千葉の家売却
千葉県千葉市美浜区の不動産売却|中古マンション中心の相場を実データで読む
編集部
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結論から 千葉市美浜区の実成約は、中古マンションが2,148件、戸建てが249件で、マンションが市場の中心です(国交省データ)。マンションの中央値は2,200万円、戸建ては4,700万円です。マンションは築21〜30年から築31〜45年にかけて中央値が大きく下がりますが、戸建ては築年が経ってもマンションほど下がりません。最初の一歩は、実データで自分の物件の位置をつかんでから、無料査定で価格を確かめることです。
千葉市美浜区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか
この町で売れている中古マンションを買うのは、家族で住む人が多いと私たちは見ています。
千葉市美浜区で売れた中古マンションを、築年数で分けると20%30%50%
- 築10年以内20%
- 築11〜30年30%
- 築31年以上50%
間取りの記録がある部屋のうち、家族向けの広い間取りが73%を占めます。いちばん多い間取りは3LDKです。ひとり〜ふたり向けの間取りは2%しかありません。
2だから、この値段
真ん中の値段が2,200万円なのは、売れた部屋に築年の古いものが多いからだと考えています。
築年数ごとの、売れた値段の真ん中(中古マンション)5,700万10年以内
3,800万11〜20年
3,400万21〜30年
1,300万31〜45年
1,000万46年以上
売れた部屋の50%は、築31〜45年か築46年以上の部屋です。築21〜30年は3,400万円ですが、築31〜45年になると1,300万円まで下がります。築46年以上は1,000万円で、売れた件数はこの築年帯がいちばん多くなっています。
3この先、上がりそうか、下がりそうか
住宅地の地価は上がっていますが、中古マンションの値段は去年より下がっています。どちらに向かうかは読み切れないと私たちは見ています。
住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)2025年2.8万人
2035年2.9万人
2045年2.8万人
住宅地の地価は、14地点のうち14地点で去年より上がりました。中古マンションの真ん中の値段は、前の年と比べて−8.3%です。家を買う年代の人数は、2045年まで±0%と国は推計しています。買い手が大きく減る見込みではないと私たちは考えています。
「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。
見本(愛知県豊橋市の戸建ての例)
値段の目安レポート(無料)
千葉市美浜区で売るなら、いくらくらいか
千葉市美浜区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。
美浜区は、中古マンションが主役の市場です
千葉市美浜区で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリで見ていきます。件数がいちばん多いのは中古マンションで、次に戸建て、いちばん少ないのが土地です。マンションの取引は2,148件で、戸建ての249件を大きく上回ります。
マンションの中央値は2,200万円です。面積あたりの単価は31万円が中央値です。
戸建ての中央値は4,700万円、よくある価格帯は4,200万円から5,400万円です。土地だけの取引は24件と少なく、単価の中央値は25万円です。
このページは、マンションの話から始めます。美浜区で家を売るなら、まずマンション市場の特徴をつかむのが近道だからです。
マンションの値段は、築30年前後でいちばん大きく下がります
美浜区の中古マンションを、築年の帯で比べてみます。築の浅い部屋から築古の部屋まで、中央値の下がり方には段階があります。
いちばん大きな下げ幅が出るのは、築21〜30年から築31〜45年に移るところです。この帯をまたぐと、中央値は大きく下がります。
築46年以上まで見ると、中央値は築10年以内の3分の1以下です。マンションは戸建てに比べて、築年による下がり方がはっきりしています。
売却を考えるときは、自分の部屋がどの築年帯に入るかを先に確かめてください。築30年前後の部屋は、比較する成約によって査定額が変わりやすい帯です。
マンションは3LDKが最多、次に2LDKです
美浜区の中古マンションで、いちばん成約が多い間取りは3LDKです。次に多いのが2LDKで、単身向けの小さな部屋より、家族で住む広さの部屋が中心です。
間取りが近い成約と比べることが、査定の根拠として意味を持ちます。3LDKと2LDKは面積の差が大きいため、面積単価をそのまま当てはめると実態とずれることがあります。
査定書に載っている成約の間取りと広さは、自分の部屋と近いか確認してください。
改装済みの中央値は高いですが、上乗せが保証されるわけではありません
美浜区の中古マンションでは、改装済みの成約の中央値が、未改装より高く出ています。ここだけを見ると、改装すれば高く売れると考えたくなります。
ただし改装済みの成約には、業者が買い取って改装し、売り直した部屋が混ざっている可能性があります。自分で住んでいた部屋を同じように改装しても、同じ値段になるとは限りません。
改装するかどうかは、現況の査定額を見てから決めても遅くありません。担当者に、改装した場合の査定額も合わせて聞いてください。
マンションが多い地区は、真砂・高洲・打瀬・磯辺・幸町の順です
美浜区の中古マンションを地区別に見ると、成約が多い順に真砂・高洲・打瀬・磯辺・幸町となります。同じ美浜区内でも、地区によって成約の数に差があります。
地区が違えば、比較すべき成約も変わります。査定を受けるときは、自分の部屋と同じ地区、できれば同じ棟の成約が根拠になっているか確認してください。
戸建ては、築年が経ってもマンションほど下がりません
美浜区の戸建てを築年の帯で見ると、マンションとは違う動きをします。築10年以内と築46年以上を比べても、中央値の下がり方はゆるやかです。
建物の評価が下がりきると、値段は土地の分に近づいていきます。土地の価値が残っている限り、築年数が経っても値段はゼロにはなりません。
ただし築46年以上の帯は成約の件数が少なく、数字の振れも大きくなります。自分の家に近い条件の成約を、査定のときに確認してください。
戸建ての値段は、用途地域と前面道路の幅でも変わります
美浜区の戸建てを用途地域で見ると、成約がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域です。ところが中央値がいちばん低いのも、この用途地域です。中央値がいちばん高いのは第1種中高層住居専用地域です。
第1種低層住居専用地域は、都市計画法にもとづき、建物の高さや規模を抑えて低層の住宅地を守るための区域です。第1種中高層住居専用地域は、中高層の建物も含めて住環境を整える区域で、建てられる建物の幅が広がります。
前面道路の幅でも、戸建ての中央値に差が出ています。区分は4〜6mと6m以上です。ただしどちらも件数はそれほど多くないため、参考程度に見てください。
自分の土地の用途地域と前面道路の幅は、購入時の重要事項説明書か、区役所の都市計画の窓口で確認できます。
戸建てが多い地区は、磯辺・稲毛海岸・真砂・高浜・幕張西の順です
美浜区の戸建てを地区別に見ると、成約が多い順に磯辺・稲毛海岸・真砂・高浜・幕張西となります。中央値がいちばん高いのは稲毛海岸、いちばん低いのは高浜です。
同じ美浜区でも、地区によって戸建ての価格帯は変わります。自分の家に近い地区、近い条件の成約と比べることが、査定額の根拠として大切です。
直近1年は、マンションがはっきり下がり、戸建てはやや下がりました
直近1年の中央値を、その前の1年と比べてみます。中古マンションははっきり下がりました。戸建てのほうは、下がり方がゆるやかです。
査定書の根拠がいつの成約かによって、出てくる金額の見え方は変わります。古い成約を根拠にした査定額は、今の相場より高く出ている可能性があります。
マンションを売る人ほど、根拠の成約がいつのものかを確認する意味があります。
査定を受けるときに確認すること
美浜区はマンション中心の市場なので、査定でも管理費・修繕積立金・修繕の履歴といった、建物全体に関わる情報を聞かれます。用意する書類や進め方の全体は、中古マンションを売る にまとめています。
戸建てを売る場合は、用途地域と前面道路の幅を先に確認しておくと話が早く進みます。進め方は 戸建てを売る で整理しています。
査定額がどう決まるかを知りたい場合は、査定の仕組み にまとめています。売却で必要になる書類は、必要書類の一覧 で確認できます。仲介手数料など費用の全体は、仲介手数料 にまとめています。
複数社に無料査定を依頼し、金額と根拠を比べることが、価格を見極める近道です。
千葉市美浜区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか
同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。
千葉市美浜区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。
戸建て売却
成約249件・中央値4,700万円
(4,200万円〜5,400万円に半分が入る)
一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、
ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、
「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。
雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、
査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。
マンション売却
成約2,148件・中央値2,200万円/1平方メートルあたり306,667円が中央値
中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。
だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。
部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、
建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、
大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。
専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。
土地売却
成約24件・1平方メートルあたり中央値250,000円
(220,000〜290,000円に半分が入る)
土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、
この単価にすればそろえて見られます。
売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。
確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。
隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。
古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。
判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。
金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。
解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、
いつ壊すかはタイミングの問題になります。
もう1つの売り方:不動産の買取
ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう
買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、
価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。
買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、
買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。
住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、
下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。
買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。
違いは 仲介と買取の違い にまとめました。