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福岡の家売却

福岡市早良区の不動産売却|マンション1,125件・戸建て784件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

福岡市早良区は中古マンションの成約が1,125件、戸建てが784件で、どちらも事例が多い区です(国交省データ)。マンションの中央値は3,400万円、戸建ては3,950万円です。値段が大きく落ちる時期は、戸建てが築11〜20年から築21〜30年へ移るところ、マンションが築21〜30年から築31〜45年へ移るところで、住まいの形で違います。改装済みのマンションは未改装より中央値が高くないので、工事をしてから売る前に現況の査定額を確かめてください。

福岡市早良区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

早良区で売れる家は中古マンションが中心です。買うのは家族で住む人が多いと私たちは見ています。

福岡市早良区で売れた中古マンションを、築年数で分けると
  • 築10年以内19%
  • 築11〜30年39%
  • 築31年以上42%

成約のうち中古マンションが52%を占めます。間取りの記録がある部屋の73%が3部屋以上の家族向けです。いちばん多い間取りは3LDKです。家族で暮らす部屋を探す人が、主な買い手だと私たちは見ています。

2だから、この値段

マンションの値段は、築21〜30年から築31〜45年へ移るところで大きく下がります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(中古マンション)

築21〜30年の真ん中の値段は3,900万円で、築31〜45年は2,000万円です。売れた部屋の42%は築31年以上の古い部屋です。古い部屋が多いことが、全体の真ん中の値段3,400万円を押し下げていると私たちは見ています。改装済みは3,300万円、未改装は3,200万円で、差は小さいです。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

いまは住宅地の地価と中古マンションの値段が上がっています。この先も上がり続けるとは言い切れないと考えています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった61か所
  • 変わらない0か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年4.9万人
2035年4.6万人
2045年4.6万人

住宅地の地価は61地点のうち61地点で、去年より上がりました。中古マンションの真ん中の値段は、前の年より上がっています(+7.2%)。戸建ては前の年と変わっていません(±0%)。家を買う年代の人は、2045年までに減る見込みです(−5%)。買い手の数が先で細ることもあると私たちは見ています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

福岡県福岡市早良区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+7.2%・戸建て0%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,5005,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション3,400万円1,700万円〜5,100万円約46.3万円1,125
戸建て等(土地+建物)3,950万円3,100万円〜5,000万円—784
土地——約19.0万円258

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内5,500万円2114,100万円403
築11〜20年4,600万円1844,050万円74
築21〜30年3,900万円2513,200万円76
築31〜45年2,000万円3293,000万円116
築46年〜1,200万円1352,400万円99

参考: 改装済み中古マンションの中央値は3,300万円(133件)、未改装は3,200万円(228件)。 差は約3%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

福岡市早良区で売るなら、いくらくらいか

福岡市早良区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「福岡県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

福岡市早良区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 福岡市早良区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は賀茂が4,850万円、重留が3,200万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
飯倉4,050万円86築1年
野芥3,600万円79築11年
原4,000万円71築5年
重留3,200万円58築1年
田村3,500万円48築1年
賀茂4,850万円42築1年
有田4,200万円35築20年
小田部4,200万円33築5年

中古マンション

地区中央値件数築年数
西新4,300万円209築21年
百道浜5,000万円119築31年
室見3,400万円82築26年
原2,600万円81築29年
荒江1,900万円70築32年
南庄1,600万円69築48年
高取2,950万円68築35年
百道5,400万円63築14年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
飯倉63万円/㎡28
有田64万円/㎡23
野芥45万円/㎡15
原62万円/㎡15
室見115万円/㎡14
賀茂59万円/㎡13
田隈58万円/㎡13
次郎丸64万円/㎡12

飯倉(4,050万円・86件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

野芥(3,600万円・79件・築11年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築11年前後です。

原(4,000万円・71件・築5年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築5年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約1,500万円の差
  • 5m未満3,500万円38件
  • 5〜7m4,100万円51件
  • 7〜10m4,200万円118件
  • 10m以上5,000万円227件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約700万円の差
  • 4m未満3,800万円63件
  • 4〜6m3,900万円415件
  • 6m以上4,500万円258件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,300万円の差
  • ほぼ長方形4,500万円150件
  • ほぼ台形4,500万円37件
  • 長方形4,300万円109件
  • 不整形3,950万円74件
  • ほぼ正方形3,200万円28件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約4,680万円の差
  • 第1種住居地域5,300万円104件
  • 第2種中高層住居専用地域4,800万円39件
  • 第1種中高層住居専用地域4,500万円127件
  • 第2種住居地域4,000万円24件
  • 第1種低層住居専用地域3,600万円443件
  • 市街化調整区域620万円16件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約14,300万円の差
  • RC18,000万円41件
  • 鉄骨造6,400万円30件
  • 軽量鉄骨造5,900万円57件
  • 木造3,700万円637件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,600万円の差
  • 国道5,300万円18件
  • 市道4,400万円395件
  • 公道3,700万円251件
  • 私道3,700万円42件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,350万円の差
  • 第2種住居地域4,150万円148件
  • 商業地域3,550万円206件
  • 第2種中高層住居専用地域3,500万円48件
  • 第1種住居地域3,400万円312件
  • 第1種中高層住居専用地域3,200万円261件
  • 近隣商業地域2,800万円62件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

福岡市早良区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。福岡市早良区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
西新福岡市 1号線(空港線)43,659人
藤崎福岡市 1号線(空港線)21,419人
室見福岡市 1号線(空港線)15,149人
野芥福岡市 3号線(七隈線)8,634人
次郎丸福岡市 3号線(七隈線)6,671人
賀茂福岡市 3号線(七隈線)6,492人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
西新55.9万円8
藤崎46.9万円9
室見32.1万円9
別府24.2万円1
茶山21.4万円1
金山20.3万円4
賀茂19.7万円4
次郎丸18.8万円11

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 26校・中学校 12校・高等学校 5校
  • 幼稚園・認定こども園21か所
  • 病院・診療所病院 13・診療所 211・歯科 147病床の多い病院は 油山病院(280床)、福岡記念病院(239床)、福岡山王病院(199床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

福岡市早良区の空き家の数

福岡市早良区では、住宅のうち6.9%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は610戸あります。

住宅の数112,090戸
空き家7,770戸(6.9%)
売りに出ている空き家1,030戸
使う予定のない空き家610戸(住宅の0.5%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て250戸
そのうち傷みや壊れがある70戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

福岡市早良区で実際に売れた土地は、㎡あたり19万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

早良区はマンション1,125件、戸建て784件。どちらも事例に困らない区

福岡市早良区で成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。中古マンションが1,125件でいちばん多く、戸建てが784件で続きます。土地は258件で、三つの中ではいちばん少ない区分です。

マンションと戸建ての件数に大きな開きがないのが、早良区の特徴です。どちらを売る場合も、比べる事例は十分にあります。

中古マンションの中央値は3,400万円、戸建ては3,950万円です。マンションを面積あたりに直すと46万円/平方メートルです。戸建ての真ん中の半分は3,100万円〜5,000万円の間に入ります。

間取りは3LDKがいちばん多く、4LDKが続く。家族で住む買い手が中心のマンション市場

早良区の中古マンションを間取りで数えると、いちばん多いのは3LDKです。次に多いのは4LDKで、広めの部屋が上位を占めています。

3LDKと4LDKを探すのは、家族で住む買い手がほとんどです。買い手は部屋の広さだけでなく、管理の状態と修繕積立金の残高も見ます。

売る側がそろえる書類は、管理規約と長期修繕計画、直近の総会議事録です。そろえ方は 中古マンションを売る にまとめています。

マンションは築46年以上で築10年以内の3分の1以下。戸建てより落ち方が急

早良区の中古マンションは、築10年以内に比べて築46年以上の中央値が3分の1以下です。いちばん大きく落ちるのは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところでした。

この落ち方は、同じ区の戸建てより急です。戸建ては築46年以上でも、築10年以内との差が3割ほどにとどまります。

マンションの値段は、建物の評価がほぼすべてです。土地の持ち分はありますが、戸建てのように敷地の値段が下支えになるわけではありません。

築30年前後のマンションを持っている人は、段差を越える前に今の査定額を知っておく意味があります。売るかどうかは、その金額を見てから決めれば十分です。

戸建ての段差は早い。築11〜20年から築21〜30年へ移るところで最も下がる

早良区の戸建ては、値段がいちばん大きく落ちる時期がマンションより早く来ます。築11〜20年から築21〜30年へ移るところです。

築20年を越えると、建物の評価が大きく減ります。その後は下げ幅がゆるやかになり、築46年以上でも築10年以内との差は3割ほどです。

古い家の値段を支えているのは土地です。建物の評価が残らなくても、敷地の値段は別に残ります。

築20年前後の家を売るなら、建物の状態が分かる書類が査定の根拠になります。新築時の図面や点検の記録があれば、査定のときに出してください。

改装済みのマンションは、未改装より中央値が高くない

早良区の中古マンションでは、改装済みの中央値が未改装を上回っていません。工事費がそのまま値段に乗る市場ではない、ということです。

改装される部屋は築年数が経っていることが多く、その分が値段を押し下げている面もあります。それでも、売るために大きな工事をしてから出す理由は、このデータからは読み取れません。

水回りの不具合など、直さないと売りにくい箇所は別です。どこまで手を入れるかは、担当者に現況のままの値段を先に出してもらってから決めてください。判断の材料は 売る前にリフォームすべきか にまとめています。

直近1年は戸建てがやや上がり、マンションはほぼ横ばい

直近1年の中央値を、その前の1年と比べました。戸建てはやや上がり、中古マンションはほぼ横ばいです。

二つの動きが同じでないので、物差しも分けて考える必要があります。戸建てを売るなら、1年以上前の成約を根拠にした査定額は低めに出る可能性があります。

マンションは横ばいなので、前の年の成約事例もそのまま参考になります。ただし築年の段差のほうが1年の動きより大きいので、同じ築年帯の事例で比べてください。

マンションの成約が多い地区は西新・百道浜・原・室見・荒江

早良区の中古マンションの成約を地区で数えると、多い順に西新、百道浜、原、室見、荒江でした。この五つの地区は、同じ棟や近くの棟の成約事例を探しやすい地区です。

売るときは、区全体の中央値より、同じ地区で築年と広さが近い成約を見てください。同じ棟の過去の成約が見つかれば、それがいちばん強い根拠になります。

原は、戸建ての成約でも上位に入る地区です。室見は、戸建ての中央値がいちばん高い地区でもあります。マンションと戸建ての両方が動く地区では、買い手の選び方も住まいの形をまたぎます。

戸建ての成約は飯倉・野芥・原・重留・田村に多い。中央値は室見が高く、内野が低い

早良区の戸建て成約は784件で、地区別では飯倉、野芥、原、重留、田村の順に多くなっています。一方で中央値がいちばん高いのは室見、いちばん低いのは内野です。

件数が多い地区と中央値が高い地区が一致していません。区全体の中央値3,950万円を自分の家にそのまま当てはめると、地区によっては大きく外れます。

査定書を受け取ったら、根拠にした成約がどの地区のものかを確かめてください。同じ地区の事例が使われていなければ、その理由を聞いてください。

取引がいちばん多い用途地域は第1種低層住居専用地域。ただし中央値はいちばん低い

早良区の戸建てを用途地域で見ると、取引がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域です。ところが中央値はこの用途地域がいちばん低く、いちばん高いのは第1種住居地域でした。

第1種低層住居専用地域では、建てられる建物の高さが低く抑えられ、店舗や事務所への転用も限られます。住環境は守られる一方で、土地の使い道が狭い分だけ値段は抑えめになります。

第1種住居地域は、住宅のほかに一定の店舗や事務所も建てられます。土地を欲しがる人が住宅用に限られないため、戸建ての値段も高めに出ます。

自分の家がどの用途地域かは、福岡市が公開する都市計画の図面で調べられます。査定の前に確かめておくと、金額の根拠を聞くときに話が早く進みます。

前面道路の幅は4m未満・4〜6m・6m以上の三つで中央値が分かれる

早良区の戸建ては、前面道路の幅によって中央値が三つの区分に分かれています。4m未満、4〜6m、6m以上の順に水準が変わります。

建築基準法には接道義務があり、敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければ建物を建てられません。前面道路が4m未満だと、建て替えのときに敷地を下げる「セットバック」が必要になることがあります。その分だけ建てられる面積が減るため、買い手は値段に織り込みます。

道路の幅は、購入時の重要事項説明書か法務局の公図で確かめられます。実データでの差の出方は 間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか で示しています。

土地の単価が高い地区は曙、低い地区は内野。内野は戸建ての中央値も低い

早良区の土地の成約は258件です。面積あたりの中央値は19万円/平方メートルでした。地区で見ると、単価が高いのは曙、低いのは内野でした。

内野は戸建ての中央値もいちばん低い地区です。土地の単価と戸建ての値段が同じ向きに出ているので、内野の古い家は土地の単価から値段を組み立てるのが現実的です。

建物の評価が残らない家は、この単価に敷地面積をかけた金額が出発点になります。そこから解体費を引くか、家を残したまま売るかを比べてください。

早良区で査定を頼む前に、戸建てとマンションで分けて用意するもの

戸建てなら、前面道路の幅と用途地域、敷地の面積が分かる書類を先に用意します。築20年前後の家は、建物の点検や修繕の記録があると査定の根拠が増えます。

マンションなら、管理費と修繕積立金の月額、大規模修繕の実施と予定をそろえます。改装をしている部屋は、金額よりも時期と内容が分かる書類を用意してください。

売却の手順そのものは、どの区でも変わりません。家を売る流れ と 不動産売却でかかる費用の一覧 に分けてあるので、この記事では繰り返しません。

福岡市早良区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 福岡市早良区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

3,100万円 〜 5,000万円

成約784件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,950万円です。

中古マンション

1,700万円 〜 5,100万円

成約1,125件。中央値は3,400万円です。 1平方メートルあたりでは463,158円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

120,000円 〜 270,000円

成約258件。中央値は190,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は福岡市早良区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

福岡市早良区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 福岡市早良区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約784件・中央値3,950万円 (3,100万円〜5,000万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約1,125件・中央値3,400万円/1平方メートルあたり463,158円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約258件・1平方メートルあたり中央値190,000円 (120,000〜270,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

福岡市早良区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
福岡市城南区約2km4,100万円+150万円
福岡市西区約2km3,900万円-50万円
福岡市中央区約4km9,300万円+5,350万円
福岡市博多区約6km5,700万円+1,750万円
福岡市東区約8km3,700万円-250万円
福岡市南区約8km4,000万円+50万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

早良区の戸建ては、築20年を過ぎたら値段が大きく下がりますか?

早良区のデータでは、戸建ての中央値がいちばん大きく落ちるのは築11〜20年から築21〜30年へ移るところです。ただしその後の下げ幅はゆるやかで、築46年以上でも築10年以内との差は3割ほどにとどまります。古い家の値段は土地が支えているためです。前面道路の幅と用途地域を調べたうえで、現況の査定額を確かめてください。

早良区のマンションは、リフォームしてから売ったほうが高く売れますか?

早良区の実成約では、改装済みのマンションの中央値は未改装を上回っていません。工事費がそのまま値段に乗る市場ではないので、大きな工事をしてから売り出す理由はデータからは読み取れません。直さないと売りにくい不具合がある場合は別ですが、先に現況のままの査定額を出してもらい、工事の要否はその後に決めてください。

早良区の戸建ての中央値3,950万円は、自分の家にも当てはまりますか?

そのまま当てはめると外れることがあります。早良区は戸建ての中央値がいちばん高い地区が室見、いちばん低い地区が内野で、地区による差が大きい区です。用途地域と前面道路の幅でも水準が変わります。査定書を受け取ったら、根拠にした成約が同じ地区のものかを確かめてください。

福岡市早良区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に賀茂(4,850万円・42件)、有田(4,200万円・35件)、小田部(4,200万円・33件)です。低いほうは重留(3,200万円・58件)、田村(3,500万円・48件)、野芥(3,600万円・79件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

福岡市早良区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは飯倉で築1年、古いほうは有田で築20年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

福岡市早良区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは飯倉(86件・中央値4,050万円)、野芥(79件・中央値3,600万円)、原(71件・中央値4,000万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(福岡市早良区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-23
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義・第43条=接道義務)・確認日 2026-08-23

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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