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大阪の家売却

大阪府大阪市鶴見区の不動産売却|マンションが主役。築46年以上で中央値は3分の1以下

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結論から

大阪府大阪市鶴見区の実成約は、中古マンションが614件、戸建てが381件です(国交省データ)。マンションの中央値は3,200万円、戸建ては3,300万円です。どちらも築31〜45年から築46年以上に移るところで最も下がり、築46年以上は築10年以内の3分の1以下です。直近1年はマンションが上がり、戸建ては下がりました。改装済みのマンションの中央値は、未改装より高くありません。

鶴見区はマンションの成約が戸建てを上回る。614件をどう読むか

国交省の不動産情報ライブラリで、大阪市鶴見区の2023〜2025年の成約を集計しました。中古マンションが614件です。

土地と建物をまとめて売った戸建てが381件です。土地だけの取引はこの二つより少なく、68件でした。

鶴見区で家を売る人の多くは、マンションを売る人です。そのため、この記事はマンションの話から始めます。戸建てと土地は後半にまとめました。

マンションの中央値は3,200万円です。面積あたりでは44万円/㎡が中央値になります。戸建ての中央値は3,300万円です。

安いほうから4分の1の値が1,900万円、高いほうから4分の1の値が4,400万円です。戸建ては真ん中の半分だけでも、これだけ幅があります。一つの中央値で自分の家の値段を決めないでください。

中央値は「並べたときの真ん中」です。自分の物件がその上にいるか下にいるかは、築年・用途地域・道路幅で決まります。鶴見区のデータで差がはっきり出た項目を、順に見ていきます。

マンションは築46年以上に入るところで最も下がる。築10年以内の3分の1以下になる

鶴見区の中古マンションを築年の帯で分けると、落ち幅が最も大きいのは最後の一段です。築31〜45年の帯から築46年以上の帯に移るところで、中央値が最も下がります。築46年以上の中央値は、築10年以内の中央値の3分の1以下です。

データの期間は2023〜2025年です。築46年以上の建物は、遅くとも1979年までに建ったものです。

建築基準法の耐震基準は、1981年6月に大きく改正されました。鶴見区で築46年以上の帯にある部屋は、すべて改正前の基準で建っています。

この境目には、買い手の側の事情があります。中古住宅の住宅ローン控除は、1982年1月1日以降に建った住宅が対象です。それより前の建物は、耐震基準に適合する証明があれば対象になります(租税特別措置法第41条)。

証明がない部屋は、買い手が使えるローン控除に差が出ます。値段に出る理由の一つはここです。

もう一つは建物の耐用年数です。鉄筋コンクリート造の住宅は、税法上の耐用年数が47年と定められています。

築46年以上の帯は、この年数とほぼ重なります。貸す目的の買い手が減価償却を計算すると、残りの年数がほとんどありません。

売る側でできることは二つです。築年が帯の境目に近いなら、いま売った場合と帯が変わった後の両方で査定を出してもらうこと。管理組合に耐震診断の記録があるか確かめ、あれば査定の前に伝えることです。

直近1年、マンションの中央値ははっきり上がった。戸建てははっきり下がった

鶴見区の直近1年の中央値を、その前の1年と比べました。中古マンションは、前の1年よりはっきり上がっています。

戸建ては、はっきり下がっています。同じ区の中で、動いた向きが逆でした。

この記事では、なぜ逆に動いたかを断定しません。1年分の成約は、売れた物件の築年や広さの構成で中央値が動きます。戸建ての中央値が下がったのは、古い家が多く売れた年だったからかもしれません。

値段そのものが下がったのかもしれません。データからは分けられません。

売る側に言えるのは、1年の動きを理由に売り急いだり待ったりしないことです。動いたのは区全体の中央値で、自分の物件の値段ではありません。

査定は、根拠にした成約事例の築年帯と用途地域を添えて出してもらってください。自分の物件と条件が近い事例だけを見れば、区全体の上げ下げに振り回されません。

最多の間取りは3LDK、次が2LDK。鶴見区のマンションは住む人に向けて整える

鶴見区の中古マンションで、成約が最も多い間取りは3LDKです。次に多いのが2LDKです。家族で住むための広さが、取引の中心にあります。

買い手が自分で住む市場では、内見の印象が値段に効きます。買い手は家賃の利回りではなく、この部屋で暮らせるかどうかを見ています。売り出す前に確かめたいのは、日当たりと水回りの状態です。

収納の中まで見せられるかどうかも見られます。荷物を減らすだけでも、部屋は広く見えます。

3LDKを売るときは、同じ棟の別の部屋が売りに出ていないかも見ておきます。間取りが同じ部屋が同時に出ていると、買い手は値段だけで比べます。先に出ている部屋より高く出すなら、階数や向きでその理由を説明できるようにしておきます。

マンションの査定で聞かれる項目や、戸建てと違う書類は 中古マンションを売る にまとめています。鶴見区に限らない話なので、この記事では省きます。

改装済みのマンションの中央値は、未改装より高くない。費用を先に出さない

鶴見区の中古マンションを、改装済みかどうかで分けました。改装済みの中央値は、未改装の中央値より高くありませんでした。改装にかけた費用が、そのまま値段に乗る市場ではありません。

この集計は、築年や広さまではそろえていません。改装される部屋には古い部屋が多いので、改装の効果が築年の差に隠れている可能性はあります。それでも、改装すれば中央値が上がると読める数字は出ていません。

売る前に自分の判断で改装するのは、鶴見区では勧めません。先に現状のまま査定を受けてください。そのうえで「直した場合にいくら変わるか」を担当者に聞きます。

改装費より査定の差が小さいなら、直さずに売ったほうが手元に残ります。傷んだ箇所を直すかどうかの考え方は 売る前にリフォームすべきか に書きました。

戸建ても築46年以上で築10年以内の3分の1以下。土地の値段で決まる帯

鶴見区の戸建てを築年の帯で分けると、マンションと同じ場所に境目があります。築31〜45年から築46年以上に移るところで、中央値が最も下がります。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下です。

木造住宅の税法上の耐用年数は22年です。築46年以上の帯は、その2倍を超えています。

この帯の戸建ては、建物の評価がほとんど残っていません。値段を決めているのは、ほぼ土地の分です。

つまり築46年以上の戸建てを売るときに見るのは、建物の状態より土地の条件です。土地の広さ、用途地域、前面道路の幅の三つです。次の二つの節で、鶴見区の戸建てで差が出た土地の条件を見ます。

逆に築45年以下の帯では、まだ建物の分が値段に入っています。築44年や45年の家は、帯が変わる前と後で、見比べる事例が変わります。両方の前提で査定を出してもらってください。

戸建ての中央値は近隣商業地域が最も高い。件数は第1種住居地域に集まる

鶴見区の戸建てを用途地域で分けると、中央値が最も高いのは近隣商業地域でした。最も低いのは第2種中高層住居専用地域です。

成約の件数が最も多いのは第1種住居地域でした。高い帯と多い帯が別にあります。

用途地域は都市計画法で決まっています。近隣商業地域は、近隣の住民に日用品を供給する店舗などの利便を増進する地域です。

住宅も建てられますが、店舗や事務所として使う買い手が混じります。買い手の種類が増えると、値段が上に伸びやすくなります。

第2種中高層住居専用地域は、主に中高層の住宅の環境を守るための地域です。建てられる店舗の規模に制限があり、買い手はほぼ住む人に限られます。鶴見区で中央値が最も低かったのはこの帯でした。

ただし、この帯の家が売りにくいという意味ではありません。比べる事例を同じ帯の中から選べば、査定の根拠は作れます。

自分の家の用途地域は、大阪市の都市計画情報で調べられます。売買のときには、宅建業法の重要事項説明で買い手に説明される項目でもあります。査定を依頼するときに先に伝えておくと、同じ用途地域の事例で比べてもらえます。

前面道路の幅は三つの帯で中央値が違う。幅だけでなく道路の種別まで確かめる

鶴見区の戸建てを前面道路の幅で分けると、4m未満・4〜6m・6m以上の三つで中央値に差が出ました。道路の幅は、後から変えられない条件です。

差が出る理由は建築基準法にあります。建物を建てる敷地は、幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません(第43条)。幅4m未満でも、一定の条件で道路とみなされるものがあります(第42条2項)。

その場合、建て替えのときに道路の中心線から2m下がった線まで敷地を後退させます。後退した分は敷地として使えません。買い手はその分を引いて値段を考えます。

確かめたいのは、幅の数字だけではありません。前面の道が建築基準法上の道路にあたるかどうか、あたるならどの種別かです。

幅が4m以上あっても、法律上の道路でなければ建て替えができないことがあります。道路の種別は、市役所の建築指導の窓口で調べられます。

幅は自分で測らず、公図や地積測量図、購入時の重要事項説明書で確かめます。4m未満なら、過去に後退が済んでいるかも調べておきます。

後から分かると、値引きの材料になります。先に伝えたほうが有利です。

土地だけの成約は最も少ない。68件の単価は、更地にするか決める材料にする

鶴見区で土地だけの取引は68件で、マンションと戸建てより少ない数です。単価の中央値は30万円/㎡でした。

この単価が役に立つのは、築46年以上の戸建てを売るときです。建物の評価がほとんど残っていない家は、土地の単価に面積をかけた金額が値段の土台になります。そこから、買い手が負担する解体費の分が引かれます。

更地にして売るか、古家付きのまま売るかは、この計算を先にしてから決めます。自分で解体してから売ると、解体費は売る側の負担です。古家付きのまま売ると、解体費の分を引いた値段で買い手が買います。

どちらが手元に多く残るかは、解体費の見積もりと土地の単価を並べないと分かりません。見極め方は 更地で売るか、古家付き土地のまま売るか にまとめています。

件数が少ない取引は、中央値が一つの事例で動きます。68件の単価は目安として使い、自分の土地の査定は個別に受けてください。

鶴見区で売るときに決めること。マンションか戸建てかで、最初の一手が違う

マンションを売る人は、築年の帯を確かめることから始めます。築46年以上に入っているか、入る手前か。管理組合に耐震診断の記録があるか。

この二つを調べてから査定を受けると、提示された金額の根拠が読めます。改装は査定の後で決めます。

戸建てを売る人は、土地の条件をそろえることから始めます。用途地域、前面道路の幅と種別、後退の有無です。築46年以上なら、解体費の見積もりも一緒に取ります。

直近1年の中央値が下がった区なので、査定は複数社に頼んでください。根拠にした事例を見比べれば、金額の差の理由が分かります。

かかるお金は、仲介手数料、契約書の印紙税、登記にかかる費用、譲渡所得税です。仲介手数料は宅建業法で上限が決まっています。譲渡所得税は、売った値段から買った値段と費用を引いた利益にかかります。

自分で住んでいた家なら、利益から3,000万円を引ける特例があります。内訳と計算の考え方は 不動産売却でかかる費用の一覧 にまとめました。

査定から引き渡しまでの手順は、どの区でも同じです。家を売る流れは7ステップ に書いてあります。

この記事で扱ったのは、鶴見区のデータでしか言えないことだけです。手順はそちらで確かめてください。

大阪府大阪市鶴見区の実際の成約価格

2023Q2〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年8月24日中央値 前年比: マンション+18.3%・戸建て-8.6%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション3,200万円2,300万円〜4,100万円約44.4万円614
戸建て等(土地+建物)3,300万円1,900万円〜4,400万円381
土地約30.0万円68

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内4,400万円724,300万円117
築11〜20年3,900万円1603,300万円40
築21〜30年3,200万円1352,900万円83
築31〜45年2,400万円1971,900万円67
築46年〜1,300万円451,100万円62

参考: 改装済み中古マンションの中央値は3,000万円(73件)、未改装は3,000万円(111件)。 改装済みのほうが高いとは限りません。改装して売られる物件は築年数が経っていることが多いためで、リフォーム費用がそのまま価格に乗るわけではない実態が読み取れます。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-08-24取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

大阪市鶴見区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 大阪市鶴見区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は諸口が4,000万円、安田が2,950万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
横堤3,500万円63築22年
諸口4,000万円39築27年
安田2,950万円34築21年
茨田大宮3,200万円31築21年
3,450万円30築26年
放出東3,500万円29築22年
鶴見3,500万円29築25年
3,100万円28築27年

中古マンション

地区中央値件数築年数
鶴見3,600万円155築24年
放出東4,100万円86築18年
横堤2,900万円85築29年
諸口2,900万円75築37年
今津北2,800万円41築30年
4,500万円37築16年
今津中1,300万円36築49年
今津南2,400万円34築36年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
横堤110万円/㎡11
今津北58万円/㎡9
放出東100万円/㎡8

横堤(3,500万円・63件・築22年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築22年前後です。

諸口(4,000万円・39件・築27年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築27年前後です。

安田(2,950万円・34件・築21年)

市内の地区の真ん中より16%低い水準です。売れているのは築21年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約9,450万円の差
  • 5m未満1,550万円46件
  • 5〜7m3,600万円55件
  • 7〜10m4,400万円29件
  • 10m以上11,000万円51件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,150万円の差
  • 4m未満2,550万円26件
  • 4〜6m3,200万円176件
  • 6m以上3,700万円139件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,650万円の差
  • ほぼ整形4,950万円22件
  • 不整形4,600万円25件
  • 長方形3,900万円23件
  • ほぼ長方形3,300万円100件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約2,300万円の差
  • 準住居地域5,400万円12件
  • 近隣商業地域3,750万円30件
  • 第1種住居地域3,400万円183件
  • 工業地域3,200万円29件
  • 準工業地域3,100万円63件
  • 第2種中高層住居専用地域3,100万円53件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格に効くかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約42,950万円の差
  • RC44,500万円10件
  • 木造3,450万円266件
  • 鉄骨造3,300万円61件
  • RC、木造1,550万円14件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約2,150万円の差
  • 市道4,700万円85件
  • 公道3,500万円53件
  • 私道3,000万円157件
  • 道路2,550万円16件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,950万円の差
  • 商業地域4,100万円81件
  • 第1種住居地域3,600万円220件
  • 近隣商業地域3,400万円41件
  • 工業地域3,150万円56件
  • 準住居地域3,100万円35件
  • 準工業地域2,150万円106件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

大阪市鶴見区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 大阪市鶴見区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q2〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

1,900万円4,400万円

成約381件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,300万円です。

中古マンション

2,300万円4,100万円

成約614件。中央値は3,200万円です。 1平方メートルあたりでは444,444円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

200,000円400,000円

成約68件。中央値は300,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は大阪市鶴見区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

大阪市鶴見区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 大阪市鶴見区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約381件・中央値3,300万円 (1,900万円〜4,400万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約614件・中央値3,200万円/1平方メートルあたり444,444円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約68件・1平方メートルあたり中央値300,000円 (200,000〜400,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
大阪市城東区約3km3,300万円同水準
大阪市旭区約3km3,200万円-100万円
大阪市都島区約4km4,000万円+700万円
大阪市東成区約5km3,200万円-100万円
大阪市東淀川区約6km3,200万円-100万円
大阪市北区約6km1億2,000万円+8,700万円
大阪市中央区約6km2億2,000万円+1億8,700万円
大阪市生野区約7km2,400万円-900万円
名張市約50km490万円-2,810万円
伊賀市約52km580万円-2,720万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

鶴見区で築44年のマンションを持っています。築46年になる前に売ったほうがいいですか?

鶴見区の中古マンションは、築31〜45年から築46年以上に移るところで中央値の落ち幅が最も大きく、築46年以上は築10年以内の3分の1以下です。築44年なら、帯が変わるまで2年以内です。ただし直近1年の中央値は前の年より上がっており、急ぐ根拠と待つ根拠の両方があります。査定は「いま売る場合」と「築46年以降に売る場合」の両方で出してもらい、差額を見て決めてください。管理組合に耐震診断の記録があれば、査定の前に伝えてください。自分の部屋がいくら変わるかは、この記事からは出せません。

鶴見区の戸建ての中央値が直近1年で下がったと聞きました。売るのを待ったほうがいいですか?

鶴見区の戸建ては、直近1年の中央値が前の1年よりはっきり下がりました。ただし動いたのは区全体の中央値で、自分の家の値段ではありません。1年分の成約は、売れた家の築年や広さの構成で中央値が動きます。値段そのものが下がったのか、古い家が多く売れた年だったのかは、データからは分けられません。待つかどうかは、自分の家の築年が帯の境目に近いかで考えてください。築45年前後なら、待つ間に築46年以上の帯に入り、比べられる事例の水準が変わります。査定は複数社に頼み、根拠にした成約事例の築年と用途地域を見比べてください。

鶴見区の3LDKを、キッチンと浴室を替えてから売ろうと思っています。やめたほうがいいですか?

先に、現状のまま査定を受けてください。鶴見区の中古マンションは、改装済みの中央値が未改装より高くありませんでした。改装にかけた費用がそのまま値段に乗る市場ではありません。査定のときに「キッチンと浴室を替えた場合、査定額がいくら変わるか」を担当者に聞き、その差が工事費より小さいなら、直さずに売ったほうが手元に残ります。3LDKは鶴見区で最も多い間取りで、買い手は自分で住む人が中心です。設備を新しくするより、荷物を減らして部屋を広く見せるほうが、費用をかけずに印象を変えられます。

大阪市鶴見区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に諸口(4,000万円・39件)、横堤(3,500万円・63件)、放出東(3,500万円・29件)です。低いほうは安田(2,950万円・34件)、浜(3,100万円・28件)、茨田大宮(3,200万円・31件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

大阪市鶴見区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは安田で築21年、古いほうは諸口で築27年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

大阪市鶴見区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは横堤(63件・中央値3,500万円)、諸口(39件・中央値4,000万円)、安田(34件・中央値2,950万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(大阪市鶴見区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務・1981年6月施行の耐震基準改正)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第一種住居地域・第二種中高層住居専用地域・近隣商業地域の定義)・確認日 2026-08-22
  4. e-Gov法令検索「租税特別措置法」(第41条=住宅借入金等特別控除。1982年以降の建築または耐震基準適合が要件・第35条=居住用財産の3,000万円特別控除)・確認日 2026-08-22
  5. e-Gov法令検索「宅地建物取引業法」(第35条=重要事項説明。用途地域・道路の種別などの説明義務・第46条=報酬の上限)・確認日 2026-08-22
  6. e-Gov法令検索「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」(住宅用の鉄筋コンクリート造47年・木造22年)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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