建てでそろえる資料は、建築確認済証か検査済証、登記事項証明書、購入時の重要事項説明書です。前面道路の幅と用途地域は、重要事項説明書に書いてあります。

マンションでそろえる資料は、間取り図、長期修繕計画、直近の総会議事録です。リフォームをした場合は、その工事の明細も添えます。

複数社の金額に差が出たら、「どの成約と比べたか」を聞いてください。旭区では、築10年以内と築11年以上の戸建てで値段の段が違います。

マンションは、築45年の前と後で段が違います。段の違う成約で出た査定は、そのまま売り出し価格にできません。

査定から引き渡しまでの流れ、媒介契約の種類、手数料と税金の項目は、区が変わっても同じです。順番は 家を売る流れは7ステップ で確かめてください。

横浜市旭区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 横浜市旭区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

3,200万円 〜 5,200万円

成約1,393件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は4,200万円です。

中古マンション

1,000万円 〜 2,800万円

成約887件。中央値は1,800万円です。 1平方メートルあたりでは283,333円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

120,000円 〜 270,000円

成約323件。中央値は190,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は横浜市旭区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

横浜市旭区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 横浜市旭区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約1,393件・中央値4,200万円 (3,200万円〜5,200万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約887件・中央値1,800万円/1平方メートルあたり283,333円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約323件・1平方メートルあたり中央値190,000円 (120,000〜270,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

横浜市旭区について、さらに詳しく書いた記事

このページは横浜市旭区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

横浜市旭区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
横浜市緑区約4km4,900万円+700万円
横浜市瀬谷区約4km4,200万円同水準
横浜市保土ケ谷区約5km4,000万円-200万円
横浜市西区約7km5,300万円+1,100万円
横浜市神奈川区約8km5,200万円+1,000万円
横浜市泉区約8km4,200万円同水準
横浜市都筑区約8km6,500万円+2,300万円
横浜市戸塚区約8km4,000万円-200万円
横浜市青葉区約9km6,200万円+2,000万円
横浜市南区約9km3,900万円-300万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

旭区で築15年の戸建てを売ります。査定の根拠が築10年以内の成約でした。そのまま信じていいですか?

そのままでは使えません。旭区の戸建ては、築10年以内から築11〜20年へ移るところで中央値がいちばん落ちています。築15年の家は、その段を一つ下りた帯にいます。築10年以内の成約で出た金額は、段の上の値段です。査定を出した会社に、築11〜20年の成約で比べ直してもらってください。旭区は戸建ての成約が多い区なので、同じ帯の成約は見つかります。それでも高い金額が残るなら、道路の幅や用途地域など、家の条件で説明できるかを聞いてください。

旭区の築40年の2LDKマンションです。直してから売るべきですか?

先に、直さない前提の査定を取ってください。旭区のマンションは、未改装と改装済みがほぼ同じ件数で売れています。未改装のままでも買い手はついています。中央値は改装済みのほうが高いですが、差額には買い手が見込む工事費と手間の値段が含まれます。かけた費用がそのまま乗るとは限りません。築40年は築31〜45年の帯で、築46年以上に移ると中央値が3分の1以下の段に落ちます。直すかどうかより、この帯のうちに売り出すかどうかのほうが、値段への影響は大きいと考えてください。

旭区で築50年の戸建てを相続しました。壊して土地で売ったほうが早いですか?

壊す前に、建物付きの査定を取ってください。旭区の戸建ては、築46年以上でも築10年以内の半分ほどの水準が残っています。土地だけの成約は323件で、戸建ての成約よりかなり少ない区です。更地の買い手は、戸建ての買い手より見つけにくいと考えておくほうが安全です。比べるのは、建物付きの査定額と、19万円に敷地面積を掛けて解体費を引いた金額の二つです。高いほうを選びます。相続登記を先に済ませないと、どちらの形でも売れません。

横浜市旭区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に万騎が原(5,850万円・54件)、中希望が丘(5,200万円・77件)、笹野台(4,600万円・89件)です。低いほうは白根(4,100万円・109件)、中沢(4,300万円・63件)、南希望が丘(4,400万円・61件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

横浜市旭区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは南希望が丘で築1年、古いほうは中沢で築29年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

横浜市旭区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは白根(109件・中央値4,100万円)、笹野台(89件・中央値4,600万円)、中希望が丘(77件・中央値5,200万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(横浜市旭区の実成約データの充填元・2023年第2四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務・第55条=低層住居専用地域の高さの限度)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=用途地域の定義)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

無料・電話番号は聞きません 値段の目安レポート