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大阪の家売却

大阪府大阪市東淀川区の不動産売却|マンション中心。築31〜45年に移る手前が境目

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

大阪府大阪市東淀川区の実成約は、中古マンションが1,026件、戸建てが599件です(国交省データ)。マンションの中央値は1,700万円、戸建ては3,200万円です。マンションは築21〜30年から築31〜45年に移るところで最も下がり、戸建てはそのひとつ後、築46年以上に入るところで最も下がります。間取りは1Kが最多で、次が3LDKです。直近1年はマンションも戸建ても中央値が横ばいでした。

大阪市東淀川区の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

売れた家の59%が中古マンションです。買うのは、ひとりかふたりで住む部屋を探す人が中心と私たちは見ています。

大阪市東淀川区で売れた不動産の件数(約3年)
戸建て599件
中古マンション1,026件
土地だけ105件

いちばん多く売れた間取りは1Kです。間取りの記録がある部屋の52%が、ひとり〜ふたり向けの広さでした。家族向けの広い部屋も38%あり、家族の買い手もいると考えています。

2だから、この値段

マンションの真ん中の値段は1,700万円です。古い部屋が多く売れていることが、この値段のもとだと考えています。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(中古マンション)

築21〜30年は2,400万円ですが、築31〜45年では1,400万円になり、ここで最も下がります。築46年以上は900万円です。売れた部屋の52%が築31年以上なので、全体の真ん中の値段が低めに出ていると考えています。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

当面は大きく崩れにくいと私たちは見ています。ただ2045年に向けて、家を買う年代が減る点は気にしています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった21か所
  • 変わらない0か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年5万人
2035年4.6万人
2045年4万人

住宅地の地価は21地点のうち21地点が去年より上がり、下がった地点は0地点でした。マンションの真ん中の値段は、前の年と比べて+6.2%です。一方で、家を買う年代の人数は2045年までに−19%と国は推計しています。長い目では買い手が減り、値段を押し下げる方向に働くと考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

大阪府大阪市東淀川区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+6.2%・戸建て0%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,700万円880万円〜2,400万円約36.3万円1,026
戸建て等(土地+建物)3,200万円2,000万円〜4,300万円—599
土地——約29.0万円105

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内2,050万円2444,000万円155
築11〜20年2,400万円1443,200万円82
築21〜30年2,400万円972,900万円108
築31〜45年1,400万円2112,300万円127
築46年〜900万円3171,500万円97

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,000万円(109件)、未改装は1,700万円(260件)。 差は約18%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

大阪市東淀川区で売るなら、いくらくらいか

大阪市東淀川区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「大阪府の相場データブック」(PDF・9ページ)も、このアドレスにお送りします。

大阪市東淀川区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 大阪市東淀川区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は下新庄が3,800万円、上新庄が2,600万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
豊里3,300万円73築28年
菅原3,100万円51築27年
大桐3,200万円48築17年
下新庄3,800万円43築15年
小松3,000万円41築31年
淡路3,000万円38築29年
豊新3,000万円37築30年
上新庄2,600万円34築27年

中古マンション

地区中央値件数築年数
東中島1,400万円378築28年
東淡路1,600万円125築48年
菅原1,200万円71築34年
西淡路1,250万円62築45年
下新庄2,200万円62築33年
小松2,650万円48築32年
上新庄2,800万円48築31年
瑞光910万円40築48年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
菅原120万円/㎡17
西淡路114万円/㎡12
豊里96万円/㎡11
大桐77万円/㎡8

豊里(3,300万円・73件・築28年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築28年前後です。

菅原(3,100万円・51件・築27年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築27年前後です。

大桐(3,200万円・48件・築17年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築17年前後と新しめで、建物の状態がそのまま値段に出ます。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約7,800万円の差
  • 5m未満2,200万円74件
  • 5〜7m3,100万円91件
  • 7〜10m4,600万円55件
  • 10m以上10,000万円89件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,400万円の差
  • 4m未満2,200万円56件
  • 4〜6m2,900万円240件
  • 6m以上3,600万円243件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約2,850万円の差
  • 不整形5,950万円66件
  • ほぼ整形4,700万円26件
  • ほぼ台形4,100万円21件
  • ほぼ長方形3,300万円154件
  • 長方形3,100万円49件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約19,300万円の差
  • 商業地域22,000万円17件
  • 準工業地域3,400万円74件
  • 第2種中高層住居専用地域3,100万円155件
  • 第1種住居地域3,000万円294件
  • 近隣商業地域3,000万円13件
  • 工業地域2,700万円26件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約16,300万円の差
  • RC18,500万円22件
  • 木造3,100万円384件
  • 鉄骨造3,100万円149件
  • RC、木造2,200万円11件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,300万円の差
  • 市道4,000万円225件
  • 公道3,200万円117件
  • 私道2,700万円149件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,800万円の差
  • 工業地域2,900万円81件
  • 準工業地域2,200万円167件
  • 第1種住居地域1,700万円186件
  • 第2種中高層住居専用地域1,700万円88件
  • 準住居地域1,500万円21件
  • 商業地域1,100万円369件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

大阪市東淀川区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。大阪市東淀川区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
上新庄阪急電鉄 京都線40,351人
淡路阪急電鉄 京都線35,332人
JR淡路JRおおさか東線20,688人
相川阪急電鉄 京都線14,745人
だいどう豊里大阪市高速電気軌道 8号線(今里筋線)9,511人
瑞光四丁目大阪市高速電気軌道 8号線(今里筋線)8,872人
下新庄阪急電鉄 千里線6,996人
井高野大阪市高速電気軌道 8号線(今里筋線)6,221人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
JR東淀川27万円1
上新庄26万円6
淡路25.9万円3
下新庄25.1万円2
だいどう豊里24.9万円2
瑞光四丁目24.5万円1
OsakaMetroだいどう豊里24万円1
相川24万円1

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 16校・中学校 9校・高等学校 5校
  • 幼稚園・認定こども園11か所
  • 病院・診療所病院 5・診療所 149・歯科 94病床の多い病院は 宗教法人 在日本南プレスビテリアンミッション 淀川キリスト教病院(581床)、医誠会病院(327床)、淀川若葉会病院(164床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

大阪市東淀川区の空き家の数

大阪市東淀川区では、住宅のうち16.4%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は6,340戸あります。

住宅の数123,970戸
空き家20,390戸(16.4%)
売りに出ている空き家590戸
使う予定のない空き家6,340戸(住宅の5.1%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て1,310戸
そのうち傷みや壊れがある1,690戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

大阪市東淀川区で実際に売れた土地は、㎡あたり29万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

東淀川区は中古マンション1,026件が市場の軸。戸建て599件は別の物差しで見る

大阪市東淀川区の実成約を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。いちばん多いのは中古マンションで1,026件です。次が戸建てで599件、いちばん少ないのが土地だけの取引で105件です。

マンションの中央値は1,700万円、面積あたりの単価は中央値36万円です。戸建ての中央値は3,200万円で、安いほうから4分の1の値が2,000万円、高いほうから4分の1の値が4,300万円です。

この区で気をつけたいのは、マンションと戸建てを一つの相場として読まないことです。値段の決まり方が違います。マンションは同じ棟や近くの棟の成約で値段が決まります。

戸建ては土地の条件と建物の古さで決まります。この記事では、件数の多いマンションから先に読み、戸建てと土地はその後に置きます。

マンションの売り方そのものは、中古マンションを売る に分けて書いています。ここでは東淀川区のデータで言えることに絞ります。

マンションは築31〜45年に入るところで最も下がる。築46年以上は築10年以内の半分を切る

東淀川区の中古マンションを、築年の帯ごとに見ます。中央値がいちばん大きく落ちるのは、築21〜30年から築31〜45年に移るところです。そして築46年以上の帯では、築10年以内の半分以下まで下がります。

築30年前後で落ちる理由は、建物だけの話ではありません。買い手がローンを組むとき、金融機関は建物の残りの年数を見ます。

借りられる期間が短くなると、月々の返済が重くなり、買える人が減ります。買える人が減ると、値段が下がります。

築46年以上の帯には、1981年6月に施行された耐震基準の改正より前に建った建物が入ります。いわゆる旧耐震です。買い手の側でローンや税の優遇を受けにくくなる場合があり、値段に表れます。

売る側がまず確かめるのは、自分の部屋がどの帯にいるかです。築年は登記事項証明書の「新築年月日」で分かります。

帯の境目に近い場合、いま売るか、帯が変わってから売るかで、比べられる成約の水準が変わります。どちらが得かは部屋ごとに違うので、査定のときに両方の前提で数字を出してもらってください。

帯の中でも、管理の状態や階数、向きで値段は動きます。帯の中央値は「この帯の真ん中」であって、自分の部屋の値段ではありません。

1Kが最多、3LDKが次。東淀川区のマンションは部屋数で買い手が入れ替わる

東淀川区のマンションで成約がいちばん多い間取りは1Kです。次が3LDKです。

間取りが違うと、買い手が違います。買い手が違うと、値段の決まり方も違います。

1Kを買うのは、自分で住む人と、人に貸す目的の人の両方です。貸す目的の人は、家賃を値段で割った利回りで判断します。

だから1Kの査定では、いま貸しているか、家賃がいくらか、管理費と修繕積立金がいくらかが値段に直接ひびきます。空室なら、近くの同じような部屋の家賃がいくらかを担当者に聞いてください。

3LDKを買うのは、ほとんどが自分で住む人です。自分で住む人は、近くの似た部屋がいくらで売れたかと、ローンの月々の返済額で判断します。この場合の査定は、同じ棟か近くの棟の成約事例をどれだけ集められるかで精度が決まります。

売る側に必要なのは、自分の部屋がどちらの市場にいるかを知ることです。1Kなら、貸したままで売るか、空けてから売るかを先に決めます。

借り手がいるまま売る取引はオーナーチェンジと呼ばれ、契約は買い手に引き継がれます。3LDKなら、内見の準備と、同じ棟で同時に売りに出ている部屋の確認が先です。

改装済みの中央値は未改装より高い。東淀川区で直す前に確かめる二つのこと

東淀川区の中古マンションは、改装済みの中央値が未改装より高くなっています。ただし、この差がそのまま「改装費が戻る」という意味ではありません。直す前に、二つのことを確かめてください。

一つ目は、差が改装費を上回るかです。査定は「いまの状態で売る場合」と「直してから売る場合」の両方で出してもらいます。

二つの差額が見積もった改装費より小さいなら、直す意味は薄くなります。差額は物件ごとに違うので、中央値の差をそのまま当てはめないでください。

二つ目は、買い手が改装を望んでいるかです。貸す目的で1Kを買う人は、すぐ貸せる状態を好むことがあります。

一方、3LDKを自分で住む目的で買う人の中には、自分の好みで直したい人もいます。その人にとっては、売る側がかけた改装費は値段に乗りません。

改装するかどうかの考え方は、売る前にリフォームすべきか にまとめています。東淀川区では、まず現況で査定を受け、差額を見てから決める順番が安全です。

直近1年、マンションも戸建ても中央値は横ばい。動かない年にどう値付けするか

東淀川区の直近1年の中央値は、マンションも戸建ても、その前の1年とほぼ同じでした。上がってもいないし、下がってもいません。

横ばいの年には、「待てば上がる」という根拠も、「急いで売らないと下がる」という根拠も、データの中にありません。だから時期で悩むより、物件そのものの条件で値段を詰めるほうが実のある作業になります。築年の帯、間取り、改装の有無、戸建てなら道路の幅と用途地域です。

売り出し価格の決め方にも関わります。相場が上がっている年なら、少し高めに出して様子を見る売り方が通ることがあります。

横ばいの年にそれをやると、問い合わせが来ないまま時間が過ぎ、結局値下げすることになりがちです。直近の成約に寄せた価格で出すほうが、売れるまでの期間を読みやすくなります。

戸建ては築46年以上に入るところで最も下がる。マンションよりひとつ後の帯

東淀川区の戸建ては、築31〜45年から築46年以上に移るところで中央値がいちばん大きく落ちます。築46年以上では、築10年以内の半分以下です。マンションの境目が築31〜45年に入るところだったのに対し、戸建てはひとつ後の帯で落ちます。

戸建てが後ろで落ちる理由は、値段に土地の分が含まれているからです。建物の評価が下がっても、土地の値段は築年で減りません。築46年以上の戸建ての値段は、ほぼ土地の値段と考えて進めてください。

ここで使えるのが、土地だけの成約の単価です。東淀川区の土地だけの取引は105件で、最も少ない種類です。

それでも単価の中央値29万円は、古い戸建てを「土地として」見るときの物差しになります。自分の敷地の面積をかけて、そこから解体費を引いた額が、更地で売る場合の手取りの目安です。

ただし、土地の取引は一件ごとに形も広さも道路の条件も違います。件数が少ない分、中央値の振れも大きくなります。

古家付きのまま売るか、更地にして売るかは、両方の査定を並べてから決めてください。建物が古くても、住める状態なら古家付きのほうが手取りが多いこともあります。

戸建ての中央値は準工業地域が最も高く、件数が最も多い第1種住居地域が最も低い

東淀川区の戸建てを用途地域で分けると、成約がいちばん多いのは第1種住居地域です。ところが中央値はこの帯がいちばん低く、いちばん高いのは準工業地域です。多い帯と高い帯が逆になっています。

準工業地域は、住宅のほかに店や作業場も建てられる地域です。自分で住む人のほかに、店や事務所を兼ねて使う人、貸す目的で買う人も買い手に入ります。買い手の種類が多いと、値段を高く出す人が混じりやすくなります。

第1種住居地域は、住む環境を守るために建てられる建物の種類が絞られています。買い手はほぼ自分で住む人です。成約が多いので比べる事例は集めやすいのですが、値段は住む人の予算で決まるため、上に伸びにくい帯です。

自分の家がどの用途地域にあるかは、大阪市の都市計画の担当窓口か、市が公開している都市計画図で確かめられます。査定のときに先に伝えておくと、同じ用途地域の成約で比べてもらえます。

前面道路の幅は、公図ではなく道路台帳で確かめる。4m未満なら後退分を引いて考える

東淀川区の戸建ては、前面道路の幅が4m未満、4〜6m、6m以上のどれに当たるかで中央値が変わります。道路の幅は後から変えられない条件なので、査定の前に自分で確かめておくと話が早くなります。

建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。幅が4m未満の道に面した敷地では、建て替えのときに道路の中心から2mの位置まで敷地を下げる必要があります。

下げた分は建物を建てられません。買い手はこの分を「使えない土地」として値段から引きます。

道路の幅は、公図だけでは分かりません。公図は土地の境界を示す図で、道路の実際の幅が書いてあるわけではないからです。

市の道路管理の担当窓口にある道路台帳で、認定された幅員を確かめられます。すでに後退済みかどうかも、ここで分かることがあります。

幅が4m未満だと分かったら、隠さずに最初から伝えてください。契約前の重要事項説明で必ず出てくる項目なので、後から分かると値引きの材料になります。間口と道路の幅が値段にどれだけ影響するかは、間口と前面道路で売却価格はどれだけ変わるか に実データで書いています。

東淀川区で売るときの進め方。マンションは管理の書類、戸建ては道路と築年から

東淀川区で売る手順は、マンションと戸建てで最初の一歩が違います。

マンションなら、まず管理の書類をそろえます。管理費と修繕積立金の月額、長期修繕計画、直近の総会議事録、管理規約です。

手元になければ管理会社から取り寄せられます。1Kを貸している場合は、賃貸借契約書と家賃の入金記録も用意します。

戸建てなら、まず登記事項証明書で築年を確かめ、用途地域と前面道路の幅を調べます。上に書いた三つの条件がそろって初めて、同じ条件の成約と比べた査定になります。

次に、複数の会社に査定を頼みます。このとき、前提をそろえてください。

「現況で売る場合」「直してから売る場合」「賃貸中のまま売る場合」など、条件が違う数字を並べても比べられません。査定額の根拠として、どの成約事例を使ったかを聞くと、担当者の調べ方が分かります。

その後の流れは、媒介契約を結び、売り出し、買い手と契約し、引き渡す順です。全体の手順と期間の目安は、家を売る流れは7ステップ に書いています。

かかるお金は、仲介手数料、売買契約書の印紙税、ローンが残っていれば抵当権を消す登記の費用、利益が出れば譲渡所得税です。自分で住んでいた家なら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例の対象になることがあります。費用の内訳は、不動産売却でかかる費用の一覧 にまとめています。

大阪市東淀川区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 大阪市東淀川区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

2,000万円 〜 4,300万円

成約599件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,200万円です。

中古マンション

880万円 〜 2,400万円

成約1,026件。中央値は1,700万円です。 1平方メートルあたりでは362,500円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

220,000円 〜 370,000円

成約105件。中央値は290,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は大阪市東淀川区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

大阪市東淀川区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 大阪市東淀川区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約599件・中央値3,200万円 (2,000万円〜4,300万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約1,026件・中央値1,700万円/1平方メートルあたり362,500円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約105件・1平方メートルあたり中央値290,000円 (220,000〜370,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

大阪市東淀川区について、さらに詳しく書いた記事

このページは大阪市東淀川区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

大阪市東淀川区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
大阪市旭区約3km3,300万円+100万円
大阪市北区約4km1億2,000万円+8,800万円
大阪市都島区約4km4,000万円+800万円
大阪市城東区約4km3,300万円+100万円
大阪市淀川区約5km3,400万円+200万円
大阪市鶴見区約6km3,300万円+100万円
大阪市中央区約7km2億3,000万円+1億9,800万円
大阪市西淀川区約7km2,900万円-300万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

東淀川区で築28年のマンションを持っています。築30年を超える前に売ったほうがいいですか?

東淀川区の中古マンションは、築21〜30年から築31〜45年に移るところで中央値の落ち幅が最も大きくなっています。築28年は、いまはまだ上の帯にいます。帯が変わると、査定で比べられる成約の水準が下の帯のものに変わります。一方で、直近1年の中央値は前の年と横ばいで、待てば上がるという根拠はデータにありません。査定は「いま売る前提」と「築31年以降に売る前提」の両方で出してもらい、差額を見て決めてください。自分の部屋の差額がいくらかは、この記事からは出せません。

東淀川区の1Kを貸しています。売るなら借り手に出てもらうべきですか?

出てもらわなくても売れます。借り手が住んだまま売る取引はオーナーチェンジと呼ばれ、賃貸借契約は買い手に引き継がれます。東淀川区は1Kが最多の間取りで、家賃を目的に買う人がこの市場にいます。逆に、売るために退去を求める場合、借地借家法では貸主側に正当事由が要ります。売りたいという理由だけでは契約を終わらせられません。家賃と契約の残り期間を整理し、賃貸中のまま売る前提で査定を受けてください。空室前提の数字も一緒に出してもらうと比べられます。

第1種住居地域にある築50年の戸建てです。家として売るか、土地として売るかで迷っています。

東淀川区の戸建ては、築46年以上に入るところで中央値が最も下がり、築10年以内の半分を切ります。築50年は、建物の評価がほとんど残っていない帯です。価格の多くは土地の分で決まっていると考えて進めてください。第1種住居地域は件数が最も多い一方で、中央値は用途地域の中で最も低い帯です。査定は「古家付きの土地として売る場合」と「更地にして売る場合」の両方で出してもらい、解体費を引いた手取りで比べてください。前面道路の幅が4m未満なら、後退の分も先に確かめておきます。

大阪市東淀川区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に下新庄(3,800万円・43件)、豊里(3,300万円・73件)、大桐(3,200万円・48件)です。低いほうは上新庄(2,600万円・34件)、豊新(3,000万円・37件)、淡路(3,000万円・38件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

大阪市東淀川区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは下新庄で築15年、古いほうは小松で築31年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

大阪市東淀川区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは豊里(73件・中央値3,300万円)、菅原(51件・中央値3,100万円)、大桐(48件・中央値3,200万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(大阪市東淀川区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務・1981年6月施行の耐震基準改正)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第一種住居地域・準工業地域の定義)・確認日 2026-08-22
  4. e-Gov法令検索「借地借家法」(第28条=建物賃貸借の更新拒絶と正当事由)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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