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兵庫の家売却

兵庫県神戸市北区の不動産売却|戸建てが中心の区。地区・築年・道路幅で中央値がどう変わるか

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

神戸市北区の実成約は、戸建て1,465件、中古マンション583件、土地200件です(国交省データ)。中央値は戸建て2,200万円、マンション860万円です。戸建ては上津台の中央値が高く、鈴蘭台東町が低いなど地区で値段の位置が大きく違います。築46年以上になると戸建ては築10年以内の3分の1以下、マンションは築11〜20年の半分以下まで下がります。

神戸市北区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

神戸市北区で売れた家の65%は戸建てです。売れた戸建てでは、築31年以上が築10年以内より多くなっています。

神戸市北区で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内26%
  • 築11〜30年28%
  • 築31年以上46%

売れた戸建ては、築31年以上が46%、築10年以内が26%です。真ん中の値段は、築31〜45年で1,500万円、築46年以上で750万円です。築10年以内は3,600万円です。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は2,200万円です。築年と地区によって、値段の位置が大きく変わります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

戸建ての真ん中の値段は、築10年以内で3,600万円、築21〜30年で2,200万円、築46年以上で750万円です。地区では、上津台(3,000万円)が高く、鈴蘭台東町(690万円)が低くなっています。築31年以上の戸建てが多く売れていることが、全体の真ん中の値段を下げていると私たちは見ています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

住宅地の地価は上がった地点が多い一方、戸建ての値段は前の年と比べて−4.5%です。大きく上がるとは私たちは見ていません。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった51か所
  • 変わらない6か所
  • 下がった1か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年3.6万人
2035年3.3万人
2045年2.8万人

住宅地の地価は、58地点のうち51地点で去年より上がり、下がったのは1地点です。それでも、戸建ての真ん中の値段は前の年より下がっています。国の推計では、家を買う年代の人数は2045年までに−21%となる見込みです。地価が上がっても、戸建ての値段がそのまま上がるとは考えにくいと私たちは見ています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

兵庫県神戸市北区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション-3%・戸建て-4.5%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
01,5003,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション860万円500万円〜1,300万円約11.5万円583
戸建て等(土地+建物)2,200万円1,200万円〜3,200万円—1,465
土地——約6.5万円200

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内——3,600万円369
築11〜20年920万円802,600万円164
築21〜30年1,300万円1522,200万円238
築31〜45年850万円2191,500万円401
築46年〜350万円115750万円267

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,300万円(56件)、未改装は800万円(137件)。 差は約63%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

神戸市北区で売るなら、いくらくらいか

神戸市北区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「兵庫県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

神戸市北区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 神戸市北区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は上津台が3,000万円、鈴蘭台東町が690万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
星和台2,200万円87築33年
鈴蘭台北町1,700万円63築32年
上津台3,000万円60築14年
鈴蘭台南町1,550万円60築41年
鈴蘭台東町690万円52築46年
東大池1,200万円50築35年
泉台1,600万円45築34年
有野町1,300万円45築26年

中古マンション

地区中央値件数築年数
有馬町660万円87築16年
泉台500万円49築44年
藤原台北町1,800万円46築30年
ひよどり台230万円38築50年
北五葉740万円32築39年
緑町965万円32築30年
日の峰1,100万円31築33年
大原1,200万円23築28年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
道場町1.6万円/㎡18
北五葉43万円/㎡15
有野台22万円/㎡10
八多町31万円/㎡9
山田町下谷上4.7万円/㎡9
星和台27万円/㎡8
緑町23万円/㎡8

星和台(2,200万円・87件・築33年)

市内の地区の真ん中より38%高い水準です。売れているのは築33年前後です。

鈴蘭台北町(1,700万円・63件・築32年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築32年前後です。

上津台(3,000万円・60件・築14年)

市内の地区の真ん中より88%高い水準です。売れているのは築14年前後と新しめで、建物の状態がそのまま値段に出ます。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約2,050万円の差
  • 5m未満450万円18件
  • 5〜7m630万円59件
  • 7〜10m2,500万円103件
  • 10m以上1,800万円453件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,650万円の差
  • 4m未満650万円30件
  • 4〜6m1,600万円375件
  • 6m以上2,300万円922件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約600万円の差
  • ほぼ長方形2,000万円251件
  • ほぼ整形1,650万円60件
  • 不整形1,550万円70件
  • 長方形1,450万円166件
  • ほぼ台形1,400万円46件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約2,710万円の差
  • 第1種中高層住居専用地域3,300万円65件
  • 第2種住居地域2,300万円22件
  • 第1種低層住居専用地域2,200万円1243件
  • 第1種住居地域2,000万円61件
  • 第2種低層住居専用地域1,400万円17件
  • 市街化調整区域590万円28件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約800万円の差
  • 鉄骨造2,900万円23件
  • 木造2,200万円1219件
  • 軽量鉄骨造2,100万円162件
  • RC2,100万円35件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,570万円の差
  • 公道2,500万円576件
  • 市道1,800万円553件
  • 道路1,100万円29件
  • 私道930万円111件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約685万円の差
  • 近隣商業地域1,350万円18件
  • 第1種中高層住居専用地域950万円320件
  • 第1種低層住居専用地域800万円52件
  • 第1種住居地域740万円36件
  • 商業地域700万円49件
  • 第2種住居地域665万円50件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

神戸市北区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。神戸市北区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
谷上神戸市 北神線34,846人
鈴蘭台神戸電鉄 有馬線13,334人
北鈴蘭台神戸電鉄 有馬線9,029人
岡場神戸電鉄 三田線8,606人
西鈴蘭台神戸電鉄 粟生線5,345人
田尾寺神戸電鉄 三田線4,227人
有馬温泉神戸電鉄 有馬線3,576人
山の街神戸電鉄 有馬線3,411人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
谷上9万円3
神戸電鉄北鈴蘭台8.6万円1
神戸電鉄岡場8.2万円1
西鈴蘭台8.1万円4
鈴蘭台西口7.9万円1
北鈴蘭台7.8万円5
岡場7.5万円1
高速長田7.2万円1

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 33校・中学校 17校・義務教育学校 1校・高等学校 4校
  • 幼稚園・認定こども園41か所
  • 病院・診療所病院 20・診療所 160・歯科 105病床の多い病院は 兵庫県立ひょうご こころの医療センター(478床)、寿栄会 有馬高原病院(417床)、地域医療機能推進機構 神戸中央病院(389床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

神戸市北区の空き家の数

神戸市北区では、住宅のうち13.5%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は7,120戸あります。

住宅の数103,560戸
空き家14,010戸(13.5%)
売りに出ている空き家800戸
使う予定のない空き家7,120戸(住宅の6.9%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て3,220戸
そのうち傷みや壊れがある1,160戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

神戸市北区で実際に売れた土地は、㎡あたり6.5万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

北区は戸建てが中心。戸建て1,465件、中古マンション583件、土地200件

神戸市北区で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリのデータで見ていきます。戸建てが1,465件でいちばん多く、中古マンションが583件で続きます。土地だけの取引は200件で、三つの中ではいちばん少なくなっています。

中央値は戸建てが2,200万円、中古マンションが860万円です。戸建てのよくある価格帯(真ん中の半分)は1,200万円から3,200万円までです。この幅の広さが北区の特徴で、同じ区の戸建てでも地区・築年・道路の条件で値段の位置が大きく動きます。

この記事は、戸建てを先に、マンションを後に読みます。戸建ては地区・築年・用途地域・道路幅の順に見ていきます。マンションは地区・間取り・築年・改装の順です。

戸建ての成約は星和台・鈴蘭台南町・鈴蘭台北町・上津台・東大池に多い。中央値は上津台が高く、鈴蘭台東町が低い

北区で戸建ての成約が多い地区は、多い順に星和台・鈴蘭台南町・鈴蘭台北町・上津台・東大池です。鈴蘭台の名がつく地区が二つ入っていますが、鈴蘭台東町は戸建ての中央値がいちばん低い地区でもあります。成約が多い地区と中央値が高い地区は、同じではありません。

中央値がいちばん高いのは上津台です。上津台は成約の多い地区にも入っていて、比べられる事例の数と値段の位置の両方がそろっています。上津台の家なら、同じ地区の直近成約だけで査定の根拠を組めるはずです。

鈴蘭台東町の家を売る人は、区全体の中央値2,200万円を目安にしないでください。地区の中央値が低いのは、その地区で成約した家の敷地・築年・道路条件をまとめた結果です。自分の家の条件を伝えて、同じ地区の同じ条件の成約と並べてもらうのが先です。

戸建ては築46年以上で築10年以内の3分の1以下。落差がいちばん大きいのは築31〜45年の次の帯に入るとき

北区の戸建てを築年の帯で分けると、築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下です。帯ごとの落ち方は一定ではなく、築31〜45年から築46年以上へ移るところがいちばん大きく落ちます。それより手前の帯どうしの落差は、この境目より小さくなっています。

築46年以上の家は、1981年6月の耐震基準改正より前に建てられた家です。買い手はこの境目を意識して値段を見ます。築46年以上の帯では建物の値段がほとんど残らず、土地の値段が中心になっていると読めます。

築40年を過ぎた家を持っている人は、査定のときに自分の帯の成約だけで根拠を出してもらってください。築31〜45年の帯と築46年以上の帯を混ぜた平均では、どちらの家の値段も正しく出ません。築46年を超えても、土地の条件がよければ値段はゼロになりません。

第1種低層住居専用地域の戸建てが最多。中央値は第1種中高層住居専用地域が最高で、第1種住居地域が最低

北区の戸建ての成約を用途地域で分けると、件数がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域です。ただし中央値がいちばん高いのは第1種中高層住居専用地域で、いちばん低いのは第1種住居地域です。件数が多い地域と値段が高い地域がずれているのが、北区の読みどころです。

建築士の視点

第1種低層住居専用地域は、都市計画法で低層住宅の環境を守る地域と定められています。建物の高さに制限があり、住宅以外の用途も限られます。北区で戸建ての成約がここに集まるのは、そもそも戸建て以外が建ちにくい地域だからです。

第1種中高層住居専用地域は、中高層の住宅も建てられる地域です。ここで戸建ての中央値が高いのは、土地の使い道が広いぶん土地として評価されやすいからだと考えられます。第1種住居地域は住宅以外の建物も混じりやすく、北区では戸建ての中央値がいちばん低くなっています。

自分の家の用途地域は、市が公開している都市計画図で調べられます。査定のときに用途地域を先に伝えると、比べる事例が絞りやすくなります。

前面道路が6m以上・4〜6m・4m未満のどれかで、戸建ての中央値が分かれる

北区の戸建ては、前面道路の幅でも中央値に差が出ています。区分は6m以上・4〜6m・4m未満の三つで、どの区分に入るかで中央値が変わります。築年と同じく、道路幅も後から変えられない条件です。

4m未満の道路に面した家は、建築基準法第42条の2項道路にあたることがあります。その場合、建て替えのときに道路の中心から2mまで敷地を後退させなければなりません。買い手は建て替え後に使える土地が減ることを織り込んで値段を見ます。

前面道路の幅と間口は、法務局の公図・地積測量図か、購入時の重要事項説明書で分かります。4m未満なら、その道路が建築基準法上の道路に当たるかを市の建築指導の窓口で先に聞いておいてください。道路と間口が値段に影響する理由は、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるかで説明しています。

中古マンションは有馬町・藤原台北町・泉台・ひよどり台・日の峰に成約が集まる

北区で中古マンションの成約が多い地区は、有馬町・藤原台北町・泉台・ひよどり台・日の峰の順です。戸建ての成約が多い地区とは、顔ぶれが重なっていません。北区では、戸建ての多い地区とマンションの多い地区が分かれていると読めます。

マンションの査定でいちばん強い根拠は、同じ棟か同じ地区の直近成約です。この五つの地区なら、同じ棟の事例が見つかる可能性が高くなります。それ以外の地区では、㎡単価12万円を物差しに、築年の帯が同じ事例を区内から探します。

3LDKが最多で4LDKが次。築46年以上は築11〜20年の半分以下に下がる

北区の中古マンションで成約がいちばん多い間取りは3LDKで、次が4LDKです。4LDKが二番目に来るのは、マンションでも広い部屋が多く取引されている区だからだと読めます。3LDKか4LDKなら比べられる事例が多いので、査定の根拠を細かく求められます。

築年で見ると、築46年以上の中央値は築11〜20年の半分以下です。落差がいちばん大きいのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。段差の位置は戸建てと変わりません。

築古のマンションは、建物の構造が同じでも管理の状態で値段が分かれます。管理費と修繕積立金の月額、長期修繕計画、大規模修繕の履歴を先にそろえておいてください。マンションだけに必要な準備は、中古マンションを売るで整理しています。

改装済みのマンションの中央値は未改装より高い。工事費が戻るかは別の話

北区では、改装済みの中古マンションの中央値が未改装より高く成約しています。ただし、改装費がそのまま値段に乗るという意味ではありません。改装済みの部屋と未改装の部屋では、築年や広さの構成が同じとは限らないからです。

工事をする前に、現況のままの査定と改装後の査定を分けて出してもらってください。差額が工事費に届かないなら、直さずに売ったほうが手取りは残ります。判断の順番は、売る前にリフォームするかにまとめました。

土地だけの成約は200件。㎡単価は北五葉が高く、道場町が低い

北区で土地だけの成約は200件で、戸建て・マンションより少ない取引です。㎡単価の中央値は6.5万円で、地区では北五葉が高く、道場町が低くなっています。同じ区の中で、土地の値段の位置が地区で大きく違います。

築46年以上の戸建ては土地の値段が中心になるため、この㎡単価が古い家の値段の下支えになります。古い家を売る人は、建物の査定より先に、自分の地区の土地の単価を確かめてください。

北区で売るときの順番と、出ていくお金。細かい手順は別の記事に

北区で売るときは、まず自分の物件がどの地区・どの築年の帯・どの道路条件に入るかを書き出します。次に、同じ条件の成約を抜き出した査定を複数の会社に頼み、根拠を並べて比べます。値段の大小だけでなく、北区のその地区で成約実績があるかを聞いてください。

直近1年は戸建ての中央値がやや上がり、マンションはほぼ横ばいです。戸建てで高めの査定が出たときは、直近の上昇を先取りした値付けになっていないか確かめてください。売れた家の地区や築年の構成が変わっただけでも、中央値は動きます。

売るときに出ていくお金は、仲介手数料と印紙税、それに抵当権を消す登記の費用です。住んでいた家を売って利益が出たときは、居住用財産の3,000万円特別控除の対象になることがあります。費用の内訳は不動産売却でかかる費用の一覧に、査定から引き渡しまでの順番は家を売る流れに書いています。

神戸市北区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 神戸市北区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

1,200万円 〜 3,200万円

成約1,465件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,200万円です。

中古マンション

500万円 〜 1,300万円

成約583件。中央値は860万円です。 1平方メートルあたりでは115,294円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

33,000円 〜 93,000円

成約200件。中央値は64,500円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は神戸市北区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

神戸市北区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 神戸市北区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約1,465件・中央値2,200万円 (1,200万円〜3,200万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約583件・中央値860万円/1平方メートルあたり115,294円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約200件・1平方メートルあたり中央値64,500円 (33,000〜93,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

神戸市北区について、さらに詳しく書いた記事

このページは神戸市北区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

神戸市北区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
神戸市兵庫区約5km2,750万円+550万円
神戸市中央区約6km5,000万円+2,800万円
神戸市長田区約7km1,500万円-700万円
神戸市須磨区約7km2,800万円+600万円
神戸市灘区約9km4,400万円+2,200万円
神戸市東灘区約11km4,900万円+2,700万円
神戸市西区約12km2,600万円+400万円
神戸市垂水区約13km2,700万円+500万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

神戸市北区の鈴蘭台東町に戸建てがあります。区の中でいちばん中央値が低い地区と聞きましたが、売れますか?

鈴蘭台東町は、北区の戸建ての中央値がいちばん低い地区です。ただし地区の中央値は、その地区で成約した家の敷地の広さ・築年・道路条件をまとめた結果で、個々の家の値段を決めるものではありません。北区は戸建ての成約が1,465件あり、比べられる事例は多い区です。自分の家の築年の帯・前面道路の幅・用途地域を先に伝えて、同じ条件の成約と並べた査定を出してもらってください。

神戸市北区で築45年の戸建てを相続しました。今売るのと、しばらく置くのとで違いはありますか?

北区の戸建ては、築31〜45年の帯から築46年以上の帯へ移るところで中央値がいちばん大きく下がります。築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下です。築46年以上になると建物の値段はほとんど残らず、土地の値段が中心になります。置くかどうかは家族の事情で決めてよいのですが、査定は今の帯の成約と次の帯の成約を分けて出してもらい、差を見てから判断してください。

神戸市北区の4LDKのマンションは売りにくいですか?

北区の中古マンションで成約が多い間取りは、3LDKが最多で4LDKがその次です。4LDKの成約が二番目に多い区なので、比べられる事例は見つけやすいほうです。売りやすさは間取りより、築年の帯と管理の状態で分かれます。管理費・修繕積立金の月額と長期修繕計画を先にそろえ、同じ棟か同じ地区の直近成約で査定の根拠を出してもらってください。

神戸市北区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に上津台(3,000万円・60件)、星和台(2,200万円・87件)、鈴蘭台北町(1,700万円・63件)です。低いほうは鈴蘭台東町(690万円・52件)、東大池(1,200万円・50件)、有野町(1,300万円・45件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

神戸市北区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは上津台で築14年、古いほうは鈴蘭台東町で築46年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

神戸市北区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは星和台(87件・中央値2,200万円)、鈴蘭台北町(63件・中央値1,700万円)、上津台(60件・中央値3,000万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(神戸市北区の実成約データの充填元・2023年第2四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-08-23
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務・1981年6月施行の耐震基準改正)・確認日 2026-08-23
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第一種低層住居専用地域・第一種中高層住居専用地域・第一種住居地域の定義)・確認日 2026-08-23
  4. e-Gov法令検索「租税特別措置法」(第35条=居住用財産の3,000万円特別控除)・確認日 2026-08-23

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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