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愛知の家売却

碧南市の不動産売却・査定|戸建て相場2,500万円・成約267件

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結論から

碧南市の不動産は、戸建ての中央値が2,500万円です(国交省データ・2023〜2025年の取引実績)。中古マンションは取引自体が少なく、価格帯を一般化するのが難しい状況です。まず実データで相場の位置を確かめ、次に無料査定で自分の物件の価格を確かめるのが最初の一歩です。

碧南市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

碧南市で売れる家の多くは戸建てで、なかでも築浅の家がよく売れています。買い手は、新しめの家を探す人が中心だと私たちは見ています。

碧南市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内67%
  • 築11〜30年17%
  • 築31年以上15%

成約のうち戸建てが61%を占め、中古マンションは2%にとどまります。売れた戸建てのうち67%が築10年以内で、築31年以上は15%です。この売れ方から、買い手の多くは築年数の浅い家を選んでいると考えています。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は2,500万円です。築年数が古くなるほど、値段ははっきり下がっています。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築10年以内は2,600万円、築21〜30年は2,100万円です。築31〜45年は1,500万円、築46年以上は1,100万円でした。売れた家の多くが築浅なので、市全体の真ん中の値段は築浅の家に引っぱられていると私たちは見ています。そのため長く住んだ家や親の家は、同じ築年帯の値段と比べるのが合っていると考えています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

地価は多くの地点で上がっています。ただ、家を買う年代が減る見込みのため、この先も上がり続けるとは言い切れないと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった18か所
  • 変わらない8か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年1.8万人
2035年1.6万人
2045年1.5万人

住宅地の地価は26地点のうち18地点で去年より上がり、下がった地点は0でした。一方、戸建ての真ん中の値段は前の年と比べて−11.5%です。1年だけの動きは振れやすく、これだけで下がるとは言えません。国の推計では、2045年までに家を買う年代は−13%、高齢の人は+20%となる見込みです。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

愛知県碧南市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: 戸建て-11.5%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
01,5003,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,140万円700万円〜1,400万円約13.0万円10
戸建て等(土地+建物)2,500万円2,200万円〜3,000万円—267
土地——約7.6万円160

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内——2,600万円171
築11〜20年——2,450万円24
築21〜30年——2,100万円20
築31〜45年——1,500万円26
築46年〜——1,100万円13

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

碧南市で売るなら、いくらくらいか

碧南市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「愛知県の相場データブック」(PDF・10ページ)も、このアドレスにお送りします。

碧南市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 碧南市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は松江町が2,650万円、六軒町が1,800万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
西山町2,300万円15築1年
入船町2,200万円13—
六軒町1,800万円9築36年
相生町2,500万円8築1年
松江町2,650万円8—

西山町(2,300万円・15件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

入船町(2,200万円・13件・築0年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築0年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

六軒町(1,800万円・9件・築36年)

市内の地区の真ん中より22%低い水準です。売れているのは築36年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約600万円の差
  • 5〜7m2,200万円13件
  • 7〜10m2,800万円39件
  • 10m以上2,700万円56件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約400万円の差
  • 4m未満2,300万円38件
  • 4〜6m2,700万円85件
  • 6m以上2,500万円101件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約350万円の差
  • 袋地等2,950万円10件
  • ほぼ台形2,700万円19件
  • ほぼ長方形2,650万円72件
  • 不整形2,600万円19件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約650万円の差
  • 第1種低層住居専用地域3,050万円24件
  • 準工業地域2,650万円68件
  • 第1種中高層住居専用地域2,500万円55件
  • 近隣商業地域2,500万円23件
  • 第1種住居地域2,400万円75件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約1,750万円の差
  • 鉄骨造4,150万円10件
  • 軽量鉄骨造2,700万円17件
  • 木造2,400万円226件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約400万円の差
  • 市道2,700万円103件
  • 公道2,400万円97件
  • 県道2,300万円10件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

碧南市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。碧南市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
碧南中央名古屋鉄道 三河線4,253人
碧南名古屋鉄道 三河線3,752人
北新川名古屋鉄道 三河線3,029人
新川町名古屋鉄道 三河線1,236人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
碧南中央8.8万円9
北新川7.6万円10
碧南6万円7

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 7校・中学校 5校・高等学校 2校
  • 幼稚園・認定こども園8か所
  • 病院・診療所病院 4・診療所 43・歯科 36病床の多い病院は 碧南市民病院(319床)、小林記念病院(196床)、新川中央病院(94床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

碧南市の空き家の数

碧南市では、住宅のうち9.8%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は1,570戸あります。

住宅の数30,870戸
空き家3,020戸(9.8%)
売りに出ている空き家80戸
使う予定のない空き家1,570戸(住宅の5.1%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て990戸
そのうち傷みや壊れがある260戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

碧南市で実際に売れた土地は、㎡あたり7.6万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

① 碧南市の不動産相場(実データ)

碧南市で家や土地を売るなら、まず戸建てのデータを見るのが近道です。国土交通省の不動産情報ライブラリで2023年第2四半期から2026年第1四半期までの3年間に成約した取引を確認すると、中古マンションはわずか10件、中央値1,140万円(よくある価格帯は700万円〜1,400万円)でした。

戸建て(土地・建物のセット)は267件、中央値2,500万円(2,200万円〜3,000万円)。土地だけの単価は中央値7.6万円/平方メートルです。

隣接する西尾市と比べると、戸建ての中央値はほぼ同じ水準です。一方で土地単価は碧南市の方が高く出ています。

区画の広さや農地・宅地の比率の違いが関係している可能性はありますが、この実データだけで理由を断定することはできません。まずは自分の物件に近い条件の成約を確認し、無料査定で具体的な価格を確かめる進め方が確実です。

件数で見ると、碧南市の取引は戸建て267件に対しマンション10件で、戸建てが中心の市場です。まず自分の物件がどちらにあたるかを確認し、次の章から該当する項目を読み進めるのが近道です。

② 中古マンションを売る場合

碧南市の中古マンションは、実データ上の取引自体が少ない状況です。2023年第2四半期〜2026年第1四半期の3年間で10件、四半期あたり1件あるかどうかという水準で、中央値(1,140万円)だけで価格帯を語るのは無理があります。

このため、碧南市単体の数字だけを見るより、西尾市のようにマンションの取引がある程度まとまっているエリアの水準も参考にしながら進めるのが現実的です。マンションを売るなら、階数・築年数・駅からの距離を担当者に具体的に伝え、その情報からどう査定額を出したのか、根拠を確認することが大切です。

③ 戸建てを売る場合

碧南市の戸建て(土地・建物)は中央値2,500万円、よくある価格帯(真ん中の半分)で2,200万円〜3,000万円。マンションと比べて価格帯の幅が狭く、まとまった件数(267件)があるため、直近の成約を参考にしやすい市場です。

四半期ごとの中央値を見ると、2023年は2,500万円〜2,800万円で推移し、2024年は2,400万円〜2,700万円の間で上下しました。2025年に入り第2四半期にいったん2,100万円まで下がりましたが、第3・第4四半期は2,300万円、2,650万円と戻し、2026年第1四半期も2,300万円(33件)でした。

上下はありますが、大きく崩れることなく2,300万円台〜2,800万円台のレンジで推移しています。

土地単価は中央値7.6万円/平方メートル(4.7万円〜9.1万円)です。碧南市南部は野菜指定産地の農地が広がるエリア、中心部や大浜地区は住宅・商業が集まるエリアと、区域によって土地の性格が大きく違います。

築年数が古い戸建てほど、建物そのものより土地の評価が価格の軸になりやすいため、リフォームに費用をかけるより、建物の状態を正直に伝えて価格に反映してもらうほうが、手取りが増えるケースが多いです。

築年数で、どこまで下がるか

碧南市の戸建ての成約を築年数別に見ると、中央値は築0〜10年が2,600万円(171件)、築11〜20年が2,450万円(24件)、築21〜30年が2,100万円(20件)、築31〜45年が1,500万円(26件)、築46年以上が1,100万円(13件)です。築年数を追うごとに中央値は下がり続けており、46年以上でも下げ止まる気配はありません。

木造住宅の法定耐用年数は22年です。この年数を超えるあたりから建物の評価はほとんど残らなくなり、価格は土地の値(土地単価中央値7.6万円/平方メートルが目安)に近づいていきます。

築年数がそのまま値段がゼロになる理由にはなりません。築46年以上でも13件の成約があり、土地の値がある限り値段はつきます(件数が少ないため、幅のある目安として見てください)。

建物より、「直せない条件」が影響している

碧南市の戸建てを前面道路の幅で見ると、4m未満は中央値2,300万円(38件)、4〜6mは2,700万円(85件)、6m以上は2,500万円(101件)です。碧南市では道路の幅による差はそれほど大きくありませんが、4m未満がやや低めに出ています。

間口では、5〜7mが中央値2,200万円(13件)とやや低く、7〜10mは2,800万円(39件)、10m以上は2,700万円(56件)です。7m以上になると間口の広さによる差はそれほど大きくありませんが、5〜7mの狭い間口では水準が下がっています。

土地の形では、ほぼ長方形が中央値2,650万円(72件)、不整形が2,600万円(19件)、ほぼ台形が2,700万円(19件)で、いずれも大きな差はありません。旗竿地に代表される袋地等は2,950万円(10件)とむしろ高く出ていますが、件数が11件と少なく、参考値として見る数字です。

建築士の視点

前面道路の幅と間口は、リフォームでは変えられない条件です。建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります(接道義務)。前面道路が4m未満だと、建て替えのときに道路の中心から2mの位置まで敷地を後退させる「セットバック」が必要になる場合があり、そのぶん建てられる面積が減ります。

間口が狭いと、駐車のしやすさや工事車両の入りやすさに直結します。碧南市は農地・臨海工業地域・旧市街地とエリアの性格が幅広いため、同じ間口の狭さでも土地の使われ方によって影響の出方が変わります。査定を受けるときは、間口の広さ・前面道路の幅・接道の状況を先に伝えると、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

売る前にやること、やらなくていいこと

間口の広さと前面道路の幅、土地の形は、法務局で取れる公図・地積測量図か、購入時の重要事項説明書で確認できます。前面道路が4m未満なら、過去にセットバック済みかどうかも先に調べておくといいでしょう。あとから発覚すると値引き交渉の材料になりやすいため、先に把握して伝えるほうが有利に働きます。

やらなくていいことが多いのはリフォームです。築年数が経った戸建ての改装費用は、そのまま価格に乗るとは限りません。碧南市は改装状況別の成約データが十分でないため、当サイトが集計した愛知県内の他地域の傾向(改装済みの中央値が未改装を下回る地域もある)を参考にしてください。傷んだ箇所を直すかどうかは、査定時に「直した場合と現況のままで、価格がいくら変わるか」を聞いてから判断すれば十分です。

農地が混じる土地を売る場合は、登記地目や区域区分を先に確認しておくと話が早く進みます。農地そのものの売買・転用には農地法に基づく届出や農業委員会の許可が必要になる場合があり、宅地への転用可否によって買い手の層も変わってきます。

④ 碧南市の地域特性

碧南市は名古屋市から40キロメートル圏内にあり、北は油ケ淵、東は矢作川、西・南は衣浦港と、周囲を水に囲まれた立地です(碧南市公表)。面積は36.12平方キロメートル(東西約8キロメートル、南北約12キロメートル)で、碧海台地と矢作川沖積地からなる平坦地です(碧南市公表)。

人口は71,888人、世帯数31,207世帯(2026年6月30日現在・碧南市公表)。人口を面積で割ると、1平方キロメートルあたり約1,990人になります。

1948年(昭和23年)、大浜町・新川町・棚尾町・旭村の3町1村が合併して誕生し、愛知県で10番目の市になりました(碧南市公表)。1957年に衣浦港が重要港湾に指定されて以降、臨海工業地域として発展してきた経緯があります(碧南市公表)。

産業は窯業・鋳物・醸造といった伝統産業と、近代的な輸送用機器関連産業が併存し、商業・農業・漁業も一定の位置を占めています(碧南市公表)。

農業では、にんじんの産地としての歴史が長く、昭和42年に冬にんじんの指定産地となり、ブランド名「へきなん美人」は愛知県内で生産量1位です(碧南市公表)。醸造では白しょうゆ発祥の地とされ、老舗の九重味淋が蔵を構えるなど、「醸造とものづくりの盛んなまち」として知られています(碧南市公表)。

大浜地区は「大浜てらまち」と呼ばれ、徳川家康ゆかりの寺社が残る古い町並みが観光資源になっています(碧南市公表)。

交通は名鉄三河線が通り、市内には碧南中央駅・碧南駅(終着駅)があります(名鉄公表)。農地に近いエリア、臨海工業地域に近いエリア、大浜のような旧市街地とで、住宅需要の性格も価格の付き方も変わってきます。

こうした立地は、売却の実務にも直接影響してきます。農地に近いエリアかどうかで、買い手が想定する使い方(住宅需要か、農地としての活用か)は変わります。

臨海工業地域に近い土地は工業・倉庫関連の需要が働くこともあり、大浜のような旧市街地では土地の間口や前面道路の幅が価格に影響しやすい面があります(③参照)。査定を依頼する際は、自分の物件が農地に近いエリアか、臨海工業地域に近いエリアか、大浜のような旧市街地かも伝えておくと、根拠のある説明が返ってきやすくなります。

⑤ 売却の進め方と相談先

進め方は4ステップです。①実データで相場の位置を確かめる、②無料査定を複数社に依頼して比べる、③戸建てかマンションか、相続や住み替えかなど状況に応じた売り方を決める、④媒介契約を結んで売り出す。

碧南市はマンションの取引自体が少ないため、②の段階で「なぜその価格か」を数字で説明できる会社かどうかを、特に注意して見ておく必要があります。

碧南市は農地に近い土地、臨海工業地域に近い土地、大浜のような旧市街地の家屋など、物件の条件の幅が広いまちです。だからこそ相談先を決める基準も一段丁寧に見る価値があります。

碧南市内での戸建て・土地の取引実績があるか、査定額の根拠を数字で示せるか、専任媒介と一般媒介の違いを隠さず説明するか。この3つを基準に複数社を比べれば、担当者の実力も見えてきます。

碧南市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 碧南市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

2,200万円 〜 3,000万円

成約267件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,500万円です。

中古マンション

700万円 〜 1,400万円

成約10件。中央値は1,140万円です。 1平方メートルあたりでは129,671円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

47,000円 〜 91,000円

成約160件。中央値は76,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は碧南市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

碧南市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 碧南市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約267件・中央値2,500万円 (2,200万円〜3,000万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約10件・中央値1,140万円/1平方メートルあたり129,671円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約160件・1平方メートルあたり中央値76,000円 (47,000〜91,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

碧南市について、さらに詳しく書いた記事

このページは碧南市全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

碧南市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
高浜市約5km2,900万円+400万円
半田市約5km2,500万円同水準
西尾市約7km2,500万円同水準
武豊町約8km2,300万円-200万円
阿久比町約9km2,800万円+300万円
東浦町約11km2,900万円+400万円
安城市約11km3,900万円+1,400万円
刈谷市約12km4,200万円+1,700万円
常滑市約13km1,900万円-600万円
美浜町約14km1,200万円-1,300万円
南知多町約20km515万円-1,985万円
蒲郡市約22km2,050万円-450万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

碧南市の中古マンションと戸建て、どちらが売りやすいですか?

マンションは実データ上の取引件数自体が少なく(3年間で10件)、価格帯を一律に語るのは無理があります。戸建ては267件と一定の件数があり、土地の評価が価格の軸になりやすい傾向です。自分の物件に近い条件の成約を、無料査定で確認するのが確実です。

中央値の価格で、自分の家も売れますか?

中央値はあくまで碧南市全体の目安です。戸建てで見てもよくある価格帯(真ん中の半分)の幅は2,200万円〜3,000万円あり、エリア・築年数・土地の形状で差が出ます。個別の価格は無料査定で確認してください。

碧南市はにんじん畑などの農地が多いと聞きますが、農地が混じる土地でも売れますか?

売れるケースは多くあります。ただし農地そのものを売買・転用するときは、農地法に基づく届出や農業委員会の許可が必要になる場合があります。宅地と農地が混在する土地は、登記地目や区域区分を先に確認しておくと、査定の話が具体的に進みます。手続きの詳細は司法書士・行政書士や農業委員会に確認しながら進めるとよいでしょう。

碧南市で前面道路が狭い戸建てでも売れますか?

売れます。碧南市の戸建ては、前面道路が4m未満だと中央値2,300万円(38件)、4〜6mだと2,700万円(85件)、6m以上だと2,500万円(101件)です。碧南市では道路の幅による差はそれほど大きくありませんが、前面道路が4m未満だと建て替え時にセットバックが必要になる場合があります。査定時に前面道路の幅と接道状況を先に伝えておくと、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

碧南市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に松江町(2,650万円・8件)、相生町(2,500万円・8件)、西山町(2,300万円・15件)です。低いほうは六軒町(1,800万円・9件)、入船町(2,200万円・13件)、西山町(2,300万円・15件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

碧南市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは入船町で築0年、古いほうは六軒町で築36年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

碧南市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは西山町(15件・中央値2,300万円)、入船町(13件・中央値2,200万円)、六軒町(9件・中央値1,800万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 碧南市「碧南市の人口(令和8年6月30日現在数)」(総人口71,888人・世帯31,207、令和8年6月30日現在)・確認日 2026-07-17
  2. 碧南市「碧南市はこんなまち」(位置・面積36.12km²・産業構造)・確認日 2026-07-17
  3. 碧南市 文化財展資料(昭和23年に大浜町・新川町・棚尾町・旭村の3町1村が合併・県内10番目の市)・確認日 2026-07-17
  4. 碧南市「碧南の農業」(にんじん「へきなん美人」・県内生産量1位・昭和42年に冬にんじん指定産地)・確認日 2026-07-17
  5. 碧南市「醸造文化と歴史を感じる大浜てらまち散策」(白しょうゆ発祥の地・九重味淋)・確認日 2026-07-17
  6. 名古屋鉄道「三河線(知立~碧南)駅情報」(碧南中央駅・碧南駅)・確認日 2026-07-17
  7. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(実データ充填元)・確認日 2026-07-17
  8. 愛知県「愛知県地価情報(地価調査・地価公示)」・確認日 2026-07-17

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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