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愛知の家売却

豊橋市の不動産売却・査定|戸建て相場2,500万円・成約1,118件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

豊橋市の不動産は、中古マンションの中央値が約1,500万円、戸建てが約2,500万円です(国交省データ・2023〜2025年の取引実績)。豊橋駅周辺の市街地と、郊外の市街化調整区域では価格の付き方が違います。まず実データで相場の位置を確かめ、次に無料査定で自分の物件の価格を確かめるのが最初の一歩です。

豊橋市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

豊橋市で多く売れているのは戸建てです。買い手は、築年数の浅い家を探す人が中心と私たちは見ています。

豊橋市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内43%
  • 築11〜30年24%
  • 築31年以上32%

成約のうち戸建ては49%で、いちばん多い種類です。売れた戸建ての43%は築10年以内でした。築31年以上の家も32%あり、古い戸建てを買う人もいます。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段は2,500万円で、築年数によって大きく変わります。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築10年以内は3,100万円、築21〜30年は2,000万円です。築46年以上では1,200万円まで下がります。築年数の浅い家がよく売れていることが、全体の値段を押し上げていると私たちは見ています。地区でも差があり、高い地区は曙町(4,000万円)、安い地区は西幸町(1,400万円)でした。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

地価が上がった地点は多いものの、家を買う年代は減る見込みです。値段が大きく上がるとは考えていません。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった29か所
  • 変わらない33か所
  • 下がった3か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年7.7万人
2035年7.2万人
2045年7万人

住宅地の65地点のうち、去年より上がったのは29地点、下がったのは3地点です。戸建ての真ん中の値段は、前の年より下がりました(−4%)。家を買う年代の人は、2045年までに減る見込みです(−9%)。65歳以上の人は増える見込みです(+15%)。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

愛知県豊橋市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+6.7%・戸建て-4%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,500万円900万円〜2,500万円約18.8万円327
戸建て等(土地+建物)2,500万円1,600万円〜3,500万円—1,118
土地——約7.5万円831

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,500万円473,100万円461
築11〜20年2,300万円692,300万円124
築21〜30年1,600万円512,000万円132
築31〜45年870万円1481,400万円227
築46年〜——1,200万円118

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,500万円(33件)、未改装は1,400万円(95件)。 差は約7%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

豊橋市で売るなら、いくらくらいか

豊橋市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「愛知県の相場データブック」(PDF・10ページ)も、このアドレスにお送りします。

豊橋市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 豊橋市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は曙町が4,000万円、神野新田町が2,100万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
曙町4,000万円39築2年
大岩町2,200万円34築18年
牟呂町3,200万円28築4年
東小鷹野3,100万円25築1年
草間町3,150万円24築1年
牛川町2,450万円24築14年
佐藤2,950万円24築11年
神野新田町2,100万円22築24年

中古マンション

地区中央値件数築年数
広小路3,300万円23築14年
弥生町840万円21築36年
牟呂町1,200万円19築29年
中野町700万円14築36年
八通町2,000万円14築18年
花田町3,000万円13築7年
羽根井西町1,500万円13築24年
草間町2,000万円11築18年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
大岩町14万円/㎡25
曙町29万円/㎡21
植田町3.0万円/㎡20
下地町17万円/㎡19
牟呂町26万円/㎡19
東小鷹野28万円/㎡18
牛川町15万円/㎡15
三ノ輪町26万円/㎡14

曙町(4,000万円・39件・築2年)

市内の地区の真ん中より29%高い水準です。売れているのは築2年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

大岩町(2,200万円・34件・築18年)

市内の地区の真ん中より29%低い水準です。売れているのは築18年前後です。

牟呂町(3,200万円・28件・築4年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築4年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約800万円の差
  • 5m未満1,900万円37件
  • 5〜7m2,350万円80件
  • 7〜10m2,700万円234件
  • 10m以上2,700万円394件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約850万円の差
  • 4m未満1,950万円92件
  • 4〜6m2,400万円417件
  • 6m以上2,800万円551件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,050万円の差
  • ほぼ長方形2,900万円196件
  • ほぼ整形2,700万円39件
  • 長方形2,500万円318件
  • ほぼ台形2,450万円48件
  • 不整形1,850万円74件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,550万円の差
  • 第1種中高層住居専用地域2,950万円278件
  • 第1種住居地域2,550万円216件
  • 近隣商業地域2,500万円73件
  • 準工業地域2,400万円123件
  • 第1種低層住居専用地域2,300万円181件
  • 市街化調整区域1,400万円109件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約1,600万円の差
  • RC4,000万円49件
  • 軽量鉄骨造3,000万円87件
  • 鉄骨造2,800万円100件
  • 木造2,400万円790件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約850万円の差
  • 県道2,850万円36件
  • 市道2,500万円672件
  • 公道2,400万円252件
  • 私道2,000万円24件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約2,320万円の差
  • 商業地域3,300万円65件
  • 近隣商業地域2,350万円38件
  • 工業地域2,000万円22件
  • 第1種住居地域1,400万円63件
  • 準工業地域1,200万円47件
  • 第1種中高層住居専用地域980万円41件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

豊橋市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。豊橋市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
豊橋JR東海道線83,713人
新豊橋豊橋鉄道 渥美線16,327人
駅前豊橋鉄道 東田本線5,788人
二川JR東海道線5,486人
愛知大学前豊橋鉄道 渥美線4,919人
南栄豊橋鉄道 渥美線3,434人
大清水豊橋鉄道 渥美線2,693人
高師豊橋鉄道 渥美線2,575人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
愛知大学前10.8万円2
小池9.8万円2
南栄9.3万円5
豊橋9万円39
柳生橋8.3万円1
高師8.1万円5
二川6.9万円5
大清水6.3万円2

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 52校・中学校 22校・高等学校 11校
  • 幼稚園・認定こども園43か所
  • 病院・診療所病院 21・診療所 258・歯科 180病床の多い病院は 豊橋市民病院(800床)、可知記念病院(603床)、積善病院(414床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

豊橋市の空き家の数

豊橋市では、住宅のうち13.5%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は7,920戸あります。

住宅の数175,580戸
空き家23,760戸(13.5%)
売りに出ている空き家670戸
使う予定のない空き家7,920戸(住宅の4.5%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て6,160戸
そのうち傷みや壊れがある1,740戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

豊橋市で実際に売れた土地は、㎡あたり7.5万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

① 豊橋市の不動産相場(実データ)

国土交通省の不動産情報ライブラリから、2023年第2四半期〜2025年第4四半期に成約した豊橋市の取引を集計すると、中古マンションは327件、中央値1,500万円(よくある価格帯は900万円〜2,500万円)。面積あたりの単価は中央値19万円/平方メートルで、12.25万円〜32.3万円まで幅があります。

戸建て(土地と建物のセット)は1,118件、中央値2,500万円(1,600万円〜3,600万円)。土地の単価は中央値7.5万円/平方メートルです。

四半期別に見ると、マンションの中央値は2023年第2四半期の2,000万円から2025年第2四半期の1,100万円まで振れ幅が大きく、直近の2025年第4四半期は1,900万円まで戻しています。件数も24件〜36件の間で動いており、一方向のトレンドと決めつけることはできません。

戸建ての中央値は2,300万円〜3,100万円の範囲で推移していて、こちらは大きな崩れなく安定しています。四半期ごとの件数も64件〜121件と、マンションよりまとまった数の取引が続いています。

隣接する豊川市と比べると、マンションの中央値は豊橋市1,500万円に対し豊川市1,100万円です。ただし豊川市はマンションの取引が56件と少なく、豊橋市の327件と比べると参考にできる母数の厚みが違います。

戸建ての中央値はどちらも2,500万円とほぼ同水準ですが、土地単価は豊橋市7.3万円/平方メートル、豊川市6.6万円/平方メートルと、豊橋市がやや高めです。

② 中古マンションを売る場合

豊橋市の中古マンションは、中央値1,500万円に対して安いほうから4分の1の値900万円、高いほうから4分の1の値2,600万円と、価格帯の開きが目立ちます。豊橋駅前や駅から徒歩圏の再開発エリアに建つ物件と、郊外の団地型マンションとでは、そもそも買い手の層が違うためです。

売るときは、面積あたりの単価(中央値20万円/平方メートル)を出発点にしつつ、同じ路線・同じ築年帯・近い専有面積の直近成約を必ず見比べます。豊橋駅は東海道新幹線・在来線・名鉄・路面電車・渥美線が集まる結節点で、駅からの距離は価格に影響しやすい要素です。

豊橋駅前や路面電車沿線に建つマンションなら、同じ建物・同じ沿線での直近の成約情報を集めやすく、査定額を裏付ける材料として役立ちます。

構造では、RC造(鉄筋コンクリート造)の中央値が1,650万円(232件)、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)が1,250万円(84件)です。豊橋市で成約しているSRC造の物件は築年数が古いものが多く、この差には構造そのものより築年数の影響も混ざっていると見たほうが正確です。

1981年5月までの旧耐震基準で建てられたマンションは、住宅ローンの借り入れ年数が制限されたり、金融機関の担保評価が下がったりすることがあります。査定を受けるときは、新耐震・旧耐震のどちらに当たるか(築年月で確認できます)を先に伝えると、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

③ 戸建てを売る場合

豊橋市の戸建て(土地・建物)は中央値2,500万円、よくある価格帯(真ん中の半分)で1,600万円〜3,600万円。土地単価は中央値7.5万円/平方メートルです。

築年数が古い戸建てほど、建物そのものより土地の評価(7.3万円/平方メートルが目安)が価格の軸になります。豊橋市は市街化区域と市街化調整区域が分かれていて、郊外の農地・山林に近いエリアでは、土地が市街化調整区域にあたることがあります。

調整区域は建て替えや増改築に許可が必要な場合があるため、査定を受ける前に自分の土地がどちらの区域かを役所や登記情報で確認しておくと、話がスムーズです。

豊橋市の戸建ては土地評価の比重が大きいため、数十万円かけてリフォームするより、経年劣化や設備の状態をありのまま伝えて査定に反映してもらうほうが、最終的な手取りは増えやすい傾向です。

築年数で見ると

豊橋市の戸建てを築年数別の中央値で見ると、築10年以内が3,100万円(461件)、築11〜20年が2,300万円(124件)、築21〜30年が2,000万円(132件)、築31〜45年が1,400万円(227件)、築46年以上が1,200万円(118件)です。

木造住宅の法定耐用年数は22年です。この年数を超えたあたりから、建物そのものの評価は税務上ほとんど残らなくなります。豊橋市の数字も、築30年を過ぎたあたりから下がり方がゆるやかになり、築46年以上でも価格がゼロにはなっていません。

建物の評価がなくなった先で価格を支えているのは、土地の値段(中央値7.5万円/平方メートル)です。「古い家だから安くしか売れない」と決めつける必要はありません。

間口・前面道路は、リフォームでは変えられない

戸建ての価格は、間口の広さでも差が出ます。間口10m以上の中央値は2,700万円(394件)、7〜10mは2,700万円(234件)、5〜7mは2,350万円(80件)、5m未満は1,900万円(37件)です。

前面道路の幅でも、6m以上は2,800万円(551件)、4〜6mは2,400万円(417件)、4m未満は1,950万円(92件)と幅があります。土地の形でも、長方形は2,500万円(318件)、不整形は1,850万円(74件)です。

建築士の視点

間口・前面道路の幅・土地の形は、いずれもリフォームでは変えられない条件です。建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります(接道義務)。前面道路が4m未満だと、建て替えのときに道路の中心から2mの位置まで敷地を後退させる「セットバック」が必要になる場合があります。そのぶん建てられる面積が減ります。間口が狭いと、駐車や工事車両の出入りにも制約が出ます。土地の形が不整形だと、建物の配置や間取りの自由度が下がりやすく、設計の工夫が必要になります。買い手にとっての「買った後にかかる費用」が増えるほど、査定額は控えめになりやすいということです。

査定を受けるときは、間口の広さ・前面道路の幅・土地の形を先に伝えると、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

売る前にやること、やらなくていいこと

間口や前面道路の幅は、法務局で取れる公図・地積測量図か、購入時の重要事項説明書で確認できます。前面道路が4m未満の場合は、過去にセットバック済みかどうかも先に調べておくと、査定の場でそのまま伝えられます。

やらなくていいことが多いのはリフォームです。豊橋市の戸建ては土地評価の比重が大きく、数十万円かけて直しても、その分がそのまま価格に乗るとは限りません。傷んだ箇所を直すかどうかは、査定時に「直した場合と現況のままで、価格がいくら変わるか」を聞いてから判断すれば十分です。

④ 豊橋市の地域特性

豊橋市は愛知県東部・東三河地方の中心都市で、人口361,705人、世帯数167,949世帯(2026年7月1日時点)、面積は262.05平方キロメートルです。東は弓張山系を境に静岡県と接し、南は太平洋、西は三河湾に面しています。

平成11年4月には全国で22番目の中核市に移行し、平成18年8月には市制施行100周年記念式典が行われました。

産業では、三河港の輸出入品目で自動車が輸出・輸入とも1位(令和7年速報値。輸出837,666台・輸入184,079台)。農業では市町村別の農業産出額が昭和42年から平成16年の統計まで全国1位で、うずら卵は今も全国シェア約50%を占めています。

市内には豊橋鉄道市内線という路面電車が走り、営業総キロ5.4キロメートル、14の停留場を1日8,369人が利用しています(令和元年度)。全国でも17都市でしか走っていない路面電車の一つです。

豊橋駅周辺の市街地、路面電車沿線の住宅地、郊外の農業地帯と市街化調整区域という3つの顔を持つのが豊橋市で、物件がどのエリアに位置するかによって買い手の求める条件も価格の付き方も変わってきます。マンションは駅からの距離と沿線、戸建ては土地の広さと区域区分が、価格の見え方を左右します。

豊橋市は東三河地方の中核市で、名古屋市とは通勤・通学の圏域が違います。同じ愛知県内でも、名古屋市内の相場をそのまま持ち込んで比べても参考にはなりません。豊橋市で売るなら、比較対象は名古屋圏ではなく、豊橋市内・東三河エリアの直近成約に絞ったほうが、査定額の妥当性を判断しやすくなります。

⑤ 豊橋市で売却を進める流れと相談先の選び方

豊橋市で売却を進めるときは、次の4ステップで考えると迷いにくくなります。①実データで相場の位置を確かめる、②無料査定を複数社に依頼して比べる、③マンションか戸建てか、市街化区域か調整区域かなど状況に応じた売り方を決める、④媒介契約を結んで売り出す。

相談先は、提示された査定額の大きさだけで選ばないほうがいいでしょう。豊橋市内のエリア別(駅前・路面電車沿線・郊外)の取引実績を把握しているか、査定額の根拠を数字で示せるか、市街化調整区域の制約を正確に説明してくれるか。この3点を基準に複数社へ無料査定を依頼し、対応を比べてみると選びやすくなります。

豊橋市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 豊橋市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

1,600万円 〜 3,500万円

成約1,118件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,500万円です。

中古マンション

900万円 〜 2,500万円

成約327件。中央値は1,500万円です。 1平方メートルあたりでは187,500円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

34,000円 〜 98,000円

成約831件。中央値は75,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は豊橋市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

豊橋市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 豊橋市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約1,118件・中央値2,500万円 (1,600万円〜3,500万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約327件・中央値1,500万円/1平方メートルあたり187,500円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約831件・1平方メートルあたり中央値75,000円 (34,000〜98,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

豊橋市について、さらに詳しく書いた記事

このページは豊橋市全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

豊橋市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
豊川市約7km2,450万円-50万円
田原市約16km1,500万円-1,000万円
蒲郡市約17km2,050万円-450万円
新城市約17km990万円-1,510万円
幸田町約23km3,200万円+700万円
岡崎市約29km3,300万円+800万円
西尾市約32km2,500万円同水準
安城市約35km3,900万円+1,400万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

豊橋市の中古マンションと戸建て、どちらが売りやすいですか?

需要の強さはエリアと物件の状態次第で一律には言えません。マンションは駅からの距離、戸建ては土地の評価が価格の軸になりやすい傾向です。国交省の実データで自分の物件に近い条件の成約を確認し、無料査定で具体的な価格を確かめるのが確実です。

中央値の価格で、自分の家も売れますか?

中央値はあくまで豊橋市全体の目安です。実際の価格はエリア・築年数・広さ・状態で大きく変わります。よくある価格帯(真ん中の半分)の幅(マンションなら900万円〜2,600万円)を見ると、価格のばらつきの大きさが分かります。個別の価格は無料査定で確認してください。

市街化調整区域にある家でも売れますか?

売れるケースは多くあります。ただし調整区域は建て替えや増改築に許可が必要な場合があり、住宅ローンの通りやすさにも影響することがあります。査定を依頼する前に、自分の土地が市街化区域か調整区域か、役所や登記情報で確認しておくと話がスムーズです。

間口が狭い戸建てや、前面道路が狭い土地でも売れますか?

売れます。ただし間口5m未満の中央値は1,900万円(37件)、10m以上は2,700万円(394件)と差があります。前面道路が4m未満だと、建て替えのときにセットバックが必要になる場合があります。査定時に間口の広さと前面道路の幅を先に伝えておくと、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

豊橋市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に曙町(4,000万円・39件)、牟呂町(3,200万円・28件)、草間町(3,150万円・24件)です。低いほうは神野新田町(2,100万円・22件)、大岩町(2,200万円・34件)、牛川町(2,450万円・24件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

豊橋市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは東小鷹野で築1年、古いほうは神野新田町で築24年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

豊橋市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは曙町(39件・中央値4,000万円)、大岩町(34件・中央値2,200万円)、牟呂町(28件・中央値3,200万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 豊橋市「人口・世帯数」(令和8年7月1日現在:人口361,705人・世帯167,949)・確認日 2026-07-17
  2. 豊橋市「豊橋はこんなまち」(面積262.05km²・地理)・確認日 2026-07-17
  3. 豊橋市「豊橋の歴史(平成11年〜平成20年)」(平成11年4月・全国22番目の中核市へ移行)・確認日 2026-07-17
  4. 豊橋市「路面電車について」(営業総キロ5.4km・14停留場・16両・1日8,369人利用)・確認日 2026-07-17
  5. 豊橋市「路面電車」(全国17都市でしか走っていない路面電車)・確認日 2026-07-17
  6. 豊橋市「豊橋ウェブ百科事典 うずら」(うずら卵は豊橋市が全国シェア約50%)・確認日 2026-07-17
  7. 豊橋市「概要と基礎データ」(農業産出額は昭和42年〜平成16年の統計まで市町村別全国1位)・確認日 2026-07-17
  8. 豊橋市「三河港輸出入品目ベスト5」(令和7年速報値・自動車が輸出入とも1位)・確認日 2026-07-17
  9. 豊橋市「市街化調整区域に建築物を新築したい、建替えたい、買いたい、売りたいのですが、どうすればいいですか?」・確認日 2026-07-17
  10. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(DATA-SLOT充填元)・確認日 2026-07-17

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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