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香川の家売却

香川県高松市の不動産売却|戸建てとマンションで、値段が落ちる築年が違う

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

高松市の実成約は戸建てが1,061件でいちばん多く、中古マンションが924件で続きます。土地は904件で、3つの中でいちばん少ない数でした(国交省データ)。中央値は戸建て1,600万円、マンション1,400万円です。戸建ては築46年以上、マンションは築31年以上で中央値が大きく落ちます。落ちる築年が違うので、売る時期の決め方も分けて考えます。

高松市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

高松市で売れた家は戸建てが37%、中古マンションが32%です。中古マンションの主な買い手は、家族で住む人だと私たちは見ています。

高松市で売れた不動産の件数(約3年)
戸建て1,061件
中古マンション924件
土地だけ904件

中古マンションは、間取りの記録があるうち家族向けが73%です。いちばん多い間取りは3LDKで、ひとり〜ふたり向けは7%にとどまります。戸建てについては、どんな人が買ったかを示す数字が手元のデータにはありません。そのため戸建ての買い手は、ここでは決めつけずにおきます。

2だから、この値段

真ん中の値段は戸建て1,600万円、マンション1,400万円です。大きく下がる築年は、戸建てとマンションで違います。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

戸建ては築10年以内の3,200万円から、築11〜20年で2,200万円に下がります。築21〜30年は1,800万円で、築31〜45年で1,000万円、築46年以上で540万円です。マンションは築11〜20年の2,200万円から、築21〜30年で1,300万円、築31〜45年で650万円まで下がります。売れた戸建ては築31年以上が55%なので、戸建て全体の真ん中の値段もその分低めだと私たちは見ています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

前の年より戸建てもマンションも値上がりしました。ただ家を買う年代は減る見込みで、場所によって差が出ると私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった42か所
  • 変わらない25か所
  • 下がった26か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年8.6万人
2035年8.2万人
2045年7.8万人

前の年と比べると、戸建ての真ん中の値段は+3.4%、マンションは+7.1%でした。住宅地の地価は93地点のうち、42地点で上がり26地点で下がりました。一方で、家を買う年代の人数は2045年までに−9%と国は見込んでいます。上がる地点と下がる地点が分かれているので、この先も場所ごとに動きが違うと考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

香川県高松市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+7.1%・戸建て+3.4%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
01,0002,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,400万円700万円〜2,400万円約20.0万円924
戸建て等(土地+建物)1,600万円530万円〜3,400万円—1,061
土地——約3.6万円904

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内2,900万円1563,200万円251
築11〜20年2,200万円1942,200万円61
築21〜30年1,300万円2531,800万円109
築31〜45年650万円2131,000万円260
築46年〜345万円72540万円261

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,400万円(107件)、未改装は1,300万円(192件)。 差は約8%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

高松市で売るなら、いくらくらいか

高松市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「香川県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

高松市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 高松市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は多肥上町が3,500万円、香川町浅野が530万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
木太町1,000万円69築44年
高松町700万円37築42年
多肥上町3,500万円35築1年
円座町2,300万円25築1年
仏生山町2,500万円24築27年
太田上町2,300万円21築33年
香川町浅野530万円21築39年
川島東町690万円21築28年

中古マンション

地区中央値件数築年数
木太町1,300万円91築26年
屋島西町750万円76築29年
浜ノ町2,000万円67築22年
桜町2,150万円38築17年
栗林町1,800万円34築25年
太田上町1,300万円30築24年
番町3,000万円25築15年
錦町2,250万円24築19年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
木太町14万円/㎡55
多肥上町15万円/㎡39
牟礼町牟礼7.0万円/㎡30
太田下町30万円/㎡28
伏石町35万円/㎡27
高松町7.8万円/㎡27
六条町14万円/㎡24
鬼無町6.3万円/㎡23

木太町(1,000万円・69件・築44年)

市内の地区の真ん中より57%低い水準です。売れているのは築44年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

高松町(700万円・37件・築42年)

市内の地区の真ん中より70%低い水準です。売れているのは築42年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

多肥上町(3,500万円・35件・築1年)

市内の地区の真ん中より52%高い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約1,485万円の差
  • 5m未満515万円32件
  • 5〜7m800万円67件
  • 7〜10m1,350万円172件
  • 10m以上2,000万円690件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,775万円の差
  • 4m未満425万円98件
  • 4〜6m1,500万円511件
  • 6m以上2,200万円449件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,165万円の差
  • 長方形2,000万円271件
  • ほぼ整形2,000万円115件
  • 不整形1,700万円140件
  • ほぼ長方形1,600万円345件
  • ほぼ台形835万円82件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約850万円の差
  • 市街化区域及び市街化調整区域外の都市計画区域1,850万円322件
  • 第1種中高層住居専用地域1,800万円82件
  • 第1種住居地域1,600万円150件
  • 近隣商業地域1,600万円65件
  • 準工業地域1,300万円95件
  • 第1種低層住居専用地域1,000万円130件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約4,300万円の差
  • SRC5,600万円12件
  • RC3,900万円84件
  • 鉄骨造2,600万円130件
  • 軽量鉄骨造1,850万円64件
  • 木造1,300万円670件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,600万円の差
  • 私道2,300万円340件
  • 県道1,550万円70件
  • 市道1,400万円553件
  • 道路700万円62件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,300万円の差
  • 商業地域2,300万円177件
  • 第2種住居地域1,700万円107件
  • 近隣商業地域1,400万円163件
  • 準工業地域1,200万円138件
  • 第1種住居地域1,000万円132件
  • 第1種中高層住居専用地域1,000万円66件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

高松市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。高松市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
高松JR予讃線23,274人
瓦町高松琴平電気鉄道 琴平線14,189人
高松築港高松琴平電気鉄道 琴平線11,836人
瓦町高松琴平電気鉄道 長尾線11,245人(2020年度)
片原町高松琴平電気鉄道 琴平線4,787人
仏生山高松琴平電気鉄道 琴平線3,481人
太田高松琴平電気鉄道 琴平線3,254人
栗林公園高松琴平電気鉄道 琴平線2,948人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
瓦町31.3万円1
栗林公園北口14万円2
昭和町13.9万円4
高松13万円4
栗林11万円5
三条9.7万円3
栗林公園8.7万円2
松島二丁目7万円2

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 53校・中学校 29校・高等学校 15校
  • 幼稚園・認定こども園73か所
  • 病院・診療所病院 34・診療所 410病床の多い病院は 高松赤十字病院(564床)、香川県立中央病院(533床)、医療法人社団玉藻会馬場病院(427床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

高松市の空き家の数

高松市では、住宅のうち16.8%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は16,840戸あります。

住宅の数226,370戸
空き家38,110戸(16.8%)
売りに出ている空き家1,080戸
使う予定のない空き家16,840戸(住宅の7.4%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て13,560戸
そのうち傷みや壊れがある3,800戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

高松市で実際に売れた土地は、㎡あたり3.6万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

高松市は戸建ての成約がいちばん多く、木太町では戸建てもマンションも動いている

高松市で成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリのデータで見ていきます。いちばん多いのは戸建てで1,061件、中央値は1,600万円です。真ん中の半分は530万円から3,400万円の間に入っています。

次に多いのが中古マンションで、924件、中央値は1,400万円です。面積あたりでは20万円/㎡でした。土地だけの取引は904件で3つの中でいちばん少なく、㎡単価の中央値は3.6万円です。

戸建ての成約が多い地区は、多い順に木太町・高松町・多肥上町・円座町・仏生山町です。マンションは木太町・屋島西町・浜ノ町・桜町・栗林町の順でした。木太町は、どちらでも先頭です。

成約の多い地区は、自分の物件と条件の近い成約を見つけやすい地区でもあります。査定を受けるときは、根拠にした成約がどの町のものかを聞いてください。市全体の中央値だけで値段を決めると、地区の差を見落とします。

取引がいちばん多いのは線引きのない都市計画区域で、第1種低層住居専用地域は中央値が低い

高松市の戸建ての成約を用途地域で分けると、いちばん多いのは市街化区域にも市街化調整区域にも入らない都市計画区域です。戸建ての中央値がいちばん高いのも、この区域でした。

都市計画法では、市街化区域と調整区域の線引きは「定めることができる」ものです。線引きのない都市計画区域には、この2つの区別がありません。調整区域のような「原則として建てられない」という制限は、この区域にはかかりません。

反対に、戸建ての中央値がいちばん低いのは第1種低層住居専用地域でした。都市計画法では低層住宅の住環境を守るために定める地域とされ、建てられる建物の高さや用途に制限があります。なぜ中央値が低いのかは、このデータだけでは分かりません。

建物の広さや築年数を分けずに比べた結果なので、区域そのものが安いとは言い切れないからです。自分の家の用途地域は、市の都市計画の窓口で調べられます。査定額の根拠にした成約が同じ用途地域かどうかも、担当者に確かめてください。

戸建ては多肥上町が高く、香川町浅野が低い。土地の㎡単価も伏石町と鬼無町で差が出ている

高松市の戸建ての中央値を地区で見ると、いちばん高いのは多肥上町で、いちばん低いのは香川町浅野です。多肥上町は成約の件数でも上位に入っていて、動きのある地区です。同じ市内でも、地区によって中央値は大きく違います。

土地の㎡単価は、伏石町が高く、鬼無町が低い地区でした。土地の成約は904件と少ないので、地区ごとに分けるとさらに比べる相手が減ります。売り出し価格は、同じ地区の成約があればそれを物差しにしてください。

同じ地区の成約が無いときは、近い地区の成約から条件の差を引いて値段を決めます。市全体の㎡単価3.6万円をそのまま当てはめるのは、地区の差が大きい高松市では避けたほうが安全です。

戸建ては築46年以上で3分の1以下に。マンションは築31年を境に大きく落ちる

高松市の戸建てを築年数で分けると、築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下です。いちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上に移るところでした。今の耐震基準は1981年6月に始まっていて、築46年以上の家にはそれより前に建てられたものが多く含まれます。

築46年以上では建物の評価がほとんど残らず、土地の値段で決まる場面が多くなります。築40年前後の家を売る気があるなら、この線を越える前に一度査定を取っておいてください。戸建てを売るときに先に確かめることは、戸建てを売る にまとめています。

中古マンションも、築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下まで下がります。ただし、いちばん大きく落ちる場所は戸建てと違います。マンションは築21〜30年から築31〜45年に移るところで、中央値がいちばん大きく落ちていました。

つまり、マンションは段差が早く来ます。築20年台のマンションを持っているなら、戸建てと同じ感覚で待つと段差を越えてしまいます。マンションに固有の準備は、中古マンションを売る で整理しています。

前面道路の幅で、戸建ての中央値が3段階に分かれる

高松市の戸建ての成約を前面道路の幅で分けると、6m以上がいちばん高く、4〜6m、4m未満の順に下がります。道路の幅は、後から変えられません。それでも値段に差が出るのには、法律上の理由があります。

建築基準法では、建物の敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。前面道路が4m未満だと、建て替えのときに道路の中心から2mの位置まで敷地を下げる必要が出ることがあります。買い手は建て替え後に使える土地が減ることを知っているので、その分を値段から引いて考えます。

幅は、法務局で取れる公図や、購入時の重要事項説明書で確かめられます。査定のときは、道路の幅と接している長さを先に伝えてください。道路に2m以上接していない場合の売り方は、再建築不可物件を売る にまとめています。

マンションは3LDKがいちばん多く、改装済みの中央値は高いが費用がそのまま乗るわけではない

高松市の中古マンションの成約で、いちばん多い間取りは3LDKで、次が2LDKです。3LDKなら、同じ間取りの成約を見つけやすい市です。査定の根拠にした成約が同じ間取りかどうかは、担当者に聞けば分かります。

改装済みのマンションの中央値は、未改装より高く出ています。ただし、この比較は築年数や広さを分けていないので、改装費がそのまま値段に乗ったとは読めません。売る前に直すかどうかは、現況の価格と直した場合の価格を並べてから決めてください。

直すか迷ったときの判断は、売る前にリフォームすべきか で整理しています。マンションの成約が多い屋島西町・浜ノ町・桜町・栗林町では、同じ棟で過去に成約があるかを先に聞いてください。同じ棟の成約があれば、それが市の中央値より近い物差しになります。

直近1年は、戸建てもマンションもやや上がった

高松市の直近1年の中央値は、戸建てもマンションも前の1年に比べてやや上がっています。少なくとも、値段が下がり続けている市場ではありません。ただ、「待てば上がる」とは読めません。

築年の帯を1つ越えたときの落ち方は、1年の上がり幅よりはっきり大きく出ています。築30年前後のマンションや築45年前後の戸建てなら、待つより先に査定を取っておいてください。売る時期は、市場の動きより自分の家の築年で決めるのが、高松市のデータの読み方です。

高松市で売る前にそろえる条件と、かかるお金

ここまでの内容を、査定の前にそろえる条件にすると次のとおりです。地区、用途地域、築年数、前面道路の幅と接している長さ、マンションなら間取りと改装の有無です。この順に書き出して担当者に渡すと、根拠のある査定額が返ってきやすくなります。

進め方は、まず実データで自分の物件の位置をつかみ、複数の会社に査定を頼みます。出てきた金額の大小より、根拠にした成約が同じ地区・同じ築年帯かを聞いてください。そのうえで媒介契約を結び、売り出しに進みます。

相談先は、提示額の大小だけで選ばないでください。高松市内の成約実績があるか、根拠を数字で示せるか、専任と一般の媒介契約の違いを説明できるか。この3点で比べれば、任せられる担当者が見えてきます。

売るときにかかるお金は、仲介手数料、売買契約書の印紙税、抵当権が付いたままなら抹消登記の費用です。売って利益が出た年は、翌年に譲渡所得税の申告も要ります。項目ごとの内訳と計算は、不動産売却でかかる費用の一覧 にまとめています。

高松市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 高松市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

530万円 〜 3,400万円

成約1,061件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は1,600万円です。

中古マンション

700万円 〜 2,400万円

成約924件。中央値は1,400万円です。 1平方メートルあたりでは200,000円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

18,000円 〜 61,000円

成約904件。中央値は36,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は高松市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

高松市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 高松市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約1,061件・中央値1,600万円 (530万円〜3,400万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約924件・中央値1,400万円/1平方メートルあたり200,000円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約904件・1平方メートルあたり中央値36,000円 (18,000〜61,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

高松市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

よくある質問

高松市でマンションを売るなら、改装してから出したほうがいいですか?

高松市の成約データでは、改装済みのマンションの中央値は未改装より高く出ています。ただし、かけた改装費がそのまま値段に乗るとは限りません。直す前に、現況のままの価格と直した場合の価格を同じ担当者に聞いてください。差額が改装費を下回るなら、そのまま売り出すほうが手元に残ります。

香川町浅野に古い戸建てがあります。値段はつきますか?

香川町浅野は、高松市の戸建ての成約の中で中央値がいちばん低い地区です。それでも成約データに出ている以上、買い手はいます。築46年以上なら建物の評価はほとんど残らず、土地の値段で決まる場面が多くなります。古家付きのままの査定と、更地にした場合の査定を並べてから決めてください。

高松市は土地の成約が少ないと聞きました。土地だけを売るのは不利ですか?

高松市の土地の成約は904件で、戸建てやマンションより少ない数です。不利というより、比べられる成約が少なくて値付けの根拠を作りにくい、というのが実態です。㎡単価は伏石町が高く、鬼無町が低いなど、地区で差があります。同じ地区の成約を担当者に出してもらい、無ければ近い地区との条件の差を引いて決めます。

高松市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に多肥上町(3,500万円・35件)、仏生山町(2,500万円・24件)、円座町(2,300万円・25件)です。低いほうは香川町浅野(530万円・21件)、川島東町(690万円・21件)、高松町(700万円・37件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

高松市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは多肥上町で築1年、古いほうは木太町で築44年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

高松市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは木太町(69件・中央値1,000万円)、高松町(37件・中央値700万円)、多肥上町(35件・中央値3,500万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(高松市の実成約データ・2023年第3四半期〜2026年第1四半期)・確認日 2026-10-14
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務)・確認日 2026-10-14
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第7条=区域区分・第9条=第一種低層住居専用地域・第43条=調整区域の建築制限)・確認日 2026-10-14

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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