新潟の家売却
長岡市の不動産売却・査定|戸建て相場1,700万円・成約666件
編集部
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結論から 新潟県長岡市の実成約は、戸建てが666件、土地が576件、中古マンションが209件です(国交省データ)。戸建ての中央値は1,700万円、中古マンションは1,900万円です。直近1年は、戸建てがやや下がり、マンションははっきり上がりました。戸建ては築46年以上で中央値が築10年以内の3分の1以下になり、地区では川崎町が高く、寺泊が低いです。マンションは改装しても中央値が未改装を上回っていません。売る前に直すかどうかは、2通りの査定で決めてください。
長岡市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか
長岡市で売れた戸建ての50%は築31年以上です。古い家にも買い手がついている町だと私たちは見ています。
長岡市で売れた戸建てを、築年数で分けると23%27%50%
- 築10年以内23%
- 築11〜30年27%
- 築31年以上50%
成約のうち戸建ては46%で、件数は666件です。そのうち築10年以内の家は23%にとどまります。新しい家だけでなく、古い家を手ごろな値段で求める人が多く買っていると考えています。
2だから、この値段
戸建ての真ん中の値段は1,700万円です。ただし築年数で大きく変わり、築46年以上は600万円です。
築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)2,900万10年以内
1,900万11〜20年
1,550万21〜30年
1,400万31〜45年
600万46年以上
築10年以内は2,900万円、築31〜45年は1,400万円です。築46年以上になると、築10年以内の値段を大きく下回ります。地区で見ると、陽光台(2,200万円)が高く、中島(1,075万円)が安くなっています。住宅地の地価は長岡駅(1㎡ 5万円)がいちばん高く、越後川口駅(1㎡ 1万円)がいちばん安いです。
3この先、上がりそうか、下がりそうか
戸建ての値段は、ゆるやかに下がる方向にあると私たちは見ています。
住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
- 上がった16か所
- 変わらない17か所
- 下がった56か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)2025年5.2万人
2035年4.7万人
2045年4.1万人
戸建ての真ん中の値段は、前の年と比べて−5.6%でした。住宅地の地価も89地点のうち56地点が下がり、上がったのは16地点です。家を買う年代の人数は、2045年には2025年より−20%と国は推計しています。買い手となる年代が減ると見込まれるため、戸建ての値段は上がりにくいと考えています。
「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。
見本(愛知県豊橋市の戸建ての例)
値段の目安レポート(無料)
長岡市で売るなら、いくらくらいか
長岡市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。
長岡市は戸建てと土地が動き、マンションは少ない。種類で相場の向きが逆
長岡市で実際に成約した取引を、国土交通省の不動産情報ライブラリで集計しました。件数がいちばん多いのは戸建ての666件で、土地の576件が続きます。中古マンションは209件で、3つの中でいちばん少ないです。
戸建ての中央値は1,700万円です。真ん中の半分は700万円から2,700万円に入ります。
幅は広いです。中央値ひとつで自分の家を測らないでください。
| 種類 | 成約件数 | 中央値 |
|---|
| 戸建て | 666件 | 1,700万円 |
| 中古マンション | 209件 | 1,900万円 |
| 土地(面積あたり) | 576件 | 3.6万円/㎡ |
中古マンションの中央値は1,900万円で、面積あたりでは28万円/㎡です。土地は面積あたりの中央値が3.6万円/㎡です。
長岡市でまず知っておきたいのは、直近1年の向きが種類で逆だったことです。戸建ての中央値は前の1年よりやや下がり、中古マンションの中央値ははっきり上がりました。戸建てを売る人とマンションを売る人で、読むべき節が違います。
戸建ては直近1年でやや下がった。急ぐ理由は築年帯にある
戸建ての中央値は、直近1年が前の1年よりやや低い水準です。下がり幅は小さく、売り急ぐほどの動きではありません。ただし「待てば戻る」と言える材料も、このデータの中にはありません。
相場の向きより大きいのは、築年帯による段差です。長岡市の戸建ては、築10年以内と比べて、築46年以上の中央値が3分の1以下まで落ちます。落ち幅がいちばん大きいのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。
築31〜45年の家は、この段差の手前にあります。相場がやや下がる動きより、築46年の線を越えるほうが、値段には強く影響します。境目は築46年です。
建築士の視点
築46年以上の家は、完成が1980年以前です。耐震の基準は1981年6月の建築確認から変わったので、この帯の家はすべて旧耐震の年代に入ります。
買い手が住宅ローン控除などの優遇を受けるには、新耐震であることか、耐震基準を満たす証明が必要です。長岡市の段差がこの線と重なっているのは、偶然ではないと私は見ています。
耐震診断や補強工事の記録があれば、査定の前に出してください。無い場合は、建物の値段を期待せず、土地の値段で勝負する前提で頼むほうが現実的です。築年の古い家の売り方は、築40年の家に、値段はつくか にまとめています。
戸建ての成約が多いのは川崎・中島・青葉台。高いのは川崎町、低いのは寺泊
長岡市で戸建ての成約が多い地区は、多い順に川崎・中島・青葉台・来迎寺・新保です。この5地区に家がある人は、同じ地区の成約だけで比べる査定を頼めます。事例の数が多いので、根拠の出しやすい地区です。
中央値がいちばん高い地区は川崎町で、いちばん低いのは寺泊です。両端の差は大きく、市全体の中央値1,700万円を当てはめると、どちらの地区でもずれが出ます。
川崎は成約が多く、川崎町は中央値が高い地区として出てきました。件数と値段は、別の物差しです。売り出し価格は、自分の地区の成約水準で決めてください。
第1種中高層住居専用地域が高く、市街化調整区域が低い。道の幅でも分かれる
長岡市の戸建ての成約を用途地域で分けると、取引がいちばん多いのは第1種住居地域です。中央値がいちばん高いのは第1種中高層住居専用地域で、いちばん低いのは市街化調整区域です。
第1種中高層住居専用地域は、中高層の住宅を中心にした区域です。建てられる店舗の広さに制限があります(建築基準法の用途制限)。なぜここが高いのかは、取引データだけでは言い切れません。
市街化調整区域は、原則として新しく家を建てられない区域です(都市計画法)。建て替えに許可が要るため、買い手が住宅ローンを組みにくく、値段が伸びません。
調整区域の家は、売り方が別物です。市街化調整区域の家・土地を売る を先に読んでください。
前面道路の幅でも、戸建ての中央値に差が出ています。6m以上の家は高く、4〜6mの家は安い並びです。道の幅は変えられません。
建築士の視点
建築基準法では、幅4m以上の道路に2m以上接していることが、建物を建てる条件です。長岡市のデータで差が出た2つの区分は、どちらもこの条件を満たす幅です。それでも6m以上のほうが高く出ています。
道が広いと、車の出し入れや工事車両の進入が楽になります。買い手はこういう点を見ていますし、建て替えのときの自由度も変わります。
自分の家の前面道路の幅は、公図や購入時の重要事項説明書で確かめられます。査定のとき、地区・築年帯・用途地域と合わせて、道の幅も必ず伝えてください。
マンションは直近1年ではっきり上がった。ただし改装は値段に乗らない
長岡市の中古マンションの中央値は、直近1年が前の1年よりはっきり高く出ました。戸建てがやや下がったのと向きが逆です。マンションを売る人には、追い風の動きです。
ただし件数は209件と少ないので、1年の動きを長く続く流れと決めつけないでください。上がった局面で売るなら、直近の成約と並べて値段を決めるのが確実です。
築年帯の落ち方は、戸建てより早いです。築10年以内と比べて、築31〜45年の中央値は3分の1以下です。落ち幅がいちばん大きいのは、築21〜30年から築31〜45年へ移るところです。
戸建ての段差が築46年だったのに対し、マンションは築31年で来ます。築21〜30年のマンションは、この手前にいます。目印は築31年です。
改装済みのマンションの中央値は、未改装より高く出ていません。長岡市では、改装にかけたお金が値段に乗りにくい市場です。売る前にリフォームするかどうかは、直す場合と直さない場合の2通りで査定を出してもらってください。
差額が工事費に届かなければ、そのまま売るほうが手元に残ります。
間取りは3LDKがいちばん多く、次が2LDKです。成約が多い地区は、多い順に大手通・南町・表町・寺島町・学校町です。この5地区なら、同じ地区の同じ間取りで比べた査定を頼めます。
マンション全体の進め方は、中古マンションを売る に分けて書いています。
土地は大島新町が高く、浦が低い。更地でも道の幅と区域で分かれる
土地の面積あたりの単価は、地区で差があります。高いのは大島新町、低いのは浦です。市全体の中央値3.6万円/㎡は、この両端のあいだの数字にすぎません。
土地も、見るところは戸建てと同じです。用途地域と前面道路の幅は、建物が無くても値段を分けます。調整区域なら、区域の確認が先です。
古い家が建っている土地は、壊して更地にするか、古家付きのまま売るかで進め方が変わります。長岡市の戸建ては築46年以上で中央値が3分の1以下まで落ちるので、この帯の家は土地として売る前提も考えに入ります。判断の分かれ目は、更地で売るか、古家付き土地のまま売るか にまとめています。
長岡市で家を売る進め方と、かかるお金
売る手順そのものは、どの市でも大きく変わりません。長岡市で違うのは、比べる成約の選び方です。この記事で挙げた地区・築年帯・用途地域・前面道路の4つで、自分の家に近い成約を絞ってください。
絞るのが先です。
査定は、この4つを伝えたうえで複数の会社に頼みます。見るのは金額の高さではなく、どの成約を根拠にしたかです。根拠の無い金額は、当てになりません。
戸建ては、直近1年がやや下がった局面です。査定額が直近の成約より高すぎる場合は、売れ残りの原因になります。マンションは上がった局面なので、古い成約を根拠にした安い査定を鵜呑みにしないでください。
かかるお金は、仲介手数料・登記の費用・印紙税・税金が主なものです。内訳と計算は 不動産売却でかかる費用の一覧 で確かめてください。
長岡市の戸建ては成約が666件あります。事例には困りません。種類で相場の向きが逆だった1年なので、自分の物件の種類と築年帯から、売る時期を決めてください。