岩手の家売却
盛岡市の不動産売却・査定|戸建て相場2,000万円・成約845件
本記事にはプロモーションが含まれます。
岩手県盛岡市の実成約は、戸建てが845件、中古マンションが567件です(国交省データ)。戸建ての中央値は2,000万円、中古マンションは1,800万円です。直近1年は戸建ての中央値がはっきり上がり、中古マンションはやや下がりました。種類で動きが逆なので、売る時期の考え方も分けて見る必要があります。戸建ては向中野で高く、山岸で低く、地区の差が大きい市場です。
2026年10月19日(月)家の売却を、国の実データで。
岩手の家売却
本記事にはプロモーションが含まれます。
岩手県盛岡市の実成約は、戸建てが845件、中古マンションが567件です(国交省データ)。戸建ての中央値は2,000万円、中古マンションは1,800万円です。直近1年は戸建ての中央値がはっきり上がり、中古マンションはやや下がりました。種類で動きが逆なので、売る時期の考え方も分けて見る必要があります。戸建ては向中野で高く、山岸で低く、地区の差が大きい市場です。

盛岡市で売れた戸建ての53%は築31年以上です。買い手は、建物の新しさより値段の手ごろさで選ぶ人が中心だと私たちは見ています。
築31〜45年の戸建ての真ん中の値段は1,300万円、築46年以上は800万円です。どちらも戸建て全体の2,000万円を下回ります。その一方で、売れた戸建ての25%は築10年以内でした。新しい家を求める買い手もいると私たちは考えています。
盛岡市の戸建ての値段は、築年数で大きく分かれます。築10年以内は3,550万円、築46年以上は800万円です。
築年数の分かる戸建てで見ると、築21〜30年は1,900万円、築31〜45年は1,300万円です。古い築年帯ほど値段は下がっています。値段は場所でも違い、戸建てが高い地区は向中野(3,900万円)、安い地区は山岸(1,000万円)です。住宅地の地価も、いちばん高い駅は仙北町駅(1㎡ 7万円)、いちばん安い駅は渋民駅(1㎡ 1万円)と開きがあります。
住宅地の地価は93地点のうち60地点で上がりました。下がったのは3地点で、いまは上向きと私たちは見ています。
戸建ての真ん中の値段は前の年より+10%でした。ただ、1年だけの動きは振れやすく、これだけで上がり続けるとは言えません。中古マンションは−5.6%で、種類によって動きが違います。家を買う年代の人数は2045年までに−20%と国は推計しており、長い目では値段を押し下げる力になると私たちは考えています。
「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。
ここから下は、上の見立ての元になった数字です。
| 種別 | 中央値 | よくある価格帯 | ㎡単価 | 件数 |
|---|---|---|---|---|
| 中古マンション | 1,800万円 | 600万円〜2,500万円 | 約25.0万円 | 567 |
| 戸建て等(土地+建物) | 2,000万円 | 1,000万円〜3,400万円 | — | 845 |
| 土地 | — | — | 約6.0万円 | 584 |
| 築年数 | 中古マンション | 件数 | 戸建て等 | 件数 |
|---|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 3,600万円 | 59 | 3,550万円 | 194 |
| 築11〜20年 | 2,500万円 | 107 | 2,900万円 | 69 |
| 築21〜30年 | 2,100万円 | 110 | 1,900万円 | 106 |
| 築31〜45年 | 675万円 | 220 | 1,300万円 | 240 |
| 築46年〜 | 270万円 | 31 | 800万円 | 180 |
参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,600万円(83件)、未改装は1,600万円(131件)。 改装済みのほうが高いとは限りません。改装して売られる物件は築年数が経っていることが多いためで、リフォーム費用がそのまま価格に乗るわけではない実態が読み取れます。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。
値段の目安レポート(無料)
盛岡市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。
国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 盛岡市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は向中野が3,900万円、山岸が1,000万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。
| 地区 | 中央値 | 件数 | 築年数 |
|---|---|---|---|
| 向中野 | 3,900万円 | 35 | 築10年 |
| 永井 | 3,500万円 | 29 | 築24年 |
| 山岸 | 1,000万円 | 29 | 築40年 |
| 三本柳 | 2,700万円 | 26 | 築16年 |
| みたけ | 2,600万円 | 25 | 築34年 |
| 西青山 | 1,300万円 | 23 | 築30年 |
| 高松 | 2,400万円 | 23 | 築30年 |
| 本宮 | 2,400万円 | 22 | 築27年 |
| 地区 | 中央値 | 件数 | 築年数 |
|---|---|---|---|
| 中央通 | 1,900万円 | 59 | 築23年 |
| 本町通 | 1,600万円 | 54 | 築33年 |
| 本宮 | 2,350万円 | 34 | 築16年 |
| 開運橋通 | 940万円 | 32 | 築41年 |
| 盛岡駅前通 | 3,300万円 | 27 | 築19年 |
| 盛岡駅西通 | 2,850万円 | 26 | 築14年 |
| 加賀野 | 1,200万円 | 23 | 築23年 |
| 紺屋町 | 200万円 | 21 | 築34年 |
| 地区 | 中央値 | 件数 |
|---|---|---|
| 向中野 | 28万円/㎡ | 58 |
| 永井 | 23万円/㎡ | 32 |
| 三本柳 | 20万円/㎡ | 22 |
| 西見前 | 19万円/㎡ | 18 |
| 仙北 | 22万円/㎡ | 16 |
| 山岸 | 14万円/㎡ | 15 |
| みたけ | 21万円/㎡ | 15 |
| 緑が丘 | 15万円/㎡ | 15 |
市内の地区の真ん中より50%高い水準です。売れているのは築10年前後と新しめで、建物の状態がそのまま値段に出ます。
市内の地区の真ん中より35%高い水準です。売れているのは築24年前後です。
市内の地区の真ん中より62%低い水準です。売れているのは築40年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。
地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。
国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。
間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。
幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。
不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。
用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。
鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。
私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。
商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。
読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。
家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。盛岡市の分を、国の公開データで数えました。
| 駅 | 路線 | 乗降客数 |
|---|---|---|
| 盛岡 | JR東北線 | 32,204人 |
| 盛岡 | アイジーアールいわて銀河鉄道 いわて銀河鉄道線 | 9,974人 |
| 岩手飯岡 | JR東北線 | 4,258人 |
| 青山 | アイジーアールいわて銀河鉄道 いわて銀河鉄道線 | 3,195人 |
| 仙北町 | JR東北線 | 3,148人(2020年度) |
| 厨川 | アイジーアールいわて銀河鉄道 いわて銀河鉄道線 | 2,987人 |
| 好摩 | アイジーアールいわて銀河鉄道 いわて銀河鉄道線 | 1,453人 |
| 好摩 | JR花輪線 | 1,042人(2019年度) |
| 最寄り駅 | 地価 | 地点 |
|---|---|---|
| 仙北町 | 7.3万円 | 9 |
| 青山 | 6.1万円 | 6 |
| 盛岡 | 5.9万円 | 52 |
| 岩手飯岡 | 5.8万円 | 14 |
| 前潟 | 4.4万円 | 3 |
| 厨川 | 4.2万円 | 3 |
| 矢幅 | 3.1万円 | 1 |
| 好摩 | 1.4万円 | 3 |
地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。
出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。
盛岡市では、住宅のうち15.6%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は8,970戸あります。
| 住宅の数 | 155,760戸 |
|---|---|
| 空き家 | 24,330戸(15.6%) |
| 売りに出ている空き家 | 390戸 |
| 使う予定のない空き家 | 8,970戸(住宅の5.8%・全国は5.9%) |
| そのうち一戸建て | 6,090戸 |
| そのうち傷みや壊れがある | 2,430戸 |
出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。
値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。
盛岡市で実際に売れた土地は、㎡あたり6万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。
盛岡市の実成約を、国土交通省の不動産情報ライブラリで見ると、まず目につくのは値動きの向きです。直近1年の戸建ての中央値は、前の1年に比べてはっきり上がりました。中古マンションの中央値は、同じ期間でやや下がっています。
向きが逆です。同じ市の中で、種類によって動きが分かれています。戸建てを売る人と、マンションを売る人で、見るべき材料が変わります。
取引の量にも偏りがあります。いちばん多いのは戸建てで845件、次が土地で584件です。中古マンションは567件で、いちばん少ない種類です。
戸建ての中央値は2,000万円です。成約の半数が入る価格帯は、1,000万円から3,400万円です。中古マンションの中央値は1,800万円で、面積あたりの単価は中央値で25万円/㎡です。
土地は面積あたりの単価で見ます。市全体の中央値は6.0万円/㎡です。ただし地区の差が大きいので、この数字をそのまま使わないでください。
| 見るところ | 戸建て | 中古マンション |
|---|---|---|
| 成約の件数 | 845件 | 567件 |
| 中央値 | 2,000万円 | 1,800万円 |
| 直近1年の向き | 前の1年よりはっきり上がった | 前の1年よりやや下がった |
| 値段がいちばん落ちる築年帯 | 築31〜45年から築46年以上へ | 築21〜30年から築31〜45年へ |
| 成約が多い地区 | 向中野・永井・山岸 | 中央通・本町通・本宮 |
戸建てを売る人は、1年以上前に近所で売れた値段を物差しにしないでください。いまの水準より低く見積もる可能性があります。査定では、直近1年の成約だけに絞った資料を頼んでください。
マンションを売る人は、逆の注意が要ります。数年前に同じ棟で売れた値段をそのまま期待すると、見立てがずれます。やや下がった分を織り込み、いまの成約で値段を決めます。
盛岡市の戸建てで成約が多い地区は、多い順に向中野・永井・山岸・三本柳・みたけです。この5つの地区は、件数が多いぶん、比べる事例を探しやすい地区です。
ただし値段の水準は、地区でまったく違います。戸建ての中央値がいちばん高いのは向中野で、いちばん低いのは山岸です。成約が多い地区どうしでも、この開きがあります。
土地の面積あたりの単価も同じ向きです。高いのは向中野で、低いのは上厨川でした。戸建ての値段は土地の値段に引っ張られるので、地区の差がそのまま家の値段の差になります。
市全体の中央値2,000万円は、高い地区と低い地区を混ぜた数字です。向中野の家にそのまま当てると、低く見積もることになります。山岸なら逆です。
査定を受けるときは、自分の地区の成約だけを抜き出した資料を頼んでください。地区の中でも、築年数と前面道路の幅でさらに分かれます。この二つはあとの節で見ます。
盛岡市の中古マンションを築年帯で見ると、築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下です。下がり方は一定ではありません。いちばん大きく落ちるのは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところです。
戸建てより一段早い築年帯で、値段が折れます。いま築21〜30年の帯にあるマンションは、この段差の手前にあります。売る時期を数年延ばすと、段差の向こう側で売ることになります。
成約が多い地区は、多い順に中央通・本町通・本宮・開運橋通・盛岡駅前通です。間取りは3LDKがいちばん多く、次が2LDKです。この地区と間取りに当てはまる部屋は、比べる事例を見つけやすいです。
盛岡市の中古マンションでは、改装済みの中央値が未改装より高くありません。直した費用は、売値に乗りにくい市場です。
売る前にリフォームするかどうかは、ここで一度立ち止まってください。壊れている設備を直すのと、見栄えを上げるために手を入れるのは別の話です。後者は、かけた費用を回収できない可能性が高いです。
判断の軸は、売る前にリフォームすべきか にまとめています。マンション特有の準備は、中古マンションを売る で整理しています。
戸建ても、築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下です。マンションと違い、いちばん大きく落ちるのは築31〜45年から築46年以上へ移るところです。それより手前の段差は、ここより小さいです。
いま築31〜45年の帯にある家は、段差の手前にあります。あと数年で築46年以上に入る家なら、売る時期の判断に、この段差を入れてください。
建築士の視点
築46年以上の戸建ては、買い手が建物にお金を払っていない帯です。値段を決めているのは土地の広さ、形、道路の条件です。建物が古いことより、土地の条件が悪いことのほうが値段を下げます。
売る前に見ておきたいのは、基礎のひび、屋根と外壁の傷み、雨漏りの跡です。直すためではありません。知っていることを先に買い手へ伝えるためです。
引き渡しのあとに傷みが見つかると、売った側が費用を負うことがあります。古い家を残して売るか、壊して土地として売るかは、解体費と買い手の層で決まります。査定のときは、残した場合と壊した場合の両方の値段を出してもらってください。
戸建て全体の準備は、戸建てを売る にまとめています。
盛岡市の戸建てで取引がいちばん多い用途地域は、第1種低層住居専用地域です。一方、中央値がいちばん高いのは第2種中高層住居専用地域で、いちばん低いのは市街化調整区域です。多い地域と高い地域は、別です。
第2種中高層住居専用地域は、低層の住宅地より大きな建物を建てられる地域です。土地の使い道に幅があることが、中央値の高さの一因だと見ています。
市街化調整区域は、原則として新しく家を建てられない区域です。建て替えに許可が要るため、買い手は家を建てる個人より限られます。自分の土地が調整区域なら、売り方そのものが変わります。
調整区域だった場合の進め方は、市街化調整区域の家・土地を売る にまとめています。
前面道路の幅でも、中央値に差が出ています。6m以上がいちばん高く、4〜6mがその次で、4m未満がいちばん低い順です。この順番は、買い手が将来の建て替えを見ているからです。
法律の決まりで、敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していないと家を建てられません。前面道路が4m未満の家は、建て替えのときに敷地を後退させる必要が出ることがあります。建てられる面積が減るぶん、買い手は値段から引いて考えます。
自分の家の前面道路の幅と用途地域は、市の都市計画の窓口で確かめられます。査定の前に調べて担当者に伝えると、根拠のある値段が返ってきやすくなります。
進め方は三つの段階に分けると迷いません。まず、自分の物件に近い条件の成約を集めて、相場の中の位置をつかみます。次に、複数の会社に査定を頼み、出てきた値段と根拠を並べます。
最後に、媒介契約を結んで売り出します。物差しは、盛岡市の実データです。
盛岡市で査定を頼むときに、必ず聞いておきたいことがあります。地区を自分の地区に絞った成約か、築年帯を分けた資料か、直近1年に絞った数字かです。この三つがそろわない査定額は、市全体の中央値を言い換えただけのことがあります。
かかるお金は、仲介手数料、登記にかかる費用、印紙税、売って利益が出たときの税金です。項目ごとの中身と、手元にいくら残るかの考え方は、不動産売却でかかる費用の一覧 にまとめています。
戸建てなら地区と前面道路、マンションなら築年帯と改装の扱いです。盛岡市のデータで値段を分けているのはこの点なので、査定の場でもここから話を始めてください。
個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 盛岡市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。
1,000万円 〜 3,400万円
成約845件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,000万円です。
600万円 〜 2,500万円
成約567件。中央値は1,800万円です。 1平方メートルあたりでは250,000円が中央値。
39,000円 〜 78,000円
成約584件。中央値は60,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。
同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 盛岡市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。
成約845件・中央値2,000万円 (1,000万円〜3,400万円に半分が入る)
一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。
成約567件・中央値1,800万円/1平方メートルあたり250,000円が中央値
中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。
成約584件・1平方メートルあたり中央値60,000円 (39,000〜78,000円に半分が入る)
土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。
ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。
同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。
違います。盛岡市の戸建ての中央値は、向中野がいちばん高く、山岸がいちばん低い地区です。どちらも成約が多い地区ですが、水準は大きく離れています。土地の面積あたりの単価も向中野が高い側なので、家の値段の差は土地の差から来ています。市全体の中央値2,000万円をどちらにも当てず、自分の地区の成約だけで比べてください。査定では、地区を絞った資料を頼むと差が見えます。
値段を上げる目的なら、おすすめしません。盛岡市の中古マンションは、改装済みの中央値が未改装より高くありません。かけた費用が売値に乗りにくい市場です。もう一つ、築21〜30年から築31〜45年へ移るところが、盛岡市のマンションで中央値がいちばん大きく落ちる段差です。リフォームに時間をかけて帯をまたぐより、いまの状態で早く査定を受けるほうが先です。壊れている設備だけ直し、見栄えの工事は買い手に任せてください。
中央値は市全体の真ん中の値で、個別の家の値段ではありません。盛岡市の戸建ては、成約の半数が1,000万円から3,400万円の間に入ります。この幅の中でどこに来るかは、地区、築年帯、前面道路の幅、用途地域で決まります。直近1年の戸建ての中央値は前の1年よりはっきり上がっているので、古い成約を物差しにすると低く見積もります。複数の会社に査定を頼み、どの成約を根拠にした値段かを聞いて比べてください。
国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に向中野(3,900万円・35件)、永井(3,500万円・29件)、三本柳(2,700万円・26件)です。低いほうは山岸(1,000万円・29件)、西青山(1,300万円・23件)、本宮(2,400万円・22件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。
地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは向中野で築10年、古いほうは山岸で築40年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。
戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは向中野(35件・中央値3,900万円)、永井(29件・中央値3,500万円)、山岸(29件・中央値1,000万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。
本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。