PR 本サイトはアフィリエイト広告を含みます

大阪の家売却

大阪府大阪市城東区の不動産売却|マンションが主役。直近1年の中央値はやや下げ、築46年以上で半分以下

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

大阪府大阪市城東区の実成約は、中古マンションが1,481件、戸建てが569件です(国交省データ)。マンションの中央値は2,800万円、戸建ては3,300万円です。直近1年はマンションの中央値がやや下がり、戸建ては横ばいでした。マンションも戸建ても、築31〜45年から築46年以上に移るところで最も下がります。マンションを売るなら、査定の根拠が直近1年の成約かどうかを最初に確かめてください。

大阪市城東区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

城東区で売れる中古マンションの多くは家族向けです。買うのは3LDKを探す家族が中心だと私たちは見ています。

大阪市城東区で売れた中古マンションを、築年数で分けると
  • 築10年以内18%
  • 築11〜30年37%
  • 築31年以上45%

間取りの記録がある中古マンションのうち、3部屋以上が64%です。いちばん多い間取りは3LDKで、1R〜1LDKは12%にとどまります。売れた部屋のうち築31年以上が45%を占めます。古い部屋にも買い手がついています。

2だから、この値段

値段は築年数で大きく分かれます。下がる割合が最も大きいのは、築31〜45年から築46年以上に移るところです。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(中古マンション)

真ん中の値段は、築21〜30年で3,500万円、築31〜45年で2,500万円、築46年以上で1,600万円です。下がる金額は築21〜30年から築31〜45年の方が少し大きく、下がる割合は築46年以上に移るところが最も大きくなります。売れた部屋は築46年以上がいちばん多く、区全体の真ん中の値段2,800万円はその分引き下げられていると私たちは見ています。改装済みは3,000万円、未改装は2,200万円でした。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

地価は上がっていますが、家を買う年代は減る見込みです。この先も値段が上がり続けるとは、私たちは見ていません。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった20か所
  • 変わらない0か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年4.2万人
2035年4.1万人
2045年3.8万人

住宅地の地価は、20地点のうち20地点で去年より上がりました。中古マンションの真ん中の値段も、前の年より少し上がっています(+3.6%)。一方で、家を買う年代(25〜44歳)の人は、2045年までに減る見込みです(−11%)。土地の値段は上向きでも、買い手の数は少しずつ減っていくと考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

大阪府大阪市城東区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+3.6%・戸建て-2.9%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション2,800万円1,800万円〜3,900万円約45.5万円1,481
戸建て等(土地+建物)3,300万円2,000万円〜5,000万円—569
土地——約37.0万円106

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,900万円2635,000万円126
築11〜20年4,000万円2113,700万円71
築21〜30年3,500万円3323,100万円113
築31〜45年2,500万円2822,500万円102
築46年〜1,600万円3851,450万円80

参考: 改装済み中古マンションの中央値は3,000万円(209件)、未改装は2,200万円(305件)。 差は約36%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

大阪市城東区で売るなら、いくらくらいか

大阪市城東区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「大阪府の相場データブック」(PDF・9ページ)も、このアドレスにお送りします。

大阪市城東区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 大阪市城東区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は諏訪が4,100万円、今福南が2,400万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
東中浜3,300万円59築20年
関目4,000万円53築28年
鴫野西2,900万円50築29年
諏訪4,100万円49築21年
野江3,700万円41築25年
成育3,800万円41築28年
中浜2,900万円39築26年
今福南2,400万円37築24年

中古マンション

地区中央値件数築年数
関目2,400万円229築43年
中央3,200万円193築26年
鴫野西3,100万円145築33年
今福西3,000万円145築20年
今福東2,800万円109築35年
新喜多3,200万円106築25年
東中浜3,100万円80築18年
永田1,700万円72築50年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
野江140万円/㎡13
中浜105万円/㎡12
諏訪100万円/㎡12
今福西135万円/㎡12
鴫野東120万円/㎡9

東中浜(3,300万円・59件・築20年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築20年前後です。

関目(4,000万円・53件・築28年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築28年前後です。

鴫野西(2,900万円・50件・築29年)

市内の地区の真ん中より22%低い水準です。売れているのは築29年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約12,600万円の差
  • 5m未満2,400万円95件
  • 5〜7m4,000万円76件
  • 7〜10m3,950万円46件
  • 10m以上15,000万円67件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,450万円の差
  • 4m未満2,500万円117件
  • 4〜6m3,250万円182件
  • 6m以上3,950万円232件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約3,150万円の差
  • ほぼ整形6,450万円24件
  • 不整形5,950万円36件
  • ほぼ台形4,900万円10件
  • ほぼ長方形4,000万円162件
  • 長方形3,300万円60件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,250万円の差
  • 近隣商業地域3,900万円37件
  • 準工業地域3,400万円126件
  • 第1種住居地域3,300万円366件
  • 工業地域2,650万円20件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約29,800万円の差
  • RC32,500万円16件
  • 軽量鉄骨造5,900万円10件
  • 鉄骨造4,000万円133件
  • 木造3,200万円349件
  • RC、木造2,700万円10件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,850万円の差
  • 市道4,850万円186件
  • 公道3,200万円105件
  • 道路3,050万円16件
  • 私道3,000万円183件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,000万円の差
  • 準工業地域3,200万円575件
  • 工業地域3,200万円37件
  • 第1種住居地域2,500万円418件
  • 第2種中高層住居専用地域2,500万円35件
  • 近隣商業地域2,400万円114件
  • 商業地域2,200万円191件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

大阪市城東区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。大阪市城東区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
鴫野JR片町線22,476人
今福鶴見大阪市高速電気軌道 7号線(長堀鶴見緑地線)20,747人
鴫野JRおおさか東線20,128人(2018年度)
JR野江JRおおさか東線13,124人
野江京阪電気鉄道 京阪本線10,496人
鴫野大阪市高速電気軌道 8号線(今里筋線)9,991人
関目京阪電気鉄道 京阪本線9,856人
蒲生四丁目大阪市高速電気軌道 7号線(長堀鶴見緑地線)8,932人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
蒲生四丁目37万円2
野江37万円1
関目37万円1
京阪野江36.5万円1
京橋35.1万円2
今福鶴見31.9万円1
JR野江31.7万円1
新森古市31.6万円1

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 17校・中学校 8校・高等学校 4校
  • 幼稚園・認定こども園15か所
  • 病院・診療所病院 9・診療所 166・歯科 91病床の多い病院は 社会福祉法人恩賜財団 大阪府済生会野江病院(400床)、社会医療法人大道会森之宮病院(355床)、社会医療法人有隣会東大阪病院(265床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

大阪市城東区の空き家の数

大阪市城東区では、住宅のうち12.6%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は4,520戸あります。

住宅の数97,630戸
空き家12,350戸(12.6%)
売りに出ている空き家660戸
使う予定のない空き家4,520戸(住宅の4.6%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て1,890戸
そのうち傷みや壊れがある1,280戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

大阪市城東区で実際に売れた土地は、㎡あたり37万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

城東区の成約はマンション1,481件。戸建て569件の2倍を超える

大阪市城東区で2023年から2025年に成約した取引を集計しました。元データは国交省の不動産情報ライブラリです。

中古マンションが1,481件で、戸建て(土地と建物のセット)が569件です。土地だけの取引は106件で、三つの中で最も少ない数です。

マンションの中央値は2,800万円です。専有面積あたりにすると45万円/㎡です。

戸建ての中央値は3,300万円で、安いほうから4分の1の値が2,000万円、高いほうから4分の1の値が5,000万円です。土地の単価は中央値で37万円/㎡です。

この記事がマンションから書き始めるのは、件数がそうなっているからです。城東区で売りに出る家の多くはマンションです。売る側から見ると、比べられる成約が多い市場です。

同じ棟、同じ間取り、近い築年の事例を探せる可能性が高くなります。査定を受けるときは、担当者が根拠にした成約を棟の名前まで聞いてください。件数が多い区ほど、「近い事例」の精度で査定額の確かさが変わります。

戸建てと土地の話は、記事の後半にまとめています。

直近1年、マンションの中央値はやや下がった。戸建ては動かなかった

城東区のマンションは、直近1年の中央値が前の1年よりやや下がりました。戸建ての中央値はほぼ横ばいです。

マンションの下がり幅は小さく、相場が崩れたと読む数字ではありません。ただ、売る側には二つの影響があります。

一つは、査定の根拠に使う成約の時期です。2年前の成約を根拠に出た査定額は、いまの市場より少し高めに出ることがあります。直近1年の成約を根拠にしているかを確かめてください。

もう一つは、売り出し価格の決め方です。中央値がやや下がっている市場で、高めに出して様子を見る売り方は、時間がかかりやすくなります。最初の価格で反応を見て、いつ下げるかを先に決めておくと、売却の期間が読みやすくなります。

戸建ては中央値が動いていません。戸建ての売り手は、前の年の成約を根拠にしても大きくはずれません。直近1年の数字をどう使うかは、マンションと戸建てで分けて考えてください。

マンションは築46年以上で、築10年以内の半分以下まで下がる

城東区の中古マンションを築年帯で分けると、中央値が最も大きく落ちるのは築31〜45年から築46年以上に移るところです。築46年以上の中央値は、築10年以内の半分以下になります。築45年までは段階的に下がり、最後の境目で大きく落ちる形です。

この境目には理由があります。2026年の時点で築46年以上の建物は、1980年以前に建てられたものです。1981年6月に耐震基準が改正され、それより前の建物は旧耐震と呼ばれます。

買い手が住宅ローン控除を使う場合、建物は1982年以降の建築であることが要件です。それより前なら、耐震基準に適合している証明が要ります(租税特別措置法)。

この条件を満たさない物件は、買い手の資金計画に影響します。価格に差が出る一因です。

築40年前後のマンションを持っている人は、この境目の手前にいます。ただ、急いで売れば高く売れる、という話ではありません。

耐震診断を受けた記録や改修の記録が管理組合にあれば、築46年以上でも買い手の条件が変わります。管理会社に問い合わせて、記録の有無を先に確かめてください。

3LDKが最多、次が2LDK。城東区のマンションは「住む人」に向けて売る

城東区のマンションで最も多い間取りは3LDKです。次が2LDKです。

家族で住む間取りが上位を占めています。これは売り方を決めるうえで大事な点です。

住む目的の買い手は、内見で判断します。部屋の明るさ、収納、水回りの状態、廊下やエレベーターの管理状態を見ます。家賃収入が目的の買い手が利回りで価格を決めるのとは違います。

住みながら売る場合は、内見のたびに部屋を整える手間がかかります。内見で気をつける点は、住みながら家を売るにまとめています。

もう一つ、3LDKが多い市場では、同じ棟の同じ間取りが同時に売りに出ることがあります。売り出す前に、同じマンションでいま出ている物件の価格を担当者に聞いてください。

買い手は並べて比べます。自分の部屋が階数や向きでどう違うかを先に整理しておくと、説明しやすくなります。

改装済みは中央値が高い。城東区では同じ築年帯の未改装と並べてから直すか決める

城東区の中古マンションは、改装済みの中央値が未改装より高くなっています。ここから「改装すれば高く売れる」と読むのは早いです。改装した費用が、そのまま売却額に乗るとは限りません。

改装済みの成約には、築年の古い物件が多く含まれている場合があります。築年の古い物件ほど、売る前に水回りを直す例が多いからです。築年帯をそろえずに比べると、改装の効果を正しく読めません。

査定を受けるときは、自分の部屋と同じ築年帯で、改装済みと未改装の成約を両方見せてもらってください。その差と、見積もった改装費を比べて、直すかどうかを決めます。

直すと決める前に、もう一つ確かめることがあります。買い手が自分で改装する前提で探している場合、売り手の改装は好みに合わないことがあります。3LDKの買い手は家族構成がそれぞれ違います。

全面改装より、傷んだ箇所の補修にとどめる選択もあります。売る前のリフォームの判断は、売る前にリフォームすべきかで実データをもとに整理しています。

戸建ては築46年以上で、築10年以内の3分の1以下。建物より土地の値段で決まる帯

ここからは戸建ての話です。城東区の戸建ては569件です。築年帯で分けると、最も大きく落ちるのはマンションと同じく築31〜45年から築46年以上の境目です。

ただ、落ち方の深さが違います。築46年以上の戸建ての中央値は、築10年以内の3分の1以下です。

木造住宅の税務上の耐用年数は22年です(減価償却資産の耐用年数等に関する省令)。築46年以上の戸建ては、建物の評価がほとんど残っていない帯です。この帯の価格は、土地の値段から建物の解体費や補修費を引いた額に近づきます。

建物の状態を細かく説明しても、価格はあまり動きません。動くのは土地の条件です。

築46年以上の戸建てを売るときは、査定を二つの前提で出してもらってください。一つは古家付きの土地として売る前提、もう一つは更地にして売る前提です。

解体費がかかるぶん、更地のほうが手取りが増えるとは限りません。両方の数字を並べてから決めます。

戸建ての中央値は近隣商業地域が最も高い。件数が最も多い第1種住居地域は最も低い

城東区の戸建てを用途地域で分けると、中央値が最も高いのは近隣商業地域です。最も低いのは第1種住居地域です。

一方で、成約の件数が最も多いのも第1種住居地域です。多くの戸建てが、中央値の低い帯に集まっている形です。

近隣商業地域は、都市計画法で近隣の住民に日用品を供給する商業のための地域と定められています。建築基準法の別表第2で、建てられる建物の種類は住居系の地域より広くなっています。土地の使い道が広いぶん、買い手の層も広がります。

住宅用だけでなく、店舗併用や賃貸用の建物を考える買い手も入ってきます。これが中央値の差の一因です。

自分の家がどの用途地域にあるかは、市が公開している都市計画の地図で確かめられます。購入時の重要事項説明書にも書かれています。第1種住居地域の戸建てが不利だ、という話ではありません。

件数が多いぶん、比べる事例は見つけやすい帯です。用途地域が違う成約を根拠にした査定が出てきたら、同じ用途地域の事例に差し替えてもらってください。

前面道路の幅で、戸建ての中央値が三段に分かれる。城東区では幅を先に測る

城東区の戸建ては、前面道路の幅が6m以上・4〜6m・4m未満の三つの区分で中央値に差があります。道路の幅は、建物の状態と違って後から直せません。だからこそ査定の前に確かめる価値があります。

建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります。幅が4mに足りない道でも、特定行政庁が指定した道は法律上の道路に含まれます。ただし建て替えのときに、道路の中心線から2mの位置まで敷地を後退させる必要があります。

後退した部分には建物を建てられません。買い手はこの条件を、将来の建て替え面積として見ます。

自分の家の前面道路の幅は、公図と現地の実測で確かめます。道路の種類は、市の建築担当の窓口で確認できます。4m未満の場合は、すでに後退しているか、後退後の敷地面積がいくらかを先に調べておきます。

査定の場でこの三つを伝えると、担当者は根拠のある数字を出しやすくなります。道路と間口が価格に与える影響は、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるかで愛知の実データをもとに整理しています。

土地だけの成約は106件。単価37万円/㎡は築46年以上の戸建ての下限を確かめる物差し

城東区で土地だけの取引は106件です。三つの種別の中で最も少なく、単価の中央値は37万円/㎡です。

件数が少ない市場では、一つの成約で中央値が動きます。この数字を、そのまま自分の土地の相場と考えないでください。

城東区でこの単価が役に立つのは、築46年以上の戸建ての値付けです。建物の評価がほとんど残っていない帯では、価格の下限は土地の値段から解体費を引いた額に近づきます。自分の敷地面積に単価をかけ、解体費を引いた額を出しておきます。

査定額がこの額を大きく下回るなら、根拠を聞く材料になります。上回るなら、建物や立地に評価が残っている証拠です。

土地として売るときは、境界の確定が先です。隣地との境界が確定していない土地は、測量から始める必要があります。測量には時間がかかるため、売り出しの時期から逆算して早めに手をつけてください。

城東区で売るときの段取り。直近1年の成約を見てから、査定を複数社に頼む

城東区で売る手順は、マンションでも戸建てでも大きくは変わりません。ただ、最初に確かめるものが違います。マンションは直近1年の成約です。

中央値がやや下がった市場なので、古い成約を根拠にしないことが大切です。戸建ては築年帯と道路の幅、用途地域です。価格を分ける条件が建物の外にあるからです。

査定は複数社に頼みます。一社の査定額だけでは、高いか安いかが分かりません。査定額を比べるときは、金額の差より根拠の差を見ます。

どの成約を根拠にしたか、その成約は自分の物件とどこが違うか。この二つを聞けば、査定額の確かさが分かります。

査定のあと、媒介契約、売り出し、買い手との契約、引き渡しと進みます。段階ごとの期間の目安は、家を売る流れは7ステップで説明しています。

かかるお金の中心は仲介手数料です。売買価格が800万円を超える場合、上限は売買価格の3%に6万円を足した額です。これに消費税がかかります(宅地建物取引業法にもとづく告示)。

これは上限で、固定額ではありません。ほかに、登記に関わる費用、印紙税、売却で利益が出た場合の譲渡所得税があります。

マンションでは、管理費や修繕積立金の精算も引き渡し時に行います。費用の全体は、不動産売却でかかる費用の一覧にまとめています。

大阪市城東区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 大阪市城東区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

2,000万円 〜 5,000万円

成約569件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,300万円です。

中古マンション

1,800万円 〜 3,900万円

成約1,481件。中央値は2,800万円です。 1平方メートルあたりでは454,545円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

300,000円 〜 450,000円

成約106件。中央値は370,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は大阪市城東区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

大阪市城東区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 大阪市城東区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約569件・中央値3,300万円 (2,000万円〜5,000万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約1,481件・中央値2,800万円/1平方メートルあたり454,545円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約106件・1平方メートルあたり中央値370,000円 (300,000〜450,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

大阪市城東区について、さらに詳しく書いた記事

このページは大阪市城東区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

大阪市城東区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
大阪市都島区約2km4,000万円+700万円
大阪市旭区約2km3,300万円同水準
大阪市鶴見区約3km3,300万円同水準
大阪市北区約3km1億2,000万円+8,700万円
大阪市東成区約4km3,200万円-100万円
大阪市中央区約4km2億3,000万円+1億9,700万円
大阪市東淀川区約4km3,200万円-100万円
大阪市天王寺区約6km6,500万円+3,200万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

城東区のマンションは直近1年で中央値が下がったそうです。いま売ると損をしますか?

損かどうかは、この記事のデータだけでは判断できません。城東区のマンションの中央値は、直近1年で前の1年よりやや下がりましたが、下がり幅は小さいものです。区全体の中央値より、自分の棟や近い築年の直近成約のほうが、売却額には強く影響します。査定を受けるときは、根拠にした成約の時期を確かめてください。2年前の成約を根拠にした査定額は、いまの市場より高めに出ることがあります。売り急ぐ理由がなければ、直近の成約を見たうえで、売り出す時期を決めれば十分です。

築40年の戸建てです。あと数年で築46年以上の帯に入ります。その前に売るべきですか?

城東区の戸建ては、築31〜45年から築46年以上に移るところで中央値が最も大きく下がります。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下です。その意味で、いまは落ち幅が大きい境目の手前にいます。ただ、中央値は区全体の傾向で、自分の家がその通りに動くとは限りません。築40年を超えた家は、建物より土地の条件で価格が決まる帯に近づいています。用途地域と前面道路の幅を確かめたうえで、古家付きの土地として売る前提と、更地にして売る前提の両方で査定を出してもらってください。

城東区の3LDKマンションを、改装してから売るか迷っています。改装費は戻りますか?

城東区の中古マンションは、改装済みの中央値が未改装より高くなっています。ただし、改装費がそのまま売却額に乗るとは限りません。改装済みの成約には築年の古い物件が多く含まれることがあり、築年帯をそろえないと改装の効果を正しく読めません。査定を受けるときに、自分の部屋と同じ築年帯で改装済みと未改装の成約を両方見せてもらい、その差と改装の見積額を比べてください。差が見積額を下回るなら、傷んだ箇所の補修にとどめる選択もあります。

大阪市城東区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に諏訪(4,100万円・49件)、関目(4,000万円・53件)、成育(3,800万円・41件)です。低いほうは今福南(2,400万円・37件)、中浜(2,900万円・39件)、鴫野西(2,900万円・50件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

大阪市城東区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは東中浜で築20年、古いほうは鴫野西で築29年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

大阪市城東区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは東中浜(59件・中央値3,300万円)、関目(53件・中央値4,000万円)、鴫野西(50件・中央値2,900万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(大阪市城東区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務・別表第2=用途地域ごとに建てられる建物・1981年6月施行の耐震基準改正)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=近隣商業地域・第一種住居地域の定義)・確認日 2026-08-22
  4. e-Gov法令検索「租税特別措置法」(第41条=住宅借入金等特別控除。1982年以降の建築または耐震基準適合が要件)・確認日 2026-08-22
  5. e-Gov法令検索「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」(住宅用の木造22年・鉄筋コンクリート造47年)・確認日 2026-08-22
  6. e-Gov法令検索「宅地建物取引業法」(第46条=報酬の上限。売買価格800万円超は3%+6万円に消費税を加えた額)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

無料・電話番号は聞きません 値段の目安レポート