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大阪の家売却

大阪府大阪市住吉区の不動産売却|戸建てが多い区。直近1年は戸建てが上がりマンションが下がった

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結論から

大阪府大阪市住吉区の実成約は、戸建てが717件、中古マンションが611件です(国交省データ)。戸建てのほうが多い区です。戸建ての中央値は3,000万円で、直近1年は前の1年より上がりました。マンションの中央値は2,700万円で、直近1年は下がりました。戸建ては築46年以上に入るところで、マンションは築31〜45年に入るところで最も下がります。改装済みのマンションの中央値は未改装より高くなく、直す前に査定を受けるのが順番です。

住吉区は戸建てが717件。マンション611件より多く、戸建てから読む区

住吉区で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。最も多いのは戸建て(土地と建物のセット)で717件です。

次が中古マンションの611件です。土地だけの取引は159件と、最も少なくなっています。

戸建ての中央値は3,000万円です。安いほうから4分の1の値は1,200万円、高いほうから4分の1の値は4,500万円で、成約の半数がこの間に入ります。マンションの中央値は2,700万円、面積あたりでは40万円/㎡です。

戸建てが最多の区では、売る側に有利な点が一つあります。築年数・道路の幅・用途地域で細かく分けても、比べる事例が残ることです。

この記事では戸建てを先に読み、そのあとでマンションを読みます。順番は件数に合わせました。

直近1年は戸建てが上がり、マンションが下がった。住吉区は売る物件で時期の読み方が分かれる

住吉区の直近1年の中央値を、その前の1年と比べました。戸建てははっきり上がり、マンションははっきり下がりました。同じ区の中で、二つの市場が逆の方向に動いています。

戸建てを売る人にとって、直近1年の成約は有利な材料です。査定を受けるときは、担当者が使う事例の時期を確かめてください。2年前の成約で値付けされると、いまの水準より低い数字が出ます。

マンションを売る人は、逆のことに気をつけます。2年前の成約を根拠にした査定額は、いまの市場より高く出ることがあります。

その価格で売り出すと、問い合わせが来ないまま時間が過ぎます。直近1年の成約だけで組み直した査定額を、別に聞いておくと判断しやすくなります。

なぜ逆に動いたのかは、このデータからは分かりません。金利・供給・買い手の層のどれが効いたかを、成約の集計だけで決めることはできません。理由を推測するより、自分の物件がどちらの市場にいるかを確かめるほうが先です。

戸建ては築46年以上に入るところで最も下がる。築10年以内の3分の1を切る

住吉区の戸建てを築年数で分けると、中央値は段階的に下がります。落ち幅が最も大きいのは、築31〜45年から築46年以上に移るところです。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下まで下がります。

築46年以上という帯には、意味があります。1981年6月に建築基準法の耐震基準が改正されました。それより前に建築確認を受けた建物は、旧耐震基準で建てられています。

2026年時点で築46年以上の家は、ほぼすべてが旧耐震の時期に建っています。買い手が住宅ローン控除を使う条件にも、建築時期の境目があります。個別の扱いは税務署か税理士に確かめてください。

木造住宅の法定耐用年数は22年です。築46年を過ぎた建物は、税務上の価値はとうに残っていません。中央値が3分の1以下に落ちるのは、建物の値段がほぼ消え、土地の値段だけが残るためと読めます。

建築士の視点

築31〜45年の帯にある家は、築46年に入る前に売るかどうかを考える余地があります。ただし、急いで売る理由にはなりません。旧耐震の建物でも、耐震診断を受けて結果を示せば、買い手の不安は減ります。診断の費用は自治体の補助が使える場合があります。住吉区での扱いは大阪市の窓口で確かめてください。

築46年以上なら、建物を売るのではなく土地を売る感覚で査定を読みます。古家付きのまま売るか、解体して更地で売るかは、解体費と土地の単価を並べてから決めます。

築年数以外に、土地の値段を決める条件が二つあります。用途地域と、前面道路の幅です。次の二つの節で見ます。

住吉区の戸建ては第1種住居地域に集まり、中央値は商業地域が高い。事例は地域で分けて引く

住吉区の戸建てを用途地域で分けると、件数が最も多いのは第1種住居地域です。一方で、中央値が最も高いのは商業地域で、最も低いのは第1種住居地域です。件数の多い帯と、値段の高い帯が別にあります。

第1種住居地域は、住宅を中心に、店や事務所もある程度建てられる地域です。住吉区の戸建ての多くがここにあり、中央値は区全体より低い側に出ます。

この帯で売る人は、区の中央値3,000万円をそのまま目安にしないほうが安全です。同じ第1種住居地域の成約だけで比べると、実態に近い数字が見えます。

商業地域の戸建ては、件数は多くありません。中央値が高いのは、土地の使い道が広いためです。住宅のほか、店舗や共同住宅を建てる買い手が入ります。

査定では、住宅として売る価格と、土地として売る価格の両方を聞いてください。差が大きければ、買い手の探し方が変わります。

自分の家の用途地域は、大阪市が公開している都市計画の情報で調べられます。購入時の重要事項説明書にも書いてあります。査定を依頼する前に控えておくと、担当者が出す事例の選び方を確かめられます。

前面道路が6m以上・4〜6m・4m未満で中央値に段差がある。住吉区では道路の種別まで確かめる

住吉区の戸建ては、前面道路の幅で中央値が三つに分かれます。6m以上、4〜6m、4m未満の順です。幅が広いほど中央値は高く出ています。

建築基準法では、建物の敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります。4m未満の道に面した家は、建て替えのときに道路の中心線から2mまで敷地を下げることになります。

敷地が減るぶん、建てられる建物も小さくなります。買い手はここを見て値段を下げます。

4m未満の場合、幅だけでなく「その道が建築基準法上の道路か」も確かめてください。通路のように見えても、法律上の道路として扱われていないことがあります。

その場合は再建築ができず、価格は別の決まり方になります。売り方も変わるため、再建築不可物件を売るを先に読んでおくと判断の材料がそろいます。

道路の幅と種別は、大阪市の建築指導の窓口で調べられます。法務局の公図と合わせて見れば、接道の状況がはっきりします。査定の前にここを押さえておくと、後から値引きの理由にされにくくなります。

マンションは築31〜45年に入るところで最も下がり、築46年以上で築10年以内の3分の1を切る

住吉区の中古マンションを築年数で分けると、落ち幅が最も大きいのは築21〜30年から築31〜45年に移るところです。戸建てより一つ早い帯で、大きな段差が来ます。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下です。

築31〜45年の帯に入ると、大規模修繕の回数が増え、設備の更新も重なります。修繕積立金の値上げや一時金の徴収が決まる時期でもあります。

買い手は価格に加えて、買ったあとに払う金額を見ます。この帯で中央値が落ちるのは、その負担が価格に織り込まれるためと読めます。

築21〜30年の帯にあるマンションは、次の帯に入る前に売るかどうかが一つの分かれ目です。ただし、直近1年のマンションの中央値は下がっています。急ぐ判断と、待つ判断の両方に根拠があります。

どちらを選ぶにしても、管理組合の長期修繕計画と積立金の残高を先に確かめてください。買い手から必ず聞かれる項目です。

マンションの査定で戸建てと違う準備は、中古マンションを売るにまとめています。

3LDKが最多で、次が2LDK。住吉区のマンションは同じ間取りの直近成約で比べる

住吉区のマンションで最も多い間取りは3LDKで、次が2LDKです。家族や夫婦が住むために買う間取りが中心の市場です。投資目的の買い手が値段を決める市場とは、見られる点が違います。

住むために買う人は、間取り・階・向き・周りの環境を細かく見ます。同じ棟でも、部屋の条件で成約価格に差が出ます。

査定を受けるときは、区全体の中央値2,700万円や面積単価40万円/㎡より、同じ間取りの直近成約を見てください。できれば同じ棟か、近くの似た規模の棟の事例です。

3LDKは件数が多いぶん、売り出し中の競合も多くなります。同じ時期に近い物件が出ていると、買い手は価格を並べて比べます。売り出す前に、周辺で今いくらの3LDKが出ているかを担当者に聞いておきます。

2LDKは3LDKより件数が少なく、比べる事例も減ります。査定額の根拠として出された事例の件数を、確かめておくと安心です。

改装済みの中央値は未改装を上回らない。住吉区では直す費用を値引きの原資にする

住吉区の中古マンションを改装の有無で分けると、改装済みの中央値は未改装より高くありません。改装費が成約価格に乗っていない市場です。

理由は一つに絞れません。改装される部屋は築年数が古いことが多く、築年の効果が混じります。

買い手が自分の好みで直したいと考え、他人の改装を評価しないこともあります。どちらにしても、売る側が先に工事をしても、かけた費用が戻る保証はありません。

住吉区で取れる順番は、直す前に査定を受けることです。今のままの価格と、直した場合の価格の差を聞きます。差が工事費を下回るなら、直さずに売ります。

設備の古さは、値引きで対応するほうが手取りが残ることがあります。同じ費用を、工事ではなく値引きの原資に回す考え方です。

改装の効果を実成約で見た記事は、売る前にリフォームすべきかにあります。住吉区のデータも、同じ結論の側にあります。

土地だけの成約は159件と最少。住吉区で古い戸建てを売るときに、この単価と査定額を並べる

住吉区の土地だけの取引は159件で、三つの種類の中で最も少なくなっています。単価の中央値は33万円/㎡です。件数が少ないため、この数字だけで土地の値段を決めることはできません。

使い道は、築46年以上の戸建ての査定を読むときにあります。建物の値段がほぼ残らない帯では、成約価格は土地の値段に近づきます。自分の土地の面積にこの単価を掛けた数字と、査定額を並べてみてください。

査定額が大きく下なら、その理由を担当者に聞きます。道路の幅・形・用途地域のどれが効いているかで、次の打ち手が変わります。

解体して更地で売る場合は、解体費がかかります。古家付きのまま売れば、解体費は買い手の負担になり、そのぶん価格は下がります。どちらが手取りに残るかは、解体の見積もりを取ってから比べます。

住吉区で売るときの進め方。戸建てとマンションで、査定の前にそろえるものが違う

全体の流れは、査定を受け、不動産会社と媒介契約を結び、売り出し、契約、引き渡しの順です。流れと期間の目安は家を売る流れは7ステップにあります。ここでは住吉区のデータから、査定の前に用意しておくものを物件別に書きます。

戸建ての場合は、三つを控えておきます。築年数と建築確認の時期、用途地域、前面道路の幅と種別です。

住吉区の戸建ての中央値は、この三つで帯が変わります。査定のときに先に伝えると、根拠のある数字が返ってきます。

マンションの場合は、管理費と修繕積立金の月額、長期修繕計画、直近の総会議事録です。築31〜45年に入る前後の物件では、積立金の値上げや一時金の予定が買い手の判断を左右します。管理会社から取り寄せれば手に入ります。

査定は複数の会社に依頼し、出てきた数字の根拠を比べます。見るのは金額の高さではなく、使った事例の時期と条件です。直近1年の住吉区の動きは戸建てとマンションで逆だったため、古い事例で値付けされていないかを確かめます。

かかるお金は、仲介手数料、登記の費用、印紙税が中心です。利益が出た場合は譲渡所得税がかかります。

内訳と目安は不動産売却でかかる費用の一覧にまとめています。住吉区でも、この構成は変わりません。

大阪府大阪市住吉区の実際の成約価格

2023Q2〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年8月24日中央値 前年比: マンション-16.7%・戸建て+10%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション2,700万円1,600万円〜3,800万円約40.0万円611
戸建て等(土地+建物)3,000万円1,200万円〜4,500万円717
土地約33.0万円159

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内4,200万円934,600万円181
築11〜20年3,800万円1263,100万円67
築21〜30年2,800万円1503,000万円100
築31〜45年1,800万円1082,200万円119
築46年〜1,200万円117780万円183

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,500万円(72件)、未改装は3,050万円(126件)。 改装済みのほうが高いとは限りません。改装して売られる物件は築年数が経っていることが多いためで、リフォーム費用がそのまま価格に乗るわけではない実態が読み取れます。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-08-24取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

大阪市住吉区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 大阪市住吉区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は大領が3,600万円、苅田が1,700万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
苅田1,700万円60築48年
南住吉3,400万円56築25年
山之内2,200万円54築34年
遠里小野2,800万円53築30年
墨江2,300万円51築33年
清水丘2,400万円45築29年
万代3,250万円44築22年
大領3,600万円39築22年

中古マンション

地区中央値件数築年数
苅田3,000万円89築27年
長居東2,600万円73築47年
南住吉3,250万円50築19年
我孫子東3,150万円36築21年
万代東3,300万円35築20年
帝塚山西2,200万円28築40年
万代3,550万円26築11年
東粉浜1,600万円26築44年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
苅田120万円/㎡17
遠里小野92万円/㎡16
長居東120万円/㎡13
清水丘110万円/㎡11
山之内94万円/㎡10
長居西120万円/㎡9
万代110万円/㎡9

苅田(1,700万円・60件・築48年)

市内の地区の真ん中より39%低い水準です。売れているのは築48年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

南住吉(3,400万円・56件・築25年)

市内の地区の真ん中より21%高い水準です。売れているのは築25年前後です。

山之内(2,200万円・54件・築34年)

市内の地区の真ん中より21%低い水準です。売れているのは築34年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約10,900万円の差
  • 5m未満1,100万円133件
  • 5〜7m3,300万円118件
  • 7〜10m3,850万円66件
  • 10m以上12,000万円87件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約2,450万円の差
  • 4m未満1,050万円142件
  • 4〜6m3,200万円250件
  • 6m以上3,500万円271件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,950万円の差
  • 不整形4,900万円33件
  • ほぼ整形4,000万円15件
  • ほぼ台形3,400万円20件
  • 長方形3,100万円105件
  • ほぼ長方形2,950万円226件

この地域では、不整形の中央値が長方形を上回っています。一般に不整形地は建物を配置しにくいぶん評価が下がりやすい一方、面積の広い土地が不整形に多く含まれるなど、条件の構成が影響している可能性があります。形だけで判断せず、面積が近い事例と見比べてください。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約2,000万円の差
  • 近隣商業地域4,700万円22件
  • 第2種住居地域3,900万円19件
  • 商業地域3,500万円33件
  • 第2種中高層住居専用地域3,100万円315件
  • 第1種住居地域2,700万円320件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格に効くかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約13,300万円の差
  • RC15,000万円25件
  • 軽量鉄骨造4,800万円19件
  • 鉄骨造3,000万円133件
  • 木造2,850万円498件
  • RC、木造1,700万円10件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約11,100万円の差
  • 府道13,500万円16件
  • 市道3,400万円267件
  • 公道3,100万円134件
  • 私道2,400万円180件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,750万円の差
  • 商業地域2,950万円222件
  • 第2種中高層住居専用地域2,800万円190件
  • 第2種住居地域2,600万円19件
  • 第1種住居地域2,500万円101件
  • 近隣商業地域2,150万円18件
  • 準住居地域1,200万円17件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

大阪市住吉区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 大阪市住吉区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q2〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

1,200万円4,500万円

成約717件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,000万円です。

中古マンション

1,600万円3,800万円

成約611件。中央値は2,700万円です。 1平方メートルあたりでは400,000円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

250,000円400,000円

成約159件。中央値は330,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は大阪市住吉区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

大阪市住吉区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 大阪市住吉区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約717件・中央値3,000万円 (1,200万円〜4,500万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約611件・中央値2,700万円/1平方メートルあたり400,000円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約159件・1平方メートルあたり中央値330,000円 (250,000〜400,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
大阪市住之江区約2km2,350万円-650万円
大阪市東住吉区約3km3,000万円同水準
大阪市西成区約4km2,300万円-700万円
大阪市阿倍野区約4km3,800万円+800万円
大阪市平野区約5km2,500万円-500万円
大阪市大正区約6km1,900万円-1,100万円
大阪市浪速区約6km9,200万円+6,200万円
大阪市天王寺区約6km6,300万円+3,300万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

住吉区で築40年の戸建てを持っています。築46年になる前に売ったほうがいいですか?

住吉区の戸建ては、築31〜45年から築46年以上に移るところで中央値が最も下がります。築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下です。いまの帯にいる間に売れば、この段差の前で値付けできます。ただし直近1年の戸建ての中央値は上がっており、急いで安く手放す理由はありません。先に査定を受け、いまの帯の事例で出た価格を確かめてください。そのうえで、用途地域と前面道路の幅を控えておくと、値引きの材料を減らせます。

住吉区の築25年の3LDKマンションです。相場が下がっていると聞きましたが、内装を直して売るべきですか?

住吉区のマンションは、改装済みの中央値が未改装より高くありません。直した費用がそのまま成約価格に乗る市場ではないため、先に査定を受けるのが順番です。築25年は、次の築31〜45年の帯に入ると中央値が最も大きく落ちる位置にいます。直近1年のマンションの中央値は下がっているので、売り出し価格は直近の成約で組み直してもらってください。いまのままの価格と直した場合の価格の差が工事費を下回るなら、直さずに値引きで対応するほうが手取りは残ります。

前面道路が4m未満の戸建てです。住吉区では売れにくいですか?

住吉区の戸建ては、前面道路が6m以上・4〜6m・4m未満の順に中央値が下がります。4m未満は価格が低く出る帯ですが、売れないわけではありません。建築基準法上の道路であれば、建て替え時に敷地を後退させる条件つきで再建築できます。先に確かめるのは、その道が法律上の道路として扱われているかどうかです。道路でない場合は再建築ができず、売り方が変わります。大阪市の建築指導の窓口と法務局の公図で調べてから、査定を受けてください。

大阪市住吉区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に大領(3,600万円・39件)、南住吉(3,400万円・56件)、万代(3,250万円・44件)です。低いほうは苅田(1,700万円・60件)、山之内(2,200万円・54件)、墨江(2,300万円・51件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

大阪市住吉区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは万代で築22年、古いほうは苅田で築48年です。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

大阪市住吉区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは苅田(60件・中央値1,700万円)、南住吉(56件・中央値3,400万円)、山之内(54件・中央値2,200万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(大阪市住吉区の実成約データの充填元)・確認日 2026-08-22
  2. e-Gov法令検索「建築基準法」(第42条=道路の定義と2項道路の後退・第43条=接道義務・1981年6月施行の耐震基準改正)・確認日 2026-08-22
  3. e-Gov法令検索「都市計画法」(第9条=第一種住居地域・商業地域の定義)・確認日 2026-08-22
  4. e-Gov法令検索「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」(木造住宅の法定耐用年数22年)・確認日 2026-08-22
  5. 国税庁タックスアンサー No.1211-3「中古住宅を取得した場合(住宅借入金等特別控除)」(中古住宅の建築時期・耐震の要件)・確認日 2026-08-22

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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