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三重の家売却

桑名市の不動産売却|戸建て相場2,100万円・成約521件

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結論から

桑名市で取引がいちばん多いのは戸建てで521件、中央値は2,100万円でした(国交省データ)。次に多いのが土地で、中古マンションは155件といちばん少ない種別です。戸建ての中央値がいちばん高い用途地域は第1種低層住居専用地域で、取引の件数もこの区分が一番でした。まず自分の物件がどの区分に入るかを確かめ、無料査定で価格の裏を取ってください。

桑名市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

桑名市で売れた戸建ての42%は築31年以上です。古い家にも買い手がついています。

桑名市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内27%
  • 築11〜30年30%
  • 築31年以上42%

売れた戸建てのうち、築10年以内の家も27%あります。古い家は値段も手ごろで、真ん中の値段は築31〜45年で1,100万円、築46年以上で530万円です。新しい家を選ぶ人と、値段を抑えて家を持ちたい人の両方が買っていると私たちは見ています。

2だから、この値段

戸建ての値段は築年数で大きく分かれます。築10年以内は3,350万円、築46年以上は530万円です。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築21〜30年の2,200万円から、築31〜45年では1,100万円まで下がります。全体の真ん中の値段が2,100万円なのは、古い家と新しい家がどちらも多く売れているためと私たちは考えています。地区でも差があり、高い地区は陽だまりの丘(3,350万円)、安い地区は大字下深谷部(880万円)でした。住宅地の地価も、高いのは桑名駅(1㎡ 7万円)、安いのは多度駅(1㎡ 3万円)です。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

地価は上がった地点のほうが多い一方、家を買う年代の人は減る見込みです。先行きは一方向には読めないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった28か所
  • 変わらない3か所
  • 下がった17か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年3万人
2035年2.8万人
2045年2.5万人

住宅地の地価は48地点のうち28地点で上がり、17地点で下がりました。戸建ての真ん中の値段は前の年より上がりました(+10%)が、1年だけの動きは振れやすく、これだけで上がるとは言えません。家を買う年代の人は、2045年までに減る見込みです(−15%)。買い手が減る分、値段には下向きの力がかかると私たちは考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

三重県桑名市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+33.3%・戸建て+10%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション2,100万円1,400万円〜3,100万円約26.0万円155
戸建て等(土地+建物)2,100万円850万円〜3,000万円—521
土地——約4.9万円397

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,700万円383,350万円128
築11〜20年2,600万円382,800万円66
築21〜30年1,600万円322,200万円76
築31〜45年1,300万円401,100万円117
築46年〜——530万円81

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,800万円(14件)、未改装は2,200万円(37件)。 改装済みのほうが高いとは限りません。改装して売られる物件は築年数が経っていることが多いためで、リフォーム費用がそのまま価格に乗るわけではない実態が読み取れます。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

桑名市で売るなら、いくらくらいか

桑名市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「三重県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

桑名市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 桑名市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は陽だまりの丘が3,350万円、長島町大倉が1,000万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
陽だまりの丘3,350万円30築12年
新西方3,200万円29築23年
大字東方2,550万円26築21年
藤が丘2,200万円19築32年
筒尾2,800万円17築35年
星見ヶ丘2,700万円16築24年
長島町大倉1,000万円15築41年
大字西別所2,350万円14築19年

中古マンション

地区中央値件数築年数
大字福島1,500万円23築28年
中央町1,100万円17築39年
大字桑名3,300万円16築9年
有楽町3,800万円14築6年
末広町3,850万円10築1年
駅元町2,700万円9築12年
大字矢田2,000万円9築18年
大字東方2,900万円8築20年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
大字東方24万円/㎡27
新西方33万円/㎡19
大字西別所15万円/㎡19
筒尾25万円/㎡19
大字和泉8.8万円/㎡16
大字江場20万円/㎡13
大字蓮花寺14万円/㎡11
大字小貝須5.2万円/㎡11

陽だまりの丘(3,350万円・30件・築12年)

市内の地区の真ん中より24%高い水準です。売れているのは築12年前後と新しめで、建物の状態がそのまま値段に出ます。

新西方(3,200万円・29件・築23年)

市内の地区の真ん中より19%高い水準です。売れているのは築23年前後です。

大字東方(2,550万円・26件・築21年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築21年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約1,775万円の差
  • 5m未満725万円12件
  • 5〜7m1,175万円26件
  • 7〜10m2,500万円58件
  • 10m以上1,850万円198件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,400万円の差
  • 4m未満1,100万円42件
  • 4〜6m1,500万円171件
  • 6m以上2,500万円269件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,225万円の差
  • ほぼ整形2,350万円22件
  • 不整形2,100万円63件
  • 長方形1,900万円113件
  • ほぼ長方形1,750万円90件
  • ほぼ台形1,125万円16件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約2,175万円の差
  • 第1種低層住居専用地域2,500万円219件
  • 第2種中高層住居専用地域2,250万円50件
  • 第1種住居地域2,100万円99件
  • 工業地域1,200万円22件
  • 第1種中高層住居専用地域770万円30件
  • 市街化調整区域325万円30件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約900万円の差
  • 軽量鉄骨造2,600万円60件
  • 木造2,100万円355件
  • 鉄骨造1,700万円37件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約900万円の差
  • 道路2,700万円33件
  • 公道2,400万円170件
  • 市道1,800万円272件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,700万円の差
  • 商業地域3,200万円57件
  • 第1種住居地域2,400万円14件
  • 準工業地域2,400万円13件
  • 近隣商業地域1,650万円22件
  • 工業地域1,500万円34件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

桑名市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。桑名市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
桑名近畿日本鉄道 名古屋線18,343人
桑名JR関西線9,690人
西桑名三岐鉄道 北勢線3,777人
桑名養老鉄道 養老線3,472人
近鉄長島近畿日本鉄道 名古屋線2,369人
益生近畿日本鉄道 名古屋線2,261人
多度養老鉄道 養老線1,147人
星川三岐鉄道 北勢線1,077人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
桑名7.2万円18
三岐西別所5.9万円1
播磨5.8万円3
益生5.7万円3
星川5.3万円3
三岐馬道5.1万円1
穴太4.6万円1
蓮花寺3.7万円2

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 29校・中学校 11校・高等学校 5校
  • 幼稚園・認定こども園23か所
  • 病院・診療所病院 9・診療所 98・歯科 66病床の多い病院は 桑名市総合医療センター(400床)、多度あやめ病院(222床)、長島中央病院(160床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

桑名市の空き家の数

桑名市では、住宅のうち13.1%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は4,610戸あります。

住宅の数63,920戸
空き家8,370戸(13.1%)
売りに出ている空き家380戸
使う予定のない空き家4,610戸(住宅の7.2%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て4,070戸
そのうち傷みや壊れがある700戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

桑名市で実際に売れた土地は、㎡あたり4.9万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

① 桑名市の戸建ては、第1種低層住居専用地域に集まっている

このページの数字は、国土交通省の不動産情報ライブラリにある成約データです。集計した期間は、下の価格表に書いてあります。実際に売れた価格帯(売却事例)も、この表の分布で確認できます。

戸建てにあたる土地・建物のセット取引は521件でした。中央値は2,100万円、安いほうから4分の1の値は850万円、高いほうから4分の1の値は3,000万円です。

土地のみの取引は397件で、1平方メートルあたりの中央値は4.9万円でした。中古マンションは155件、中央値は2,100万円、面積あたりの単価は中央値26万円です。

3つの種別のうち、いちばん多いのが戸建て、次が土地、いちばん少ないのが中古マンションでした。桑名市は戸建てが売買の中心にある市場です。

用途地域別に見ると、戸建ての中央値がいちばん高いのは第1種低層住居専用地域でした。そして取引の件数がいちばん多いのも、同じ第1種低層住居専用地域です。

値が付く区分と、実際に多く売買されている区分が一致しています。自分の家がここにあるなら、条件の近い成約は探しやすいほうです。

いちばん低いのは市街化調整区域でした。同じ桑名市の戸建てでも、この2つの区分では建て替えの前提が違います。市全体の中央値2,100万円は、性格の違う土地を混ぜた数字です。

建築士の視点

第1種低層住居専用地域は、都市計画法で定める用途地域のなかで、住宅の環境をもっとも強く守る区分です。

ここに建てられるのは、住宅を中心とした限られた用途だけです。大きな店舗や工場は原則として建てられません。建築基準法により、建物の高さも10mまたは12mに制限されます。外壁を敷地の境界から後退させる距離が定められることもあります。

買い手から見れば、隣に高い建物が建ちにくいということです。日当たりと静かさが、買ったあとも大きく変わりにくい。この安心が価格に表れています。

反対に、市街化調整区域は市街化を抑えるべき区域とされています。建て替えには原則として許可の手続きが必要です。買ったあとに建て替えられるかどうかが不確かなら、その分は価格から引かれます。

査定を受ける前に、自分の土地がどの用途地域かを確かめてください。市の都市計画図で調べられます。

市街化調整区域にある家や土地の売り方は、市街化調整区域の家・土地を売る にまとめています。

② 戸建ての価格は、築30年を越えるところで一段下がる

桑名市の戸建てを築年帯別に見ると、下がり方は一定ではありません。いちばん大きく落ちるのは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところでした。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下です。

木造住宅の法定耐用年数は22年です。これを大きく超えると、建物として評価される部分はほとんど残りません。残るのは土地の値段です。

桑名市には土地のみの取引が397件あり、1平方メートルあたりの中央値は4.9万円でした。土地としての買い手はいます。古いから売れない、という話ではありません。

売り出し価格を決める前に、自分の家が段差のどちら側にいるかを確かめてください。築30年に近い家なら、この1点で見立てが変わります。築45年を越えている家は、建物の状態より土地の条件を先に整理したほうが早く進みます。

③ 中古マンションの段差は、戸建てより10年早く来る

中古マンションは、落ち方の形が戸建てと違います。いちばん大きく落ちるのは、築11〜20年から築21〜30年へ移るところでした。築31〜45年の中央値は、築10年以内の半分以下です。

戸建ての段差は築21〜30年から築31〜45年へ移るところにありました。マンションの段差は、その1つ手前の帯に来ています。

つまり同じ築25年でも、戸建てとマンションでは立っている位置が違います。片方の感覚をもう片方に持ち込まないでください。

なぜ先に来るのかを、このデータだけで断定はできません。ただ、マンションの価格が建物の古さ以外でも動くことは確かです。買い手は管理の状態、修繕積立金の額、大規模修繕の履歴を見ています。

桑名市の中古マンションは155件で、3つの種別のなかでいちばん少ない数です。間取りは3LDKがいちばん多く、次が4LDKでした。手元で使える物差しは、面積1平方メートルあたりの中央値26万円と、この間取りの2つです。

査定額が出てきたら、どの成約事例を根拠にしたかを必ず聞いてください。事例が少ない市場では、そこを確かめないと金額を比べられません。

戸建てと違う準備の進め方は、中古マンションを売る にまとめています。

④ 前面道路の幅は、査定を受ける前に測っておく

桑名市の戸建ては、前面道路の幅でも中央値が分かれています。データの区分は6m以上・4〜6m・4m未満の3つです。用途地域と同じく、これも後から変えられない条件です。

建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります(接道義務)。前面道路が4m未満だと、建て替えのときに道路の中心から2mまで敷地を下げるセットバックが必要になることがあります。

そのぶん建てられる面積は減ります。買い手はこれを、買ったあとの不利として見ます。

幅はメジャーで測れます。過去にセットバック済みかどうかも、購入時の重要事項説明書で確かめられます。

先に測って伝えるほうが、根拠のある査定額が返ってきます。あとから買い手に指摘されると、値引きの材料になります。

間口と前面道路が価格にどう影響するかは、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか で実データを見られます。

⑤ 直近1年で上がり方が大きいのは、戸建てより中古マンション

直近1年の戸建ての中央値は、その前の1年に比べてやや上がりました。中古マンションの中央値は、はっきり上がっています。上がった向きは同じですが、幅が違います。

ただし、この差をそのまま受け取らないでください。中古マンションは155件しかありません。

件数が少ないと、数件の成約で中央値は動きます。はっきり上がったことは、待てばもっと上がるという意味にはなりません。

相場を待つより先に、決められることがあります。手取りの額です。売却価格から仲介手数料、登記の費用、譲渡所得税などを引いた額が、手元に残ります。

売り出し価格を決める前に一度試算してください。内訳は 不動産売却でかかる費用の一覧 にまとめています。

⑦ 桑名市の売却事例は、地区で数も値段も大きく違う

桑名市の売却事例は、市内に同じように散らばってはいません。地区別に数えると、戸建ての成約が多いのは陽だまりの丘、新西方、大字東方、筒尾、藤が丘の順でした。

中古マンションの成約が多いのは、大字福島、中央町、大字桑名、有楽町、末広町の順です。戸建てとマンションで、上位5つの地区は重なっていません。

自分の家がこの並びに入っていれば、近い条件の売却事例は見つけやすいほうです。入っていない地区なら、査定の根拠になる事例は少なくなります。

事例が少ない地区では、担当者が隣の地区の成約を持ってくることがあります。そのときは、どこの事例かを必ず聞いてください。

値段の面でも、地区の差は大きいです。戸建ての中央値がいちばん高い地区は陽だまりの丘で、いちばん低い地区は大字下深谷部でした。土地の1平方メートルあたりの単価は、新西方がいちばん高く、多度町多度がいちばん低くなっています。

市全体の中央値2,100万円は、この差をならした数字です。自分の地区がどちら寄りかを見ずに、この1つの数字だけで売り出し価格を決めないでください。

地区ごとの数字は、このページの表で確認できます。査定を受けるときは、同じ地区の事例が何件あるかを先に聞くと、出てきた金額の重みが分かります。

⑥ 桑名市で査定を受ける前に、手元でそろえられるもの

ここまで見てきた3つの条件は、すべて査定の前に自分で調べられます。

1つ目は用途地域です。第1種低層住居専用地域か、市街化調整区域か、それ以外か。市の都市計画図で確認できます。

2つ目は前面道路の幅と接道の状況です。公図や地積測量図、購入時の重要事項説明書で分かります。

3つ目は築年数です。マンションなら、管理費と修繕積立金の額、大規模修繕の履歴も加えてください。

この3つをそろえてから、無料査定を複数社に依頼します。そのうえで、金額とその根拠を比べてください。

高い査定額は、その価格で売れる約束ではありません。桑名市内で第1種低層住居専用地域の取引を扱った実績があるか、市街化調整区域を説明できるかを聞くと、担当者の力量が見えます。

査定から引き渡しまでの手順は、家を売る流れ にまとめています。

桑名市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 桑名市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

850万円 〜 3,000万円

成約521件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,100万円です。

中古マンション

1,400万円 〜 3,100万円

成約155件。中央値は2,100万円です。 1平方メートルあたりでは260,000円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

20,000円 〜 78,000円

成約397件。中央値は49,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は桑名市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

桑名市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 桑名市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約521件・中央値2,100万円 (850万円〜3,000万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約155件・中央値2,100万円/1平方メートルあたり260,000円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約397件・1平方メートルあたり中央値49,000円 (20,000〜78,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

桑名市について、さらに詳しく書いた記事

このページは桑名市全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

桑名市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
弥富市約6km2,300万円+200万円
愛西市約11km1,700万円-400万円
四日市市約12km2,000万円-100万円
蟹江町約12km3,000万円+900万円
津島市約14km2,100万円同水準
大治町約18km2,400万円+300万円
あま市約18km2,400万円+300万円
名古屋市中川区約18km3,300万円+1,200万円
いなべ市約19km1,100万円-1,000万円
鈴鹿市約22km1,700万円-400万円
亀山市約31km1,300万円-800万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

桑名市の戸建ては、築何年のところで値段が落ちますか?

桑名市の戸建てを築年帯別に見ると、いちばん大きく落ちるのは築21〜30年から築31〜45年へ移るところでした。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下です。ただしこれは市全体を混ぜた数字です。市全体の中央値2,100万円をそのまま自分の家に当てず、用途地域と前面道路の条件を添えて無料査定を受けてください。

桑名市で中古マンションを売るとき、気をつけることは何ですか?

比べる相手が少ないことです。中古マンションは155件で、戸建ての521件を大きく下回ります。事例が少ないぶん、査定額の根拠も細くなります。面積1平方メートルあたりの中央値26万円を物差しにして、築年帯と専有面積の近い成約と見比べてください。桑名市でいちばん多い間取りは3LDK、次が4LDKでした。

桑名市は、いまが売り時ですか?

直近1年の戸建ての中央値は、その前の1年に比べてやや上がりました。中古マンションははっきり上がっています。ただし中古マンションは155件と少なく、数件の成約で中央値が動きます。上がったことを、待てばもっと上がる根拠にはしないでください。先に決められるのは、売却価格から費用を引いた手取りの額です。

桑名市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に陽だまりの丘(3,350万円・30件)、新西方(3,200万円・29件)、筒尾(2,800万円・17件)です。低いほうは長島町大倉(1,000万円・15件)、藤が丘(2,200万円・19件)、大字西別所(2,350万円・14件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

桑名市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは陽だまりの丘で築12年、古いほうは長島町大倉で築41年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

桑名市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは陽だまりの丘(30件・中央値3,350万円)、新西方(29件・中央値3,200万円)、大字東方(26件・中央値2,550万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(DATA-SLOT充填元)・確認日 2026-08-07

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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