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神奈川の家売却

神奈川県横浜市中区の不動産売却|1Kと3LDKが並ぶマンション市場。築30年の線と旧耐震の帯で値段が分かれる

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結論から

横浜市中区の実成約は、中古マンションが2,351件、戸建てが480件です(国交省データ)。マンションの中央値は3,700万円、戸建ては5,200万円です。マンションは1Kと3LDKが上位の間取りで、中央値はこの二つの間に落ちます。値段がいちばん落ちるのは築30年の線で、築46年以上は旧耐震の帯に入ります。戸建ては築46年以上でも3割減にとどまり、商業地域の中央値がいちばん高くなっています。

中区の成約は2,351件がマンション。戸建て480件・土地140件とは、相場の読み方が違う

横浜市中区で2023年第2四半期から2026年第1四半期に成約した取引を集計しました。出典は国土交通省の不動産情報ライブラリです。

中古マンションが2,351件、戸建て(土地と建物のセット)が480件です。土地だけの取引は140件で、三つの中でいちばん少ない区分です。

中区で「相場」と呼べる数字は、マンションのものです。中央値は3,700万円、㎡あたりの単価は中央値82万円です。

件数が多いぶん、築年帯や間取りで細かく切っても成約が残ります。自分の部屋に近い条件で比べられるのが、この区の強みです。

戸建ての中央値は5,200万円です。安いほうから4分の1の値は3,600万円、高いほうから4分の1の値は8,000万円で、幅が広く開いています。戸建ては件数が少ないうえに、用途地域と道路幅で値段が割れます。

一つの中央値で自分の家を測ると、上にも下にも外れます。戸建てを売る人は、後ろの節の切り口で自分の位置を確かめてください。

1Kと3LDKが並ぶ中区のマンション。中央値3,700万円は、どちらの部屋の値段でもない

中区のマンション成約で、いちばん多い間取りは1Kです。次が3LDKです。

1Kと3LDKは、買う人も、買う理由も、値段の決まり方も違います。この二つが上位に並ぶ区では、区全体の中央値が「誰の部屋の値段でもない数字」になります。

1Kの買い手の多くは、自分で住むか、人に貸すかのどちらかです。貸す目的の買い手は、家賃から管理費と修繕積立金を引いた残りで、出せる値段を逆算します。部屋の向きや内装より、㎡単価と管理状態と駅までの距離が見られます。

3LDKの買い手は、家族で住む人が中心です。同じ棟の同じ間取りが過去にいくらで成約したか、近くの似た広さの部屋がいくらで売りに出ているか。

この「横並び」で値段が決まります。学校や買い物の便が問われるのも、この層です。

自分の部屋がどちらかで、査定で見るべき資料が変わります。1Kなら近くの同じ広さの家賃相場、3LDKなら同じ棟の過去の成約です。

中央値3,700万円から出発すると、1Kの人は高すぎる値段を、3LDKの人は安すぎる値段を目安にしてしまいます。マンションの準備全般は、中古マンションを売る にまとめています。

マンションの落ち幅がいちばん大きいのは築30年の線。築46年以上は旧耐震の帯に入り、半分以下になる

中区の中古マンションを築年帯で見ると、値段がいちばん落ちるのは築21〜30年から築31〜45年へ移るところです。築46年以上の中央値は、築10年以内の半分以下です。二つの線は別のものなので、分けて説明します。

築30年の線は、設備と修繕の節目です。築30年前後は、2回目の大規模修繕を迎える建物が多い時期です。修繕積立金が足りているか、値上げや一時金の予定があるかが、この帯から買い手に強く見られます。

給排水管の更新が済んでいるかも聞かれます。この帯を売るなら、長期修繕計画と直近の総会議事録を先に用意してください。

築46年以上の線は、法律の線です。築46年以上の建物は、1981年6月に施行された新耐震基準より前に建てられています。いわゆる旧耐震の帯です。

買い手が住宅ローン控除を使うには、1982年以降の建築か、耐震基準に適合する証明が要ります(租税特別措置法第41条)。控除が使えない物件は、買い手の資金計画が組みにくくなります。半分以下という落ち幅には、この条件が重なっています。

旧耐震の帯で売るときに効くのは、耐震診断を受けているか、改修をしたか、その記録が管理組合に残っているかです。記録があれば、買い手は証明の取得を検討できます。

なければ、現金で買う人か、建物より土地を見る買い手が相手になります。どちらの相手を想定して値付けするかを、査定の段階で決めてください。

改装済みは高く成約している。未改装で売るなら、比べる成約も未改装にそろえる

中区では、改装済みのマンションの中央値が、未改装より高く出ています。この数字は「改装すれば高く売れる」とは読めません。

改装した部屋は、売り主が費用をかけてでも売りたい物件です。改装の有無のほかに、築年帯や広さも未改装の部屋と同じとは限りません。

未改装のまま売る人にとって、大事なのは比較の相手です。査定書に改装済みの成約が混ざっていると、自分の部屋の値段が高く見えます。

売り出し価格を高く置き、内見で「古い」と言われて下げる流れになります。比べる成約を未改装にそろえてもらうだけで、この遠回りは避けられます。

改装して売るかどうかは、かけた費用が値段に乗るかではなく、買い手が決まる早さで考える話です。1Kは貸す目的の買い手が内装を自分で決めたがることがあり、改装が裏目に出る場合があります。3LDKは家族が内見で印象を決めるので、水回りの状態が効くことがあります。

どちらも、改装費と値段の差を査定で並べてから決めてください。費用と値段の関係は、売る前にリフォームすべきか で実データを使って整理しています。

マンションはこの1年ではっきり上がり、戸建てはやや上がった。3年分の中央値と直近の成約は分けて見る

直近1年の中古マンションの中央値は、その前の1年に比べてはっきり上がっています。戸建てもやや上がりました。上がり方はマンションのほうが大きい区です。

この記事に出てくる中央値3,700万円は、2023年第2四半期から2026年第1四半期までの全期間の数字です。直近の1年だけを切ると、中央値はこれより上に出やすくなります。

査定額が記事の数字より高くても、それだけで強気な査定とは言えません。逆に、記事の数字より低い査定は、古い成約を混ぜている可能性があります。

確かめ方は一つです。査定書の比較事例に、成約した時期が書いてあるかを見てください。時期が書いていなければ、書いてもらいます。

相場が動いている時期に、1年以上前の成約だけで値段を決めると、売り出し価格がずれます。上がっている区で売るときは、比較事例の「いつ」が値段の根拠そのものです。

戸建ては築31〜45年から築46年以上へ移るところでいちばん落ちる。築40年前後は「落ちる前」の帯にいる

中区の戸建てを築年帯で見ると、値段がいちばん落ちるのは築31〜45年から築46年以上へ移るところです。マンションの落ちる線(築30年)より、後ろにあります。築40年前後の戸建ては、まだ落ちる前の帯に入っています。

落ち幅も違います。築46年以上の戸建ての中央値は、築10年以内に比べて3割ほど下がるにとどまります。

マンションが半分以下になるのと比べると、戸建ての落ち方はゆるい区です。建物の値段が消えても、土地の値段が残るためです。

築40年前後で売るか迷っている人は、二つの数字を査定で出してもらってください。建物付きで売ったときの値段と、土地だけとして見たときの値段です。この差が建物に残っている値段です。

差が小さければ、急いで売る理由は築年数にはありません。差が大きければ、築46年の線を越える前に動く意味があります。

木造の戸建ては、築年数が進むほど建物の評価が減ります。ただし中区のデータでは、減り方は3割で止まっています。「古いから値段がつかない」と決めて安く手放す前に、土地の評価を確かめてください。

戸建ての成約は第1種低層住居専用地域に集まる。商業地域(いちばん高い)と第1種住居地域(いちばん低い)は、その外側にある

中区の戸建ての成約で、いちばん多い用途地域は第1種低層住居専用地域です。戸建ての中央値5,200万円の土台は、この地域の成約です。

一方、中央値がいちばん高いのは商業地域、いちばん低いのは第1種住居地域です。いちばん多い地域と、いちばん高い地域、いちばん低い地域が、三つとも別です。

第1種低層住居専用地域は、低い建物の住宅地を守る地域です。建物の高さは10mまたは12mのうち、都市計画で定めた限度を超えられません(建築基準法第55条)。背の高い建物が建たない代わりに、戸建てが並ぶ環境が保たれます。

買い手の多くは、同じように戸建てを建てて住む人です。土地の広さと形、日当たりが値段を決めます。

商業地域は、建ぺい率が80%と法律で決まっています(建築基準法第53条)。容積率の上限も高く設定されています。買い手は戸建てとしてではなく、そこに何が建てられるかで値段を見ます。

中央値が高いのは、土地の使い道が広いためです。古い戸建てでも、建物より土地に値段がつきます。

第1種住居地域は、住宅の環境を守りながら、店舗や事務所もある程度建てられる地域です。商業地域なら大きな建物が建てられ、低層住居専用地域なら住環境が守られる、という単純な話でもありません。中区ではこの地域の戸建ての中央値がいちばん低く出ています。

自分の家の用途地域は、横浜市の都市計画の図面で確かめられます。査定のときに、用途地域を先に伝えてください。第1種低層なら区の中央値が目安になります。

商業地域と第1種住居地域は、区の中央値から離れます。用途地域と値段の関係は、土地の形と用途地域で、価格はどう変わるか で扱っています。

前面道路の幅で戸建ての中央値が三つに分かれる。幅は接道義務だけでなく、容積率の上限にも効く

中区の戸建ては、前面道路の幅で中央値が分かれます。区分は4m未満、4〜6m、6m以上の三つです。

道路幅が値段に効く理由は、二つあります。一つ目は接道義務です。建物を建てる敷地は、幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません(建築基準法第43条)。

4m未満の道路に面している場合、建て替えのときに道路の中心から2mまで敷地を後退させることがあります(同法第42条)。後退した部分には建物を建てられません。

二つ目は容積率です。前面道路の幅が12m未満の敷地では、都市計画で定めた容積率とは別に、道路幅に応じた上限がかかります。住居系の用途地域では道路幅に0.4を、それ以外では0.6を掛けた数字が上限です(建築基準法第52条)。

道路が狭いほど、建てられる床面積の上限が下がります。商業地域のように容積率の高い地域では、道路幅で使える容積率が大きく変わります。

中区で戸建てを売るなら、前面道路の幅と接している長さを、用途地域と一緒に伝えてください。道路の幅は道路台帳か、購入時の重要事項説明書に書いてあります。4m未満の場合は、すでに後退しているかどうかも調べておきます。

後から分かると値引きの材料になります。先に伝えれば、その前提で査定が出ます。

土地だけの成約は140件。築46年以上の戸建てでも中央値は3割減なので、壊す前に建物付きの値段を聞く

中区で土地だけの成約は140件で、三つの区分の中でいちばん少ない数字です。土地の㎡単価の中央値は32万円です。

古い戸建てを売るとき、先に壊して更地にする人がいます。中区のデータでは、この順番を急がないほうがよい理由があります。築46年以上の戸建てでも、中央値は築10年以内の3割減で止まっています。

建物付きのまま成約している家が、落ち幅の小さい値段で売れているということです。壊す費用を先に払うと、その分だけ手取りが減ります。

壊すかどうかは、建物付きの査定と土地だけの査定を並べてから決めます。建物付きの値段から解体費を引いた数字が、土地だけの値段を上回るなら、壊す理由はありません。下回るなら、更地のほうが買い手が広がります。

商業地域のように土地の使い道で値段が決まる場所では、建物がないほうが話が早いこともあります。判断の分かれ目は、更地で売るか、古家付き土地のまま売るか にまとめています。

土地だけで売る場合は、境界の確定が先になります。隣地との境界が確定していない土地は、買い手が決まっても引き渡しまでに時間がかかります。測量図が手元にあるかを確かめてから、査定を頼んでください。

査定書が届いたら確かめる三つの欄。比べた成約の築年帯・間取り・成約した時期

中区の査定は、査定額の大小より、根拠の欄で決まります。ここまでの節で出てきた条件を、査定書で順に確かめてください。

一つ目は築年帯です。マンションなら、比較事例が自分と同じ側にあるかを見ます。

築30年の線と築46年の線をまたいで比べていれば、その査定額は根拠が弱い数字です。戸建てなら、築46年の線をまたいでいないかを見ます。

二つ目は間取りと用途地域です。マンションは、1Kと3LDKを混ぜて比べていないか。自分と同じ間取りの成約で出しているか。

戸建ては、自分の用途地域と道路幅の条件に近い成約で出しているか。第1種低層の家を商業地域の成約と比べていれば、値段は合いません。

三つ目は成約した時期です。この1年でマンションははっきり上がっています。

比較事例が古いと、査定額は低めに出ます。時期が書いていなければ、書いてもらいます。

この三つがそろっている査定書は、値段の根拠を持っています。そろっていない査定書は、金額が高くても低くても、まだ値段とは呼べません。売却にかかるお金の全体は、不動産売却でかかる費用の一覧 で確かめられます。

査定は売るか決めていなくても受けられます。中区の成約データで自分の位置をつかんでから、複数の査定書を同じ三つの欄で比べてください。

神奈川県横浜市中区の実際の成約価格

2023Q2〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年8月24日中央値 前年比: マンション+11.1%・戸建て+7.4%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
04,5009,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション3,700万円2,300万円〜5,800万円約81.5万円2,351
戸建て等(土地+建物)5,200万円3,600万円〜8,000万円480
土地約32.0万円140

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内4,700万円5175,300万円183
築11〜20年3,900万円6225,200万円63
築21〜30年5,200万円5354,800万円62
築31〜45年1,700万円5164,700万円81
築46年〜1,650万円1443,250万円62

参考: 改装済み中古マンションの中央値は3,600万円(313件)、未改装は2,900万円(657件)。 差は約24%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-08-24取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

横浜市中区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 横浜市中区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は山手町が12,000万円、山元町が3,500万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
本牧元町4,000万円46築1年
本牧町3,900万円31築25年
山元町3,500万円21築28年
西竹之丸4,600万円17築12年
北方町5,000万円16
本郷町5,000万円15築18年
山手町12,000万円14築43年
千代崎町5,900万円14築6年

中古マンション

地区中央値件数築年数
山下町4,700万円299築22年
長者町2,500万円140築17年
野毛町3,000万円114築17年
新山下5,000万円91築19年
弥生町2,900万円81築31年
末吉町2,400万円75築16年
山手町8,300万円67築21年
本牧原5,000万円65築34年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
本牧町58万円/㎡16
西之谷町59万円/㎡8
北方町130万円/㎡8

本牧元町(4,000万円・46件・築1年)

市内の地区の真ん中より20%低い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

本牧町(3,900万円・31件・築25年)

市内の地区の真ん中より22%低い水準です。売れているのは築25年前後です。

山元町(3,500万円・21件・築28年)

市内の地区の真ん中より30%低い水準です。売れているのは築28年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約3,800万円の差
  • 5m未満4,500万円33件
  • 5〜7m4,400万円61件
  • 7〜10m5,150万円84件
  • 10m以上8,200万円91件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約2,750万円の差
  • 4m未満3,850万円116件
  • 4〜6m5,200万円175件
  • 6m以上6,600万円151件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約2,000万円の差
  • ほぼ正方形6,500万円17件
  • 長方形6,000万円49件
  • 不整形5,750万円58件
  • ほぼ長方形4,950万円96件
  • ほぼ台形4,500万円45件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約9,500万円の差
  • 商業地域14,000万円67件
  • 第2種住居地域5,500万円13件
  • 第1種中高層住居専用地域5,300万円11件
  • 第1種低層住居専用地域5,200万円209件
  • 近隣商業地域4,850万円50件
  • 第1種住居地域4,500万円116件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格に効くかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約13,800万円の差
  • RC18,000万円49件
  • 鉄骨造8,300万円38件
  • 木造4,700万円355件
  • 軽量鉄骨造4,200万円11件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,300万円の差
  • 市道5,700万円223件
  • 公道5,150万円114件
  • 私道4,400万円97件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約2,550万円の差
  • 第1種中高層住居専用地域5,300万円112件
  • 準住居地域4,700万円63件
  • 第1種住居地域4,400万円181件
  • 第1種低層住居専用地域4,300万円143件
  • 商業地域3,400万円1532件
  • 近隣商業地域2,750万円150件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

横浜市中区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 横浜市中区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q2〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

3,600万円8,000万円

成約480件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は5,200万円です。

中古マンション

2,300万円5,800万円

成約2,351件。中央値は3,700万円です。 1平方メートルあたりでは815,385円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

230,000円580,000円

成約140件。中央値は320,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は横浜市中区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

横浜市中区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 横浜市中区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約480件・中央値5,200万円 (3,600万円〜8,000万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約2,351件・中央値3,700万円/1平方メートルあたり815,385円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約140件・1平方メートルあたり中央値320,000円 (230,000〜580,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
横浜市南区約2km4,000万円-1,200万円
横浜市神奈川区約4km5,100万円-100万円
横浜市鶴見区約8km4,700万円-500万円
横浜市港北区約8km5,800万円+600万円
横浜市旭区約9km4,200万円-1,000万円
川崎市川崎区約11km4,700万円-500万円
横浜市戸塚区約11km4,000万円-1,200万円
大田区約15km6,800万円+1,600万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

中区で1Kのマンションを売ります。区の中央値3,700万円を目安にしていいですか?

そのままでは目安になりません。中区のマンション成約は1Kと3LDKが上位で、区の中央値はこの二つの間にあります。1Kを売るなら、同じ1Kの成約と㎡単価で比べるのが先です。区全体の㎡単価の中央値は82万円です。査定書に載っている比較事例が1Kかどうかを確かめ、違えば同じ間取りの成約で出し直してもらってください。

築48年のマンションです。築46年以上は半分以下と書いてありますが、売れないのですか?

成約はあります。ただし、築46年以上は1981年6月に施行された新耐震基準より前の建物です。買い手が住宅ローン控除を使うには、1982年以降の建築か、耐震基準に適合する証明が要ります。古い建物はここで買い手の選択肢が狭まります。耐震診断の有無、大規模修繕の履歴、修繕積立金の残高を先にそろえてください。この三つがあるかないかで、査定の根拠が変わります。

築42年の戸建てです。いま売るのと、数年待つのとで違いが出ますか?

中区の戸建ては、築31〜45年から築46年以上へ移るところで中央値がいちばん落ちています。築42年はまだ落ちる前の帯です。ただし、築46年以上でも中央値は築10年以内の3割減にとどまります。落ち幅は小さい区です。売り急ぐ理由がなければ、建物付きの値段と土地だけの値段を両方出してもらい、差を見てから決めてください。どちらの数字も成約で裏づけられているかを聞くのが大事です。

横浜市中区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に山手町(12,000万円・14件)、千代崎町(5,900万円・14件)、北方町(5,000万円・16件)です。低いほうは山元町(3,500万円・21件)、本牧町(3,900万円・31件)、本牧元町(4,000万円・46件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

横浜市中区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは北方町で築0年、古いほうは山手町で築43年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

横浜市中区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは本牧元町(46件・中央値4,000万円)、本牧町(31件・中央値3,900万円)、山元町(21件・中央値3,500万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(横浜市中区の実成約データの充填元・2023年第2四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務・第52条=容積率と前面道路幅員による制限・第53条=建ぺい率・第55条=低層住居専用地域の高さの限度)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第一種低層住居専用地域・第一種住居地域・商業地域の定義)・確認日 2026-08-22
  4. e-Gov法令検索「租税特別措置法」(第41条=住宅借入金等特別控除。1982年以降の建築または耐震基準適合が要件)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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