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三重の家売却

鈴鹿市の不動産売却|戸建て相場1,700万円・成約614件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

鈴鹿市の戸建ては614件で、中央値は1,700万円でした(国交省データ)。ただし市内で一つの相場にはなりません。用途地域別に見ると、戸建ての中央値がいちばん低いのは市街化調整区域、いちばん高いのは第2種中高層住居専用地域です。市全体の中央値は、この差を混ぜた数字です。中古マンションは100件と少なく、比べる相手を探しにくい市場です。まず実データで位置をつかみ、無料査定で自分の物件の価格を確かめてください。

鈴鹿市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

買い手は二つに分かれていると私たちは見ています。新しい家を求める人と、古くても手ごろな家を探す人です。

鈴鹿市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内31%
  • 築11〜30年25%
  • 築31年以上43%

鈴鹿市で売れた戸建ては614件で、成約全体の50%を占めます。そのうち築10年以内が31%、築31年以上が43%でした。築11〜20年と築21〜30年の家は件数が少なく、売れた戸建ては新しい家と古い家に分かれています。親から受け継いだ家や長く住んだ家の多くは、古い家を探す人が相手になると考えています。

2だから、この値段

築年数で値段が大きく変わるためです。築10年以内は2,900万円、築46年以上は510万円でした。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

市全体の1,700万円は、新しい家と古い家を混ぜた真ん中の値段です。築31〜45年の戸建ては1,250万円で、市全体より下になります。場所でも差があり、高い地区は北玉垣町(3,200万円)、安い地区は東磯山(1,040万円)でした。住宅地の地価も、白子駅(1㎡ 4万円)と加佐登駅(1㎡ 2万円)で開きがあります。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

地価は多くの地点で上がっています。ただ長い目で見ると、買い手は細っていく方向だと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった33か所
  • 変わらない7か所
  • 下がった3か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年3.9万人
2035年3.8万人
2045年3.4万人

住宅地の地価は43地点のうち33地点で上がり、下がったのは3地点でした。戸建ての真ん中の値段は前の年より+11.8%ですが、1年だけの動きは振れやすく、これだけで上がるとは言えません。国の推計では2025年から2045年にかけて、家を買う年代の人数は−12%、高齢の人の数は+22%となっています。この推計から、買い手が細っていく方向にあると私たちは考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

三重県鈴鹿市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+7.7%・戸建て+11.8%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
01,5003,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,350万円900万円〜2,000万円約17.2万円100
戸建て等(土地+建物)1,700万円850万円〜2,800万円—614
土地——約2.7万円513

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内——2,900万円180
築11〜20年1,950万円262,300万円64
築21〜30年1,400万円231,700万円81
築31〜45年900万円421,250万円146
築46年〜——510万円104

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,300万円(15件)、未改装は1,400万円(33件)。 改装済みのほうが高いとは限りません。改装して売られる物件は築年数が経っていることが多いためで、リフォーム費用がそのまま価格に乗るわけではない実態が読み取れます。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

鈴鹿市で売るなら、いくらくらいか

鈴鹿市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「三重県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

鈴鹿市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 鈴鹿市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は北玉垣町が3,200万円、東磯山が1,040万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
岸岡町1,600万円29築28年
寺家1,300万円26築28年
白子1,300万円24築35年
郡山町1,400万円24築31年
北玉垣町3,200万円20築7年
東磯山1,040万円20築33年
長太栄町1,300万円19築18年
南玉垣町2,500万円18築11年

中古マンション

地区中央値件数築年数
東旭が丘1,800万円15築18年
白子町2,600万円12築28年
桜島町1,950万円8築17年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
国府町1.0万円/㎡41
神戸12万円/㎡25
南玉垣町18万円/㎡19
稲生町5.1万円/㎡19
岸岡町14万円/㎡17
石薬師町2.7万円/㎡14
北玉垣町18万円/㎡14
寺家5.8万円/㎡11

岸岡町(1,600万円・29件・築28年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築28年前後です。

寺家(1,300万円・26件・築28年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築28年前後です。

白子(1,300万円・24件・築35年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築35年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約300万円の差
  • 7〜10m2,000万円62件
  • 10m以上1,700万円344件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,480万円の差
  • 4m未満670万円72件
  • 4〜6m1,600万円231件
  • 6m以上2,150万円274件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,060万円の差
  • ほぼ整形2,000万円47件
  • 不整形1,750万円44件
  • ほぼ長方形1,700万円105件
  • 長方形1,600万円175件
  • 正方形940万円22件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約2,320万円の差
  • 準工業地域3,200万円26件
  • 第2種中高層住居専用地域2,100万円48件
  • 第1種住居地域1,900万円209件
  • 第1種中高層住居専用地域1,800万円95件
  • 第1種低層住居専用地域1,550万円136件
  • 市街化調整区域880万円63件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約5,200万円の差
  • RC6,800万円10件
  • 軽量鉄骨造1,900万円75件
  • 鉄骨造1,800万円57件
  • 木造1,600万円431件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約450万円の差
  • 公道1,900万円120件
  • 道路1,800万円43件
  • 市道1,700万円383件
  • 県道1,450万円24件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,600万円の差
  • 近隣商業地域2,900万円10件
  • 第1種中高層住居専用地域1,700万円17件
  • 第1種住居地域1,300万円23件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

鈴鹿市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。鈴鹿市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
白子近畿日本鉄道 名古屋線11,751人
平田町近畿日本鉄道 鈴鹿線4,546人
鈴鹿市近畿日本鉄道 鈴鹿線2,860人
千代崎近畿日本鉄道 名古屋線2,228人
伊勢若松近畿日本鉄道 名古屋線1,804人
磯山近畿日本鉄道 名古屋線1,189人
加佐登JR関西線1,169人
長太ノ浦近畿日本鉄道 名古屋線1,162人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
近鉄平田町5.2万円1
白子4.5万円11
三日市4.4万円2
鈴鹿市4.4万円2
平田町4.2万円5
千代崎4万円2
近鉄白子4万円6
近鉄鈴鹿市3.8万円3

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 30校・中学校 10校・高等学校 6校
  • 幼稚園・認定こども園22か所
  • 病院・診療所病院 9・診療所 150・歯科 78病床の多い病院は 三重県厚生農業協同組合連合会鈴鹿中央総合病院(460床)、鈴鹿回生病院(379床)、三重県厚生農業協同組合連合会鈴鹿厚生病院(320床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

鈴鹿市の空き家の数

鈴鹿市では、住宅のうち11.0%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は4,090戸あります。

住宅の数91,230戸
空き家10,000戸(11.0%)
売りに出ている空き家130戸
使う予定のない空き家4,090戸(住宅の4.5%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て3,330戸
そのうち傷みや壊れがある550戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

鈴鹿市で実際に売れた土地は、㎡あたり2.7万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

① 鈴鹿市の戸建てで、中央値がいちばん低いのは市街化調整区域

鈴鹿市で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリのデータで見ます。集計の対象期間は、このページの価格表に書いてあります。

戸建てにあたる土地・建物のセット取引は614件でした。中央値は1,700万円です。

安いほうから4分の1の値は850万円、高いほうから4分の1の値は2,800万円でした。土地のみの取引は513件で、1平方メートルあたりの中央値は2.7万円です。

この中央値は、性格の違う市場を混ぜた数字です。戸建てを用途地域別に見ると、中央値がいちばん低いのは市街化調整区域でした。

いちばん高いのは第2種中高層住居専用地域です。取引の件数がいちばん多いのは第1種住居地域で、ここが鈴鹿市の主戦場になります。

つまり、自分の家がどの用途地域にあるかで、目標にすべき水準が変わります。市全体の1,700万円をそのまま売り出し価格の根拠にすると、見立てを外します。

なお用途地域ごとの件数には差があります。件数が少ない区分の中央値は、数件の成約で動く点にも注意してください。

建築士の視点

市街化調整区域が低く出るのには、法律上の理由があります。

都市計画法では、市街化調整区域は市街化を抑制すべき区域とされています。ここで建物を建てたり建て替えたりするには、原則として開発許可などの手続きが必要です。市街化区域のように、そのまま建て替えられるとは限りません。

買い手が見ているのは、いま建っている家だけではありません。買ったあとに建て替えられるかどうかも見ています。ここが不確かなら、その分は価格に反映されます。金融機関によっては、担保としての評価が下がることもあります。買える人の数が減れば、成約価格も下がります。

査定を受ける前に、自分の土地が市街化区域か市街化調整区域かを確かめてください。都市計画図で確認できます。いつから建っている家か、どの許可を受けて建てた家かも、あわせて調べておくと説明しやすくなります。

前面道路の幅でも、戸建ての中央値は分かれます。データは6m以上・4〜6m・4m未満の3区分です。

建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります(接道義務)。自分の家がどの区分に入るかは、査定の前に測っておいてください。

市街化調整区域の家や土地を売るときの進め方は、市街化調整区域の家・土地を売る にまとめています。

② 値下がりの段差は、戸建てと中古マンションで来る場所が違う

鈴鹿市の戸建てを築年帯別に見ると、下がり方は一定ではありません。築10年以内の中央値に比べて、築46年以上の中央値は3分の1以下です。いちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところでした。

中古マンションは、段差の来る場所が違います。築11〜20年の中央値に比べて、築31〜45年の中央値は半分以下です。

いちばん大きく落ちるのは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところでした。戸建てより早い築年帯で来ています。

税務上の法定耐用年数は、木造住宅が22年、鉄筋コンクリート造の住宅が47年です。建物の構造だけで考えれば、マンションのほうが長く評価が残るはずです。それでも段差は先に来ています。

理由をこのデータだけで断定はできません。ただ、マンションの価格が建物の古さ以外でも動くことは確かです。買い手は管理の状態、修繕積立金の額、大規模修繕の履歴を見ます。

売り出し価格の立て方は、この段差で変わります。築30年前後のマンションなら、段差の手前にいるのか、後にいるのかを先に確かめてください。戸建てなら、築46年以上の帯に入っているかどうかが分かれ目になります。

築46年を超えた家の価格は、実質的に土地の値段に近づきます。鈴鹿市には土地のみの取引も513件あり、土地としての買い手はいます。

③ マンションの査定は、根拠を聞かないと確かめられない

鈴鹿市の中古マンションは100件でした。中央値は1,350万円です。

戸建ての614件と比べると、かなり少なくなっています。3つの種別のなかで、いちばん取引が少ないのが中古マンションです。

件数が少ないと、査定額の根拠も細くなります。同じ棟の成約が見つからないこともあります。出てきた金額を、そのまま受け取らないでください。

手元で使える物差しは2つあります。1つは面積1平方メートルあたりの単価で、中央値は17万円です。もう1つは間取りです。

鈴鹿市のマンションでいちばん多い間取りは3LDK、次が4LDKでした。家族向けの部屋が在庫の中心です。自分の部屋がこの2つに当てはまるなら、比較材料はまだ探せます。

査定を受けたら、次の3つを聞いてください。1つは、どの成約事例を根拠にしたかです。2つ目は、その事例と自分の部屋で、築年数と専有面積がどれだけ違うかです。

3つ目は、鈴鹿市内の事例だけか、市外の事例を含めたかです。この3つに答えられない査定額は、比べる意味がありません。

管理費と修繕積立金の額、大規模修繕の履歴は、先にそろえてください。買い手が必ず確認します。戸建てと違う準備は 中古マンションを売る に、査定額の見方は 不動産査定の仕組み にまとめています。

④ 直近1年は、戸建ても中古マンションもやや上がった

直近1年の戸建ての中央値は、その前の1年に比べてやや上がりました。中古マンションの中央値も、同じようにやや上がっています。鈴鹿市では、2つの種別が同じ向きに動きました。

ただし、この動きで売り時を決めないでください。中古マンションは100件と件数が少なく、数件の成約で中央値が動きます。「やや上がった」は、待てばもっと上がるという意味ではありません。

待つより先に、決められることがあります。手取りの額です。売却価格から仲介手数料、登記の費用、譲渡所得税などを引いた額が、手元に残ります。

売り出し価格を決める前に試算しておいてください。内訳は 不動産売却でかかる費用の一覧 にまとめています。

⑥ 土地の㎡単価は、鈴鹿市のなかでも地区で違う

鈴鹿市の土地のみの取引は513件、1平方メートルあたりの中央値は2.7万円です。ただ、この単価は市内で一律ではありません。

㎡単価が高いほうの地区には南玉垣町があります。低いほうには国府町があります。同じ鈴鹿市でも、地区でこれだけ開きます。

だから市全体の2.7万円に自分の土地の面積を掛けても、目安になりません。まず自分の土地がどのあたりの水準にいるかを見てください。地区ごとの数字は、このページの表で確かめられます。

土地は建物がないぶん、面積と境界がそのまま金額に影響します。境界標が現地にあるか、確定測量図が手元にあるかを先に確認してください。

境界があいまいなまま売りに出すと、買い手が決まってから測量で時間を取られます。隣地の所有者の立ち会いが必要になることもあります。売り出し前に手をつけておくほうが早く終わります。

古家が建っている土地なら、更地にして売るか、そのまま売るかの判断も要ります。更地にする場合、解体費は売主が先に払うことになります。

戸建ての成約が多い地区は岸岡町、寺家、白子、郡山町、北玉垣町でした。この近くの土地なら、家を建てたい買い手を想定できます。用途地域と前面道路の幅もあわせて確認してください。

進め方は 土地を売る に、査定でそろえる資料は 土地の査定で必要な資料 にまとめています。

⑤ 鈴鹿市で売り出す前に、決めておく順番

進める順番は決まっています。まず実データで自分の物件の位置をつかみます。次に無料査定を複数社へ依頼し、金額とその根拠を比べます。

そのうえで媒介契約を結び、売り出しへ進みます。査定から引き渡しまでの手順は 家を売る流れ にまとめています。

相談先を選ぶとき、鈴鹿市では次の3点を聞いてみてください。1つは、市街化調整区域の取引を扱った実績があるかです。戸建ての中央値がいちばん低い区分なので、ここを説明できるかどうかで差が出ます。

2つ目は、用途地域と前面道路の幅を、査定にどう反映したかです。3つ目は、中古マンションの査定額を、どの事例を根拠に出したかです。

金額の大小だけで会社を選ばないでください。高い査定額は、その価格で売れる約束ではありません。根拠を数字で説明できるかどうかを見てください。

鈴鹿市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 鈴鹿市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

850万円 〜 2,800万円

成約614件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は1,700万円です。

中古マンション

900万円 〜 2,000万円

成約100件。中央値は1,350万円です。 1平方メートルあたりでは172,078円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

6,900円 〜 52,000円

成約513件。中央値は27,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は鈴鹿市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

鈴鹿市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 鈴鹿市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約614件・中央値1,700万円 (850万円〜2,800万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約100件・中央値1,350万円/1平方メートルあたり172,078円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約513件・1平方メートルあたり中央値27,000円 (6,900〜52,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

鈴鹿市について、さらに詳しく書いた記事

このページは鈴鹿市全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

鈴鹿市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
四日市市約10km2,000万円+300万円
亀山市約12km1,300万円-400万円
津市約20km1,500万円-200万円
桑名市約22km2,100万円+400万円
常滑市約25km1,900万円+200万円
弥富市約28km2,300万円+600万円
知多市約29km2,500万円+800万円
武豊町約30km2,300万円+600万円
松阪市約34km1,000万円-700万円
伊賀市約43km580万円-1,120万円
伊勢市約45km780万円-920万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

鈴鹿市の市街化調整区域にある家でも売れますか?

売れるケースはあります。ただし鈴鹿市の戸建てを用途地域別に見ると、中央値がいちばん低いのは市街化調整区域でした。都市計画法では、市街化調整区域は市街化を抑制すべき区域とされています。建て替えに手続きが要ることが、価格に表れています。市全体の中央値1,700万円をそのまま当てはめず、自分の土地がどちらの区分かを先に確かめてください。

鈴鹿市の戸建てと中古マンションで、値下がりの仕方は違いますか?

違います。戸建ては築10年以内に比べて築46年以上の中央値が3分の1以下で、いちばん大きく落ちるのは築31〜45年から築46年以上へ移るところでした。中古マンションは築11〜20年に比べて築31〜45年が半分以下で、落ち込みは築21〜30年から築31〜45年へ移るところに来ます。マンションのほうが早い築年帯で段差が来ています。

鈴鹿市の中古マンションは、査定額をどう確かめればいいですか?

根拠を聞いてください。鈴鹿市の中古マンションは100件で、戸建ての614件をかなり下回ります。事例が少ないぶん、査定額の根拠は細くなります。面積1平方メートルあたりの中央値17万円を物差しにして、築年帯と専有面積の近い成約と見比べてください。無料査定は複数社に依頼し、根拠の説明を比べるのが確実です。

鈴鹿市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に北玉垣町(3,200万円・20件)、南玉垣町(2,500万円・18件)、岸岡町(1,600万円・29件)です。低いほうは東磯山(1,040万円・20件)、長太栄町(1,300万円・19件)、白子(1,300万円・24件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

鈴鹿市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは北玉垣町で築7年、古いほうは白子で築35年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

鈴鹿市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは岸岡町(29件・中央値1,600万円)、寺家(26件・中央値1,300万円)、白子(24件・中央値1,300万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(DATA-SLOT充填元)・確認日 2026-08-07

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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