PR 本サイトはアフィリエイト広告を含みます

神奈川の家売却

神奈川県川崎市宮前区の不動産売却|築年ごとに下がるマンションと、築30年で横に並ぶ戸建て

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

川崎市宮前区の実成約は、中古マンションが1,702件、戸建てが925件です(国交省データ)。中央値はマンションが3,800万円、戸建てが4,600万円です。マンションは築年の帯を一つ進むごとに中央値が下がり、築46年以上は築10年以内の3分の1を切ります。戸建ては築30年を過ぎると中央値がほぼ横に並び、築46年以上でも築10年以内の7割ほどが残ります。直近1年はマンションがほぼ横ばい、戸建てはやや下がりました。

川崎市宮前区はマンション1,702件、戸建て925件。マンションは築年の帯を一つ進むごとに下がり続け、最後の段がいちばん深い区

国土交通省の不動産情報ライブラリに載っている、川崎市宮前区の実成約を読みます。いちばん多いのは中古マンションで、1,702件です。戸建てが925件、土地だけの取引が137件と続きます。

マンションの中央値は3,800万円、面積あたりでは55万円/平方メートルです。戸建ての中央値は4,600万円で、真ん中の半分は3,700万円から5,900万円の間にあります。

宮前区のデータで目立つのは、マンションと戸建てで「古くなったときの落ち方」がまるで違うことです。マンションは、築年の帯が一つ進むたびに中央値が下がります。止まる帯がありません。

築46年以上では、築10年以内の3分の1を切ります。戸建ては、築30年を過ぎると中央値がほぼ横に並びます。築46年以上でも、築10年以内の7割ほどが残ります。

成約の数はマンションが戸建ての2倍近くあるので、この記事はマンションから書きます。戸建てと土地は後ろに置きました。

売却の手順や必要書類は、家を売る流れは7ステップに分けてあります。ここでは、宮前区の成約で値段が分かれている線だけを書きます。

宮前区のマンションは止まる帯がない。築46年以上は築10年以内の3分の1を切り、割合でいちばん落ちるのは築45年の線

宮前区の中古マンションを築年の帯で並べます。築10年以内、築11〜20年、築21〜30年、築31〜45年、築46年以上の五つです。どの境目でも中央値が下がります。

平らな帯がありません。割合で見て落ち幅がいちばん大きいのは、築31〜45年の帯から築46年以上の帯へ移るところです。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1を切ります。

止まる帯がないというのは、売る側にとって意味が重い事実です。築年の帯を一つまたいだ成約は、どの帯にいても自分の部屋より高いか安いかのどちらかです。築18年の部屋を築10年以内の成約で査定すれば高く出ます。

築25年の部屋を築31〜45年の成約で査定すれば低く出ます。どの帯にいても、またいだ瞬間に物差しがずれます。

だから宮前区では、査定書の比較事例が自分の部屋と同じ築年帯に収まっているかを、真っ先に確かめます。特に築46年以上の帯は、一つ手前の帯から割合でいちばん深く落ちています。

築40年台の後半にいる部屋は、どちらの帯の成約で比べられたかで金額が大きく変わります。マンションを売る準備の全体は、中古マンションを売るにまとめています。

3LDKが成約の半分以上。宮前区の3,800万円は3LDKの値段で、2LDKの部屋は同じ間取りに絞ってから測る

宮前区のマンションでいちばん多い間取りは3LDKで、成約の半分以上を占めます。次に多いのが2LDKです。

区の中央値3,800万円は、半分以上を占める3LDKの値段にほぼそのまま引かれています。3LDKを売る人にとっては、区の中央値が物差しとしてそのまま使えます。

2LDKの人は、区の中央値をそのまま当てないでください。広さが違う部屋を総額で並べているので、自分の部屋が安く見えます。面積あたりの単価55万円/平方メートルに切り替えても、単価は広さの影響を受けるのでずれが残ります。

宮前区で使えるのは、間取りを2LDKに絞ってから成約を並べることです。2LDKの成約だけでも、築年の帯で分けて比べる相手が残る件数があります。

間取りを絞らずに出た査定は、3LDKの相場で2LDKを測った査定かもしれません。査定書に載っている比較事例の間取りを、一つずつ見てください。

改装済みの中央値は未改装より高い。宮前区では、直した部屋を未改装の成約で測られていないかを先に見る

宮前区の中古マンションは、改装済みの成約の中央値が未改装より高く出ています。ただし、この差を工事費が戻ってくる証拠と読まないでください。

改装済みの部屋は、買い手が内装の値引きを言い出しにくくなります。差額が工事費を上回るかどうかは、部屋ごとに違います。

この数字を売る側がどう使うか。宮前区では、二つの向きで確かめます。一つは、自分の部屋がすでに改装済みなのに、未改装の成約で査定されていないかです。

その場合、査定は低く出ています。もう一つは、未改装の部屋なのに改装済みの成約が比較事例に混ざっていないかです。

その場合、査定は高く出ています。どちらも、査定書の比較事例に改装の有無が書いてあるかで分かります。

これから直すかどうかを決める人は、現状のままの金額と直した場合の金額を、同じ査定書の中で二つ出してもらってください。差額が工事費を下回るなら、直さずに売るほうが手元に残ります。

宮前区は築年の帯でも値段が分かれる区なので、改装の差と築年の差を混ぜずに読む必要があります。判断の材料は、売る前にリフォームすべきかに愛知の成約データで整理してあります。

直近1年はマンションがほぼ横ばい、戸建てはやや下がった。宮前区の戸建ては築浅が半分以上なので、1年の中央値は混ざり方で動く

直近1年の中央値を前の1年と比べると、マンションはほぼ横ばいです。戸建てはやや下がりました。宮前区で向きが出たのは戸建てのほうです。

ただし宮前区の戸建ては、成約の半分以上が築10年以内にあります。ここが読み方を変えます。1年の中央値は、その年に築浅の家がどれだけ売れたかで動きます。

築浅の割合が前の1年と変われば、一軒ごとの値段が動いていなくても中央値は動きます。宮前区の「やや下がった」は、一軒の家の値下がりとは別の数字です。

売る側が見るのは、区の中央値の向きではありません。自分の家と同じ築年帯、同じ用途地域の成約が、直近1年でどう動いたかです。そこが横ばいなら、区の中央値が下がっていても、自分の家の物差しは動いていません。

逆にそこが下がっていれば、区の中央値が横ばいでも安心はできません。マンションも同じで、横ばいの年に査定額が割れたら、原因は比べた成約の選び方にあります。

戸建ては925件で、半分以上が築10年以内。築30年を過ぎると中央値はほぼ横に並び、築46年以上と築31〜45年の差はほとんどない

宮前区の戸建ては925件です。築年の帯で分けると、築10年以内だけで半分以上を占めます。築浅の成約が厚く、築年が進んだ帯の成約は薄くなります。

中央値の並び方も、マンションとは違います。築10年以内から築21〜30年までは帯が進むごとに下がりますが、築31〜45年と築46年以上はほぼ同じ高さです。

築46年以上でも、築10年以内の7割ほどが残ります。落ち方がいちばん大きいのは築10年以内から築11〜20年へ移るところで、そこから先は緩やかです。

築30年を過ぎて横に並ぶのは、建物の値段がほぼ残っていないからです。木造の建物は、税務上の耐用年数が22年です。それを大きく過ぎた家の査定額は、ほぼ敷地の値段です。

敷地の値段は築年で変わらないので、築35年と築50年の中央値が並びます。築古の戸建てを「古いから安い」と言われたら、同じ用途地域の築31〜45年と築46年以上の成約を両方見せてもらってください。宮前区では、その二つの帯に大きな差はありません。

成約がいちばん集まる第1種低層住居専用地域が、戸建ての中央値がいちばん高い用途地域。宮前区の4,600万円は高い側に引かれた数字

宮前区の戸建てを用途地域で分けると、成約がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域で、全体の半分を占めます。そして、中央値がいちばん高いのも第1種低層住居専用地域です。

いちばん低いのは第1種中高層住居専用地域です。成約の数がいちばん多い地域が、値段がいちばん高い地域でもあります。

この並びで、区の中央値4,600万円は高い側に引かれます。第1種低層住居専用地域の家なら、区の中央値とのずれは小さい側です。

第1種中高層住居専用地域の家を区の中央値で売り出すと、同じ用途地域の成約より高い価格になります。問い合わせが来ないまま時間が過ぎて、後から下げる流れになりやすい並びです。

建築士の視点

用途地域は、都市計画法で定められた土地の使い方の区分です。第1種低層住居専用地域は、低層の住宅のための住環境を守る地域で、建てられる建物の高さに上限があります。第1種中高層住居専用地域は、中高層の住宅のための住環境を守る地域で、低層住居専用地域より大きな建物が建てられます。

買い手が戸建てに払う値段には、建て替えたときに何が建つかが入っています。低層住居専用地域は、隣にも高い建物が建ちません。日当たりと空の広さが将来も守られる、という条件が値段に乗ります。中高層住居専用地域は、建てられる建物の自由度は上がりますが、周囲の環境が変わる余地も大きくなります。値段の差の理由を用途地域だけで説明はできませんが、比較事例を用途地域でそろえる理由はここにあります。

自分の家の用途地域は、川崎市の都市計画図で確かめられます。査定を頼む前に調べて、同じ用途地域の成約で比べた金額かを聞いてください。

前面道路の幅で戸建ての中央値は三つに分かれる。宮前区では4m未満の成約が少なく、成約の大半は4〜6mと6m以上に二分される

宮前区の戸建ては、前面道路の幅でも中央値が分かれます。区分は4m未満・4〜6m・6m以上の三つで、幅が広いほど中央値が高い順に並びます。

ただし宮前区では、4m未満の成約は少ない数にとどまります。成約の大半は4〜6mと6m以上の二つに分かれ、その二つの間にはっきりした差があります。

建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります。前面道路が4m未満なら、建て替え時に道路の中心線から2m後退することがあり、後退した分は敷地として使えません。

宮前区では、この4mの線に引っかかる成約がもともと少ないので、多くの家にとって効いているのは6mの線のほうです。

6mの線が効く理由は、容積率にあります。住居系の用途地域では、容積率は前面道路の幅に0.4を掛けた数字で頭打ちになることがあります。

道路が広いほど、建てられる延べ床面積の上限が上がります。4〜6mの家と6m以上の家は、同じ用途地域でも建てられる大きさが違う場合があります。

宮前区の戸建てで使えるのは、用途地域と道路幅の二つをそろえた成約で比べることです。第1種低層住居専用地域で道路幅が6m以上なら、区の中央値より上の帯で比べる根拠があります。

第1種中高層住居専用地域で道路幅が4〜6mなら、区の中央値は当てになりません。査定を頼むときは、この二つを最初に伝えてください。

土地だけの成約は137件で最少。宮前区では、横に並ぶ築古戸建ての値段と25万円×面積を、解体費込みで並べる

宮前区の土地だけの成約は137件で、三つの中でいちばん少ない数です。面積あたりの単価は、中央値で25万円/平方メートルです。この数字は単価なので、敷地の面積を掛けて初めて総額になります。

古い戸建てを持つ人がこの数字を見るのは、壊して売るかどうかを決めるためです。宮前区の戸建ては、築31〜45年と築46年以上の中央値がほぼ並んでいます。つまり築古の家は、そのままでも敷地の値段に近い金額で売れている区です。

単価に面積を掛けた総額から解体費を引いた数字と、そのまま売った場合の金額を並べてください。そのまま売った金額が上なら、壊す理由はありません。

解体費は、建物の構造・広さ・重機が入るかで変わります。見積もりを取る前に、壊さない場合の査定を先に取ってください。

順番が逆になると、解体費を払った後で「壊さないほうが高かった」と分かることがあります。判断の手順は、更地で売るか、古家付き土地のまま売るかに書いています。

宮前区で査定を頼むとき。マンションは「築年の帯を一つでもまたいでいないか」、戸建ては「第1種低層の成約で測られていないか」

宮前区の査定で確かめることを、最後にまとめます。マンションは、比較事例が自分の部屋と同じ築年帯に収まっているかです。宮前区は止まる帯がないので、一つまたぐだけで物差しがずれます。

次に、間取りがそろっているか。2LDKなら、3LDKの成約で測られていないか。最後に、改装の有無が分けてあるかです。

戸建ては、比較事例の用途地域が自分の家と同じかです。宮前区では第1種低層住居専用地域の成約が半分を占め、中央値もいちばん高い地域です。他の用途地域の家がこの成約で測られると、高く出ます。

次に、前面道路の幅がそろっているか。築30年を過ぎた家なら、築31〜45年と築46年以上の成約を両方見せてもらい、差がないことを確かめます。

査定額そのものより、外した成約と残した成約の中身を聞いてください。宮前区は成約の数が多い区なので、きちんと絞っても比べる相手は残ります。

残った成約の数と築年帯を見てから、売り出し価格を決めます。仲介手数料や税金など、売るときに出ていくお金は不動産売却でかかる費用の一覧に分けてあります。

神奈川県川崎市宮前区の実際の成約価格

2023Q2〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年8月24日中央値 前年比: マンション+2.7%・戸建て-6.2%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,5005,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション3,800万円2,300万円〜5,700万円約55.3万円1,702
戸建て等(土地+建物)4,600万円3,700万円〜5,900万円925
土地約25.0万円137

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内6,500万円2684,800万円521
築11〜20年5,400万円3584,000万円96
築21〜30年4,000万円4413,600万円113
築31〜45年2,600万円3643,500万円105
築46年〜1,500万円2633,550万円66

参考: 改装済み中古マンションの中央値は3,400万円(257件)、未改装は3,000万円(355件)。 差は約13%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-08-24取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

川崎市宮前区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 川崎市宮前区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は有馬が6,000万円、南野川が3,800万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
西野川4,200万円75築1年
菅生4,000万円72築6年
有馬6,000万円70築1年
東有馬5,100万円70築1年
南野川3,800万円67築12年
馬絹4,950万円60築5年
野川本町4,700万円58築1年
犬蔵4,700万円49築16年

中古マンション

地区中央値件数築年数
宮崎4,050万円242築29年
土橋4,100万円205築28年
犬蔵4,500万円197築18年
鷺沼5,300万円170築21年
宮前平6,300万円154築15年
有馬4,000万円151築29年
馬絹3,400万円115築16年
小台5,200万円71築25年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
馬絹100万円/㎡15
野川本町65万円/㎡14
土橋160万円/㎡13
有馬130万円/㎡13
鷺沼165万円/㎡10
菅生51万円/㎡10
東有馬87万円/㎡10
西野川43万円/㎡8

西野川(4,200万円・75件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

菅生(4,000万円・72件・築6年)

市内の地区の真ん中より15%低い水準です。売れているのは築6年前後です。

有馬(6,000万円・70件・築1年)

市内の地区の真ん中より28%高い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約800万円の差
  • 5m未満4,500万円81件
  • 5〜7m4,200万円72件
  • 7〜10m4,550万円98件
  • 10m以上5,000万円152件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,400万円の差
  • 4m未満3,800万円46件
  • 4〜6m4,400万円389件
  • 6m以上5,200万円376件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約300万円の差
  • 長方形4,900万円87件
  • 袋地等4,700万円65件
  • ほぼ長方形4,600万円130件
  • ほぼ台形4,600万円55件
  • 不整形4,600万円46件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,500万円の差
  • 近隣商業地域5,600万円18件
  • 第1種低層住居専用地域5,000万円476件
  • 第1種住居地域4,400万円79件
  • 準住居地域4,300万円74件
  • 第2種中高層住居専用地域4,300万円42件
  • 第1種中高層住居専用地域4,100万円212件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格に効くかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約10,900万円の差
  • 鉄骨造15,500万円10件
  • RC11,000万円17件
  • 軽量鉄骨造5,400万円34件
  • 木造4,600万円841件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約400万円の差
  • 市道4,700万円345件
  • 公道4,700万円301件
  • 私道4,300万円160件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,350万円の差
  • 第2種住居地域4,450万円74件
  • 第1種中高層住居専用地域4,000万円917件
  • 近隣商業地域3,900万円126件
  • 第2種中高層住居専用地域3,800万円167件
  • 第1種住居地域3,200万円182件
  • 準住居地域3,100万円111件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

川崎市宮前区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 川崎市宮前区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q2〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

3,700万円5,900万円

成約925件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は4,600万円です。

中古マンション

2,300万円5,700万円

成約1,702件。中央値は3,800万円です。 1平方メートルあたりでは552,941円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

160,000円380,000円

成約137件。中央値は250,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は川崎市宮前区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

川崎市宮前区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 川崎市宮前区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約925件・中央値4,600万円 (3,700万円〜5,900万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約1,702件・中央値3,800万円/1平方メートルあたり552,941円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約137件・1平方メートルあたり中央値250,000円 (160,000〜380,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
川崎市高津区約3km5,300万円+700万円
横浜市青葉区約6km6,200万円+1,600万円
川崎市中原区約7km6,200万円+1,600万円
横浜市港北区約9km5,800万円+1,200万円
世田谷区約9km9,500万円+4,900万円
目黒区約12km1億3,000万円+8,400万円
大田区約13km6,800万円+2,200万円
横浜市鶴見区約13km4,700万円+100万円
横浜市旭区約13km4,200万円-400万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

宮前区で築35年のマンションを売ります。査定額が、同じ棟で3年前に売れた部屋よりかなり低く出ました。

宮前区のマンションは、築年の帯を一つ進むごとに中央値が下がります。3年前の成約が築31〜45年の帯の中にあったとしても、その後に区全体の相場が大きく上がった年はありません。直近1年の中央値は前の1年とほぼ横ばいです。低く出た理由は、相場の向きより比べた成約の帯にあります。査定書の比較事例が築46年以上の帯の成約を含んでいないか、改装済みと未改装を分けているかを確かめてください。宮前区は成約が1,702件あるので、同じ帯・同じ間取りに絞っても比べる相手は残ります。

第1種中高層住居専用地域の戸建てです。区の中央値4,600万円で売れるつもりでいましたが、査定はそれより低い金額でした。

宮前区の戸建ては、成約がいちばん多い用途地域が第1種低層住居専用地域で、中央値がいちばん高いのも同じ地域です。区の中央値は成約が多い地域に引かれるので、4,600万円は高い側に寄った数字です。第1種中高層住居専用地域は、宮前区の戸建てで中央値がいちばん低い用途地域です。区の中央値で売り出すと、同じ用途地域の成約より高い価格になります。査定額が低く出たのは、同じ用途地域の成約で比べた結果と読めます。確かめるなら、前面道路の幅をそろえた成約でもう一度出してもらってください。

戸建ての相場が下がったと聞きました。売るのを待ったほうがいいですか?

宮前区の戸建ては、直近1年の中央値が前の1年よりやや下がりました。ただし宮前区は、戸建ての成約の半分以上が築10年以内にある区です。1年の中央値は、その年に築浅の家がどれだけ売れたかで動きます。築年の混ざり方が変われば、一軒ごとの値段が動いていなくても中央値は動きます。待つかどうかは、区の中央値の向きではなく、自分の家と同じ築年帯・同じ用途地域の成約がどう動いたかで決めてください。その成約が横ばいなら、待つ理由は区の数字からは出てきません。

川崎市宮前区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に有馬(6,000万円・70件)、東有馬(5,100万円・70件)、馬絹(4,950万円・60件)です。低いほうは南野川(3,800万円・67件)、菅生(4,000万円・72件)、西野川(4,200万円・75件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

川崎市宮前区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは西野川で築1年、古いほうは犬蔵で築16年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

川崎市宮前区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは西野川(75件・中央値4,200万円)、菅生(72件・中央値4,000万円)、有馬(70件・中央値6,000万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(川崎市宮前区の実成約データの充填元・2023年第2四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務・第52条=前面道路の幅員による容積率の制限)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第1種低層住居専用地域・第1種中高層住居専用地域など用途地域の定義)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

無料・4冊 売る前に読んでおく資料