栃木の家売却
宇都宮市の不動産売却・査定|戸建て相場2,600万円・成約1,973件
編集部
本記事にはプロモーションが含まれます。
結論から 栃木県宇都宮市の実成約は、戸建てが1,973件、土地が1,118件、中古マンションが688件で、戸建てが主役の市場です(国交省データ)。戸建ての中央値は2,600万円、中古マンションは2,100万円です。直近1年はどちらもほぼ横ばいでした。戸建ては築46年以上で中央値が半分以下に落ち、地区では東峰町が高く、富士見が丘が低いです。査定は、地区・築年帯・用途地域・前面道路の4つを伝えて、根拠にした成約を聞いてください。
宇都宮市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか
売れた戸建ての41%が築10年以内です。買い手には、新しめの家を探す人が多いと私たちは見ています。
宇都宮市で売れた戸建てを、築年数で分けると41%26%32%
- 築10年以内41%
- 築11〜30年26%
- 築31年以上32%
売れた戸建ては成約全体の52%を占め、この市の主役です。築31年以上の古い家も、売れた戸建ての32%を占めています。築46年以上の家は980万円と手ごろな値段で売れています。このため、値段の安い古い家を探す買い手もいると私たちは考えています。
2だから、この値段
戸建ての真ん中の値段は2,600万円です。築年数が進むほど、値段ははっきり下がっています。
築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)3,100万10年以内
2,500万11〜20年
2,100万21〜30年
1,500万31〜45年
980万46年以上
築10年以内の真ん中の値段は3,100万円、築21〜30年は2,100万円です。築31〜45年は1,500万円、築46年以上は980万円まで下がります。地区でも差があり、高いのは東峰町(3,800万円)、安いのは富士見が丘(1,650万円)です。
3この先、上がりそうか、下がりそうか
戸建ての真ん中の値段は前の年と比べて±0%でした。この先は、上がる材料と下がる材料の両方があると私たちは見ています。
住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
- 上がった116か所
- 変わらない17か所
- 下がった13か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)2025年11.5万人
2035年11.3万人
2045年11.1万人
住宅地の地価は146地点のうち116地点で上がり、下がったのは13地点でした。私たちは、これを値段を支える材料と考えています。一方、国の推計では、2045年までに家を買う年代の人数は−4%です。私たちは、買い手が少しずつ減ることが値段を下げる材料になると見ています。
「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。
見本(愛知県豊橋市の戸建ての例)
値段の目安レポート(無料)
宇都宮市で売るなら、いくらくらいか
宇都宮市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。
宇都宮市は戸建てが主役。土地が続き、中古マンションがいちばん少ない
宇都宮市で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリで見ていきます。件数がいちばん多いのは戸建てで1,973件、次が土地で1,118件です。中古マンションは688件で、3つの中でいちばん少ないです。
戸建て中心の市場です。
戸建ての中央値は2,600万円です。成約の真ん中の半分は、1,600万円から3,500万円の間に収まります。
中古マンションの中央値は2,100万円、面積あたりでは29万円/㎡です。土地は、面積あたりの中央値が5.9万円/㎡です。
| 種類 | 成約件数 | 中央値 |
|---|
| 戸建て | 1,973件 | 2,600万円 |
| 中古マンション | 688件 | 2,100万円 |
| 土地(面積あたり) | 1,118件 | 5.9万円/㎡ |
戸建てを売る人にとって、件数が多いのは有利です。自分の家と条件が近い成約を、地区や築年帯で絞っても見つけやすいからです。マンションを売る人は、比べる事例が少ないぶん、査定の根拠を聞く手間を惜しまないでください。
直近1年は、戸建てもマンションもほぼ横ばい。待つ理由はデータに無い
直近1年の戸建ての中央値は、その前の1年とほぼ同じ水準です。中古マンションも同じ動きで、はっきりした上げ下げは出ていません。
横ばいの相場では、売る時期をずらしても得をしにくいです。「来年まで待てば上がる」と言える根拠は、少なくともこのデータの中にありません。
一方で、急いで値を下げる理由もありません。売り出し価格は、直近の成約と並べて決めれば足ります。
焦りは要りません。
戸建ては築45年までゆるく下がり、築46年以上で半分以下になる
宇都宮市の戸建てを築年帯で分けると、下がり方に段差があります。築10年以内と比べて、築46年以上の中央値は半分以下です。いちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。
つまり築31〜45年の帯にいる家は、まだ大きな段差の手前にいます。築46年を超えると、値段の落ち方が一段きつくなります。境目は築46年です。
建築士の視点
築46年以上の家は、完成が1980年以前です。耐震基準は1981年6月の建築確認から新しくなったので、ここに入る家はすべて旧耐震の年代です。
買い手が住宅ローン控除などの優遇を使うには、新耐震か、耐震基準を満たす証明が要ります。宇都宮市の段差がこの境目と重なっている点は、売る側も知っておくべきです。
売る側ができるのは、耐震診断や補強工事の記録があれば先に出すことです。記録は値段を守ります。無ければ、建物ではなく土地の値段で勝負する前提で査定を頼んでください。
第2種住居地域が高く、市街化調整区域が低い。前面道路の幅でも中央値が分かれる
宇都宮市の戸建ての成約を用途地域で分けると、取引がいちばん多いのは第1種住居地域です。中央値がいちばん高いのは第2種住居地域で、いちばん低いのは市街化調整区域です。
第2種住居地域は、第1種より大きな店舗や事務所を建てられる区域です(建築基準法の用途制限)。なぜここが高いのかは、取引データだけでは読めません。ただ、自分の家がどの区域にあるかは、査定の前に確かめておく値打ちがあります。
区域は自分では変えられません。
市街化調整区域は、原則として新しく家を建てられない区域です(都市計画法)。建て替えに許可が要るため、買い手が住宅ローンを組みにくく、値段が伸びません。調整区域の家の売り方は、市街化調整区域の家・土地を売る にまとめています。
前面道路の幅でも、戸建ての中央値に差が出ています。6m以上、4〜6m、4m未満の3つの区分で、道が広い家は高く、狭い家は安い並びです。
建築士の視点
建築基準法では、幅4m以上の道路に2m以上接していることが建物を建てる条件です。幅4m未満でも古くからある道は道路と認められることがあり、その場合は建て替えのとき道の中心から2m後退します。
後退した分は建物に使えないので、買い手は「いまと同じ広さの家が建たない」と見ます。これが4m未満の中央値が低い理由のひとつです。
前面道路の幅は、公図や購入時の重要事項説明書で確かめられます。4m未満なら、過去に後退を済ませているかも合わせて伝えてください。接道そのものに問題がある家は、再建築不可物件を売る を先に読んでください。
戸建ての成約が多いのは鶴田町・駒生町・清原台。高いのは東峰町、低いのは富士見が丘
宇都宮市の戸建ての成約が多い地区は、多い順に鶴田町・駒生町・清原台・石井町・上戸祭町です。この5地区に家がある人は、同じ地区の成約だけで比べる査定を頼めます。事例が多いので、根拠のある値段が出やすいです。
中央値がいちばん高い地区は東峰町、いちばん低いのは富士見が丘です。地区の差は大きく、市全体の中央値2,600万円をそのまま当てはめると、どちらの地区でもずれます。
成約の多さと値段の高さは別です。鶴田町や駒生町は件数が多い地区ですが、中央値が高い地区として出てくるのは東峰町でした。売り出し価格は、件数の多さではなく、自分の地区の成約水準で決めてください。
マンションは築21〜30年から築31〜45年で大きく落ちる。3LDKが多く、改装済みは高い
宇都宮市の中古マンションは、築年帯での下がり方が戸建てより早いです。築10年以内と比べると、築31〜45年の中央値は3分の1以下です。いちばん大きく落ちるのは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところです。
戸建ての大きな段差が築46年だったのに対し、マンションは築31年で来ます。ここが戸建てと違います。
築21〜30年の帯にいるマンションは、この手前にいます。売るかどうかを考える時期として、ひとつの目印にしてください。
間取りは3LDKがいちばん多く、次が2LDKです。買い手の多くはこの2つで探すので、同じ間取りの成約を根拠にした査定を頼むと比べやすいです。
改装済みのマンションの中央値は、未改装より高く出ています。ただ、かけた改装費がそのまま値段に乗るとは限りません。改装するかどうかは、手を入れた場合といまのままの2通りで査定を出してもらってください。
差額が費用を上回るかで決めます。
成約が多い地区は、多い順に東宿郷・元今泉・今泉町・桜・南大通りです。この5地区なら、同じ地区の事例で比べられます。マンション全体の進め方は、中古マンションを売る に分けて書いています。
土地は陽東が高く、下栗町が低い。市全体の単価をそのまま使わない
土地の面積あたりの単価は、地区で差があります。高いのは陽東、低いのは下栗町です。市全体の中央値5.9万円/㎡は、この両端のあいだにある真ん中の数字にすぎません。
土地も、見方は戸建てと同じです。用途地域と前面道路の幅は、更地でも値段を分けます。市街化調整区域にある土地は、売り出す前に区域の確認から始めてください。
宇都宮市で家を売る進め方と、かかるお金
進め方そのものは、どの市でも大きく変わりません。宇都宮市で違うのは、比べる成約を選ぶところです。この記事で挙げた地区・築年帯・用途地域・前面道路の4つで、自分の家に近い成約を絞ってください。
査定は、この4つを伝えたうえで複数の会社に頼みます。金額の差より、どの成約を根拠にしたかの差を見てください。根拠を示せない会社の金額は、高くても低くても信用しにくいです。
金額だけで選ばないでください。
戸建てを売る前に確かめることは、戸建てを売る前に確かめる3つのこと にまとめています。かかるお金は、仲介手数料・登記の費用・印紙税・税金が主なものです。内訳と計算は 不動産売却でかかる費用の一覧 で確かめてください。
急ぐ家は、築年帯で分かります。
宇都宮市の戸建ては成約が1,973件あり、比べる事例に困らない市場です。横ばいの相場で焦る必要はありませんが、築46年の段差が近い家は、時期を考える値打ちがあります。
宇都宮市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか
同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。
宇都宮市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。
戸建て売却
成約1,973件・中央値2,600万円
(1,600万円〜3,500万円に半分が入る)
一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、
ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、
「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。
雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、
査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。
マンション売却
成約688件・中央値2,100万円/1平方メートルあたり292,308円が中央値
中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。
だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。
部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、
建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、
大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。
専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。
土地売却
成約1,118件・1平方メートルあたり中央値59,000円
(33,000〜83,000円に半分が入る)
土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、
この単価にすればそろえて見られます。
売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。
確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。
隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。
古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。
判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。
金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。
解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、
いつ壊すかはタイミングの問題になります。
もう1つの売り方:不動産の買取
ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう
買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、
価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。
買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、
買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。
住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、
下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。
買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。
違いは 仲介と買取の違い にまとめました。