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福島の家売却

郡山市の不動産売却・査定|戸建て相場2,600万円・成約1,214件

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結論から

郡山市で成約が多いのは戸建てで1,214件、中古マンションは358件にとどまります(国交省の実取引データ)。戸建ての中央値は2,600万円で、真ん中の半分は1,600万円から3,300万円の間に入ります。中古マンションの中央値は1,500万円です。直近1年は戸建てがやや下がり、マンションはやや上がりました。戸建ては富田町が高く、富久山町福原が低いので、市全体の中央値をそのまま自分の家に当てないでください。

郡山市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

郡山市で売れた家の多くは戸建てです。買い手の中心は、築の浅い家を求める人たちだと私たちは見ています。

郡山市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内44%
  • 築11〜30年21%
  • 築31年以上36%

成約のうち戸建ては55%で、中古マンションは16%にとどまります。売れた戸建てのうち、築10年以内が44%を占めます。一方で、築31年以上の戸建ても36%あります。古い家にも買い手はついています。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は2,600万円です。築年数と場所で大きく変わるので、目安として見てください。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

戸建ての真ん中の値段は、築10年以内で3,000万円、築31〜45年で1,600万円、築46年以上で1,000万円です。新しい家がよく売れていることが、市全体の真ん中の値段を押し上げていると私たちは見ています。地区でも差があり、高い地区は富田町(3,000万円)、安い地区は安積町日出山(2,300万円)です。住宅地の地価も、郡山駅(1㎡ 7万円)と日和田駅(1㎡ 3万円)では開きがあります。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

地価は上がった地点が多い一方、家を買う年代の人は減る見通しです。値段が上がり続けるとは、私たちは見ていません。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった65か所
  • 変わらない8か所
  • 下がった10か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年7.1万人
2035年6.2万人
2045年5.2万人

住宅地の地価は、83地点のうち65地点で去年より上がり、下がったのは10地点でした。戸建ての真ん中の値段は、前の年と比べて−3.7%でした。国の推計では、2025年から2045年にかけて家を買う年代の人数は−26%です。買う年代の人が減る分、値段を押し上げる力は弱まっていくと私たちは考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

福島県郡山市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+3.6%・戸建て-3.7%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
01,5003,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,500万円890万円〜2,200万円約20.6万円358
戸建て等(土地+建物)2,600万円1,600万円〜3,300万円—1,214
土地——約5.2万円631

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,250万円343,000万円487
築11〜20年2,200万円772,700万円106
築21〜30年1,600万円872,400万円123
築31〜45年915万円1341,600万円259
築46年〜450万円231,000万円138

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,450万円(68件)、未改装は1,400万円(91件)。 差は約4%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

郡山市で売るなら、いくらくらいか

郡山市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「福島県の相場データブック」(PDF・8ページ)も、このアドレスにお送りします。

郡山市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 郡山市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は富田町が3,000万円、富久山町福原が2,300万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
大槻町2,400万円125築28年
富田町3,000万円100築4年
富久山町久保田2,350万円74築9年
富久山町福原2,300万円45築7年
(大字なし)2,800万円43築1年
菜根2,800万円33築19年
横塚2,550万円30築1年
台新2,800万円30築12年

中古マンション

地区中央値件数築年数
桑野1,800万円23築24年
清水台700万円23築33年
開成965万円20築32年
長者2,100万円18築20年
菜根1,400万円17築27年
西ノ内1,900万円15築22年
神明町2,500万円14築17年
大町725万円14築36年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
大槻町15万円/㎡61
富田町16万円/㎡40
富久山町久保田11万円/㎡32
富久山町福原10万円/㎡31
安積町笹川18万円/㎡22
日和田町10万円/㎡22
菜根23万円/㎡20
(大字なし)17万円/㎡18

大槻町(2,400万円・125件・築28年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築28年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

富田町(3,000万円・100件・築4年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築4年前後です。

富久山町久保田(2,350万円・74件・築9年)

市内の地区の真ん中より16%低い水準です。売れているのは築9年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約350万円の差
  • 5m未満2,700万円13件
  • 5〜7m2,350万円26件
  • 7〜10m2,700万円122件
  • 10m以上2,500万円590件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約500万円の差
  • 4m未満2,300万円106件
  • 4〜6m2,500万円415件
  • 6m以上2,800万円631件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,200万円の差
  • ほぼ長方形2,800万円231件
  • ほぼ台形2,650万円70件
  • 長方形2,500万円215件
  • 不整形2,500万円132件
  • ほぼ正方形1,600万円51件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約600万円の差
  • 第2種住居地域3,000万円53件
  • 第2種中高層住居専用地域2,850万円60件
  • 第1種住居地域2,700万円312件
  • 第1種中高層住居専用地域2,600万円277件
  • 第1種低層住居専用地域2,600万円248件
  • 工業地域2,400万円77件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約4,600万円の差
  • RC7,200万円28件
  • 鉄骨造3,500万円67件
  • 軽量鉄骨造3,000万円114件
  • 木造2,600万円916件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約900万円の差
  • 公道2,700万円301件
  • 市道2,600万円603件
  • 私道2,500万円178件
  • 県道1,800万円36件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約930万円の差
  • 近隣商業地域1,900万円56件
  • 第2種住居地域1,700万円33件
  • 第1種住居地域1,500万円105件
  • 商業地域1,500万円87件
  • 工業地域1,300万円29件
  • 第2種中高層住居専用地域970万円13件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

郡山市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。郡山市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
郡山JR東北線32,174人
安積永盛JR東北線4,752人
磐梯熱海JR磐越西線424人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
郡山6.6万円75
日和田3.3万円3
喜久田2.4万円1
磐梯熱海2.4万円1
磐城守山2万円1
安子ケ島1.2万円1
谷田川0.8万円1
上戸0.8万円1

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 52校・中学校 26校・義務教育学校 2校・高等学校 13校
  • 幼稚園・認定こども園36か所
  • 病院・診療所病院 22・診療所 239・歯科 170病床の多い病院は 一般財団法人太田綜合病院附属太田西ノ内病院(1,086床)、公益財団法人星総合病院 星ケ丘病院(555床)、社会医療法人あさかホスピタル(470床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

郡山市の空き家の数

郡山市では、住宅のうち13.9%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は8,050戸あります。

住宅の数163,240戸
空き家22,770戸(13.9%)
売りに出ている空き家680戸
使う予定のない空き家8,050戸(住宅の4.9%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て5,660戸
そのうち傷みや壊れがある1,780戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

郡山市で実際に売れた土地は、㎡あたり5.2万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

郡山市の成約は戸建てが中心。マンションは件数が少なく、査定がぶれやすい

国土交通省の不動産情報ライブラリに載った郡山市の成約を数えると、いちばん多いのは戸建てで1,214件です。次に多いのは土地で631件、いちばん少ないのが中古マンションの358件でした。

戸建ての中央値は2,600万円です。成約を値段の順に並べたとき、真ん中の半分は1,600万円から3,300万円の間に収まります。この幅の広さが、郡山市の戸建て相場の実態です。

中古マンションの中央値は1,500万円で、面積あたりに直すと21万円/㎡です。土地は面積あたりの単価で見て、市全体の中央値が5.2万円/㎡でした。

種別成約件数中央値
戸建て1,214件2,600万円
中古マンション358件1,500万円
土地(1㎡あたり)631件5.2万円/㎡

マンションの件数が戸建てよりかなり少ないことは、売る側の立場で言えば「比べる相手が少ない」ということです。似た条件の成約が手元に数件しかないと、査定の金額は会社ごとに開きます。郡山市でマンションを売るなら、金額より先に、根拠にした成約を見せてもらってください。

築46年以上に入ると、戸建ては半分以下、マンションは3分の1以下

郡山市の戸建てを築年帯で分けると、築46年以上の中央値は、築10年以内の半分以下です。落ち方がいちばん大きいのは、築31〜45年から築46年以上に移る境目でした。それより手前の築年帯では、ここまで大きな段差は出ていません。

中古マンションも、段差の位置は同じです。築31〜45年から築46年以上に移るところで中央値がいちばん大きく下がり、築46年以上は築10年以内の3分の1以下になります。戸建てより落ち幅が大きい点が、郡山市のマンションの特徴です。

築31〜45年の後半にある家を持っている人は、この境目の手前に立っています。売ると決めているなら、築46年を越えてから動く理由は、データの上にはありません。

買い手は、まず築年数で候補を絞ります。築46年以上の家を売るときは、建物の値段を期待せず、土地として買う人も相手に入れてください。売る前に見ておく点は、戸建てを売る前に確かめること にまとめています。

直近1年は、戸建てがやや下がり、マンションはやや上がった

直近1年の中央値を前の1年と比べると、戸建てはやや下がりました。中古マンションは逆で、やや上がっています。郡山市では、種別によって向きが分かれました。

戸建てを売る人は、1年前の成約を基準にすると、少し高めの値付けになります。売り出し価格は直近の成約に合わせ、反応を見ながら決めてください。最初に高く出して何度も下げるより、問い合わせが来る値段で出すほうが話が進みます。

マンションを売る人は、上がったと言っても「やや」だと受け止めてください。件数が少ない市場では、数件の成約で中央値が動きます。上がった分を売値に乗せる前に、自分の物件と条件が近い成約がどう動いたかを、査定で確かめてください。

戸建ては富田町が高く、富久山町福原が低い。成約がいちばん多いのは大槻町

郡山市で戸建ての成約が多い地区は、多い順に大槻町・富田町・富久山町久保田・富久山町福原です。5番目は大字の付かない住所の家で、データでは「大字なし」とまとめられています。

中央値がいちばん高い地区は富田町で、いちばん低い地区は富久山町福原でした。どちらも成約が多い地区に入っていて、件数が多いから高い、という関係ではありません。富久山町久保田と富久山町福原は名前が似ていますが、データの上では別の地区として値段が分かれています。

市全体の中央値2,600万円は、どの地区にも当てはまる数字ではありません。富田町ならこの数字では安すぎ、富久山町福原なら高すぎる値付けになります。査定では、自分の地区と同じ字の成約だけで組んだ資料を頼んでください。

用途地域は第1種住居地域に集中。中央値は第2種住居地域が高く、工業地域が低い

戸建ての取引がいちばん多い用途地域は、第1種住居地域です。中央値がいちばん高いのは第2種住居地域、いちばん低いのは工業地域でした。取引の多さと値段の高さは、ここでも別の指標です。

用途地域は都市計画法で決まる区分で、建てられる建物の用途と大きさを決めます。工業地域には住宅のほかに工場も建てられるので、住環境を気にする買い手が付きにくい分が値段に出ることがあります。自分の家の用途地域は、市の都市計画図で確かめられます。

前面道路の幅で、戸建ての中央値に差が出ている

郡山市のデータでは、前面道路の幅を6m以上・4〜6m・4m未満の3つに分けると、戸建ての中央値に差が出ています。道路が広い家は中央値が高く、4m未満の家は低い側に出ました。

建築基準法は、建物の敷地が幅4m以上の道路に2m以上接することを求めています。4m未満の道路に面した家は、建て替えのときに道路の中心から2mまで敷地を下げる決まりがかかることがあります。買い手はその分を引いて値段を考えるので、道路の幅は査定の最初に伝えてください。

接道が足りない家は、再建築できない扱いになることもあります。その場合の売り方は、再建築不可物件を売る にまとめています。

マンションは桑野・清水台・開成に成約が集まる。間取りは3LDKが中心

郡山市で中古マンションの成約が多い地区は、多い順に桑野・清水台・開成・長者・菜根です。市全体の件数が少ないので、この5地区の外で売る人は、比べる事例がさらに減ると考えてください。

間取りでいちばん多いのは3LDKで、2LDKが続きます。3LDKなら同じ間取りの成約を集めやすく、査定の根拠を作りやすい側です。それ以外の間取りは、近い広さの成約から条件の差を引いて値段を出すことになります。

改装済みのマンションは、未改装より中央値が高く出ました。ただし、改装にかけたお金がそのまま売値に上乗せされるわけではありません。直してから売るか、そのまま売るかは、売る前にリフォームすべきか を読んでから決めてください。

査定のときに、現況のままの金額と、直した場合の金額の両方を出してもらう手もあります。差額が改装費に届かないなら、直さずに売るほうが手元に残ります。管理費・修繕積立金・大規模修繕の履歴は、査定の前にそろえておいてください。

土地は菜根の単価が高く、喜久田町堀之内が低い

郡山市の土地は、面積あたりの単価で比べます。市全体の中央値は5.2万円/㎡ですが、地区による差が大きい種別です。単価がいちばん高い地区は菜根、いちばん低い地区は喜久田町堀之内でした。

菜根は、中古マンションの成約が多い地区にも名前が出ています。同じ地区でマンションの成約も多く、土地の単価も高い、という読み方ができます。喜久田町堀之内の土地に市全体の単価を当てると、高すぎる値付けになります。

土地は、隣との境界が決まっているかどうかで、売れるまでの期間が変わります。境界が決まっていない土地は、測量に時間がかかります。土地を売るときの境界確定と古家の扱い に、先に確かめることをまとめています。

郡山市で家を売る進め方と、かかるお金

郡山市で売る人がまずやることは、市全体の数字ではなく、自分の地区と築年帯の成約を見ることです。この記事に出てきた地区名と築年帯の段差を手元に置き、査定の資料と照らしてください。戸建ては件数が多いので、地区と築年帯を絞った資料を出してもらえるか、頼んでみてください。

査定は複数社に頼み、金額の高さではなく根拠で選んでください。聞くことは3つです。どの地区の成約を使ったか、築年帯の段差を見ているか、直近1年の向きを反映しているかです。

マンションは件数が少ないので、根拠を出せない会社は候補から外してください。査定のあとは、媒介契約を結び、売り出し価格を決め、内見に対応する流れです。手順そのものはどの市でも同じなので、ここでは繰り返しません。

かかるお金は、仲介手数料、抵当権を消す登記の費用、契約書の印紙税、利益が出た場合の税金です。内訳と計算の仕方は、不動産売却でかかる費用の一覧 にまとめています。売値からこれらを引いた額が手取りなので、売り出す前に一度計算しておくと、値下げの判断がしやすくなります。

郡山市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 郡山市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

1,600万円 〜 3,300万円

成約1,214件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,600万円です。

中古マンション

890万円 〜 2,200万円

成約358件。中央値は1,500万円です。 1平方メートルあたりでは205,882円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

24,000円 〜 73,000円

成約631件。中央値は52,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は郡山市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

郡山市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 郡山市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約1,214件・中央値2,600万円 (1,600万円〜3,300万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約358件・中央値1,500万円/1平方メートルあたり205,882円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約631件・1平方メートルあたり中央値52,000円 (24,000〜73,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

郡山市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

よくある質問

富久山町久保田と富久山町福原は、同じ富久山町なのに戸建ての値段が違いますか?

違います。郡山市のデータでは、どちらも戸建ての成約が多い地区に入りますが、中央値がいちばん低い地区は富久山町福原でした。富久山町久保田はそこには入っていません。同じ町名でも、字が違えば別の地区として成約を見てください。査定を頼むときは、自分の字の成約だけで比べた資料を出してもらうと、値付けの根拠がはっきりします。

築40年の戸建てです。数年住んでから売っても、値段はあまり変わりませんか?

データの上では、変わる可能性が高い築年帯です。郡山市の戸建ては、築31〜45年から築46年以上に移るところで中央値がいちばん大きく落ち、築46年以上は築10年以内の半分以下になります。築40年の家は、この境目まで残り数年の位置にあります。直近1年の戸建ての中央値も、前の1年よりやや下がりました。売る気があるなら、先に査定を受けて、いまの値段を知ってから住み続けるかを決めてください。

郡山市のマンションは直近1年で上がったと聞きました。改装してから高く出せば売れますか?

上がったのは事実ですが、幅は「やや」で、件数の少ない市場の中央値は数件の成約で動きます。改装済みの中央値は未改装より高く出ていますが、かけた改装費がそのまま売値に乗る保証はありません。査定で、現況のままの金額と直した場合の金額を両方出してもらい、差額が改装費を下回るなら直さずに売るほうが手元に残ります。間取りは3LDKの成約がいちばん多いので、3LDKなら比べる事例は見つけやすい側です。

郡山市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に富田町(3,000万円・100件)、(大字なし)(2,800万円・43件)、菜根(2,800万円・33件)です。低いほうは富久山町福原(2,300万円・45件)、富久山町久保田(2,350万円・74件)、大槻町(2,400万円・125件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

郡山市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは(大字なし)で築1年、古いほうは大槻町で築28年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

郡山市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは大槻町(125件・中央値2,400万円)、富田町(100件・中央値3,000万円)、富久山町久保田(74件・中央値2,350万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(郡山市の成約件数・中央値・築年帯・地区別の出どころ)・確認日 2026-10-13
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義・第43条=幅4m以上の道路に2m以上接する義務)・確認日 2026-10-13
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=用途地域ごとに建てられる建物の区分)・確認日 2026-10-13

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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