PR 本サイトはアフィリエイト広告を含みます

神奈川の家売却

神奈川県横浜市金沢区の不動産売却|戸建ては築10年、マンションは築45年。値段の段が変わる線が違う

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

横浜市金沢区の実成約は、中古マンションが1,058件、戸建てが871件です(国交省データ)。マンションの中央値は2,300万円、戸建ては4,400万円です。戸建ての成約は築10年以内の帯がいちばん厚く、マンションは築31〜45年の帯がいちばん厚い区です。値段の段が変わる線は、戸建てが築10年、マンションが築45年で、別の場所にあります。

横浜市金沢区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

売れた家は中古マンションが51%、戸建てが42%です。マンションは家族で住む人が主な買い手だと私たちは見ています。

横浜市金沢区で売れた不動産の件数(約3年)
戸建て871件
中古マンション1,058件
土地だけ128件

中古マンションでいちばん多い間取りは3LDKで、3部屋以上の家族向けが79%です。ひとり〜ふたり向けの部屋は3%にとどまります。売れた中古マンションの58%は築31年以上で、古い年代の部屋も多く売れています。

2だから、この値段

戸建ては築10年以内とそれより古い家で、値段の段が変わります。マンションは築46年以上の帯で大きく下がります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(中古マンション)

戸建ての真ん中の値段は、築10年以内が4,800万円、築11〜20年が3,850万円です。売れた戸建ての47%が築10年以内で、新しい家を選ぶ買い手が値段を支えていると私たちは見ています。中古マンションは築31〜45年が2,000万円、築46年以上が1,200万円です。改装済みは2,800万円、未改装は1,900万円で、手の入り方でも値段が分かれます。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

住宅地の地価は41地点のうち36地点で上がり、下がった地点は0です。当面は大きく下がりにくいと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった36か所
  • 変わらない5か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年3.8万人
2035年3.6万人
2045年3.2万人

戸建ての真ん中の値段は前の年より上がりました(+7%)。中古マンションは前の年と変わっていません(±0%)。一方で、家を買う年代の人は2045年までに減る見込みです(−15%)。長い目で見ると、買い手の数が値段を支える力は弱まっていくと考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

神奈川県横浜市金沢区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション0%・戸建て+7%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,5005,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション2,300万円1,600万円〜3,300万円約30.8万円1,058
戸建て等(土地+建物)4,400万円3,300万円〜5,300万円—871
土地——約18.0万円128

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内4,500万円664,800万円401
築11〜20年3,600万円1043,850万円70
築21〜30年2,900万円2694,100万円101
築31〜45年2,000万円5043,300万円176
築46年〜1,200万円1072,900万円102

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,800万円(208件)、未改装は1,900万円(212件)。 差は約47%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

横浜市金沢区で売るなら、いくらくらいか

横浜市金沢区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「神奈川県の相場データブック」(PDF・9ページ)も、このアドレスにお送りします。

横浜市金沢区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 横浜市金沢区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は西柴が5,050万円、六浦が3,500万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
富岡西4,600万円155築13年
富岡東3,600万円60築20年
釜利谷東4,700万円55築5年
西柴5,050万円50築19年
釜利谷西4,600万円49築27年
六浦3,500万円48築20年
能見台4,850万円48築35年
高舟台3,950万円46築1年

中古マンション

地区中央値件数築年数
並木2,000万円165築43年
富岡東2,000万円102築28年
六浦1,700万円98築35年
六浦南1,600万円75築35年
大川3,600万円62築20年
釜利谷南2,000万円53築37年
能見台2,700万円53築28年
富岡西2,200万円50築34年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
富岡西52万円/㎡19
六浦80万円/㎡11
寺前81万円/㎡10
富岡東64万円/㎡10

富岡西(4,600万円・155件・築13年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築13年前後です。

富岡東(3,600万円・60件・築20年)

市内の地区の真ん中より22%低い水準です。売れているのは築20年前後です。

釜利谷東(4,700万円・55件・築5年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築5年前後と新しめで、建物の状態がそのまま値段に出ます。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約750万円の差
  • 5m未満4,300万円50件
  • 5〜7m3,800万円57件
  • 7〜10m4,400万円85件
  • 10m以上4,550万円236件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,200万円の差
  • 4m未満3,500万円75件
  • 4〜6m4,200万円372件
  • 6m以上4,700万円295件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,100万円の差
  • 長方形4,600万円126件
  • ほぼ正方形4,600万円33件
  • ほぼ長方形4,400万円130件
  • ほぼ台形4,050万円52件
  • 不整形3,500万円45件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約17,300万円の差
  • 工業地域21,000万円15件
  • 近隣商業地域8,250万円18件
  • 第1種中高層住居専用地域4,600万円37件
  • 第1種低層住居専用地域4,500万円585件
  • 第1種住居地域4,000万円169件
  • 準住居地域3,700万円18件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約12,200万円の差
  • 鉄骨造16,500万円20件
  • RC9,000万円13件
  • 軽量鉄骨造4,500万円41件
  • 木造4,300万円778件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約800万円の差
  • 市道4,400万円396件
  • 公道4,400万円287件
  • 私道3,600万円71件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,800万円の差
  • 工業地域3,700万円85件
  • 近隣商業地域2,900万円117件
  • 第2種住居地域2,800万円73件
  • 第1種中高層住居専用地域2,000万円250件
  • 第1種低層住居専用地域2,000万円191件
  • 第1種住居地域1,900万円173件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

横浜市金沢区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。横浜市金沢区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
金沢文庫京浜急行電鉄 本線59,257人
金沢八景京浜急行電鉄 本線57,282人
能見台京浜急行電鉄 本線29,421人
金沢八景横浜シーサイドライン 金沢シーサイドライン19,975人
京急富岡京浜急行電鉄 本線18,922人
六浦京浜急行電鉄 逗子線14,230人
市大医学部横浜シーサイドライン 金沢シーサイドライン10,691人
鳥浜横浜シーサイドライン 金沢シーサイドライン9,249人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
海の公園南口21.9万円1
能見台21.3万円7
京急富岡21万円6
金沢文庫18.4万円14
新杉田18.1万円1
野島公園18万円1
海の公園柴口18万円2
六浦16.1万円5

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 22校・中学校 11校・義務教育学校 1校・高等学校 6校
  • 幼稚園・認定こども園13か所

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

横浜市金沢区の空き家の数

横浜市金沢区では、住宅のうち8.6%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は1,380戸あります。

住宅の数98,270戸
空き家8,480戸(8.6%)
売りに出ている空き家620戸
使う予定のない空き家1,380戸(住宅の1.4%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て920戸
そのうち傷みや壊れがある440戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

横浜市金沢区で実際に売れた土地は、㎡あたり18万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

横浜市金沢区の成約は、戸建てが築10年以内に、マンションが築31〜45年に寄っている。二つの市場の年齢が逆を向く区

横浜市金沢区の実成約を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。件数が最も多いのは中古マンションの1,058件です。

戸建ては871件で続きます。土地だけの取引は128件で、いちばん少ない区分です。

マンションの中央値は2,300万円です。㎡単価に直すと、中央値は31万円です。

戸建ての中央値は4,400万円で、安いほうから4分の1の値は3,300万円です。高いほうから4分の1の値は5,300万円で、この二つの間に成約の半分が入ります。

金沢区で目を引くのは、二つの市場の「年齢」が逆を向いている点です。戸建ての成約は築10年以内の帯がいちばん厚く、全体の半分近くを占めます。マンションの成約は築31〜45年の帯がいちばん厚く、こちらも半分近くです。

つまり、戸建ての4,400万円は新しい家の値段に引っ張られた数字です。マンションの2,300万円は、築30年を超えた部屋が中心の数字です。

同じ区の中央値でも、指している物件の姿がまったく違います。自分の家がどの帯にいるかを先に確かめてから、この二つの数字を読んでください。

戸建ては築10年の線を越えた直後がいちばん落ちる。その後の下がり方はゆるく、築46年以上でも築10年以内の半分より上に残る

金沢区の戸建てを築年帯で並べると、中央値がいちばん落ちるのは築10年以内から築11〜20年へ移るところです。そのあとの帯は、落ち幅が小さくなります。築46年以上の中央値も、築10年以内の半分より上に残っています。

この形は、建物の値段が最初の10年で大きく削られ、そのあとは土地の値段が下支えしていると読めます。築11〜20年の家を売る人は、「まだ新しい家」のつもりで築10年以内の成約と比べないでください。段が一つ違います。

逆に、築46年以上の家を持っている人は、「古いから値段がつかない」と決めつける理由がありません。金沢区では、この帯でも成約が続いています。建物の傷みより先に、土地の条件を確かめてください。

用途地域、前面道路の幅、土地の形です。値段の土台はそちらにあります。

戸建てを売る前に確かめる順番は、戸建てを売る。建物より先に確かめる3つのこと に書いています。

マンションは築31〜45年の帯に半分近くが集まる。この帯の値段が区の相場で、築46年以上に入ると3分の1以下の段に落ちる

金沢区の中古マンションは、築31〜45年の成約が全体の半分近くを占めます。区の中央値2,300万円は、この帯の部屋が作っている数字だと考えてください。築10年以内や築11〜20年の部屋は件数が少なく、中央値よりかなり上で成約しています。

築年帯で見た下がり方の割合がいちばん大きいのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。築46年以上の中央値は、築10年以内と比べて3分の1以下です。築40年を過ぎたばかりの部屋を持っている人は、いま「段が落ちる手前の帯」にいます。

築46年以上の部屋は、新耐震基準が施行された1981年6月より前に建った建物です。住宅ローン控除では、1982年1月1日以後に建てられた中古住宅は新耐震基準に適合するものとして扱われます。

それより前の建物は、耐震基準に適合する証明が要ります。買い手の側から見ると、築45年の線は資金計画が変わる線でもあります。

築31〜45年の部屋を売るときは、管理組合の長期修繕計画と直近の総会議事録を先に取り寄せてください。買い手はこの帯で、部屋の状態と同じくらい棟の管理状態を見ます。大規模修繕の時期と積立金の残高は、聞かれる前に出せるようにしておきます。

3LDKが成約の半分を超える。金沢区のマンションの中央値は、ほぼ3LDKの値段として読んでいい

金沢区のマンションでいちばん多い間取りは3LDKで、成約の半分を超えます。次が2LDK、その次が4LDKです。1Kや2DKの成約は少なく、区の中央値はこれらの部屋の値段を表していません。

3LDKを売る人は、比べる相手に困りません。同じ間取り・同じ築年帯・同じ棟の成約を、不動産情報ライブラリで探せます。査定書に載った比較事例が、間取りと築年帯でそろっているかを見てください。

2LDKや4LDKは、3LDKより件数が一段少なくなります。同じ棟の成約がなければ、㎡単価31万円に専有面積を掛けた数字を出発点にしてください。

そこから築年帯と階数で調整します。1Kなど件数の少ない間取りは、区の中央値も㎡単価もそのまま当てはめないでください。

改装済みと未改装は成約数がほぼ同じで、中央値は改装済みが上。直す前に「直さない査定」を取る

金沢区のマンションで改装の有無が記録されている成約を分けると、改装済みと未改装の件数はほぼ同じです。中央値は改装済みのほうが高くなっています。

この差を「改装費を上乗せして回収できる」と読まないでください。データが示しているのは、改装済みの部屋が高く売れたことだけです。改装にいくらかかったかは、記録にありません。

順番はこうです。まず、現状のままの査定を取ります。次に、直した場合の査定を同じ会社に出してもらいます。

差額が工事費を上回らなければ、直さずに売ります。差額が上回っても、工事の間は売り出せないことを考えてから決めます。

愛知の実成約でこの点を検証した記事が、売る前にリフォームすべきか です。金沢区でも、見るべき順番は同じです。

直近1年の戸建ての横ばいは、新しい家の値段が動かなかったという意味。築古の家に当てはめない

直近1年の中央値を前の1年と比べると、金沢区の戸建てはほぼ横ばいでした。マンションはやや上がっています。

戸建ての横ばいは、築10年以内の成約が厚いことと切り離せません。区の中央値は新しい家の値段で安定しています。

築20年や築40年の家の値段が横ばいだったとは、この数字からは言い切れません。自分の家の築年帯で、直近の成約を見てください。

マンションの「やや上」も同じです。年ごとの中央値は、その年に成約した部屋の築年帯や間取りの構成で動きます。

築31〜45年の部屋が上がったかどうかは、同じ帯の成約を並べないと分かりません。査定で「金沢区は上がっています」と言われたら、同じ築年帯でも上がったかを聞いてください。

戸建ての3分の2は第1種低層住居専用地域で成約。中央値が最高の第1種中高層は件数が少なく、最低の第1種住居は2番目に多い

金沢区の戸建て成約を用途地域で分けると、第1種低層住居専用地域が全体の3分の2を占めます。この用途地域の中央値は、区全体の中央値4,400万円と重なります。金沢区の戸建ての相場は、この用途地域の家が決めています。

中央値がいちばん高い用途地域は、第1種中高層住居専用地域です。ただし件数は少なく、数件の成約で中央値が動く規模です。この用途地域の家を売る人は、中央値を幅のある目安として見てください。

いちばん低いのは第1種住居地域で、件数は2番目に多い用途地域です。第1種住居地域は、第1種低層より建てられる建物の種類が広い地域です。

それでも戸建ての中央値は低く出ています。建てられるものの広さと、住宅としての値段は別の話だと分かります。

自分の家の用途地域は、購入時の重要事項説明書で確かめられます。分からなければ、横浜市の都市計画の担当課で確認できます。

査定のときは、用途地域を先に伝えてください。同じ用途地域の成約で比べてもらえます。

前面道路6m以上の戸建てが、4〜6mに迫る件数で成約している。幅員で中央値は三段、私道はそこからさらに下がる

金沢区の戸建て成約を前面道路の幅で分けると、4〜6mがいちばん多く、6m以上がそれに迫る件数です。4m未満は少数です。中央値は6m以上がいちばん高く、4〜6m、4m未満の順に下がります。

4m未満の家を売る人は、比べられる相手の多くが4〜6mか6m以上の家だと知っておいてください。買い手は同じ区の中で、道路の広い家を普通に選べます。

4m未満の道路は、建築基準法第42条2項の道路にあたることがあります。この場合、建て替えのときに道路の中心線から2m後退する必要があります。

後退した分だけ、建てられる敷地が狭くなります。買い手はその分を引いて値段を見ます。

道路の幅は容積率にも関わります。建築基準法第52条では、前面道路が12m未満のとき、幅員に応じた容積率の上限がかかります。

住居系の用途地域では、幅員のメートル数に0.4を掛けた値が上限です。指定された容積率より低くなることがあります。

道路の種類も記録されています。私道に面した戸建ての中央値は、市道や公道に面した家より低くなっています。

私道は、通行や掘削について所有者の承諾が要る場合があります。買い手はその手間を見ます。

前面道路の幅は、建築確認の配置図か購入時の重要事項説明書に書いてあります。道路と間口が値段に影響する仕組みは、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか で愛知の実データを使って説明しています。

金沢区で土地だけの取引は128件にとどまる。古い戸建ての値段が残る区だから、解体は建物付きの査定を見てから

金沢区で土地だけで成約した取引は128件で、三つの区分でいちばん少ない数です。土地の㎡単価は、中央値で18万円でした。

築46年以上の戸建てを売る人が、まず考えるのは「壊すかどうか」です。金沢区のデータでは、この帯の中央値が築10年以内の半分より上に残っています。

建物付きで売る道が閉じていない区です。壊す前に、建物付きの査定を取ってください。

比べる数字は二つあります。建物付きのままの査定と、18万円に敷地面積を掛けた数字から解体費を引いたものです。

解体費は業者の見積もりで確かめます。二つを比べて高いほうを選べば、壊す判断を間違えにくくなります。

更地にしてから売れない場合、解体費だけが残ります。古家付きで売れば、解体するかどうかは買い手が決めます。どちらで売るかの見極め方は、更地で売るか、古家付き土地のまま売るか にまとめてあります。

金沢区で査定を比べるとき。戸建ては「築10年の線」、マンションは「築45年の線」のどちら側にいるかを先に伝える

金沢区のデータでは、値段の段が変わる線が戸建てとマンションで別の場所にあります。戸建ては築10年、マンションは築45年です。査定を頼むときは、自分の家がその線のどちら側にいるかを先に伝えてください。

戸建ての売主がそろえるものは、建築確認済証か検査済証と、用途地域と前面道路の幅が分かる資料です。築年は登記事項証明書でも確認できます。

マンションの売主がそろえるものは、間取り図、長期修繕計画、直近の総会議事録です。築31〜45年の帯では、棟の修繕の履歴が値段の根拠になります。

複数社の査定額に差が出たら、「どの成約と比べたか」を聞いてください。築年帯・間取り・用途地域・道路幅がそろっていない成約で出た金額は、金沢区では当てになりません。

査定から引き渡しまでの手続き、仲介手数料や税金の項目は、区が違っても同じです。その順番は 家を売る流れは7ステップ で確かめてください。金沢区の話は、ここまでに書いた「比べる相手の選び方」に尽きます。

横浜市金沢区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 横浜市金沢区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

3,300万円 〜 5,300万円

成約871件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は4,400万円です。

中古マンション

1,600万円 〜 3,300万円

成約1,058件。中央値は2,300万円です。 1平方メートルあたりでは307,692円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

130,000円 〜 250,000円

成約128件。中央値は180,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は横浜市金沢区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

横浜市金沢区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 横浜市金沢区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約871件・中央値4,400万円 (3,300万円〜5,300万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約1,058件・中央値2,300万円/1平方メートルあたり307,692円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約128件・1平方メートルあたり中央値180,000円 (130,000〜250,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

横浜市金沢区について、さらに詳しく書いた記事

このページは横浜市金沢区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

横浜市金沢区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
横浜市栄区約7km4,400万円同水準
横浜市磯子区約7km4,100万円-300万円
横浜市港南区約8km4,300万円-100万円
横浜市南区約11km3,900万円-500万円
横浜市戸塚区約11km4,000万円-400万円
横浜市中区約12km5,100万円+700万円
横浜市西区約13km5,300万円+900万円
横浜市保土ケ谷区約14km4,000万円-400万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

金沢区で築8年の戸建てを売ります。築10年を過ぎると値段が落ちると聞きました。急いだほうがいいですか?

金沢区の戸建てで中央値がいちばん落ちるのは、築10年以内から築11〜20年へ移るところです。落ちる線があるのは確かです。ただ、直近1年の戸建ての中央値は前の1年とほぼ横ばいで、急いで安く売る理由にはなりません。今の築年帯の成約を比較事例にした査定を取り、住宅ローンの残りや住み替え先の都合と合わせて時期を決めてください。築10年以内の成約は金沢区でいちばん多い帯なので、比べる相手には困りません。

築43年の3LDKマンションです。築45年を越える前に売るべきですか?

金沢区のマンションは、築31〜45年から築46年以上へ移るところで下がり方の割合がいちばん大きくなります。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下です。築43年は、段が落ちる手前の帯にいます。売るかどうかは別として、今の帯で査定を取っておく価値はあります。3LDKは金沢区でいちばん多い間取りで、同じ間取り・同じ築年帯の成約を並べて比べられます。長期修繕計画と直近の総会議事録を先に取り寄せてください。

第1種住居地域の戸建てです。金沢区では中央値がいちばん低い用途地域と聞きました。安くしか売れませんか?

用途地域は、値段を決める条件の一つにすぎません。金沢区の戸建てでは、前面道路の幅でも中央値に段が出ています。用途地域・道路幅・築年帯・土地の形を合わせて、自分の家に近い成約で比べることが先です。第1種住居地域は、金沢区の戸建て成約で2番目に多い用途地域です。同じ用途地域の成約は十分にあります。査定書の比較事例が、同じ用途地域と同じ築年帯でそろっているかを確かめてください。

横浜市金沢区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に西柴(5,050万円・50件)、能見台(4,850万円・48件)、釜利谷東(4,700万円・55件)です。低いほうは六浦(3,500万円・48件)、富岡東(3,600万円・60件)、高舟台(3,950万円・46件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

横浜市金沢区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは高舟台で築1年、古いほうは能見台で築35年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

横浜市金沢区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは富岡西(155件・中央値4,600万円)、富岡東(60件・中央値3,600万円)、釜利谷東(55件・中央値4,700万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(横浜市金沢区の実成約データの充填元・2023年第2四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務・第52条=前面道路幅員による容積率の制限)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=用途地域の定義)・確認日 2026-08-22
  4. 国税庁「No.1211-3 中古住宅を取得した場合(住宅借入金等特別控除)」(新耐震基準の適合要件・1982年1月1日以後に建築された住宅の扱い)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

無料・電話番号は聞きません 値段の目安レポート