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佐賀の家売却

佐賀県佐賀市の不動産売却|戸建ては築46年と道路の幅、マンションは築31年で値段が分かれる

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結論から

佐賀市の実成約は戸建てが628件で最多、土地が457件で続きます。中古マンションは223件と少ない市です(国交省データ)。中央値は戸建て1,900万円、マンション1,700万円です。直近1年は戸建てがやや下がり、マンションははっきり下がりました。戸建ては築46年以上と前面道路の幅、マンションは築31年を境に値段が分かれます。改装済みマンションの中央値は、未改装より高くありません。

佐賀市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

佐賀市で売れた家は戸建てが中心です。売れた戸建ての54%は、築31〜45年と築46年以上の古い家です。

佐賀市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内29%
  • 築11〜30年17%
  • 築31年以上54%

成約は戸建てが628件で、全体の48%を占めます。土地だけの成約は457件、中古マンションは223件です。古い戸建ても、件数の上では多く売れています。

2だから、この値段

戸建ても中古マンションも、古くなるほど値段が下がります。戸建ては築46年以上、マンションは築31〜45年で大きく下がります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

戸建ての真ん中の値段は、築31〜45年が1,400万円、築46年以上が780万円です。中古マンションは築21〜30年が1,500万円、築31〜45年が750万円です。改装済みマンションの真ん中の値段は1,700万円で、未改装の1,700万円と変わりません。この市のマンションは、改装の有無より築年数で値段が分かれていると私たちは見ています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

地価は上がった地点が多い一方、家を買う年代の人は減る見込みです。家の値段は大きくは上がりにくいと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった33か所
  • 変わらない9か所
  • 下がった7か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年4.7万人
2035年4.3万人
2045年4万人

住宅地の地価は49地点のうち33地点で去年より上がり、下がったのは7地点です。家を買う年代の人数は、2045年までに−15%と国は推計しています。前の年と比べた真ん中の値段は、戸建てが−5.3%、マンションが−11.1%でした。マンションの下がり方は大きいものの、1年だけの動きは振れやすく、これだけで下がり続けるとは言えません。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

佐賀県佐賀市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション-11.1%・戸建て-5.3%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
01,5003,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,700万円1,200万円〜2,300万円約21.4万円223
戸建て等(土地+建物)1,900万円750万円〜3,000万円—628
土地——約3.5万円457

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内2,800万円423,000万円164
築11〜20年1,950万円602,600万円46
築21〜30年1,500万円692,000万円52
築31〜45年750万円451,400万円143
築46年〜——780万円161

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,700万円(29件)、未改装は1,700万円(85件)。 改装済みのほうが高いとは限りません。改装して売られる物件は築年数が経っていることが多いためで、リフォーム費用がそのまま価格に乗るわけではない実態が読み取れます。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

佐賀市で売るなら、いくらくらいか

佐賀市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「佐賀県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

佐賀市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 佐賀市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は鍋島町が3,550万円、多布施が1,500万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
本庄町2,100万円44築26年
大和町大字久池井2,000万円32築18年
鍋島町3,550万円28築2年
大和町大字尼寺2,100万円25築34年
多布施1,500万円21築37年
巨勢町2,400万円19築16年
大財2,800万円19築30年
高木瀬東1,700万円17築40年

中古マンション

地区中央値件数築年数
水ヶ江1,850万円22築17年
松原1,750万円20築24年
大財1,300万円17築26年
鍋島1,400万円14築25年
駅前中央2,300万円13築20年
兵庫北2,500万円13築11年
新中町2,800万円12築5年
堀川町920万円12築32年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
鍋島町5.5万円/㎡35
大和町大字久池井12万円/㎡25
高木瀬町13万円/㎡24
巨勢町14万円/㎡21
本庄町15万円/㎡21
嘉瀬町12万円/㎡19
大和町大字尼寺11万円/㎡19
大財25万円/㎡16

本庄町(2,100万円・44件・築26年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築26年前後です。

大和町大字久池井(2,000万円・32件・築18年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築18年前後と新しめで、建物の状態がそのまま値段に出ます。

鍋島町(3,550万円・28件・築2年)

市内の地区の真ん中より69%高い水準です。売れているのは築2年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約500万円の差
  • 5〜7m1,400万円20件
  • 7〜10m1,750万円64件
  • 10m以上1,900万円352件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,895万円の差
  • 4m未満755万円66件
  • 4〜6m1,600万円298件
  • 6m以上2,650万円226件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約750万円の差
  • 不整形2,100万円91件
  • 長方形1,900万円129件
  • ほぼ長方形1,800万円130件
  • ほぼ正方形1,700万円32件
  • ほぼ整形1,350万円52件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,900万円の差
  • 準工業地域3,300万円35件
  • 第1種中高層住居専用地域2,200万円119件
  • 第1種住居地域1,800万円141件
  • 第1種低層住居専用地域1,700万円86件
  • 近隣商業地域1,600万円31件
  • 市街化調整区域1,400万円134件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約8,500万円の差
  • RC10,000万円18件
  • 軽量鉄骨造3,100万円64件
  • 鉄骨造2,900万円32件
  • 木造1,500万円481件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約700万円の差
  • 公道2,200万円83件
  • 市道1,850万円304件
  • 道路1,650万円40件
  • 私道1,500万円129件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約450万円の差
  • 第2種中高層住居専用地域1,850万円16件
  • 第1種住居地域1,750万円38件
  • 第2種住居地域1,700万円21件
  • 第1種中高層住居専用地域1,700万円10件
  • 近隣商業地域1,600万円17件
  • 商業地域1,400万円85件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

佐賀市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。佐賀市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
佐賀JR長崎線23,444人
久保田JR長崎線1,198人
鍋島JR長崎線1,108人
伊賀屋JR長崎線538人(2018年度)

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
鍋島5.4万円1
佐賀3.9万円47
久保田1.8万円2

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 36校・中学校 24校・高等学校 13校
  • 幼稚園・認定こども園49か所
  • 病院・診療所病院 27・診療所 210・歯科 131病床の多い病院は 佐賀大学医学部附属病院(604床)、佐賀県医療センター好生館(450床)、早津江病院(300床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

佐賀市の空き家の数

佐賀市では、住宅のうち15.6%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は7,490戸あります。

住宅の数116,270戸
空き家18,190戸(15.6%)
売りに出ている空き家350戸
使う予定のない空き家7,490戸(住宅の6.4%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て6,000戸
そのうち傷みや壊れがある2,380戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

佐賀市で実際に売れた土地は、㎡あたり3.5万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

佐賀市の成約は戸建てが最多で、中古マンションは少ない

国土交通省の不動産情報ライブラリで、佐賀市の実成約を種類ごとに数えました。対象は2023年第3四半期から2026年第1四半期の取引です。

戸建てが628件で最多、土地が457件で続きます。中古マンションは223件で、3種類の中でいちばん少ない数でした。

戸建ての中央値は1,900万円です。真ん中の半分がどこにあるかを見ると、下の端が750万円、上の端が3,000万円でした。佐賀市の戸建ての半分は、この幅に入っています。

中古マンションの中央値は1,700万円で、専有面積あたりでは21万円です。土地は面積あたりの中央値が3.5万円でした。

件数が多い戸建ては、近い条件の成約を見つけやすく、査定の根拠を自分でも確かめられます。マンションは件数が少ないので、査定額の根拠にした成約がどの建物・どの時期のものかを担当者に聞いてください。

直近1年は戸建てがやや下がり、マンションははっきり下がった

直近1年の成約を、その前の1年と比べました。戸建ての中央値はやや下がり、中古マンションの中央値ははっきり下がっています。

下がっている局面では、1年前の成約を根拠にした査定額が高めに出ることがあります。査定書に載っている成約の時期を見て、古ければ直近の成約で出し直してもらってください。

売り出し価格を高めに置いて待つと、待っている間に比べられる相場のほうが下がることがあります。先の値動きは、このデータからは分かりません。いま売るなら、比べる相手は直近の成約です。

戸建ては築46年以上で、中央値が築10年以内の3分の1以下になる

佐賀市の戸建てを築年数の帯で分けると、築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下でした。帯ごとに見て、いちばん大きく落ちるのは築31〜45年から築46年以上に移るところです。

築46年以上の帯に入る家は、昭和56年(1981年)より前に建てられたものです。国土交通省は、昭和56年以前に建てられた建物を、耐震基準が強化される前の旧耐震基準の建物としています。

この線を越えた家は、建物の値段がほとんど残らず、土地の値段で決まっていると読めます。買い手が耐震の補強や建て替えまで見込んで値段を出すためです。

築40年前後の家を持っているなら、いまは落ちる前の帯にいます。売る気があるなら、築46年の線を越える前に査定を取っておくほうが有利です。

すでに築46年を越えた家は、値段のほとんどが土地の分だと考えて売り方を決めます。建物を残して売るか、壊して更地にするかは、更地で売るか、古家付き土地のまま売るか で分けて書いています。

戸建ての中央値は鍋島町が高く、西与賀町が低い。地区で大きく違う

戸建ての成約が多い地区は、多い順に本庄町、大和町大字久池井、鍋島町、大和町大字尼寺、多布施です。この5地区は比べられる成約が多く、査定の根拠を確かめやすい地区です。

中央値がいちばん高い地区は鍋島町で、いちばん低い地区は西与賀町でした。同じ佐賀市でも、この2地区の差は大きく、市全体の中央値をそのまま当てはめると外れます。

土地の面積あたり単価は、大財が高く、大和町大字東山田が低い地区です。土地を売るときも、自分の地区の成約と並べて値段を決めてください。

マンションは築31年を境に大きく下がる。改装しても中央値は上がっていない

中古マンションを築年数で分けると、築31〜45年の中央値は築10年以内の3分の1以下でした。いちばん大きく落ちるのは、築21〜30年から築31〜45年に移るところです。

戸建てより早い築年で、大きな段差が来ます。築21〜30年の帯にいるマンションは、次の帯に入る前に査定を取っておく意味があります。

改装済みのマンションの中央値は、未改装より高くありませんでした。売る前に直しても、その費用が値段に乗っていない市場です。

直すかどうかは、直した場合と現況のままの査定額を並べて決めます。考え方は 売る前にリフォームすべきか にまとめています。

間取りは3LDKがいちばん多く、次が4LDKです。成約が多い地区は、多い順に水ヶ江、松原、大財、鍋島、駅前中央でした。

同じ間取りで同じ地区の成約があれば、それがいちばん近い物差しです。管理費や修繕積立金など、戸建てと違って聞かれることは 中古マンションを売る に分けています。

用途地域は準工業地域が高く、市街化調整区域が低い

戸建ての成約を用途地域で分けると、中央値がいちばん高いのは準工業地域で、いちばん低いのは市街化調整区域でした。取引の件数がいちばん多いのは第1種住居地域です。

準工業地域は、住宅のほかに店や工場も建てられる区域です。買い手が家を建てる人に限られないので、土地の使い道が広い区域だといえます。

市街化調整区域は、都市計画法で市街化を抑える区域とされ、原則として新しく家を建てられません。建てられない土地は買い手が限られ、値段も低くなります。

自分の土地がどの用途地域かは、市の都市計画の窓口で確かめられます。調整区域だった場合の売り方は 市街化調整区域の家・土地を売る に書いています。

前面道路の幅で、戸建ての中央値に差が出る

佐賀市の戸建ては、前面道路の幅が4m未満、4〜6m、6m以上の順に中央値が高くなっています。道路の幅は、あとから変えられません。

建築基準法では、建物を建てる土地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。前面道路が4m未満の家は、建て替えのときに敷地を後退させることがあり、建てられる面積が減ります。

買い手は建て替えたあとのことまで考えて値段を見ます。前面道路の幅と接している長さは、法務局の公図や購入時の重要事項説明書で分かります。査定の前に調べて、担当者に先に伝えてください。

佐賀市で売る前に書き出す条件と、かかるお金

ここまでをまとめます。佐賀市の戸建ての値段を分けている条件は、築年数の帯、地区、用途地域、前面道路の幅の4つです。マンションは築年数の帯と地区、間取りです。

査定を頼む前に、この条件を1枚に書き出してください。査定額が返ってきたら、根拠にした成約の地区と時期と築年の帯を聞き、自分の条件と合っているかを見ます。

売るときにかかるお金は、仲介手数料、登記の費用、印紙税、譲渡所得税などで、物件の種類と値段で変わります。内訳と目安は 不動産売却でかかる費用の一覧 にまとめています。

査定は複数の会社から取り、根拠の成約を見比べてください。佐賀市は戸建ての成約が多い市なので、根拠を示せない査定額は、それだけで見送る理由になります。

佐賀市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 佐賀市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

750万円 〜 3,000万円

成約628件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は1,900万円です。

中古マンション

1,200万円 〜 2,300万円

成約223件。中央値は1,700万円です。 1平方メートルあたりでは214,286円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

14,000円 〜 52,000円

成約457件。中央値は35,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は佐賀市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

佐賀市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 佐賀市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約628件・中央値1,900万円 (750万円〜3,000万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約223件・中央値1,700万円/1平方メートルあたり214,286円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約457件・1平方メートルあたり中央値35,000円 (14,000〜52,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

佐賀市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

よくある質問

佐賀市のマンションを売る前に、リフォームしたほうがいいですか?

佐賀市の成約データでは、改装済みの中古マンションの中央値は未改装より高くありませんでした。直した費用がそのまま値段に乗る市場ではないので、先に現況のままの査定額を取ってください。直した場合にいくら変わるかを同じ担当者に聞き、差が費用を上回るときだけ直す順番が安全です。

築40年の戸建てがあります。売るなら急いだほうがいいですか?

佐賀市の戸建てで中央値がいちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上に移るところです。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下でした。築40年は、落ちる前の帯の後半にいます。売るつもりがあるなら、帯が変わる前に査定を取る意味があります。

佐賀市の相場は直近1年で下がっているそうです。売るのを待ったほうがいいですか?

直近1年は戸建てがやや下がり、中古マンションははっきり下がりました(国交省データ)。この先どう動くかは、過去の成約からは分かりません。はっきりしているのは、待つ間も築年数の帯が進むことです。戸建ては築46年、マンションは築31年の線を越えると中央値が大きく落ちます。自分の家がその線からどれだけ離れているかで決めてください。

佐賀市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に鍋島町(3,550万円・28件)、大財(2,800万円・19件)、巨勢町(2,400万円・19件)です。低いほうは多布施(1,500万円・21件)、高木瀬東(1,700万円・17件)、大和町大字久池井(2,000万円・32件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

佐賀市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは鍋島町で築2年、古いほうは高木瀬東で築40年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

佐賀市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは本庄町(44件・中央値2,100万円)、大和町大字久池井(32件・中央値2,000万円)、鍋島町(28件・中央値3,550万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(佐賀市の実成約データの充填元・2023年第3四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-10-15
  2. 国土交通省「住宅・建築物の耐震化について」(昭和56年以前に建築された建物=旧耐震基準で建てられたとの記述)・確認日 2026-10-15
  3. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義・第43条=接道義務)・確認日 2026-10-15
  4. e-Gov法令検索「都市計画法」(第7条=市街化調整区域の定義・第9条=第一種住居地域・準工業地域の定義)・確認日 2026-10-15

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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