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東京の家売却

東京都豊島区の不動産売却|マンション3,212件・戸建て807件の成約

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結論から

東京都豊島区の実成約は、中古マンションが3,212件で戸建ての807件の4倍近くあります(国交省データ)。マンションの中央値は4,000万円、戸建ては8,500万円です。マンションの間取りは1Kがいちばん多く、次が2LDKです。マンションの中央値は築21〜30年から築31〜45年へ移るところでいちばん大きく下がり、築46年以上は築10年以内の半分を切ります。戸建ては築46年以上でも下げ幅が3割ほどで、差が出るのは用途地域と前面道路の幅です。直近1年はどちらも前の1年より上がりました。

東京都豊島区の実成約を、国土交通省のデータで数えました。中古マンションが3,212件、戸建てが807件です。マンションが戸建ての4倍近くあります。

しかも、マンションでいちばん多い間取りは1Kです。住む家としてだけでなく、貸す部屋としても売り買いされている区だと読めます。

このページは、その特徴から順に書きます。売る手順や費用の一般論は、それぞれの解説記事に送ります。

豊島区の中古マンションの成約は、戸建ての4倍近い。比べる材料が多い側から読む

豊島区で成約した中古マンションは3,212件で、中央値は4,000万円です。面積あたりでは110万円/平方メートルでした。戸建ては807件で中央値8,500万円、土地は270件で三つの中でいちばん少ない数です。

件数が多いことは、売る側にとって一つの利点です。同じ築年帯、同じ間取り、近い広さの成約を何件も並べて、自分の部屋の位置を決められます。逆に言えば、豊島区のマンションの査定で「比べる成約が無い」と言われたら、探し方を疑ってよい件数です。

ただし3,212件を一つの中央値にまとめると、中身が見えなくなります。豊島区のデータで目立つのは、間取りの偏りと築年帯の段差です。この二つを先に分けないと、中央値4,000万円は自分の部屋の値段になりません。

管理費や修繕積立金、管理組合の書類のそろえ方は中古マンションを売るに書いてあります。ここでは豊島区のデータに出ていることだけを扱います。

最多の間取りは1K。貸したまま売るか、空けて売るかで、比べる成約が変わる

豊島区の中古マンションで、成約がいちばん多い間取りは1Kです。次が2LDKでした。広さも使い方も違う二つが、件数の上位に並んでいます。

1Kは、自分で住む人だけでなく、貸す目的で持つ人が多い間取りです。入居者がいるまま所有者だけが替わる売り方があり、豊島区の1Kの成約にはこの形も含まれています。

このとき買い手が見るのは、部屋の内装より今の家賃です。家賃から利回りを計算して、出せる値段を決めます。

同じ1Kでも、空室にしてから売ると買い手の顔ぶれが変わります。自分で住む人が加わり、内装や日当たりが値段に入ります。どちらが高くなるかは家賃の水準しだいで、決まった答えはありません。

売る側ができるのは、入居者がいる状態と空室の状態、二つの査定を取って並べることです。賃貸借契約は買い手に引き継がれるので、入居者に退去を求める必要はありません。

2LDKは、自分で住む人が買い手の中心です。1Kの成約を根拠に2LDKの単価を出すと、面積あたりの単価が高く出て、実態より上の値段が付きます。査定書に、自分と違う間取りの成約が混ざっていないかを見てください。

マンションの中央値がいちばん落ちるのは築31〜45年へ移る段。築46年以上は築10年以内の半分を切る

豊島区の中古マンションを築年帯で並べます。中央値がいちばん大きく下がるのは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところです。そして築46年以上の中央値は、築10年以内の半分を下回ります。

築31年を越える段で落ちる背景には、買い手の資金の事情があります。住宅ローンの審査では、建物の残りの寿命を見られます。築年が進むほど借りられる期間が短くなり、月々の返済が増え、買い手の予算が下がります。

この影響が築30年前後から数字に出ていると読めます。あわせて、築30年前後は2回目の大規模修繕の時期に重なることが多い帯です。修繕積立金の残高や一時金の有無が、買い手の判断に入ってきます。

築46年以上の部屋は、建物全体の状態で値段が決まる度合いが強くなります。管理組合が修繕計画を更新しているか、積立金が足りているか、建て替えの話が出ているか。

部屋の中をきれいにしても、この部分は動きません。築46年以上の部屋を売るなら、管理組合の総会議事録と長期修繕計画を先に読み、買い手に聞かれる前に答えを用意しておきます。

築21〜30年の部屋を持っている人は、今の査定書がどの帯の成約を根拠にしているかを確かめてください。数年で次の帯に入ると、比べる相手が変わります。

直近1年の中央値は、マンションも戸建ても上がった。このページの中央値は、その上向きを含めた期間全体の数字

豊島区の直近1年の中央値は、中古マンションも戸建ても、前の1年よりはっきり上がりました。同じ区で両方が同じ向きに動いています。

ここで注意したいのは、このページに出ている中央値の性質です。4,000万円や8,500万円は集計期間全体の数字で、直近1年の成約だけを取り出した数字ではありません。

相場が上がっているときは、期間全体の中央値は直近の水準より低めに出ます。だから、この中央値をそのまま売り出し価格の上限と考える必要はありません。

一方で、上向きを理由に売り出し価格を高く置くのも危険です。上がったのは成約の中央値で、どの部屋も上がったわけではありません。使い方としては、比べる成約の期間を縮めることです。

査定書の根拠が2年前の成約なら、直近1年の成約で引き直してもらいます。それで出た幅の中で値段を決めれば、上向きを取り込みつつ、根拠のない上乗せを避けられます。

改装済みの中央値は高い。ただし1Kの「改装」と2LDKの「改装」は、買い手が見る場所が違う

豊島区の中古マンションでは、改装済みの成約の中央値が未改装より高く出ています。ただし、改装費をそのまま上乗せできるとは限りません。改装済みの部屋は築年や立地が違う別の部屋であって、同じ部屋を改装前後で比べた数字ではないからです。

豊島区で考えておきたいのは、間取りによって改装の意味が変わる点です。1Kは貸す目的の買い手が多く、見られるのは設備が貸せる状態かどうかです。家賃が上がらない改装は、利回りの計算に入りません。

2LDKは自分で住む人が買うので、水回りや床の状態を内見で見られます。直した場所が値段に反映されやすいのは、こちらです。

売る前に直すかどうかは、改装の見積もりと、現況のままの査定額、改装後の査定額の三つで決めます。査定額の差が見積もりを下回るなら、現況のまま売って値段で調整するほうが手元に残ります。判断の材料は売る前にリフォームすべきかに書いてあります。

戸建ての段差は築46年以上へ移るところ。ここで買い手が「住む人」から「建てる人」へ入れ替わる

ここからは戸建てです。豊島区の戸建ては807件で、中央値は8,500万円です。

成約の真ん中の半分は6,300万円から15,000万円の間に入ります。この幅が広いのは、建物の価値より敷地の条件で値段が決まる家が多いからです。

築年帯で見ると、戸建ての中央値がいちばん大きく下がるのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。マンションより一段後ろに段差があります。

それでも築46年以上の中央値は、築10年以内より3割ほど低い程度です。マンションが半分を切るのと比べると、戸建ての下げ幅は小さいといえます。

築31〜45年までの戸建ては、まだ住む家として買われています。買い手は自分で住むつもりで内見に来て、建物の状態と敷地を両方見ます。築46年以上になると、買い手の中心が変わります。

今の建物を壊して建て直す人、あるいは建てて売る業者です。この買い手は建物を見ません。見るのは、敷地にどれだけの家を建てられるかです。

だから築46年以上の戸建てを売るときは、建物の説明より敷地の説明を先に整えます。前面道路の幅、接している長さ、用途地域、建蔽率と容積率。

この四つがそろっていれば、建てる側の買い手は自分で値段を出せます。建物より先に確かめる点は戸建てを売るにまとめました。

第1種中高層住居専用地域の戸建ては、比べる成約に困らない。商業地域の戸建ては、家ではなく容積率が値段になる

豊島区の戸建ての成約がいちばん多い用途地域は、第1種中高層住居専用地域です。そして、用途地域ごとの中央値がいちばん低いのも、この地域でした。いちばん高いのは商業地域です。

第1種中高層住居専用地域は、都市計画法で中高層の住宅のための環境を守ると定められた地域です。建てられる建物の用途が住宅中心に限られ、容積率の上限も商業地域より低く設定されます。ここにある戸建ては、住む家として売り買いされます。

成約が多いので、比べる相手には困りません。築年、広さ、前面道路の幅をそろえた成約を複数並べて、自分の家の位置を決められます。

商業地域は、都市計画法で商業の利便を増進する地域と定められ、容積率の上限が高く設定されます。同じ広さの敷地でも、建てられる延べ面積が大きいため、敷地としての値段が上がります。

商業地域の戸建ての中央値が高いのは、家が立派だからではありません。敷地に建てられる量が多いからです。

このことは、区全体の中央値8,500万円の読み方に影響します。この数字には商業地域の成約が含まれています。

第1種中高層住居専用地域の家を持っている人が8,500万円を自分の家の目安にすると、上に外れます。査定書の根拠にしている成約が、自分の家と同じ用途地域かを確かめてください。

前面道路が4〜6mの戸建てと6m以上の戸建ての差は、建て替えで建てられる延べ面積の上限から来る

豊島区の戸建ては、前面道路の幅を4m未満、4〜6m、6m以上の三つに分けると、それぞれで中央値に差が出ています。幅が広いほど高い並びです。

4m未満と4〜6mの差は、建て替えのときに敷地を下げるかどうかです。建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。幅4m未満の道路に接している場合、建て替えのときに道路の中心線から2m下がった位置まで敷地を後退させる必要が出ます。

後退した部分には建物を建てられません。買い手は、建て替え後の家が小さくなる分を値段から引きます。

4〜6mと6m以上の差は、もう一つ別の決まりから来ています。建築基準法では、前面道路の幅が12m未満の敷地に容積率の上限がもう一つ付きます。住居系の用途地域なら、道路の幅に10分の4を掛けた値です。

幅4mなら160パーセント、幅6mなら240パーセントです。都市計画で決まった容積率と、この値の小さいほうが使われます。豊島区の戸建ては第1種中高層住居専用地域の成約が多いので、この計算が効く家が多いと読めます。

同じ用途地域にあっても、前面道路が4mの家と6mの家では、建て替えで建てられる延べ面積が違います。この差が、買い手の値段に入っています。

売る側は、前面道路の幅を数字で伝えます。幅は道路台帳か、購入時の重要事項説明書で確かめられます。4m未満なら、過去に後退済みかどうかも調べておきます。

土地の成約は270件で最少。小さい敷地は、単価より総額で買い手が決まる

豊島区の土地の成約は270件で、三つの種類の中でいちばん少ない数です。面積あたりの中央値は92万円/平方メートルでした。

この単価を自分の敷地の面積に掛けても、売れる値段にはなりません。理由は二つあります。一つは件数が少なく、道路の幅や用途地域がそろった成約から出た数字ではないことです。

もう一つは、小さい敷地では買い手が単価ではなく総額で探していることです。自分で建てる人は、土地と建物を合わせた予算の上限があります。

建てる業者は、建てて売ったときの売値から逆算します。どちらも「平方メートルあたりいくら」では考えていません。

土地を売る人が先にやることは、境界を確かめることです。隣地との境界が確定していない土地は、買い手が値段を付ける前に測量の話になります。古い家が建っている土地なら、壊してから売るか、建物付きのまま売るかを急いで決めないでください。

築46年以上の戸建てと土地は、豊島区では同じ買い手が見ています。古い家付きのまま敷地として査定を取り、解体費を差し引いた金額と比べてから決めれば十分です。

豊島区の査定を受けるとき、マンションは「賃貸中かどうか」、戸建ては「道路の幅」を先に伝える

売る手順そのものは、豊島区でも変わりません。査定から引き渡しまでの流れは家を売る流れは7ステップにあります。

かかるお金は不動産売却でかかる費用の一覧に書きました。ここでは、豊島区のデータから見て、査定の最初に伝えておくと話が早い点だけを挙げます。

マンションなら、入居者がいるかどうかを最初に伝えます。豊島区は1Kの成約がいちばん多く、賃貸中の部屋と空室の部屋では買い手も根拠になる成約も違います。

次に築年を伝え、築21〜30年の帯か、築31〜45年の帯かを査定書で確かめます。改装済みかどうかも伝えますが、改装費がそのまま上乗せされる前提で話を進めないようにします。

戸建てなら、前面道路の幅を最初に伝えます。4m未満、4〜6m、6m以上のどれかで、豊島区の中央値は分かれています。次に用途地域です。

第1種中高層住居専用地域なら、区全体の中央値8,500万円より低めに出ることがあります。それ自体は間違いではありません。築46年以上なら、建物の説明は短くして、敷地の条件を四つそろえます。

どちらの場合も、直近1年の成約を根拠にしてもらいます。豊島区はマンションも戸建ても前の1年より上がっているので、古い成約を根拠にした査定書は低めに出ます。査定額の根拠がどの成約かを聞くことが、豊島区で値段を確かめる近道です。

東京都豊島区の実際の成約価格

2023Q2〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年8月24日中央値 前年比: マンション+17.5%・戸建て+8.1%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
05,00010,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション4,000万円2,300万円〜7,400万円約110.0万円3,212
戸建て等(土地+建物)8,500万円6,300万円〜15,000万円807
土地約92.0万円270

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内5,700万円5869,000万円303
築11〜20年5,500万円9558,150万円106
築21〜30年5,500万円6447,900万円97
築31〜45年2,200万円67411,000万円126
築46年〜2,600万円2995,800万円134

参考: 改装済み中古マンションの中央値は5,300万円(384件)、未改装は3,000万円(839件)。 差は約77%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-08-24取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

豊島区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 豊島区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は池袋が12,000万円、西巣鴨が7,250万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
長崎7,900万円75築15年
南長崎7,400万円67築17年
池袋本町7,500万円56築33年
池袋12,000万円55築30年
高松7,300万円53築14年
西巣鴨7,250万円50築11年
目白10,500万円46築12年
巣鴨10,500万円46築26年

中古マンション

地区中央値件数築年数
東池袋3,900万円496築22年
池袋3,300万円260築18年
巣鴨3,800万円237築23年
上池袋3,900万円219築21年
池袋本町3,400万円201築18年
西池袋4,300万円201築20年
高田5,800万円191築19年
駒込4,300万円183築25年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
千早300万円/㎡25
長崎245万円/㎡24
駒込330万円/㎡23
西巣鴨240万円/㎡19
南大塚390万円/㎡19
要町305万円/㎡18
池袋本町250万円/㎡16
南長崎315万円/㎡16

長崎(7,900万円・75件・築15年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築15年前後です。

南長崎(7,400万円・67件・築17年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築17年前後です。

池袋本町(7,500万円・56件・築33年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築33年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約20,500万円の差
  • 5m未満7,000万円98件
  • 5〜7m8,000万円119件
  • 7〜10m11,000万円121件
  • 10m以上27,500万円134件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約13,500万円の差
  • 4m未満7,500万円175件
  • 4〜6m8,400万円447件
  • 6m以上21,000万円145件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約3,900万円の差
  • ほぼ整形13,000万円33件
  • ほぼ台形11,000万円42件
  • 不整形9,800万円73件
  • ほぼ長方形9,350万円226件
  • 長方形9,100万円96件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約29,450万円の差
  • 商業地域35,000万円66件
  • 近隣商業地域11,000万円104件
  • 第1種低層住居専用地域8,600万円89件
  • 第1種住居地域8,400万円128件
  • 第1種中高層住居専用地域8,000万円397件
  • 準工業地域5,550万円22件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格に効くかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約53,400万円の差
  • SRC61,000万円13件
  • RC31,000万円89件
  • 鉄骨造18,000万円67件
  • 軽量鉄骨造15,000万円33件
  • 木造7,600万円551件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約45,900万円の差
  • 都道53,500万円10件
  • 区道12,000万円318件
  • 公道8,000万円131件
  • 私道7,600万円291件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約3,700万円の差
  • 第1種低層住居専用地域6,900万円50件
  • 準工業地域5,700万円215件
  • 第1種住居地域4,300万円370件
  • 商業地域4,100万円1585件
  • 第1種中高層住居専用地域4,100万円390件
  • 近隣商業地域3,200万円418件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

豊島区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 豊島区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q2〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

6,300万円1億5,000万円

成約807件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は8,500万円です。

中古マンション

2,300万円7,400万円

成約3,212件。中央値は4,000万円です。 1平方メートルあたりでは1,100,000円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

760,000円1,100,000円

成約270件。中央値は920,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は豊島区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

豊島区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 豊島区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約807件・中央値8,500万円 (6,300万円〜1億5,000万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約3,212件・中央値4,000万円/1平方メートルあたり1,100,000円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約270件・1平方メートルあたり中央値920,000円 (760,000〜1,100,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
板橋区約3km6,000万円-2,500万円
北区約3km6,200万円-2,300万円
新宿区約4km1億1,000万円+2,500万円
文京区約4km1億3,000万円+4,500万円
千代田区約5km5億5,000万円+4億6,500万円
中野区約5km7,500万円-1,000万円
台東区約6km1億3,000万円+4,500万円
練馬区約6km6,200万円-2,300万円
荒川区約6km6,000万円-2,500万円
杉並区約8km8,200万円-300万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

豊島区の1Kマンションを、入居者がいるまま売ることはできますか?

できます。入居者がいるまま所有者だけが替わる売り方で、賃貸借契約はそのまま買い手に引き継がれます。豊島区の中古マンションは1Kの成約がいちばん多く、この形で売られる部屋も含まれています。ただし買い手は、今の家賃から利回りを計算して値段を決めます。空室にしてから売ると、自分で住む人も買い手に加わります。どちらが高くなるかは家賃の水準しだいなので、両方の査定を並べてから決めてください。

豊島区の築28年のマンションは、売り急いだほうがいいですか?

急ぐかどうかは、比べる成約がどの帯に入るかで判断します。豊島区の中古マンションは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところで中央値がいちばん大きく下がります。築28年なら、今は築21〜30年の帯の成約が根拠になります。ただし直近1年の中央値は前の1年より上がっており、帯が変わる影響と相場の向きは別の話です。査定書がどの築年帯の成約を根拠にしているかを確かめ、そのうえで時期を決めてください。

豊島区の戸建てで、前面道路が4〜6mの家は6m以上の家と何が違いますか?

建て替えのときに建てられる延べ面積の上限が違います。建築基準法では、前面道路の幅が12m未満の敷地は、道路の幅に住居系の用途地域なら10分の4を掛けた値が容積率の上限になります。幅4mなら160パーセント、6mなら240パーセントで、都市計画で決まった容積率より小さいほうが使われます。豊島区の戸建ては前面道路の幅の区分で中央値に差が出ており、この上限の差が買い手の値段に入っています。幅は道路台帳か購入時の重要事項説明書で確かめられます。

豊島区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に池袋(12,000万円・55件)、目白(10,500万円・46件)、巣鴨(10,500万円・46件)です。低いほうは西巣鴨(7,250万円・50件)、高松(7,300万円・53件)、南長崎(7,400万円・67件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

豊島区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは西巣鴨で築11年、古いほうは池袋本町で築33年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

豊島区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは長崎(75件・中央値7,900万円)、南長崎(67件・中央値7,400万円)、池袋本町(56件・中央値7,500万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(豊島区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義とセットバック・第43条=接道義務・第52条=前面道路の幅員による容積率の制限)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第8条=用途地域の種類・第9条=商業地域・第一種中高層住居専用地域の定義)・確認日 2026-08-22
  4. e-Gov法令検索「借地借家法」(第31条=建物の賃貸借の対抗力=入居者がいるまま売るときの契約の引き継ぎ)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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