千葉の家売却
千葉県八千代市の不動産売却|戸建てとマンションの値下がりが同じ節目で起きる市
編集部
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結論から 千葉県八千代市の実成約は、戸建てが1,081件でいちばん多く、中古マンションが667件、土地がいちばん少なくなっています。戸建ての中央値は3,200万円、マンションは1,800万円です。戸建てもマンションも、築31〜45年から46年以上に移るところで中央値がいちばん下がります。直近1年は戸建てがやや上がり、マンションはほぼ横ばいです。マンションの間取りは3LDKが最多で、次が2LDKです。
八千代市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか
八千代市で売れる家は戸建てが多く、その多くが築10年以内の新しい家です。買い手は家族で住む家を探す人が中心と私たちは見ています。
八千代市で売れた不動産の件数(約3年)戸建て1,081件
中古マンション667件
土地だけ233件
成約のうち戸建ては55%で、中古マンションは34%です。売れた戸建ての59%が築10年以内の家です。マンションでいちばん多い間取りは3LDKで、家族向けの間取りが72%を占めます。こうした数字から、主な買い手は家族世帯だと私たちは見ています。
2だから、この値段
戸建てもマンションも、築31〜45年から築46年以上に移るところで値段が大きく下がります。
築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)3,500万10年以内
2,600万11〜20年
2,500万21〜30年
1,800万31〜45年
1,200万46年以上
戸建ての真ん中の値段は、築31〜45年で1,800万円、築46年以上で1,200万円です。中古マンションは同じ節目で1,300万円から500万円に下がります。売れたマンションの45%は築31年以上です。古い部屋が多く売れていることが、マンション全体の真ん中の値段1,800万円を低くしていると私たちは見ています。
3この先、上がりそうか、下がりそうか
地価はほとんどの地点で上がっており、当面は大きく崩れにくいと私たちは見ています。長い目では、買い手の数が減ることに注意が要ると考えています。
住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)2025年4.6万人
2035年4.7万人
2045年4.5万人
住宅地の地価は、45地点のうち43地点で去年より上がりました。直近1年の真ん中の値段は、戸建てが上がり(+3.2%)、マンションは横ばい(±0%)です。一方、家を買う年代の人は2045年までに少し減る見込みです(−2%)。65歳以上の人は増える見込み(+28%)で、売りに出る家が増えると値段の重しになると私たちは考えています。
「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。
見本(愛知県豊橋市の戸建ての例)
値段の目安レポート(無料)
八千代市で売るなら、いくらくらいか
八千代市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。
八千代市の成約は戸建てが最多。次に中古マンション、土地がいちばん少ない
千葉県八千代市の不動産取引を、国土交通省「不動産情報ライブラリ」の実成約データで確認します。戸建ての成約が1,081件でいちばん多く、中古マンションが667件で続きます。土地のみの取引件数は、もっとも少ない結果でした。
戸建ての中央値は3,200万円です。価格帯の目安として、下位4分の1は2,400万円、上位4分の1は4,000万円となっています。
中古マンションの中央値を見ると、1,800万円となっています。㎡単価の中央値は、マンションが25万円、土地が14万円です。土地の取引件数は233件にとどまり、この中央値は市全体のおおまかな目安として見てください。
戸建てもマンションも、築31〜45年から46年以上への移行でいちばん下がる
八千代市の戸建ては、築10年以内と比べて築46年以上の中央値が半分以下まで下がります。下がり幅がもっとも大きいのは、築31〜45年から築46年以上に移る局面です。
中古マンションはさらに下がり方が大きく、築10年以内に対して築46年以上の中央値は3分の1以下です。マンションの下げ幅がもっとも大きくなるのも、戸建てと同じく築31〜45年から46年以上への移行部分です。
建築士の視点
木造の税務上の耐用年数は22年、鉄筋コンクリート造は47年です(耐用年数省令)。
戸建て(多くは木造)は、この年数をすでに超えた築31〜45年で建物評価がほぼ残っていません。それでも46年以上でさらに下がるのは、土地の使われ方や需要の影響が大きいと考えられます。
マンションの多くは鉄筋コンクリート造です。耐用年数47年に近い築31〜45年から46年以上にかけて、評価が大きく落ちます。木造より遅れて、同じような下落が起きる形です。
土地の価値が残っている限り、価格がゼロになることはありません。築年数だけで「売れない」と判断する必要はありません。
用途地域と前面道路の幅で、戸建ての価格に差がある
八千代市の戸建てで、取引件数がいちばん多い用途地域は第1種低層住居専用地域です。ただし中央値がいちばん高いのは第1種中高層住居専用地域で、いちばん低いのは市街化調整区域です。
前面道路の幅でも中央値に差があります。区分は6m以上・4〜6m・4m未満の3段階です。
建築士の視点
都市計画法は、市街地を市街化区域と市街化調整区域に分けます(区域区分・第7条)。市街化調整区域は原則として新たな建築が制限されるため、同じ市内でも価格が上がりにくくなります。
用途地域は、建物の高さや用途の制限を細かく分けたものです。第1種中高層住居専用地域は、中高層住宅を中心に一定の店舗も認められる区分です(都市計画法第9条)。低層住居専用地域より使い道の幅があることが、価格の差に表れていると考えられます。
前面道路には、建築基準法の接道義務があります。幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります(第43条)。
4m未満の道路に接する敷地は、建て替え時にセットバックが必要になることがあります。道路の中心から2mの位置まで、敷地を後退させる仕組みです(第42条第2項)。道路が狭いと建てられる面積が減るため、価格にも影響します。
自分の家がどの用途地域にあるか、前面道路が何mかは、市の都市計画図や購入時の書類で確認できます。査定を受ける前に把握しておくと、根拠のある価格が返ってきやすくなります。
前面道路や間口が価格にどう影響するかは、間口と前面道路が売却価格に与える影響 にまとめています。
直近1年は戸建てがやや上昇、マンションはほぼ横ばい
直近1年の成約を、その前の1年と比べます。戸建ての中央値は、やや上がりました。中古マンションの中央値は、ほぼ横ばいで推移しています。
中央値は、その時期に成約した物件の築年や広さの顔ぶれによっても動きます。上下の動きだけを見て、値上がり・値下がりと決めつけるのは早計です。査定を受けるときは、根拠にした成約時期を担当者に確認してください。
マンションは3LDKが最多。改装済みの中央値は高いが、費用がそのまま乗るとは限らない
八千代市の中古マンションで、いちばん多い間取りは3LDKです。次に多いのは2LDKで、ファミリー向けと2人暮らし向けの両方が動いている市場だとわかります。
改装済みの部屋の中央値は、未改装の部屋より高くなっています。ただし改装費用がそのまま価格に上乗せされて回収できるとは限りません。改装される物件は状態や立地が良いことが多いという事情も、影響している可能性があります。
改装を迷っている場合は、未改装のまま査定を受けてから、改装した場合にいくら変わるかを比べる順番が安全です。売る前にリフォームすべきかどうかの考え方は、売る前にリフォームすべきか に整理しています。
戸建ては大和田新田・八千代台北・勝田台に、マンションは村上・大和田新田に成約が集まる
八千代市で戸建ての成約が多い地区は、多い順に大和田新田・八千代台北・勝田台・大和田・八千代台東です。
中古マンションの成約が多い地区は、多い順に村上・大和田新田・緑が丘西・緑が丘・勝田台です。大和田新田と勝田台は、戸建て・マンションどちらでも成約数の上位に入る地区です。
同じ市内でも、地区によって取引の中心となる物件タイプが違います。査定を受けるときは、自分の地区でどちらのタイプの取引が多いかも確認しておくといいでしょう。
戸建ては緑が丘西が高く上高野が低い。土地は村上南が高く高津が低い
八千代市の戸建てで、中央値がいちばん高い地区は緑が丘西です。いちばん低いのは上高野で、地区によって価格差が大きいことがわかります。
土地の㎡単価は、村上南がいちばん高く、高津がいちばん低くなっています。同じ市内でも、地区ごとに土地の値段の水準が違います。
市全体の中央値だけで自分の物件の価格を判断すると、実際とずれることがあります。自分の地区に近い成約と比べる査定を受けることが、実勢に近い価格をつかむ近道です。
八千代市で売却を進める流れ
八千代市で売却を進める流れは、まず実データで自分の物件がどの位置にあるかをつかむことから始まります。そのうえで複数社に無料査定を依頼し、提示された金額を比べます。
戸建てとマンションでは、確認しておく書類も査定の見られ方も違います。それぞれの進め方は戸建てを売る と中古マンションを売る で個別に解説しています。
売却全体の流れは、家を売る流れ で7ステップに整理しています。査定は無料なので、まずは複数社に依頼して金額を比べてみてください。
八千代市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか
同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。
八千代市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。
戸建て売却
成約1,081件・中央値3,200万円
(2,400万円〜4,000万円に半分が入る)
一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、
ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、
「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。
雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、
査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。
マンション売却
成約667件・中央値1,800万円/1平方メートルあたり250,000円が中央値
中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。
だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。
部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、
建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、
大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。
専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。
土地売却
成約233件・1平方メートルあたり中央値140,000円
(82,000〜180,000円に半分が入る)
土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、
この単価にすればそろえて見られます。
売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。
確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。
隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。
古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。
判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。
金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。
解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、
いつ壊すかはタイミングの問題になります。
もう1つの売り方:不動産の買取
ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう
買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、
価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。
買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、
買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。
住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、
下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。
買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。
違いは 仲介と買取の違い にまとめました。