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兵庫の家売却

兵庫県神戸市垂水区の不動産売却|戸建てとマンションの実成約で読む相場と売り方

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

神戸市垂水区の実成約は戸建て1,315件、中古マンション1,057件で、中央値は戸建て2,700万円、マンション1,300万円です(国交省データ)。どちらも直近1年で中央値が上がり、築46年以上で築10年以内の3分の1以下に下がる境目も共通しています。戸建ての中央値は高丸が高く塩屋町が低いなど地区差が大きいので、同じ地区の直近成約を根拠に査定を受けるのが出発点です。

神戸市垂水区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

中古マンションを買うのは、家族で住む部屋を探す人が中心だと私たちは見ています。戸建ては、新しい家も古い家も多く売れています。

神戸市垂水区で売れた不動産の件数(約3年)
戸建て1,315件
中古マンション1,057件
土地だけ211件

中古マンションは、間取りの記録があるうち家族向けが79%を占めます。いちばん多い間取りも3LDKです。戸建ては、築10年以内が37%、築31年以上が44%です。戸建ての買い手がどんな世帯かを示す記録は、このデータにはありません。

2だから、この値段

戸建ての値段は、地区と築年数の両方で大きく分かれます。中古マンションは、築年数が古くなるほど大きく下がります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

戸建ての真ん中の値段は、高い地区が高丸(4,450万円)、安い地区が塩屋町(600万円)です。築10年以内は3,800万円、築46年以上は495万円です。戸建ては、地区の差も築年数の差も、どちらも大きく開いています。中古マンションは、築10年以内が4,200万円、築46年以上が400万円です。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

土地の値段は上がった地点が多い一方、家を買う年代は減る見込みです。値段が上がり続けるとは言い切れないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった58か所
  • 変わらない13か所
  • 下がった5か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年3.7万人
2035年3.3万人
2045年3.4万人

住宅地の地価は76地点のうち58地点で去年より上がり、下がったのは5地点です。戸建ての真ん中の値段は前の年より上がりました(+10%)が、1年だけの動きは振れやすいものです。中古マンションは前の年と変わっていません(±0%)。家を買う年代の人は2045年までに減る見込みで(−8%)、買い手が減る分だけ値段は伸びにくいと私たちは考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

兵庫県神戸市垂水区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション0%・戸建て+10%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,300万円590万円〜2,400万円約18.5万円1,057
戸建て等(土地+建物)2,700万円1,100万円〜3,800万円—1,315
土地——約13.0万円211

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内4,200万円863,800万円467
築11〜20年3,000万円1243,200万円101
築21〜30年1,800万円2162,050万円142
築31〜45年1,200万円3101,600万円258
築46年〜400万円295495万円294

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,750万円(130件)、未改装は1,400万円(198件)。 差は約25%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

神戸市垂水区で売るなら、いくらくらいか

神戸市垂水区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「兵庫県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

神戸市垂水区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 神戸市垂水区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は高丸が4,450万円、塩屋町が600万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
塩屋町600万円66築45年
西舞子1,900万円58築33年
高丸4,450万円50築5年
桃山台2,350万円48築22年
神陵台3,150万円46築13年
学が丘3,900万円44—
舞子坂1,300万円43築35年
つつじが丘2,200万円41築38年

中古マンション

地区中央値件数築年数
青山台1,600万円81築27年
神陵台340万円71築53年
西舞子1,400万円68築37年
狩口台370万円68築55年
塩屋町1,400万円64築26年
本多聞305万円46築49年
名谷町1,900万円44築16年
舞子台3,350万円42築20年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
西舞子55万円/㎡15
旭が丘82万円/㎡13
学が丘39万円/㎡10
霞ケ丘73万円/㎡8
五色山94万円/㎡8

塩屋町(600万円・66件・築45年)

市内の地区の真ん中より74%低い水準です。売れているのは築45年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

西舞子(1,900万円・58件・築33年)

市内の地区の真ん中より19%低い水準です。売れているのは築33年前後です。

高丸(4,450万円・50件・築5年)

市内の地区の真ん中より89%高い水準です。売れているのは築5年前後と新しめで、建物の状態がそのまま値段に出ます。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約3,085万円の差
  • 5m未満415万円58件
  • 5〜7m2,450万円116件
  • 7〜10m3,500万円134件
  • 10m以上2,900万円240件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約2,620万円の差
  • 4m未満580万円125件
  • 4〜6m2,500万円492件
  • 6m以上3,200万円525件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,550万円の差
  • 長方形3,500万円49件
  • ほぼ整形3,100万円93件
  • ほぼ長方形2,500万円331件
  • 不整形2,400万円55件
  • ほぼ台形1,950万円42件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,000万円の差
  • 第2種住居地域3,200万円45件
  • 近隣商業地域3,000万円25件
  • 第2種中高層住居専用地域3,000万円10件
  • 第1種低層住居専用地域2,600万円697件
  • 第1種中高層住居専用地域2,550万円430件
  • 第1種住居地域2,200万円101件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約600万円の差
  • 軽量鉄骨造3,100万円135件
  • 鉄骨造2,800万円21件
  • RC2,550万円32件
  • 木造2,500万円1094件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約2,400万円の差
  • 道路3,500万円26件
  • 市道3,100万円412件
  • 公道3,100万円370件
  • 私道1,100万円266件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約2,800万円の差
  • 商業地域3,900万円23件
  • 近隣商業地域3,000万円36件
  • 第2種住居地域1,700万円100件
  • 第1種住居地域1,400万円107件
  • 第1種低層住居専用地域1,200万円71件
  • 第1種中高層住居専用地域1,100万円594件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

神戸市垂水区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。神戸市垂水区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
垂水JR山陽線53,728人
舞子JR山陽線31,402人
塩屋JR山陽線10,634人
山陽垂水山陽電気鉄道 本線8,876人
滝の茶屋山陽電気鉄道 本線4,264人
舞子公園山陽電気鉄道 本線3,694人
霞ヶ丘山陽電気鉄道 本線2,292人
西舞子山陽電気鉄道 本線2,004人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
山陽電鉄霞ヶ丘22.6万円2
西舞子15.8万円1
山陽電鉄西舞子15.8万円1
東垂水15.1万円2
JR舞子14万円4
JR垂水13.5万円10
JR朝霧13万円1
垂水12.5万円19

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 24校・中学校 12校・高等学校 5校
  • 幼稚園・認定こども園41か所
  • 病院・診療所病院 6・診療所 184・歯科 110病床の多い病院は 神戸掖済会病院(325床)、沖縄徳洲会 神戸徳洲会病院(309床)、薫風会 佐野病院(131床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

神戸市垂水区の空き家の数

神戸市垂水区では、住宅のうち12.4%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は4,600戸あります。

住宅の数108,310戸
空き家13,470戸(12.4%)
売りに出ている空き家790戸
使う予定のない空き家4,600戸(住宅の4.2%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て2,700戸
そのうち傷みや壊れがある850戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

神戸市垂水区で実際に売れた土地は、㎡あたり13万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

戸建てもマンションも、直近1年で中央値が上がった区

神戸市垂水区の実成約を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。戸建てが1,315件、中古マンションが1,057件です。土地だけの取引は211件で、三つの中ではいちばん少ない区分でした。

戸建ての中央値は2,700万円です。よくある価格帯(真ん中の半分)は1,100万円から3,800万円に収まります。

中古マンションの中央値は1,300万円です。面積あたりでは18万円/平方メートルでした。

垂水区で目を引くのは、直近1年の動きです。戸建ても中古マンションも、前の1年に比べて中央値がはっきり上がりました。どちらか一方だけが動いた区ではなく、両方が同じ向きに動いた区です。

ただし中央値は、成約した物件の顔ぶれが変わるだけでも動きます。築浅や広い家が多く売れた年は、同じ家の値段が変わらなくても中央値は上がります。自分の家が上がったかどうかは、条件の近い直近成約で確かめる必要があります。

築46年以上で3分の1以下になる境目は、戸建てとマンションで同じ

垂水区の戸建ては、築10年以内に比べて築46年以上の中央値が3分の1以下です。下げ幅がいちばん大きいのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところでした。それより手前の帯では、落ち方はこれほど急ではありません。

中古マンションも、同じ形をしています。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下です。

いちばん大きく落ちるのも、築31〜45年から築46年以上への移り目です。戸建てとマンションで境目がそろっているのが、垂水区のデータの特徴です。

建築士の視点

この集計期間に成約した築46年以上の建物は、いずれも1981年6月の新耐震基準より前の建築です。買い手が住宅ローン控除を使うには、1982年1月1日以後の建築か耐震基準への適合証明が要ります。この線を越えるかどうかが、買い手の予算を左右します。

垂水区で戸建てとマンションの境目がそろっているのは、建物の種類より「耐震基準の前か後か」が影響していると読めます。築46年以上の家を売るなら、耐震診断の有無や補強の記録を先に確かめてください。それがあるだけで、査定の根拠がはっきりします。

築46年以上の家の値段を支えているのは、ほぼ土地です。木造住宅の法定耐用年数は22年なので、建物の評価はその先でほとんど残りません。そのぶん、土地の条件が値段を決めます。

塩屋町・西舞子・神陵台は、戸建てとマンションの両方で成約が多い

戸建ての成約が多い地区は、多い順に塩屋町・西舞子・高丸・桃山台・神陵台です。中古マンションは青山台・西舞子・神陵台・狩口台・塩屋町の順でした。塩屋町・西舞子・神陵台の三つは、両方の上位に入っています。

この三つの地区では、戸建てとマンションの成約が同時に積み上がっています。比べる事例を探しやすい地区だと言えます。一方で青山台と狩口台はマンションの上位にだけ、高丸と桃山台は戸建ての上位にだけ入ります。

戸建ての中央値は、地区で大きく違います。いちばん高いのは高丸、いちばん低いのは塩屋町です。成約件数がいちばん多い塩屋町が、中央値ではいちばん低い地区でもあります。

土地の単価も地区で分かれます。平方メートルあたりの単価が高いのは五色山、低いのは本多聞でした。区全体の中央値13万円/平方メートルは、この幅の真ん中にある一つの値にすぎません。

塩屋町で売るなら、塩屋町の成約と比べるのが筋です。区の中央値と自分の家の差を見ても、それが地区の差なのか家の差なのかは分かりません。査定のときは、同じ地区の直近成約を根拠に出してもらってください。

成約は第1種低層住居専用地域に集まり、中央値は第2種住居地域が高い

垂水区の戸建てで取引がいちばん多い用途地域は、第1種低層住居専用地域です。低層の住宅のための環境を守る地域として、都市計画法で定められています。垂水区の戸建ての成約の多くが、ここに集まっています。

ところが中央値がいちばん高いのは、第2種住居地域でした。住居の環境を守りながら、店舗なども建てられる地域です。いちばん低いのは第1種住居地域で、「住居」と名のつく地域どうしでも中央値の位置はかなり違います。

用途地域は都市計画で決まっていて、売り手が変えることはできません。自分の家の用途地域は、市の都市計画の窓口か、購入時の重要事項説明書で確認できます。査定の前に分かっていると、比べる事例を絞り込めます。

前面道路が6m以上か4m未満かで、戸建ての中央値が分かれる

垂水区の戸建ては、前面道路の幅でも中央値に差が出ています。区分は6m以上・4〜6m・4m未満の三つです。同じ地区の家でも、この区分が違えば比べる相手を変える必要があります。

建築基準法では、幅4m以上の道路に2m以上接していない敷地には、原則として建物を建てられません。4m未満の道路に面した家は、建て替えのときに敷地を後退させる必要が出ます。買い手は将来の建て替えまで考えるので、この差が値段に出ます。

道路の幅は、間口と並んで後から直せない条件です。どれだけ値段に差が出るかは、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるかで整理しています。垂水区の家でも、査定の最初に伝えておきたい項目です。

3LDKが最多のマンションで、改装の費用をどう見るか

垂水区の中古マンションで成約がいちばん多い間取りは3LDKで、次が2LDKです。売り出すときの競合も、この二つの間取りに集まります。同じ地区・同じ間取りの直近成約が、いちばん近い比較相手になります。

改装済みのマンションは、未改装より中央値が高く出ています。ただし、これは改装費をそのまま上乗せできるという意味ではありません。改装済みの物件は、もともとの築年帯や広さが未改装と違う可能性があります。

売る前に直すかどうかは、査定で二つの金額を聞いてから決めるのが安全です。「現況のまま」と「直した場合」の差が工事費を下回るなら、直さないほうが得です。この判断の材料は、売る前にリフォームすべきかにまとめています。

垂水区で売り出す前に決める順番

垂水区では、戸建てもマンションも直近1年で中央値が上がりました。だからこそ、売り出し価格の根拠を「区の中央値」にしないことが大事です。地区・築年帯・用途地域・前面道路の四つを先にそろえてから、査定を受けてください。

築46年以上の家なら、耐震の記録と土地の条件を先に整理します。建物の評価がほとんど残らない帯では、仲介で買い手を待つ方法と買取を並べて比べる価値があります。どちらが向くかは、両方の金額を見てから決められます。

査定から引き渡しまでの段取りは、家を売る流れは7ステップに分けて書いています。そろえる書類は、不動産売却の必要書類で確認できます。仲介手数料や印紙税など売るときに出ていくお金は、不動産売却でかかる費用の一覧を見てください。

複数の会社に査定を頼むときは、金額の高さだけで選ばないでください。垂水区の同じ地区で、直近の成約を根拠に出せるかを見ます。その根拠が地区と道路条件まで下りていれば、信頼できる担当者です。

神戸市垂水区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 神戸市垂水区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

1,100万円 〜 3,800万円

成約1,315件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,700万円です。

中古マンション

590万円 〜 2,400万円

成約1,057件。中央値は1,300万円です。 1平方メートルあたりでは184,615円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

91,000円 〜 210,000円

成約211件。中央値は130,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は神戸市垂水区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

神戸市垂水区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 神戸市垂水区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約1,315件・中央値2,700万円 (1,100万円〜3,800万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約1,057件・中央値1,300万円/1平方メートルあたり184,615円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約211件・1平方メートルあたり中央値130,000円 (91,000〜210,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

神戸市垂水区について、さらに詳しく書いた記事

このページは神戸市垂水区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

神戸市垂水区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
神戸市須磨区約8km2,800万円+100万円
神戸市長田区約9km1,500万円-1,200万円
神戸市西区約11km2,600万円-100万円
神戸市兵庫区約11km2,750万円+50万円
神戸市北区約13km2,200万円-500万円
神戸市中央区約14km5,000万円+2,300万円
神戸市灘区約19km4,400万円+1,700万円
神戸市東灘区約22km4,900万円+2,200万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

垂水区は直近1年で中央値が上がったそうですが、今が売りどきですか?

上がったのは事実ですが、区全体の中央値は成約した物件の顔ぶれが変わるだけでも動きます。垂水区は戸建ても中古マンションも前の1年より中央値が上がりましたが、自分の家が同じだけ上がったとは限りません。同じ地区・近い築年帯の直近成約を根拠に査定を受け、その金額で判断してください。

垂水区で築46年以上の戸建てやマンションは、どのくらい下がりますか?

垂水区では、戸建ても中古マンションも築46年以上の中央値が築10年以内の3分の1以下です。いちばん大きく下がるのは築31〜45年から築46年以上へ移るところで、これは両方に共通しています。この帯の建物は1981年6月の新耐震基準より前の建築なので、耐震診断や補強の記録があれば先にそろえてください。

塩屋町の戸建ては成約が多いのに中央値が低いのはなぜですか?

成約件数と中央値は別の指標です。垂水区の戸建てで成約がいちばん多いのは塩屋町ですが、中央値がいちばん高いのは高丸で、塩屋町はいちばん低い地区です。件数が多いのは比べる事例が見つけやすいという意味で、値段が高いという意味ではありません。塩屋町で売るなら、塩屋町の直近成約と比べるのが筋です。

神戸市垂水区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に高丸(4,450万円・50件)、学が丘(3,900万円・44件)、神陵台(3,150万円・46件)です。低いほうは塩屋町(600万円・66件)、舞子坂(1,300万円・43件)、西舞子(1,900万円・58件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

神戸市垂水区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは学が丘で築0年、古いほうは塩屋町で築45年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

神戸市垂水区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは塩屋町(66件・中央値600万円)、西舞子(58件・中央値1,900万円)、高丸(50件・中央値4,450万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(神戸市垂水区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-23
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第43条=接道義務・第42条第2項=4m未満の道路と敷地の後退・1981年6月施行の新耐震基準)・確認日 2026-08-23
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第一種低層住居専用地域・第一種住居地域・第二種住居地域の定義)・確認日 2026-08-23
  4. e-Gov法令検索「租税特別措置法」(第41条=住宅借入金等特別控除の既存住宅要件)・確認日 2026-08-23
  5. 国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」(木造住宅22年)・確認日 2026-08-23

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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