神奈川の家売却
神奈川県横浜市金沢区の不動産売却|戸建ては築10年、マンションは築45年。値段の段が変わる線が違う
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横浜市金沢区の実成約は、中古マンションが1,058件、戸建てが871件です(国交省データ)。マンションの中央値は2,300万円、戸建ては4,400万円です。戸建ての成約は築10年以内の帯がいちばん厚く、マンションは築31〜45年の帯がいちばん厚い区です。値段の段が変わる線は、戸建てが築10年、マンションが築45年で、別の場所にあります。
2026年10月19日(月)家の売却を、国の実データで。
神奈川の家売却
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横浜市金沢区の実成約は、中古マンションが1,058件、戸建てが871件です(国交省データ)。マンションの中央値は2,300万円、戸建ては4,400万円です。戸建ての成約は築10年以内の帯がいちばん厚く、マンションは築31〜45年の帯がいちばん厚い区です。値段の段が変わる線は、戸建てが築10年、マンションが築45年で、別の場所にあります。

売れた家は中古マンションが51%、戸建てが42%です。マンションは家族で住む人が主な買い手だと私たちは見ています。
中古マンションでいちばん多い間取りは3LDKで、3部屋以上の家族向けが79%です。ひとり〜ふたり向けの部屋は3%にとどまります。売れた中古マンションの58%は築31年以上で、古い年代の部屋も多く売れています。
戸建ては築10年以内とそれより古い家で、値段の段が変わります。マンションは築46年以上の帯で大きく下がります。
戸建ての真ん中の値段は、築10年以内が4,800万円、築11〜20年が3,850万円です。売れた戸建ての47%が築10年以内で、新しい家を選ぶ買い手が値段を支えていると私たちは見ています。中古マンションは築31〜45年が2,000万円、築46年以上が1,200万円です。改装済みは2,800万円、未改装は1,900万円で、手の入り方でも値段が分かれます。
住宅地の地価は41地点のうち36地点で上がり、下がった地点は0です。当面は大きく下がりにくいと私たちは見ています。
戸建ての真ん中の値段は前の年より上がりました(+7%)。中古マンションは前の年と変わっていません(±0%)。一方で、家を買う年代の人は2045年までに減る見込みです(−15%)。長い目で見ると、買い手の数が値段を支える力は弱まっていくと考えています。
「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。
ここから下は、上の見立ての元になった数字です。
| 種別 | 中央値 | よくある価格帯 | ㎡単価 | 件数 |
|---|---|---|---|---|
| 中古マンション | 2,300万円 | 1,600万円〜3,300万円 | 約30.8万円 | 1,058 |
| 戸建て等(土地+建物) | 4,400万円 | 3,300万円〜5,300万円 | — | 871 |
| 土地 | — | — | 約18.0万円 | 128 |
| 築年数 | 中古マンション | 件数 | 戸建て等 | 件数 |
|---|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 4,500万円 | 66 | 4,800万円 | 401 |
| 築11〜20年 | 3,600万円 | 104 | 3,850万円 | 70 |
| 築21〜30年 | 2,900万円 | 269 | 4,100万円 | 101 |
| 築31〜45年 | 2,000万円 | 504 | 3,300万円 | 176 |
| 築46年〜 | 1,200万円 | 107 | 2,900万円 | 102 |
参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,800万円(208件)、未改装は1,900万円(212件)。 差は約47%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。
値段の目安レポート(無料)
横浜市金沢区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。
国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 横浜市金沢区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は西柴が5,050万円、六浦が3,500万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。
| 地区 | 中央値 | 件数 | 築年数 |
|---|---|---|---|
| 富岡西 | 4,600万円 | 155 | 築13年 |
| 富岡東 | 3,600万円 | 60 | 築20年 |
| 釜利谷東 | 4,700万円 | 55 | 築5年 |
| 西柴 | 5,050万円 | 50 | 築19年 |
| 釜利谷西 | 4,600万円 | 49 | 築27年 |
| 六浦 | 3,500万円 | 48 | 築20年 |
| 能見台 | 4,850万円 | 48 | 築35年 |
| 高舟台 | 3,950万円 | 46 | 築1年 |
| 地区 | 中央値 | 件数 | 築年数 |
|---|---|---|---|
| 並木 | 2,000万円 | 165 | 築43年 |
| 富岡東 | 2,000万円 | 102 | 築28年 |
| 六浦 | 1,700万円 | 98 | 築35年 |
| 六浦南 | 1,600万円 | 75 | 築35年 |
| 大川 | 3,600万円 | 62 | 築20年 |
| 釜利谷南 | 2,000万円 | 53 | 築37年 |
| 能見台 | 2,700万円 | 53 | 築28年 |
| 富岡西 | 2,200万円 | 50 | 築34年 |
| 地区 | 中央値 | 件数 |
|---|---|---|
| 富岡西 | 52万円/㎡ | 19 |
| 六浦 | 80万円/㎡ | 11 |
| 寺前 | 81万円/㎡ | 10 |
| 富岡東 | 64万円/㎡ | 10 |
市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築13年前後です。
市内の地区の真ん中より22%低い水準です。売れているのは築20年前後です。
市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築5年前後と新しめで、建物の状態がそのまま値段に出ます。
地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。
国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。
間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。
幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。
不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。
用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。
鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。
私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。
商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。
読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。
家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。横浜市金沢区の分を、国の公開データで数えました。
| 駅 | 路線 | 乗降客数 |
|---|---|---|
| 金沢文庫 | 京浜急行電鉄 本線 | 59,257人 |
| 金沢八景 | 京浜急行電鉄 本線 | 57,282人 |
| 能見台 | 京浜急行電鉄 本線 | 29,421人 |
| 金沢八景 | 横浜シーサイドライン 金沢シーサイドライン | 19,975人 |
| 京急富岡 | 京浜急行電鉄 本線 | 18,922人 |
| 六浦 | 京浜急行電鉄 逗子線 | 14,230人 |
| 市大医学部 | 横浜シーサイドライン 金沢シーサイドライン | 10,691人 |
| 鳥浜 | 横浜シーサイドライン 金沢シーサイドライン | 9,249人 |
| 最寄り駅 | 地価 | 地点 |
|---|---|---|
| 海の公園南口 | 21.9万円 | 1 |
| 能見台 | 21.3万円 | 7 |
| 京急富岡 | 21万円 | 6 |
| 金沢文庫 | 18.4万円 | 14 |
| 新杉田 | 18.1万円 | 1 |
| 野島公園 | 18万円 | 1 |
| 海の公園柴口 | 18万円 | 2 |
| 六浦 | 16.1万円 | 5 |
地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。
出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。
横浜市金沢区では、住宅のうち8.6%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は1,380戸あります。
| 住宅の数 | 98,270戸 |
|---|---|
| 空き家 | 8,480戸(8.6%) |
| 売りに出ている空き家 | 620戸 |
| 使う予定のない空き家 | 1,380戸(住宅の1.4%・全国は5.9%) |
| そのうち一戸建て | 920戸 |
| そのうち傷みや壊れがある | 440戸 |
出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。
値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。
横浜市金沢区で実際に売れた土地は、㎡あたり18万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。
横浜市金沢区の実成約を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。件数が最も多いのは中古マンションの1,058件です。
戸建ては871件で続きます。土地だけの取引は128件で、いちばん少ない区分です。
マンションの中央値は2,300万円です。㎡単価に直すと、中央値は31万円です。
戸建ての中央値は4,400万円で、安いほうから4分の1の値は3,300万円です。高いほうから4分の1の値は5,300万円で、この二つの間に成約の半分が入ります。
金沢区で目を引くのは、二つの市場の「年齢」が逆を向いている点です。戸建ての成約は築10年以内の帯がいちばん厚く、全体の半分近くを占めます。マンションの成約は築31〜45年の帯がいちばん厚く、こちらも半分近くです。
つまり、戸建ての4,400万円は新しい家の値段に引っ張られた数字です。マンションの2,300万円は、築30年を超えた部屋が中心の数字です。
同じ区の中央値でも、指している物件の姿がまったく違います。自分の家がどの帯にいるかを先に確かめてから、この二つの数字を読んでください。
金沢区の戸建てを築年帯で並べると、中央値がいちばん落ちるのは築10年以内から築11〜20年へ移るところです。そのあとの帯は、落ち幅が小さくなります。築46年以上の中央値も、築10年以内の半分より上に残っています。
この形は、建物の値段が最初の10年で大きく削られ、そのあとは土地の値段が下支えしていると読めます。築11〜20年の家を売る人は、「まだ新しい家」のつもりで築10年以内の成約と比べないでください。段が一つ違います。
逆に、築46年以上の家を持っている人は、「古いから値段がつかない」と決めつける理由がありません。金沢区では、この帯でも成約が続いています。建物の傷みより先に、土地の条件を確かめてください。
用途地域、前面道路の幅、土地の形です。値段の土台はそちらにあります。
戸建てを売る前に確かめる順番は、戸建てを売る。建物より先に確かめる3つのこと に書いています。
金沢区の中古マンションは、築31〜45年の成約が全体の半分近くを占めます。区の中央値2,300万円は、この帯の部屋が作っている数字だと考えてください。築10年以内や築11〜20年の部屋は件数が少なく、中央値よりかなり上で成約しています。
築年帯で見た下がり方の割合がいちばん大きいのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。築46年以上の中央値は、築10年以内と比べて3分の1以下です。築40年を過ぎたばかりの部屋を持っている人は、いま「段が落ちる手前の帯」にいます。
築46年以上の部屋は、新耐震基準が施行された1981年6月より前に建った建物です。住宅ローン控除では、1982年1月1日以後に建てられた中古住宅は新耐震基準に適合するものとして扱われます。
それより前の建物は、耐震基準に適合する証明が要ります。買い手の側から見ると、築45年の線は資金計画が変わる線でもあります。
築31〜45年の部屋を売るときは、管理組合の長期修繕計画と直近の総会議事録を先に取り寄せてください。買い手はこの帯で、部屋の状態と同じくらい棟の管理状態を見ます。大規模修繕の時期と積立金の残高は、聞かれる前に出せるようにしておきます。
金沢区のマンションでいちばん多い間取りは3LDKで、成約の半分を超えます。次が2LDK、その次が4LDKです。1Kや2DKの成約は少なく、区の中央値はこれらの部屋の値段を表していません。
3LDKを売る人は、比べる相手に困りません。同じ間取り・同じ築年帯・同じ棟の成約を、不動産情報ライブラリで探せます。査定書に載った比較事例が、間取りと築年帯でそろっているかを見てください。
2LDKや4LDKは、3LDKより件数が一段少なくなります。同じ棟の成約がなければ、㎡単価31万円に専有面積を掛けた数字を出発点にしてください。
そこから築年帯と階数で調整します。1Kなど件数の少ない間取りは、区の中央値も㎡単価もそのまま当てはめないでください。
金沢区のマンションで改装の有無が記録されている成約を分けると、改装済みと未改装の件数はほぼ同じです。中央値は改装済みのほうが高くなっています。
この差を「改装費を上乗せして回収できる」と読まないでください。データが示しているのは、改装済みの部屋が高く売れたことだけです。改装にいくらかかったかは、記録にありません。
順番はこうです。まず、現状のままの査定を取ります。次に、直した場合の査定を同じ会社に出してもらいます。
差額が工事費を上回らなければ、直さずに売ります。差額が上回っても、工事の間は売り出せないことを考えてから決めます。
愛知の実成約でこの点を検証した記事が、売る前にリフォームすべきか です。金沢区でも、見るべき順番は同じです。
直近1年の中央値を前の1年と比べると、金沢区の戸建てはほぼ横ばいでした。マンションはやや上がっています。
戸建ての横ばいは、築10年以内の成約が厚いことと切り離せません。区の中央値は新しい家の値段で安定しています。
築20年や築40年の家の値段が横ばいだったとは、この数字からは言い切れません。自分の家の築年帯で、直近の成約を見てください。
マンションの「やや上」も同じです。年ごとの中央値は、その年に成約した部屋の築年帯や間取りの構成で動きます。
築31〜45年の部屋が上がったかどうかは、同じ帯の成約を並べないと分かりません。査定で「金沢区は上がっています」と言われたら、同じ築年帯でも上がったかを聞いてください。
金沢区の戸建て成約を用途地域で分けると、第1種低層住居専用地域が全体の3分の2を占めます。この用途地域の中央値は、区全体の中央値4,400万円と重なります。金沢区の戸建ての相場は、この用途地域の家が決めています。
中央値がいちばん高い用途地域は、第1種中高層住居専用地域です。ただし件数は少なく、数件の成約で中央値が動く規模です。この用途地域の家を売る人は、中央値を幅のある目安として見てください。
いちばん低いのは第1種住居地域で、件数は2番目に多い用途地域です。第1種住居地域は、第1種低層より建てられる建物の種類が広い地域です。
それでも戸建ての中央値は低く出ています。建てられるものの広さと、住宅としての値段は別の話だと分かります。
自分の家の用途地域は、購入時の重要事項説明書で確かめられます。分からなければ、横浜市の都市計画の担当課で確認できます。
査定のときは、用途地域を先に伝えてください。同じ用途地域の成約で比べてもらえます。
金沢区の戸建て成約を前面道路の幅で分けると、4〜6mがいちばん多く、6m以上がそれに迫る件数です。4m未満は少数です。中央値は6m以上がいちばん高く、4〜6m、4m未満の順に下がります。
4m未満の家を売る人は、比べられる相手の多くが4〜6mか6m以上の家だと知っておいてください。買い手は同じ区の中で、道路の広い家を普通に選べます。
4m未満の道路は、建築基準法第42条2項の道路にあたることがあります。この場合、建て替えのときに道路の中心線から2m後退する必要があります。
後退した分だけ、建てられる敷地が狭くなります。買い手はその分を引いて値段を見ます。
道路の幅は容積率にも関わります。建築基準法第52条では、前面道路が12m未満のとき、幅員に応じた容積率の上限がかかります。
住居系の用途地域では、幅員のメートル数に0.4を掛けた値が上限です。指定された容積率より低くなることがあります。
道路の種類も記録されています。私道に面した戸建ての中央値は、市道や公道に面した家より低くなっています。
私道は、通行や掘削について所有者の承諾が要る場合があります。買い手はその手間を見ます。
前面道路の幅は、建築確認の配置図か購入時の重要事項説明書に書いてあります。道路と間口が値段に影響する仕組みは、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか で愛知の実データを使って説明しています。
金沢区で土地だけで成約した取引は128件で、三つの区分でいちばん少ない数です。土地の㎡単価は、中央値で18万円でした。
築46年以上の戸建てを売る人が、まず考えるのは「壊すかどうか」です。金沢区のデータでは、この帯の中央値が築10年以内の半分より上に残っています。
建物付きで売る道が閉じていない区です。壊す前に、建物付きの査定を取ってください。
比べる数字は二つあります。建物付きのままの査定と、18万円に敷地面積を掛けた数字から解体費を引いたものです。
解体費は業者の見積もりで確かめます。二つを比べて高いほうを選べば、壊す判断を間違えにくくなります。
更地にしてから売れない場合、解体費だけが残ります。古家付きで売れば、解体するかどうかは買い手が決めます。どちらで売るかの見極め方は、更地で売るか、古家付き土地のまま売るか にまとめてあります。
金沢区のデータでは、値段の段が変わる線が戸建てとマンションで別の場所にあります。戸建ては築10年、マンションは築45年です。査定を頼むときは、自分の家がその線のどちら側にいるかを先に伝えてください。
戸建ての売主がそろえるものは、建築確認済証か検査済証と、用途地域と前面道路の幅が分かる資料です。築年は登記事項証明書でも確認できます。
マンションの売主がそろえるものは、間取り図、長期修繕計画、直近の総会議事録です。築31〜45年の帯では、棟の修繕の履歴が値段の根拠になります。
複数社の査定額に差が出たら、「どの成約と比べたか」を聞いてください。築年帯・間取り・用途地域・道路幅がそろっていない成約で出た金額は、金沢区では当てになりません。
査定から引き渡しまでの手続き、仲介手数料や税金の項目は、区が違っても同じです。その順番は 家を売る流れは7ステップ で確かめてください。金沢区の話は、ここまでに書いた「比べる相手の選び方」に尽きます。
個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 横浜市金沢区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。
3,300万円 〜 5,300万円
成約871件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は4,400万円です。
1,600万円 〜 3,300万円
成約1,058件。中央値は2,300万円です。 1平方メートルあたりでは307,692円が中央値。
130,000円 〜 250,000円
成約128件。中央値は180,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。
同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 横浜市金沢区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。
成約871件・中央値4,400万円 (3,300万円〜5,300万円に半分が入る)
一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。
成約1,058件・中央値2,300万円/1平方メートルあたり307,692円が中央値
中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。
成約128件・1平方メートルあたり中央値180,000円 (130,000〜250,000円に半分が入る)
土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。
ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。
このページは横浜市金沢区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。
横浜市の住宅除却補助制度は空き家専用ではなく、旧耐震の木造住宅が対象です。上限は昭和56年5月末以前の建築で50万円、それ以降は課税世帯20万円・非課税世帯40万円。重点対策地域なら不燃化の補助で150万円です。空き家バ…
同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。
戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。
| 市区町村 | 中央値 | この地域との差 |
|---|---|---|
| 横浜市栄区約7km | 4,400万円 | 同水準 |
| 横浜市磯子区約7km | 4,100万円 | -300万円 |
| 横浜市港南区約8km | 4,300万円 | -100万円 |
| 横浜市南区約11km | 3,900万円 | -500万円 |
| 横浜市戸塚区約11km | 4,000万円 | -400万円 |
| 横浜市中区約12km | 5,100万円 | +700万円 |
| 横浜市西区約13km | 5,300万円 | +900万円 |
| 横浜市保土ケ谷区約14km | 4,000万円 | -400万円 |
距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。
金沢区の戸建てで中央値がいちばん落ちるのは、築10年以内から築11〜20年へ移るところです。落ちる線があるのは確かです。ただ、直近1年の戸建ての中央値は前の1年とほぼ横ばいで、急いで安く売る理由にはなりません。今の築年帯の成約を比較事例にした査定を取り、住宅ローンの残りや住み替え先の都合と合わせて時期を決めてください。築10年以内の成約は金沢区でいちばん多い帯なので、比べる相手には困りません。
金沢区のマンションは、築31〜45年から築46年以上へ移るところで下がり方の割合がいちばん大きくなります。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下です。築43年は、段が落ちる手前の帯にいます。売るかどうかは別として、今の帯で査定を取っておく価値はあります。3LDKは金沢区でいちばん多い間取りで、同じ間取り・同じ築年帯の成約を並べて比べられます。長期修繕計画と直近の総会議事録を先に取り寄せてください。
用途地域は、値段を決める条件の一つにすぎません。金沢区の戸建てでは、前面道路の幅でも中央値に段が出ています。用途地域・道路幅・築年帯・土地の形を合わせて、自分の家に近い成約で比べることが先です。第1種住居地域は、金沢区の戸建て成約で2番目に多い用途地域です。同じ用途地域の成約は十分にあります。査定書の比較事例が、同じ用途地域と同じ築年帯でそろっているかを確かめてください。
国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に西柴(5,050万円・50件)、能見台(4,850万円・48件)、釜利谷東(4,700万円・55件)です。低いほうは六浦(3,500万円・48件)、富岡東(3,600万円・60件)、高舟台(3,950万円・46件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。
地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは高舟台で築1年、古いほうは能見台で築35年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。
戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは富岡西(155件・中央値4,600万円)、富岡東(60件・中央値3,600万円)、釜利谷東(55件・中央値4,700万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。
本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。