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神奈川の家売却

神奈川県横浜市神奈川区の不動産売却|マンションが主役。築年帯で三段に分かれる値段を実データで読む

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

横浜市神奈川区の実成約は、中古マンション2,041件、戸建て1,065件、土地267件です(国交省データ)。中央値はマンション3,600万円、戸建て5,200万円です。マンションは築30年を過ぎた帯で値段がいちばん落ち、直近1年はやや上がりました。戸建ては築46年以上でもあまり下がらず、用途地域と前面道路の幅で中央値が分かれます。

横浜市神奈川区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

売れた家の61%が中古マンションです。買うのは家族と、ひとり〜ふたり暮らしの両方だと私たちは見ています。

横浜市神奈川区で売れた不動産の件数(約3年)
戸建て1,065件
中古マンション2,041件
土地だけ267件

中古マンションでいちばん多い間取りは3LDKです。間取りの記録がある部屋のうち、家族向けは37%です。ひとり〜ふたり向けも34%あり、ほぼ同じくらい売れています。どちらか一方の人だけが買う町ではない、と私たちは考えています。

2だから、この値段

中古マンションの値段は、築年数で三段に分かれます。いちばん大きく下がるのは築31〜45年の帯です。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(中古マンション)

真ん中の値段は、築10年以内が5,000万円、築11〜20年も5,000万円です。築21〜30年は4,500万円で、ここまでは大きく崩れません。築31〜45年になると1,500万円まで下がり、築46年以上も1,500万円です。改装済みは3,300万円、未改装は2,700万円で、手入れの有無でも差が出ています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

中古マンションの真ん中の値段は、前の年と比べて+21.2%です。1年だけの動きは振れやすく、これだけで上がるとは言えません。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった31か所
  • 変わらない0か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年7.1万人
2035年6.9万人
2045年6.6万人

戸建ての真ん中の値段は±0%で、前の年と変わっていません。住宅地の地価は、31地点のうち31地点が去年より上がりました。家を買う年代の人数は、2045年までに−6%と国は推計しています。地価の上がり方は値段の支えになり、買う人の数はゆっくり減っていくと私たちは見ています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

神奈川県横浜市神奈川区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+21.2%・戸建て0%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
03,0006,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション3,600万円2,000万円〜5,700万円約71.4万円2,041
戸建て等(土地+建物)5,200万円4,000万円〜6,400万円—1,065
土地——約33.0万円267

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内5,000万円4545,500万円573
築11〜20年5,000万円4624,400万円95
築21〜30年4,500万円4264,400万円116
築31〜45年1,500万円4754,300万円157
築46年〜1,500万円1933,900万円93

参考: 改装済み中古マンションの中央値は3,300万円(299件)、未改装は2,700万円(539件)。 差は約22%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

横浜市神奈川区で売るなら、いくらくらいか

横浜市神奈川区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「神奈川県の相場データブック」(PDF・9ページ)も、このアドレスにお送りします。

横浜市神奈川区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 横浜市神奈川区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は片倉が5,950万円、菅田町が3,600万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
西寺尾4,600万円82築8年
六角橋5,600万円76築10年
松見町5,000万円75築7年
菅田町3,600万円64築19年
羽沢南4,500万円63築2年
神大寺4,600万円63築1年
片倉5,950万円54築1年
羽沢町4,200万円45築8年

中古マンション

地区中央値件数築年数
子安通3,000万円151築18年
栄町6,400万円129築22年
片倉3,400万円91築25年
鶴屋町11,500万円88築2年
松見町2,600万円84築34年
反町3,000万円79築19年
西神奈川2,200万円75築29年
新子安6,100万円69築12年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
六角橋130万円/㎡22
神大寺90万円/㎡18
菅田町26万円/㎡15
西寺尾92万円/㎡14
羽沢町38万円/㎡13
白楽175万円/㎡12
羽沢南74万円/㎡10
松見町90万円/㎡9

西寺尾(4,600万円・82件・築8年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築8年前後です。

六角橋(5,600万円・76件・築10年)

市内の地区の真ん中より22%高い水準です。売れているのは築10年前後です。

松見町(5,000万円・75件・築7年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築7年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約1,600万円の差
  • 5m未満4,850万円92件
  • 5〜7m4,800万円131件
  • 7〜10m5,600万円126件
  • 10m以上6,400万円191件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約800万円の差
  • 4m未満5,000万円193件
  • 4〜6m5,000万円490件
  • 6m以上5,800万円218件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約350万円の差
  • ほぼ台形5,500万円81件
  • 不整形5,300万円104件
  • ほぼ長方形5,200万円221件
  • 袋地等5,200万円35件
  • 長方形5,150万円98件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約12,700万円の差
  • 商業地域17,500万円22件
  • 近隣商業地域6,100万円77件
  • 第1種低層住居専用地域5,400万円357件
  • 第1種住居地域5,200万円278件
  • 第2種中高層住居専用地域4,800万円187件
  • 第1種中高層住居専用地域4,800万円109件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約12,000万円の差
  • RC17,000万円33件
  • 鉄骨造8,900万円33件
  • 軽量鉄骨造5,500万円53件
  • 木造5,000万円907件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約14,700万円の差
  • 国道19,500万円16件
  • 市道5,400万円406件
  • 私道5,000万円235件
  • 公道4,800万円237件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約7,600万円の差
  • 工業地域9,100万円147件
  • 商業地域3,300万円743件
  • 第1種住居地域3,300万円335件
  • 近隣商業地域3,300万円249件
  • 第2種中高層住居専用地域2,700万円183件
  • 第1種中高層住居専用地域1,500万円128件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

横浜市神奈川区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。横浜市神奈川区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
東神奈川JR横浜線67,166人
新子安JR東海道線40,962人
白楽東急電鉄 東横線39,922人
大口JR横浜線36,440人
羽沢横浜国大相模鉄道 相鉄新横浜線31,622人
京急東神奈川京浜急行電鉄 本線22,551人
片倉町横浜市 3号線20,510人
神奈川新町京浜急行電鉄 本線16,872人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
横浜44.6万円2
東白楽38.1万円2
三ツ沢下町37.7万円3
新子安36.9万円2
三ツ沢上町36.4万円2
反町36.1万円2
大口34.8万円5
白楽33.5万円3

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 20校・中学校 11校・高等学校 8校
  • 幼稚園・認定こども園13か所

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

横浜市神奈川区の空き家の数

横浜市神奈川区では、住宅のうち10.2%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は4,210戸あります。

住宅の数148,260戸
空き家15,120戸(10.2%)
売りに出ている空き家1,090戸
使う予定のない空き家4,210戸(住宅の2.8%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て1,300戸
そのうち傷みや壊れがある650戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

横浜市神奈川区で実際に売れた土地は、㎡あたり33万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

神奈川区の取引は中古マンションが最多。自分の部屋の「比べる相手」を先に決める

横浜市神奈川区で成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。中古マンションが2,041件、戸建てが1,065件です。

土地だけの取引は267件です。マンションの件数が戸建てを上回る、マンション中心の区です。

マンションの中央値は3,600万円で、㎡あたりでは71万円です。戸建ての中央値は5,200万円になります。

中央の半分は4,000万円から6,400万円の間です。土地の㎡単価の中央値は33万円です。

件数が多いということは、比べられる成約が多いということです。査定でも売り出しでも、相手は「神奈川区全体の中央値」ではありません。

同じ築年帯・同じ間取り・近い広さの部屋です。この記事では、その絞り込みに使える軸を順に見ていきます。

マンションの値段は築年帯で三段に分かれる。落ち幅が最大なのは築30年を過ぎた帯

神奈川区の中古マンションを築年帯で並べると、値段の落ち方は一定ではありません。築21〜30年の帯から築31〜45年の帯へ移るところで、中央値がいちばん大きく下がります。築46年以上になると、築10年以内の3分の1以下です。

落ち幅の理由をデータそのものは語りません。ただ、築31〜45年の帯には、1981年6月の建築基準法の耐震基準改正をまたぐ建物が含まれます。改正前の基準で建てられた建物は、住宅ローン控除の要件を満たさないことがあります。

買い手がローンを使いにくい部屋は、買える人が減ります。その分、値段が下がりやすくなります。

売り手にとって大事なのは、自分の部屋がどの帯にいるかです。築21〜30年なら、今は上の帯の成約と比べられます。

築31〜45年なら、同じ帯の成約で値付けします。上の帯の値段を期待して出すと、買い手に並べられた時点で不利になります。

この1年、マンションはやや上がり、戸建ては横ばい。二つを同じ物差しで見ない

直近1年の中央値を前の1年と比べると、中古マンションはやや上がりました。戸建てはほぼ横ばいです。同じ神奈川区でも、マンションと戸建ての買い手は別の動きをしています。

マンションを売る人は、1年以上前の成約を基準にすると低めに出しやすくなります。直近の成約を重く見てください。

戸建てを売る人は、上がっている前提で値付けしないほうが安全です。横ばいの市場では、出した価格がそのまま買い手に比べられます。

なお、上がった・横ばいといっても、区全体の中央値の話です。自分の物件がそのとおりに動くとは限りません。

3LDKが最多、次が2LDK。多い間取りは「並べて比べられる」前提で値付けする

神奈川区の中古マンションで成約がいちばん多い間取りは3LDKです。次が2LDKです。この二つは売りやすい間取りですが、同時に売り出し中の競合も多くなります。

買い手は同じ間取りで、広さ・階・向き・価格を並べます。自分の部屋が3LDKなら、売り出す前に同じ棟と近くの3LDKが今いくらで出ているかを確かめます。

担当者に頼めば一覧が出ます。競合より高く出すなら、角部屋・上層階・改装済みなど、理由を言葉にしておきます。

戸建てと違って聞かれること、そろえる書類は、中古マンションを売る で整理しています。

改装済みは高く売れている。ただし「改装してから売る」とは別の計算になる

神奈川区の中古マンションでは、改装済みの中央値が未改装より高くなっています。ここから「直してから売れば高くなる」と読むのは早すぎます。

改装済みで成約した部屋は、改装済みの状態で買い手がついた部屋です。改装にかかった費用がそのまま価格に乗ったかどうかは、このデータからは分かりません。改装済みのほうが立地や階が良い、という偏りも否定できません。

これから改装して売るかを決めるなら、先に査定で二つの価格を聞いてください。現況のままの価格と、改装した場合の価格です。

その差が改装費を下回るなら、直さずに売るほうが手元に残ります。愛知の成約で見た判断材料は、売る前にリフォームすべきか にまとめています。

戸建ては築46年以上でも中央値があまり下がらない。値段の土台は土地にある

神奈川区の戸建てを築年帯で並べると、マンションとは形が違います。築46年以上の中央値は、築10年以内と比べてもあまり下がっていません。

理由は、戸建ての値段の大部分が土地にあるからです。建物の評価は年数とともに減りますが、土地は減りません。

古い戸建ては、買い手が「土地を買って建て替える」「土地を買って古家を直す」と考えます。だから値段が残ります。

ここで確かめておきたいのが、土地の㎡単価です。査定額を敷地面積で割って、区の土地の中央値33万円と並べてみてください。大きく下回るなら、その理由を担当者に聞きます。

用途地域か、道路か、建物の解体費を引いているのか。理由が言えない査定は、根拠が薄いと考えてください。

戸建ての中央値は、近隣商業地域がいちばん高く、第1種中高層住居専用地域がいちばん低い

神奈川区の戸建てを用途地域で分けると、中央値がいちばん高いのは近隣商業地域です。いちばん低いのは第1種中高層住居専用地域です。件数がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域です。

近隣商業地域は、都市計画法で近隣の住民に日用品を供給する商業の利便を増やすために定める地域です。住宅のほかに店舗や事務所も建てられます。

土地の使い道が広い分、買い手に事業者も加わります。戸建ての中央値が高いのは、建物ではなく土地の使い道が評価されている、と読めます。

第1種中高層住居専用地域は、中高層住宅の住環境を守るために定める地域です。この地域で戸建ての中央値が低い理由は、データからは一つに絞れません。

敷地が小さい、古い、道路条件が厳しい、といった物件側の事情が重なっている可能性があります。用途地域の名前だけで値段が決まるわけではありません。

用途地域の名前は、買ったときの重要事項説明書に載っています。見当たらなければ、市の都市計画の窓口や公開されている都市計画図で調べられます。査定のときは、この名前を先に伝えてください。

前面道路が4m未満の戸建ては、建て替えの条件から先に説明される

神奈川区の戸建ては、前面道路の幅で中央値に差が出ています。区分は4m未満、4〜6m、6m以上の三つです。

建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。前面道路が4m未満の場合、建て替えのときに道路の中心線から2m後退した線まで敷地を下げる必要が出ることがあります。

後退した部分には建物を建てられません。買い手は、建て替え後の家が今より小さくなる前提で値段を見ます。

自分の家の前面道路の幅は、公図や購入時の重要事項説明書で確かめられます。4m未満なら、すでに後退済みかどうかも調べておきます。

査定のときに先に伝えると、後から値引きの材料として出てくることを防げます。道路と間口が価格に与える影響は、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか で実データを載せています。

土地だけの成約はいちばん少ない。古家を壊すかどうかは、査定の後で決める

神奈川区で土地だけの成約は267件で、マンションと戸建てより少ない区分です。更地の取引が少ないということは、古い戸建ての多くが建物付きのまま売られている、とも読めます。

古い戸建てを持っている人が、売る前に解体してしまうのは急ぎすぎです。解体費は売り手の持ち出しになります。更地にすると、固定資産税の住宅用地の特例も外れます。

買い手が古家を直して住む場合もあります。査定で「古家付きの価格」と「更地の価格から解体費を引いた額」を並べてから決めてください。

神奈川区で売るときの順番。マンションは棟の資料、戸建ては土地の資料から

最後に、進め方を神奈川区の事情に合わせて並べます。売却全体の流れは、家を売る流れは7ステップ にまとめています。

かかる費用は、不動産売却でかかる費用の一覧 で確かめてください。ここでは神奈川区で先にやることだけ書きます。

マンションなら、査定を頼む前に同じ棟の過去の成約と、今出ている売り物を確かめます。管理費・修繕積立金の額、大規模修繕の履歴と予定も手元に置きます。築21〜30年か築31〜45年かで比べる相手が変わるので、築年は建築確認日まで正確に伝えます。

戸建てなら、用途地域・前面道路の幅・敷地面積の三つを先にそろえます。この三つで、神奈川区の戸建ての中央値が分かれているからです。査定額は総額だけでなく、土地の㎡単価に直した数字も出してもらいます。

査定は複数社に頼み、金額より根拠を比べます。神奈川区の同じ築年帯・同じ用途地域の成約を示せる会社を選んでください。

横浜市神奈川区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 横浜市神奈川区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

4,000万円 〜 6,400万円

成約1,065件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は5,200万円です。

中古マンション

2,000万円 〜 5,700万円

成約2,041件。中央値は3,600万円です。 1平方メートルあたりでは714,286円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

200,000円 〜 490,000円

成約267件。中央値は330,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は横浜市神奈川区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

横浜市神奈川区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 横浜市神奈川区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約1,065件・中央値5,200万円 (4,000万円〜6,400万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約2,041件・中央値3,600万円/1平方メートルあたり714,286円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約267件・1平方メートルあたり中央値330,000円 (200,000〜490,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

横浜市神奈川区について、さらに詳しく書いた記事

このページは横浜市神奈川区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

横浜市神奈川区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
横浜市西区約3km5,300万円+100万円
横浜市保土ケ谷区約4km4,000万円-1,200万円
横浜市中区約4km5,100万円-100万円
横浜市港北区約5km5,900万円+700万円
横浜市南区約5km3,900万円-1,300万円
横浜市鶴見区約6km4,700万円-500万円
横浜市旭区約8km4,200万円-1,000万円
横浜市磯子区約8km4,100万円-1,100万円
川崎市川崎区約9km4,700万円-500万円
川崎市幸区約9km5,000万円-200万円
横浜市緑区約9km4,900万円-300万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

築25年のマンションを持っています。今売るのと、数年待つのとで見られ方は変わりますか?

変わります。神奈川区の中古マンションは、築21〜30年の帯から築31〜45年の帯へ移るところで中央値がいちばん大きく下がります。築25年なら、今は上の帯の成約と比べられます。帯が変わると、比べる相手が下の帯の成約に入れ替わります。先の値動きは誰にも分かりませんが、どの帯で比べられるかは築年で決まります。査定では、両方の帯の成約を分けて出してもらってください。

戸建てが第1種中高層住居専用地域にあります。それだけで安く見られますか?

用途地域の名前だけで値段が決まるわけではありません。神奈川区の戸建ては、第1種中高層住居専用地域の中央値が用途地域の中でいちばん低いのは事実です。ただし中央値は、その地域にある戸建ての敷地の広さや道路条件をまとめた結果です。自分の家の敷地面積・前面道路の幅・間口を先に伝えれば、地域の平均ではなく個別の条件で査定されます。査定額は土地の㎡単価に直して、区の土地の中央値33万円と並べてみてください。

神奈川区で土地だけを売りたいのですが、比べられる成約が少なくて困っています

神奈川区の土地だけの成約は267件で、マンションと戸建てより少ない区分です。事例が足りないときは、古家付きで成約した戸建てを土地の㎡単価に直して補います。築46年以上の戸建ては建物の評価がほとんど残らないため、土地の値段に近い数字として使えます。用途地域と前面道路の幅が同じ事例を選ぶと、比べる精度が上がります。境界が確定しているかどうかも、土地の査定では先に聞かれます。

横浜市神奈川区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に片倉(5,950万円・54件)、六角橋(5,600万円・76件)、松見町(5,000万円・75件)です。低いほうは菅田町(3,600万円・64件)、羽沢町(4,200万円・45件)、羽沢南(4,500万円・63件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

横浜市神奈川区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは神大寺で築1年、古いほうは菅田町で築19年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

横浜市神奈川区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは西寺尾(82件・中央値4,600万円)、六角橋(76件・中央値5,600万円)、松見町(75件・中央値5,000万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(横浜市神奈川区の実成約データの充填元・2023年第2四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務・1981年6月施行の耐震基準改正)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=近隣商業地域・第一種低層住居専用地域・第一種中高層住居専用地域の定義)・確認日 2026-08-22
  4. e-Gov法令検索「租税特別措置法」(第41条=住宅借入金等特別控除。1982年以降の建築または耐震基準適合が要件)・確認日 2026-08-22
  5. e-Gov法令検索「地方税法」(第349条の3の2=住宅用地に対する固定資産税の課税標準の特例)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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