福岡の家売却
福岡県福岡市西区の不動産売却|マンションと戸建てが並ぶ区。直近1年の下げと築31年の段差を読む
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福岡市西区の実成約は、中古マンション881件、戸建て730件、土地231件です(国交省データ)。中央値はマンション2,500万円、戸建て3,900万円です。直近1年はマンションがはっきり下がり、戸建てもやや下がりました。築21〜30年から築31〜45年へ移る境目で両方の値段が落ち、戸建ての中央値は姪の浜が高く生松台が低いと、地区で大きく違います。
2026年10月19日(月)家の売却を、国の実データで。
福岡の家売却
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福岡市西区の実成約は、中古マンション881件、戸建て730件、土地231件です(国交省データ)。中央値はマンション2,500万円、戸建て3,900万円です。直近1年はマンションがはっきり下がり、戸建てもやや下がりました。築21〜30年から築31〜45年へ移る境目で両方の値段が落ち、戸建ての中央値は姪の浜が高く生松台が低いと、地区で大きく違います。

西区で売れた家は、中古マンションと戸建てがほぼ並んでいます。マンションの買い手は、家族で暮らす人が中心だと私たちは見ています。
売れた家の内訳は、中古マンションが48%、戸建てが40%です。中古マンションは、間取りの記録があるうち家族向けが83%で、いちばん多いのは3LDKです。この間取りの中身から、マンションを買うのは家族で暮らす人が中心だと私たちは考えています。戸建ては、売れた家の50%が築10年以内の新しい家です。
値段を大きく分けているのは築年数です。築21〜30年から築31〜45年に移るところで、マンションも戸建ても一段下がります。
中古マンションの真ん中の値段は、築21〜30年の2,800万円から、築31〜45年では1,600万円になります。戸建ての真ん中の値段も、同じ境目で3,500万円から2,400万円に下がります。改装済みと未改装のマンションは2,500万円と2,350万円で、築年数ほどの差はありません。マンションの値段は地区でも違い、西都(4,500万円)と上山門(1,400万円)では大きく開いています。
家の値段は直近1年で小幅に下げましたが、地価は上向きです。大きく崩れるより、小さな上下が続くと私たちは見ています。
前の年と比べた真ん中の値段は、中古マンションが−3.8%、戸建てが−1.3%でした。住宅地の地価は、41地点のうち41地点で去年より上がり、下がった地点は0です。国の推計では、家を買う年代の人数は2025年から2045年にかけて−3%で、減り方は小さい見込みです。このため、買い手が急に細る心配は小さいと私たちは考えています。
「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。
ここから下は、上の見立ての元になった数字です。
| 種別 | 中央値 | よくある価格帯 | ㎡単価 | 件数 |
|---|---|---|---|---|
| 中古マンション | 2,500万円 | 1,600万円〜3,600万円 | 約33.3万円 | 881 |
| 戸建て等(土地+建物) | 3,900万円 | 2,900万円〜4,800万円 | — | 730 |
| 土地 | — | — | 約12.0万円 | 231 |
| 築年数 | 中古マンション | 件数 | 戸建て等 | 件数 |
|---|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 4,100万円 | 84 | 4,100万円 | 348 |
| 築11〜20年 | 3,800万円 | 137 | 4,000万円 | 88 |
| 築21〜30年 | 2,800万円 | 298 | 3,500万円 | 94 |
| 築31〜45年 | 1,600万円 | 326 | 2,400万円 | 113 |
| 築46年〜 | 1,200万円 | 33 | 2,400万円 | 49 |
参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,500万円(121件)、未改装は2,350万円(186件)。 差は約6%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。
値段の目安レポート(無料)
福岡市西区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。
国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 福岡市西区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は姪の浜が5,550万円、生松台が2,400万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。
| 地区 | 中央値 | 件数 | 築年数 |
|---|---|---|---|
| 野方 | 3,100万円 | 71 | 築4年 |
| 小戸 | 4,500万円 | 54 | 築1年 |
| 石丸 | 4,550万円 | 44 | 築1年 |
| 生松台 | 2,400万円 | 39 | 築33年 |
| 拾六町 | 3,600万円 | 36 | — |
| 姪の浜 | 5,550万円 | 36 | 築13年 |
| 横浜 | 3,600万円 | 33 | 築1年 |
| 今宿東 | 4,250万円 | 30 | 築1年 |
| 地区 | 中央値 | 件数 | 築年数 |
|---|---|---|---|
| 姪の浜 | 2,750万円 | 162 | 築27年 |
| 愛宕浜 | 3,000万円 | 103 | 築28年 |
| 愛宕 | 1,500万円 | 65 | 築40年 |
| 姪浜駅南 | 3,800万円 | 57 | 築23年 |
| 石丸 | 2,200万円 | 47 | 築30年 |
| 周船寺 | 1,800万円 | 47 | 築33年 |
| 下山門 | 2,300万円 | 42 | 築27年 |
| 愛宕南 | 2,250万円 | 34 | 築31年 |
| 地区 | 中央値 | 件数 |
|---|---|---|
| 今津 | 23万円/㎡ | 32 |
| 姪の浜 | 120万円/㎡ | 18 |
| 野方 | 41万円/㎡ | 16 |
| 泉 | 50万円/㎡ | 11 |
| 生の松原 | 36万円/㎡ | 11 |
| 豊浜 | 91万円/㎡ | 9 |
| 小戸 | 94万円/㎡ | 8 |
市内の地区の真ん中より27%低い水準です。売れているのは築4年前後です。
市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。
市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。
地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。
国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。
間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。
幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。
不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。
用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。
鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。
私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。
商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。
読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。
家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。福岡市西区の分を、国の公開データで数えました。
| 駅 | 路線 | 乗降客数 |
|---|---|---|
| 姪浜 | JR筑肥線 | 87,883人 |
| 姪浜 | 福岡市 1号線(空港線) | 87,883人 |
| 九大学研都市 | JR筑肥線 | 17,970人 |
| 今宿 | JR筑肥線 | 10,554人 |
| 周船寺 | JR筑肥線 | 9,586人 |
| 橋本 | 福岡市 3号線(七隈線) | 8,618人 |
| 下山門 | JR筑肥線 | 5,596人 |
| 最寄り駅 | 地価 | 地点 |
|---|---|---|
| 室見 | 25万円 | 3 |
| 姪浜 | 21.7万円 | 11 |
| 周船寺 | 12.1万円 | 6 |
| 今宿 | 10.8万円 | 6 |
| 下山門 | 10.7万円 | 5 |
| 橋本 | 9.3万円 | 8 |
| 九大学研都市 | 5.9万円 | 2 |
地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。
出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。
福岡市西区では、住宅のうち5.4%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は2,460戸あります。
| 住宅の数 | 106,230戸 |
|---|---|
| 空き家 | 5,780戸(5.4%) |
| 売りに出ている空き家 | 160戸 |
| 使う予定のない空き家 | 2,460戸(住宅の2.3%・全国は5.9%) |
| そのうち一戸建て | 1,350戸 |
| そのうち傷みや壊れがある | 180戸 |
出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。
値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。
福岡市西区で実際に売れた土地は、㎡あたり12万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。
福岡市西区の成約を、国土交通省の不動産情報ライブラリで種別ごとに数えました。中古マンションが881件、戸建てが730件です。土地だけの取引は231件で、いちばん少ない種別でした。
マンションと戸建ての件数に、大きな開きはありません。どちらか一方の相場を見ただけでは、西区の市場の半分しか見えていないことになります。この記事は両方を同じ重さで扱います。
中古マンションの中央値は2,500万円です。専有面積あたりでは33万円、戸建ては3,900万円でした。戸建ての真ん中の半分は2,900万円〜4,800万円に入ります。
西区の直近1年の中央値を、その前の1年と並べました。中古マンションははっきり下がり、戸建てもやや下がっています。2つの種別が同じ向きに動いた年でした。
下がった年の査定で困るのは、根拠が1年以上前の成約だけのときです。前の年の値段で売り出すと、問い合わせが来ないまま時間が過ぎます。値下げで追いかける形になると、最初から適正で出した場合より安く終わることがあります。
査定書を受け取ったら、並んでいる成約の時期を見てください。直近の成約が根拠に入っていなければ、出し直しを頼んで構いません。下がった年ほど、根拠の鮮度が値付けの精度を決めます。
西区では、マンションも戸建ても築21〜30年から築31〜45年へ移る境目で中央値がいちばん下がります。段差の位置が同じなので、築30年前後の物件は種別を問わず、境目のどちら側かで値段の見え方が変わります。
ただし、落ち方の深さは違います。戸建ては築46年以上の中央値が、築10年以内より3割ほど低い程度です。マンションは築46年以上が、築10年以内の3分の1以下まで下がります。
戸建ての値段には敷地の値段が含まれ、建物が古くなっても敷地の分は残ります。マンションは建物の価値が値段の大半なので、築年の影響が深く出ます。築30年を超えた戸建てなら、建物より敷地の条件を先に整理するほうが、査定の根拠になります。
中古マンションの成約が多い地区は、多い順に姪の浜・愛宕浜・愛宕・姪浜駅南・石丸です。戸建ての成約が多い地区は、野方・小戸・石丸・生松台・姪の浜でした。姪の浜と石丸は、両方の一覧に入っています。
姪の浜はそれだけではありません。戸建ての中央値がいちばん高い地区で、土地の㎡単価もいちばん高い地区です。マンションの成約数でも先頭に立っています。
姪の浜で売るなら、区の中央値より地区の成約を根拠にしてください。3つの種別すべてで事例が集まる地区なので、同じ条件の成約を探しやすい立場にいます。区全体の中央値で値付けすると、地区の水準を下回る値段で出してしまうことがあります。
西区の中古マンションでいちばん多い間取りは3LDKで、次が4LDKです。3LDKは比べる部屋が多いので、同じ地区・同じ築年帯の中で、階数や向きの小さな差が順番を決めます。
中央値が下がった年は、売り出し中の部屋どうしの比較がより厳しくなります。買い手は成約事例だけでなく、いま出ている部屋の値段も並べて見ています。自分の部屋と同じ地区・同じ間取りで、いまいくらの部屋が出ているかを先に調べてください。
愛宕浜・愛宕・姪浜駅南のように成約が多い地区は、売り出し中の部屋も多い傾向があります。同じ棟に競合があるなら、値段より先に管理状態や改装の有無で違いを示すほうが、比較で残りやすくなります。
西区の中古マンションは、改装済みの部屋の中央値が未改装より高く出ています。ただし、これは工事費がそのまま値段に乗ることを意味しません。改装された部屋は築年が古いものが多く、改装しなければもっと低かった可能性があるだけです。
中央値が下がっている年に、工事費を上乗せした値段で出すと、同じ地区の未改装の部屋より高い位置に並びます。買い手が内見の順番を決めるとき、値段が高い側から後ろに回されます。工事費を回収する前に、内見の機会を失うことになります。
売る前に直すかどうかは、査定で「現況のままと、直した場合で値段がいくら変わるか」を聞いてから決めてください。判断の手順は売る前にリフォームすべきかに整理しています。
戸建ての成約は野方・小戸・石丸・生松台・姪の浜の順に多く、比べる事例には困りません。ただし中央値は地区で大きく違います。いちばん高いのは姪の浜、いちばん低いのは生松台でした。
生松台は成約が多いのに中央値が低い地区です。事例が多いことと、値段が高いことは別です。生松台で売るときは、区の中央値を目標にせず、生松台の成約の中で自分の家がどこに入るかを見てください。
同じ西区の戸建てでも、地区を変えると中央値が大きく動きます。査定書に「西区の相場」としか書いていなければ、地区名で絞った成約を出してもらってください。
西区の戸建てを用途地域で分けると、成約がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域です。中央値がいちばん高いのは第1種住居地域で、いちばん低いのは市街化調整区域でした。件数が多い用途地域と、値段が高い用途地域は一致していません。
市街化調整区域は、都市計画法で「市街化を抑制すべき区域」と定められた区域です。建物を新しく建てるには原則として許可が要り、建て替えにも制限がかかります。買い手が将来の建て替えを考えると、この制限が値段に反映されます。
自分の家の用途地域は、購入時の重要事項説明書に書いてあります。市街化調整区域なら、建て替えの可否を先に確かめてから売り出すほうが、あとで話が戻りません。
西区の戸建ては、前面道路の幅が4m未満・4〜6m・6m以上のどの区分に入るかで、中央値に差が出ています。道路幅は後から変えられない条件なので、買い手は建て替えと駐車のしやすさをここで判断します。
建築基準法では、建物の敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。4m未満の道路に面した敷地は、建て替え時に道路の中心線から2m後退する義務がかかることがあります。後退した分は建物に使えないので、その分が値段に出ます。
前面道路の幅と接道の状況は、法務局の公図や購入時の書類で確かめられます。査定への伝え方と値段への影響の出方は間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるかにまとめています。
西区で土地だけの成約は231件で、3つの種別の中でいちばん少ない数です。㎡単価の中央値は12万円でした。地区で見ると、いちばん高いのは姪の浜、いちばん低いのは今津です。
件数が少ない種別は、自分の土地と同じ地区の成約が見つからないことがあります。その場合は、地区の戸建ての成約で敷地の条件が近いものを参考にします。古い戸建てを敷地として売る場合も、同じ見方で値段を読めます。
土地の値段は、用途地域と前面道路の幅で大きく変わります。査定を頼むときは、この2つを先に伝えると、根拠のある値段が返ってきやすくなります。
戸建てでもマンションでも、進め方の骨組みは同じです。相場の位置をつかみ、複数社に査定を頼み、根拠を比べて媒介契約を結びます。流れの全体は家を売る流れに書いています。
マンションは、管理費・修繕積立金・長期修繕計画・総会議事録を先に集めます。管理組合の資料は査定の段階で聞かれるので、手元に無ければ管理会社に依頼してください。戸建てと違う準備は中古マンションを売るで整理しています。
売れた値段がそのまま手取りにはなりません。仲介手数料・登記費用・印紙税・譲渡所得税を引いた額が残ります。項目ごとの内訳は不動産売却でかかる費用の一覧で確かめられます。
個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 福岡市西区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。
2,900万円 〜 4,800万円
成約730件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,900万円です。
1,600万円 〜 3,600万円
成約881件。中央値は2,500万円です。 1平方メートルあたりでは333,333円が中央値。
61,000円 〜 240,000円
成約231件。中央値は120,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。
同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 福岡市西区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。
成約730件・中央値3,900万円 (2,900万円〜4,800万円に半分が入る)
一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。
成約881件・中央値2,500万円/1平方メートルあたり333,333円が中央値
中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。
成約231件・1平方メートルあたり中央値120,000円 (61,000〜240,000円に半分が入る)
土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。
ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。
同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。
戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。
| 市区町村 | 中央値 | この地域との差 |
|---|---|---|
| 福岡市早良区約2km | 3,950万円 | +50万円 |
| 福岡市城南区約4km | 4,100万円 | +200万円 |
| 福岡市中央区約7km | 9,300万円 | +5,400万円 |
| 福岡市博多区約9km | 5,700万円 | +1,800万円 |
| 福岡市東区約10km | 3,700万円 | -200万円 |
| 福岡市南区約10km | 4,000万円 | +100万円 |
距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。
西区の中古マンションは、直近1年の中央値が前の1年よりはっきり下がりました。ただしこれは区全体の集計で、この先どう動くかは誰にも分かりません。待つかどうかより、いま出すなら値付けの根拠を直近の成約にそろえることが大事です。1年以上前の成約を根拠に高く出すと、問い合わせが来ないまま値下げで追いかける形になります。査定書の成約の時期を見て、古ければ出し直しを頼んでください。
生松台は、西区で戸建ての成約が多い地区のひとつですが、中央値は区の中でいちばん低い地区です。区の中央値3,900万円をそのまま目安にすると、地区の水準より高い値段で出してしまいます。成約が多い地区なので、生松台の中で築年帯・敷地・前面道路の幅が近い成約を集め、その中で自分の家がどこに入るかを見てください。事例が多いことは、根拠のある値付けがしやすいという意味では有利です。
西区の中古マンションは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところで中央値がいちばん大きく下がります。築32年はその下がった側の帯に入っています。さらに築46年以上の帯は、築10年以内の3分の1以下まで下がります。築年は変えられないので、管理費・修繕積立金・長期修繕計画・大規模修繕の履歴をそろえて、建物の管理状態で根拠を示すのが現実的です。同じ棟の直近成約があれば、区の集計より強い根拠になります。
国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に姪の浜(5,550万円・36件)、石丸(4,550万円・44件)、小戸(4,500万円・54件)です。低いほうは生松台(2,400万円・39件)、野方(3,100万円・71件)、横浜(3,600万円・33件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。
地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは拾六町で築0年、古いほうは生松台で築33年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。
戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは野方(71件・中央値3,100万円)、小戸(54件・中央値4,500万円)、石丸(44件・中央値4,550万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。
本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。