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石川の家売却

金沢市の不動産売却・査定|戸建て中央値2,200万円・成約2,026件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

石川県金沢市の実成約は、戸建てが2,026件でいちばん多い種類です(国交省データ)。次が土地で、中古マンションは899件にとどまります。戸建ての中央値は2,200万円、中古マンションは1,800万円で、直近1年はどちらもやや上がりました。戸建ては地区の差が大きく、松村が高く、小立野が低いです。前面道路の幅と用途地域でも差が出るので、市全体の数字ではなく、自分の地区と築年帯で査定の根拠を確かめてください。

金沢市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

戸建ての買い手は、新しめの家を求める人と、古くても手ごろな家を求める人に分かれていると私たちは見ています。

金沢市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内34%
  • 築11〜30年19%
  • 築31年以上47%

金沢市の成約は戸建てが2,026件で、全体の50%を占めます。売れた戸建てのうち、築10年以内が34%、築31年以上が47%です。新しい家と古い家の両方が、まとまった数で売れています。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段2,200万円は、新しい家と古い家の値段が混ざってできた数字です。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築10年以内は3,200万円、築31〜45年は1,600万円、築46年以上は950万円です。築年が古くなるほど、値段ははっきり下がっています。地区でも差があり、高い地区は松村(3,900万円)、安い地区は小立野(1,250万円)です。住宅地の地価も、西金沢駅(1㎡ 10万円)と森本駅(1㎡ 5万円)で開きがあります。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

今の数字では値段も地価も上向きで、すぐに大きく下がる様子は見えないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった94か所
  • 変わらない16か所
  • 下がった10か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年9.5万人
2035年9.5万人
2045年9.2万人

戸建ての真ん中の値段は、前の年より+4.5%でした。住宅地の地価は120地点のうち94地点で上がり、下がったのは10地点です。国の推計では、2025年から2045年に家を買う年代の人は−3%、高齢の人は+16%です。買う年代の人数の減り方は小さく、買い手が急に減るとは今の数字からは言えないと考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

石川県金沢市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+5.6%・戸建て+4.5%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
01,5003,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,800万円1,000万円〜2,900万円約23.8万円899
戸建て等(土地+建物)2,200万円1,200万円〜3,300万円—2,026
土地——約8.0万円1,148

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内4,400万円1133,200万円629
築11〜20年3,200万円1502,600万円138
築21〜30年1,900万円2062,000万円223
築31〜45年1,000万円3761,600万円468
築46年〜570万円33950万円418

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,100万円(99件)、未改装は1,600万円(187件)。 差は約31%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

金沢市で売るなら、いくらくらいか

金沢市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「石川県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

金沢市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 金沢市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は松村が3,900万円、小立野が1,250万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
横川3,100万円45築1年
小立野1,250万円42築43年
粟崎町1,700万円36築36年
東山1,350万円36築46年
八日市2,700万円35築13年
松村3,900万円31築7年
増泉1,300万円28築42年
久安2,300万円27築30年

中古マンション

地区中央値件数築年数
北安江2,150万円38築27年
泉本町1,400万円35築33年
泉が丘2,300万円35築19年
尾張町1,400万円33築36年
泉野町730万円32築33年
駅西本町3,150万円28築16年
香林坊4,500万円25築19年
富樫1,900万円25築25年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
横川31万円/㎡30
弥生42万円/㎡25
松村31万円/㎡23
小坂町30万円/㎡19
久安27万円/㎡17
南森本町8.1万円/㎡17
山科17万円/㎡17
諸江町30万円/㎡16

横川(3,100万円・45件・築1年)

市内の地区の真ん中より35%高い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

小立野(1,250万円・42件・築43年)

市内の地区の真ん中より46%低い水準です。売れているのは築43年前後です。

粟崎町(1,700万円・36件・築36年)

市内の地区の真ん中より26%低い水準です。売れているのは築36年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約1,730万円の差
  • 5m未満670万円72件
  • 5〜7m1,100万円171件
  • 7〜10m1,900万円409件
  • 10m以上2,400万円630件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,500万円の差
  • 4m未満1,100万円204件
  • 4〜6m2,000万円764件
  • 6m以上2,600万円1025件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約450万円の差
  • 不整形2,300万円147件
  • 長方形2,000万円577件
  • ほぼ台形1,900万円86件
  • 台形1,900万円81件
  • ほぼ長方形1,850万円354件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約800万円の差
  • 準工業地域2,800万円229件
  • 第2種住居地域2,600万円117件
  • 第2種中高層住居専用地域2,400万円245件
  • 第1種住居地域2,300万円543件
  • 第1種中高層住居専用地域2,100万円312件
  • 第1種低層住居専用地域2,000万円269件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約2,200万円の差
  • RC4,300万円47件
  • 軽量鉄骨造3,200万円69件
  • 鉄骨造2,900万円159件
  • 木造2,100万円1673件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,500万円の差
  • 公道2,600万円608件
  • 市道2,000万円1153件
  • 私道1,400万円55件
  • 道路1,100万円91件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約2,020万円の差
  • 商業地域3,000万円347件
  • 準工業地域1,700万円105件
  • 近隣商業地域1,600万円104件
  • 第1種中高層住居専用地域1,600万円98件
  • 第1種住居地域1,200万円106件
  • 第2種住居地域980万円67件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

金沢市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。金沢市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
金沢JR北陸線15,725人
西金沢IRいしかわ鉄道線6,010人
東金沢IRいしかわ鉄道線5,608人
北鉄金沢北陸鉄道 浅野川線3,904人
森本IRいしかわ鉄道線2,915人
野町北陸鉄道 石川線1,404人
新西金沢北陸鉄道 石川線866人
割出北陸鉄道 浅野川線668人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
西金沢10.2万円3
東金沢9.1万円6
金沢9.1万円107
森本4.8万円6

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 57校・中学校 31校・高等学校 20校
  • 幼稚園・認定こども園87か所
  • 病院・診療所病院 44・診療所 416・歯科 225病床の多い病院は 国立大学法人金沢大学附属病院(838床)、石川県立中央病院(630床)、独立行政法人国立病院機構金沢医療センター(554床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

金沢市の空き家の数

金沢市では、住宅のうち14.8%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は11,620戸あります。

住宅の数244,640戸
空き家36,190戸(14.8%)
売りに出ている空き家830戸
使う予定のない空き家11,620戸(住宅の4.7%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て9,140戸
そのうち傷みや壊れがある2,780戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

金沢市で実際に売れた土地は、㎡あたり8万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

金沢市の取引は戸建てが最多。土地が続き、中古マンションは少ない

金沢市で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリで数えました。戸建てが2,026件でいちばん多く、次が土地の1,148件です。中古マンションは899件で、3つの中ではいちばん少ない種類です。

種類中央値件数
戸建て(土地と建物)2,200万円2,026件
中古マンション1,800万円899件
土地(面積あたり)8.0万円/㎡1,148件

戸建ての真ん中の半分は、1,200万円から3,300万円までに収まります。下と上の差が大きく、市全体の中央値だけでは自分の家の位置は分かりません。この幅を作っているのが、この先で見ていく地区・築年帯・道路・用途地域の差です。

中古マンションは件数が少ないぶん、比べる事例の選び方で査定額が動きます。面積あたりの単価は中央値24万円/㎡です。マンションを売る人は、この単価と同じ築年帯の成約を並べて見てください。

直近1年は、戸建てもマンションも中央値がやや上がった

直近1年の戸建ての中央値は、その前の1年と比べてやや上がりました。中古マンションの中央値も、同じ期間でやや上がっています。下がっている市場ではない、というのが金沢市のいまの向きです。

ただし上がり幅は小さく、1年前の成約を物差しにしても大きくは外れません。それより、築年帯と地区の差のほうがはるかに大きく出ています。売り出し価格を決めるときは、向きより先に自分の家の条件を見てください。

査定を受けるときは、根拠にした成約がいつのものかを聞いてください。直近の成約で組んだ査定なら、この上向きが入っています。古い成約だけで組んだ査定は、いまの金沢市より少し安く出ます。

戸建ての成約が多いのは横川・小立野・粟崎町・東山・八日市

金沢市で戸建ての成約が多い地区は、多い順に横川・小立野・粟崎町・東山・八日市です。中央値がいちばん高い地区は松村で、いちばん低い地区は小立野でした。同じ市内でも、地区で値段は大きく違います。

小立野は成約が多い地区のひとつですが、中央値はいちばん低く出ています。成約した家の築年数を見ると、小立野は年数の経った家が中心です。横川は築年数の浅い家の成約が中心で、地区の差には建物の年代の差が混ざっています。

地区の差が大きい市では、市全体の中央値をそのまま当てはめると外れます。松村で使えば安く見積もり、小立野で使えば高く見積もることになります。査定では、同じ地区の直近成約だけで組んだ資料を頼んでください。

成約が少ない地区では、比べる事例がすぐには見つかりません。その場合は近い地区の成約を使い、道路の幅や築年帯の差を引いて値段を組みます。どの成約を根拠にしたかを、担当者に書面で出してもらってください。

戸建ては築46年以上で大きく落ちる。段差は築31〜45年との間にある

金沢市の戸建てを築年帯で分けると、築46年以上の中央値は築10年以内の3分の1以下です。落ち方は一様ではなく、いちばん大きな段差は築31〜45年から築46年以上へ移るところにあります。その手前の段差は、ここまで大きくありません。

築46年以上の家は、おおむね1981年(昭和56年)6月の耐震基準の改正より前に建った家にあたります。買い手はこの年代の家を、補強が要るかもしれない家として見ます。段差がこの境目に出ているのは、補強の費用を買い手が値段から引いているためだと私は見ています。

築46年以上の戸建ては、建物の値段がほとんど残らず、土地の値段で取引されます。古家付きのまま売るか、解体して更地で売るかは、査定の段階で決めることになります。見極め方は、更地で売るか、古家付き土地のまま売るか に書きました。

築46年未満でも、段差の手前にいる家は時間が経つと段差を越えます。待つ理由は、データにはありません。築31〜45年の家を持っていて売る気があるなら、いまの値段を先に確かめてください。

前面道路は6m以上が高く、4m未満が低い

金沢市の戸建ては、前面道路の幅で中央値に差が出ています。6m以上がいちばん高く、4〜6mがその次で、4m未満がいちばん低い並びです。道路の幅は後から変えられないので、買い手は最初にここを見ます。

建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。前面道路が4m未満の家は、建て替えのときに敷地の一部を道路として後退させることがあります。使える土地が減るぶん、買い手は値段を引いて考えます。

前面道路が4m未満なら、売り出す前に接道の条件を確かめてください。接道の条件を満たさない家は、再建築できない扱いになることがあり、売り方が変わります。確かめ方と売り方は、再建築不可物件を売る を読んでください。

用途地域では準工業地域が高く、第1種低層住居専用地域が低い

金沢市の戸建てを用途地域で分けると、中央値がいちばん高いのは準工業地域です。いちばん低いのは第1種低層住居専用地域でした。取引がいちばん多いのは第1種住居地域で、高い地域とも低い地域とも別です。

第1種低層住居専用地域は、都市計画法で低層住宅の住環境を守るための地域と定められています。建てられる建物の種類と高さが絞られている地域です。それでも中央値が低く出ているのは、意外に見えるところです。

建築士の視点

準工業地域が高く、第1種低層住居専用地域が低い並びを、私はこう見ています。準工業地域は住宅のほかに店舗や事務所、小さな工場も建てられるので、住む人以外の買い手も同じ家を見に来ます。買い手の幅が、そのまま値段に出ているという見方です。

第1種低層住居専用地域は、建てられるものが住宅にほぼ限られます。買い手は住む人だけになり、敷地の広さや家の年代がそのまま値段を決めます。年数の経った家が多い地区がこの用途地域に入っていれば、中央値は下がります。これは仮説で、金沢市のデータだけでは確かめきれていません。

自分の家の用途地域は、市の都市計画の窓口や都市計画図で確かめられます。査定の前に調べて、担当者に先に伝えてください。

中古マンションは築21〜30年から築31〜45年で大きく落ちる

金沢市の中古マンションは、築46年以上の中央値が築10年以内の3分の1以下です。いちばん大きな段差は、築21〜30年から築31〜45年へ移るところに出ています。戸建てより早い築年帯で、値段が大きく動きます。

間取りは3LDKがいちばん多く、次が2LDKです。成約が多い地区は、多い順に北安江・泉本町・泉が丘・尾張町・泉野町でした。この間取りと地区から外れる部屋は、比べる事例が少ないと思って探してください。

改装済みのマンションの中央値は、未改装より高く出ています。ただし、これは改装にかけた費用がそのまま売値に乗るという意味ではありません。改装される部屋と、されない部屋では、もともとの条件も違います。

売る前に直すかどうかは、査定で現況のままの値段と直した場合の値段を並べて聞いてから決めてください。直すのは、その後で足ります。判断の材料は、売る前にリフォームすべきか に書いています。

マンションの査定では、部屋のことのほかに建物全体のことを聞かれます。管理費と修繕積立金の額、大規模修繕の履歴と予定は、先にそろえておくと話が早いです。管理組合の総会議事録と長期修繕計画があれば、手元に出しておいてください。

土地は弥生が高く、南森本町が低い。㎡単価は地区ごとに見る

金沢市の土地は、面積あたりの単価で比べます。市全体の中央値は8.0万円/㎡で、成約は1,148件あります。ただし、単価は地区で見ます。

単価がいちばん高い地区は弥生で、いちばん低い地区は南森本町でした。両端の差が大きいので、市全体の単価を自分の土地に当てはめないでください。土地の値段は、同じ地区の成約と、道路の幅・形・広さが近い事例で組みます。

土地は、隣との境界が確定しているかで売れるまでの時間が変わります。境界が決まっていない土地は測量が要るので、売ると決めた時点で動くほうが早いです。境界の確かめ方と準備は、土地を売る で確かめられます。

金沢市で家を売る進め方と、手元に残るお金

進め方は、自分の家の条件で相場の位置をつかみ、複数の会社に査定を頼み、媒介契約を結んで売り出す順です。この記事で見た地区・築年帯・前面道路・用途地域を、査定の資料と突き合わせてください。市全体の中央値しか載っていない資料は、根拠として弱いです。

査定額は、金額の高い低いではなく根拠で比べてください。どの地区のどの築年帯の成約を使ったか、直近1年の上向きを入れているかを聞きます。金沢市では、前面道路の幅と用途地域を見ているかも確かめる点です。

築46年以上で道路の条件も厳しい家は、仲介で買い手を待つほかに買取という手もあります。仲介と買取の値段を両方そろえてから、どちらで売るかを決めてください。どちらが得かは、並べれば分かります。

売値から引かれるお金は、仲介手数料、抵当権を消す登記の費用、契約書の印紙税、売って利益が出たときの税金です。それぞれの計算と目安は、不動産売却でかかる費用の一覧 で確かめてください。手取りを出してから売り出し価格を決めると、あとで慌てません。

金沢市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 金沢市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

1,200万円 〜 3,300万円

成約2,026件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,200万円です。

中古マンション

1,000万円 〜 2,900万円

成約899件。中央値は1,800万円です。 1平方メートルあたりでは237,500円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

59,000円 〜 100,000円

成約1,148件。中央値は80,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は金沢市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

金沢市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 金沢市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約2,026件・中央値2,200万円 (1,200万円〜3,300万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約899件・中央値1,800万円/1平方メートルあたり237,500円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約1,148件・1平方メートルあたり中央値80,000円 (59,000〜100,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

金沢市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

よくある質問

金沢市の小立野は成約が多いのに、戸建ての中央値が低いのはなぜですか?

金沢市のデータでは、小立野で成約した戸建ては築年数の経った家が中心でした。地区の中央値には、建物の年代の差がそのまま入っています。同じ小立野でも、築年帯が違えば値段は別です。査定では、同じ地区で築年帯が近い成約を根拠にした資料を頼んでください。地区の中央値だけを見て、自分の家を安く見積もる必要はありません。

改装済みのマンションの中央値が高いなら、売る前にリフォームしたほうがいいですか?

金沢市では、改装済みの中古マンションの中央値が未改装より高く出ています。ただ、改装の費用がそのまま売値に乗るとは限りません。改装される部屋とされない部屋では、もともとの条件も違います。先に直すより、査定で現況のままの値段と直した場合の値段を並べて聞いてください。差額が改装費を下回るなら、直さずに売るほうが手元に残ります。

直近1年で上がっているなら、金沢市で売るのは少し待ったほうが得ですか?

待てば上がると言える材料は、データにはありません。直近1年の上がり幅は小さく、築年帯で生まれる段差のほうがはるかに大きいです。戸建ては築31〜45年から築46年以上へ、マンションは築21〜30年から築31〜45年へ移るところで大きく落ちます。段差の手前にある家は、待つあいだに段差を越えることがあります。売る気があるなら、いまの値段を査定で確かめてから決めてください。

金沢市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に松村(3,900万円・31件)、横川(3,100万円・45件)、八日市(2,700万円・35件)です。低いほうは小立野(1,250万円・42件)、増泉(1,300万円・28件)、東山(1,350万円・36件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

金沢市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは横川で築1年、古いほうは東山で築46年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

金沢市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは横川(45件・中央値3,100万円)、小立野(42件・中央値1,250万円)、粟崎町(36件・中央値1,700万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(金沢市の実成約データの充填元)・確認日 2026-10-13
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路・第43条=接道義務・昭和56年の耐震基準改正)・確認日 2026-10-13
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=用途地域の定義)・確認日 2026-10-13

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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