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愛知の家売却

知立市の不動産売却・査定|戸建て相場3,650万円・成約240件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

知立市の不動産は、中古マンションの中央値が約1,800万円、戸建てが約3,650万円です(国交省データ・2023〜2025年の取引実績)。マンションは取引件数が少なく価格の振れ幅も大きいため、まず実データで相場の位置を確かめ、次に無料査定で自分の物件の価格を確かめるのが最初の一歩です。

知立市の家は、誰が、いくらで買うのか

1どんな人が買うのか

知立市で売れた家の48%は戸建てです。買い手は、築年数の浅い戸建てを探す人が中心だと私たちは見ています。

知立市で売れた戸建てを、築年数で分けると
  • 築10年以内68%
  • 築11〜30年23%
  • 築31年以上10%

売れた戸建ての68%は築10年以内でした。築31〜45年を含む古い戸建ては10%にとどまります。この市の戸建ての取引は、築年数の浅い家が大半を占めています。

2だから、この値段

戸建ての真ん中の値段3,650万円は、築10年以内の取引が多いぶん高めに出ていると私たちは見ています。

築年数ごとの、売れた値段の真ん中(戸建て)

築10年以内の真ん中の値段は3,900万円、築11〜20年は3,300万円です。築21〜30年は2,700万円、築31〜45年も2,700万円で、この二つの帯に差はありません。ただし築11〜20年から先はどの帯も件数が少なく、目安として見る必要があります。地区でも差があり、高い地区は長篠町(4,900万円)、安い地区は逢妻町(2,950万円)です。

3この先、上がりそうか、下がりそうか

住宅地の地価は18地点のうち18地点で上がっており、土地の値段は当面は底堅いと私たちは見ています。

住宅地の土地の値段は、去年と比べて(1つの点が1か所)
  • 上がった18か所
  • 変わらない0か所
  • 下がった0か所
家を買う年代(25〜44歳)の人数の見込み(国の推計)
2025年2万人
2035年1.9万人
2045年1.8万人

一方で、戸建ての真ん中の値段は前の年と比べて−5.4%でした。国の推計では、2045年にかけて家を買う年代は−10%、高齢の世代は+36%となっています。長い目で見ると、買う人が減り、売りに出る家が増える方向に進むと私たちは考えています。

「私たちは見ています」「考えています」と書いたところは、下の数字から読んだ見立てです。値段は、国土交通省に届け出られた実際の取引です。土地の値段は地価公示・地価調査、人数は国の将来推計人口(2020年の国勢調査をもとにした推計)から取りました。

ここから下は、上の見立ての元になった数字です。

愛知県知立市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+2.6%・戸建て-5.4%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,5005,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,800万円1,200万円〜2,900万円約23.1万円109
戸建て等(土地+建物)3,650万円2,900万円〜4,300万円—240
土地——約12.0万円146

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,200万円223,900万円150
築11〜20年3,000万円153,300万円23
築21〜30年1,800万円272,700万円27
築31〜45年1,350万円302,700万円22

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,100万円(13件)、未改装は1,800万円(17件)。 差は約17%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

知立市で売るなら、いくらくらいか

知立市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「愛知県の相場データブック」(PDF・10ページ)も、このアドレスにお送りします。

知立市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 知立市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は長篠町が4,900万円、逢妻町が2,950万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
昭和3,500万円25築1年
新林町3,300万円25築1年
牛田町3,750万円24築1年
八橋町3,350万円20築1年
長篠町4,900万円14—
山屋敷町4,250万円14—
逢妻町2,950万円12築1年
山町4,400万円11築14年

中古マンション

地区中央値件数築年数
内幸町3,200万円11築10年
南新地1,900万円9築26年
南陽1,550万円8—
逢妻町1,650万円8築22年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
八橋町33万円/㎡21
牛田町14万円/㎡14
西町26万円/㎡11
来迎寺町22万円/㎡10
山町34万円/㎡9

昭和(3,500万円・25件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

新林町(3,300万円・25件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

牛田町(3,750万円・24件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約400万円の差
  • 5〜7m4,300万円13件
  • 7〜10m3,900万円50件
  • 10m以上4,300万円56件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約700万円の差
  • 4m未満3,200万円18件
  • 4〜6m3,850万円76件
  • 6m以上3,900万円112件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,200万円の差
  • ほぼ台形4,300万円20件
  • 長方形4,200万円26件
  • 不整形4,000万円21件
  • ほぼ長方形3,900万円46件
  • 袋地等3,100万円11件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約500万円の差
  • 第1種中高層住居専用地域3,900万円68件
  • 第1種住居地域3,600万円105件
  • 第1種低層住居専用地域3,400万円41件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約2,500万円の差
  • 鉄骨造6,000万円11件
  • 軽量鉄骨造5,400万円18件
  • 木造3,500万円187件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約800万円の差
  • 市道4,200万円93件
  • 道路3,800万円33件
  • 公道3,400万円65件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約2,350万円の差
  • 商業地域3,550万円14件
  • 第1種住居地域1,800万円48件
  • 第1種中高層住居専用地域1,200万円19件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

知立市の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。知立市の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
知立名古屋鉄道 名古屋本線29,951人
牛田名古屋鉄道 名古屋本線4,086人
重原名古屋鉄道 三河線1,913人
三河知立名古屋鉄道 三河線881人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
知立17.6万円6
牛田16.3万円4
東刈谷15.8万円2
三河知立14.3万円2
三河八橋12.2万円1
重原12万円3

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 7校・中学校 3校・高等学校 2校
  • 幼稚園・認定こども園5か所
  • 病院・診療所病院 2・診療所 33・歯科 30病床の多い病院は 秋田病院(150床)、富士病院(130床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-15に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

知立市の空き家の数

知立市では、住宅のうち8.3%が空き家です(全国は13.8%)。このうち、売りにも貸しにも出ていない「使う予定のない空き家」は1,040戸あります。

住宅の数34,270戸
空き家2,840戸(8.3%)
売りに出ている空き家50戸
使う予定のない空き家1,040戸(住宅の3.0%・全国は5.9%)
そのうち一戸建て640戸
そのうち傷みや壊れがある180戸

出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(2023年10月時点)。数は調査からの推計で、10の位を四捨五入しているため、合計が合わないことがあります。「使う予定のない空き家」は、調査の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」です。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

知立市で実際に売れた土地は、㎡あたり12万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

愛知県知立市で家や土地を売るなら、まず国が公開する実際の取引データで価格帯を確かめるのが最初の一歩です。知立市は名鉄本線と三河線が交差する交通の要衝で、中古マンションより戸建てや土地の取引が中心の市場です。

査定額は売り出しの参考価格で、その額でそのまま売れるとは限りません。実データで相場の位置を確かめてから、無料査定で自分の物件の価格を確かめる二段構えが確実です。

① 知立市の不動産相場(実データ)

国土交通省の不動産情報ライブラリから、2023年第2四半期〜2026年第1四半期に成約した知立市の取引を集計すると、中古マンションは109件、中央値1,800万円(よくある価格帯は1,200万円〜2,900万円)。面積あたりの単価は中央値23万円/平方メートルで、17万円〜37万円まで幅があります。

戸建て(土地と建物のセット)は240件、中央値3,650万円(2,900万円〜4,300万円)。土地の単価は中央値12万円/平方メートルです。

四半期ごとの成約件数を見ると、マンションは3件〜18件と少なく、価格の振れ幅も大きい市場です。2025年は1,700万円から2,400万円の間で上下し、直近の2026年第1四半期は1,600万円でした。

明確な方向感は読み取りにくい状況です。戸建てはマンションより取引が安定していて、2025年は3,750万円〜4,100万円の範囲で推移し、直近の2026年第1四半期は3,050万円(14件)とやや下がっています。

隣接する刈谷市と比べると、マンション・戸建てともに取引件数・価格帯で刈谷市が上回ります。土地単価も刈谷市のほうが高く、知立市の土地単価は中央値12万円/平方メートルです。件数の違いは、そのまま流通性の違いとして読めます。

② 中古マンションを売る場合

知立市の中古マンションは、成約件数そのものが多くありません。2023年第2四半期から2026年第1四半期までの12四半期で109件、四半期あたり平均10件前後で、3件しか成約していない四半期もあります。件数が少ない分、中央値や価格帯は目安として幅を持って見る必要があります。

売るときは、中央値1,800万円や面積単価23万円/平方メートルをそのまま当てはめず、知立駅周辺か郊外か、築年数や広さが近い直近の成約と見比べることが欠かせません。名鉄本線・三河線が交差する知立駅の徒歩圏は、他のエリアより比較的成約が動きやすい傾向です。

査定額は売り出しの参考価格で、そのまま成約額になるとは限りません。複数社に無料査定を依頼し、価格の根拠を数字で説明できるかを見比べるのが確実です。

③ 戸建てを売る場合

知立市の戸建て(土地・建物)は中央値3,650万円、よくある価格帯(真ん中の半分)で2,900万円〜4,300万円。土地単価は中央値12万円/平方メートルです。マンションより取引件数が多く(240件)、四半期ごとの価格も3,050万円〜4,200万円の範囲で推移しています。

知立市は市街化区域が1,108ヘクタール、市街化調整区域が523ヘクタールを占めます(令和5年3月時点)。市街化調整区域では建て替えや増改築に許可が必要になる場合があり、価格の付き方も市街地とは変わってきます。

自分の土地がどちらの区域にあたるかは、査定を受ける前に役所や登記情報で確認しておくと話がスムーズです。上重原・八橋など地区計画が指定されているエリアは、まちづくりのルールが土地の使い方に影響することもあります。

築年数で、どこまで下がるか

知立市の戸建ての成約を築年数別に見ると、中央値は築0〜10年が3,900万円(150件)、築11〜20年が3,300万円(23件)、築21〜30年が2,700万円(27件)、築31〜45年が2,700万円(22件)です。築20年を境に下がり方はゆるやかになり、21年目以降はほぼ横ばいに近づきます。

木造住宅の法定耐用年数は22年です。この年数を超えると建物そのものの評価はほとんど残らなくなり、価格は土地の値(土地単価中央値12万円/平方メートルが目安)に近づいていきます。

古い家がゼロ円になるわけではありません。建物の価値がなくなっても、土地の値段は残るからです。

建物より、「直せない条件」が影響している

同じ知立市の戸建てでも、前面道路の幅で価格ははっきり分かれます。6m以上は中央値3,900万円(112件)、4〜6mは3,850万円(76件)、4m未満は3,200万円(18件)です。

間口では、10m以上が4,300万円(56件)、7〜10mが3,900万円(50件)です。5〜7m(4,300万円・13件)は件数が少なく、7〜10mより高めに出ていますが、参考値として見てください。

土地の形では、袋地等(道路と接する部分が狭い土地)が中央値3,100万円(11件)とほかの形よりやや低く出ていますが、長方形・ほぼ長方形・不整形・ほぼ台形の間に大きな差はありません。知立市では、土地の形よりも前面道路の幅のほうが価格に影響しています。

建築士の視点

前面道路の幅と間口は、リフォームでは変えられない条件です。ここが価格に影響するのには理由があります。

建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります(接道義務)。前面道路が4m未満の場合、建て替えのときに道路の中心から2mの位置まで敷地を後退させる「セットバック」が必要になることがあり、そのぶん建てられる面積が減ります。知立市は東海道の宿場町として発展した古い市街地を持つため、駅周辺には昔からの狭い道路が残るエリアもあります。

間口の狭さは、駐車のしやすさや工事車両の入りやすさに直結します。買い手が抱える「買った後にかかる費用」が増えるぶん、査定額は控えめになるということです。

査定を受けるときは、前面道路の幅・間口の広さ・接道の状況を先に伝えると、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

売る前にやること、やらなくていいこと

前面道路の幅・間口・土地の形は、法務局で取れる公図・地積測量図か、購入時の重要事項説明書で確認できます。前面道路が4m未満なら、過去にセットバック済みかどうかも先に調べておくといいでしょう。あとから発覚すると値引き交渉の材料になりやすいため、先に把握して伝えるほうが有利に働きます。

やらなくていいことが多いのはリフォームです。知立市の中古マンションでは、未改装(17件)の中央値が1,800万円、改装済み(13件)が2,100万円と、改装済みのほうがやや高く出ています。ただし専有面積や築年数の違いが混ざっている可能性があり、改装費用がそのまま価格に上乗せされるとは限りません。リフォームに費用をかける前に、査定で「直した場合と現況のままで、価格がいくら変わるか」を聞いてから判断すれば十分です。

④ 知立市の地域特性

知立市は愛知県のほぼ中央に位置し、主要な国道・県道と名鉄本線・三河線が交差する交通の要衝です(出典:知立市「交通アクセス」)。面積は16.31平方キロメートル(1,631ヘクタール。市街化区域1,108ヘクタール・市街化調整区域523ヘクタール、令和5年3月17日時点。

出典:知立市都市計画課「知立市の都市計画の概要」)。人口は73,017人、世帯数は34,965世帯(令和8年7月1日現在)で、このうち外国人住民は6,105人・3,342世帯です(出典:知立市「令和8年7月 知立市の人口と世帯数」)。

市の歴史は1889年、町村制の施行で知立町・牛橋村・上重原村・長崎村の4町村が発足したところから始まります。1970年に市制を施行し、県内26番目の市になりました(出典:知立市「知立市のあゆみ」)。

江戸時代は東海道五十三次の39番目の宿場・池鯉鮒宿として栄え、1601年に宿駅として発足しています。知立神社を中心に馬市・木綿市が開かれ、近隣20余村の氏子が集まる神社として知られてきました(出典:知立市「東海道五十三次 39番目の宿場町池鯉鮒」)。

市の花は「かきつばた」、市の木は「けやき」で、いずれも1973年に制定されました。かきつばたは平安時代の歌人・在原業平が伊勢物語で詠んだ歌に由来し、市内の無量壽寺には杜若を植えた庭園があります。

業平を慕った杜若姫が都から追ってきたという伝承も伝わっています(出典:知立市「無量壽寺」)。交通は名古屋駅から名鉄本線で知立駅まで約20分、伊勢湾岸道豊田南ICから車で約15分の距離です。

こうした立地は、売却の判断にも関わってきます。名鉄本線・三河線が交差する知立駅の周辺では、連続立体交差事業(線路の高架化)が進められており、駅前の道路や街区は今後も変わっていく見通しです。

駅に近いか、事業の対象区域に近いかで、将来の使い勝手や買い手が受け取る印象は変わります。査定を受ける際は、自分の物件が事業区域や今後の都市計画とどう関係するか、確認しておくと安心です。

⑤ 売却の進め方と相談先

進め方は4ステップです。①実データで相場の位置を確かめる、②自分の物件が市街化区域か市街化調整区域かを確認する、③無料査定を複数社に依頼して比べる、④状況に応じた売り方を決め、媒介契約を結んで売り出す。

相談先を選ぶときは、金額の大きさだけで決めないことが大切です。知立市の取引を知っているか、査定額の根拠を数字で説明できるか、市街化調整区域や地区計画の制約を正しく説明してくれるか。この3点を、複数社に無料査定を依頼して比べると、判断しやすくなります。

知立市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 知立市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

2,900万円 〜 4,300万円

成約240件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は3,650万円です。

中古マンション

1,200万円 〜 2,900万円

成約109件。中央値は1,800万円です。 1平方メートルあたりでは230,769円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

73,000円 〜 160,000円

成約146件。中央値は120,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は知立市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

知立市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 知立市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約240件・中央値3,650万円 (2,900万円〜4,300万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約109件・中央値1,800万円/1平方メートルあたり230,769円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約146件・1平方メートルあたり中央値120,000円 (73,000〜160,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

知立市について、さらに詳しく書いた記事

このページは知立市全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

知立市で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
刈谷市約5km4,200万円+550万円
安城市約5km3,900万円+250万円
豊明市約7km3,400万円-250万円
大府市約8km4,000万円+350万円
東浦町約8km2,900万円-750万円
高浜市約10km2,900万円-750万円
みよし市約10km3,500万円-150万円
東郷町約11km3,400万円-250万円
岡崎市約12km3,300万円-350万円
豊田市約13km3,500万円-150万円
幸田町約18km3,200万円-450万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

知立市の中古マンションと戸建て、どちらが売りやすいですか?

件数だけで見ると、戸建てのほうが取引が安定しています。マンションは四半期あたりの成約が3件〜18件と少なく、価格の振れ幅も大きい市場です。どちらの場合も、国交省の実データで自分の物件に近い条件の成約を確認し、無料査定で具体的な価格を確かめるのが確実です。

中央値の価格で、自分の家も売れますか?

中央値はあくまで知立市全体の目安です。実際の価格はエリア・築年数・広さ・状態で変わります。戸建てのよくある価格帯(真ん中の半分)の幅(2,900万円〜4,300万円)を見ると、価格のばらつきの大きさが分かります。個別の価格は無料査定で確認してください。

市街化調整区域の物件でも売れますか?

売れるケースはあります。ただし市街化調整区域は建て替えや増改築に許可が必要な場合があり、住宅ローンの通りやすさに影響することもあります。知立市は市街化調整区域が523ヘクタールを占めるため、査定を依頼する前に自分の土地がどちらの区域にあたるか、役所や登記情報で確認しておくと話がスムーズです。

前面道路が狭い知立市の戸建てでも売れますか?

売れます。ただし前面道路の幅で水準は変わります。知立市の戸建ては、前面道路が6m以上だと中央値3,900万円(112件)、4m未満だと3,200万円(18件)です。前面道路の幅が4m未満だと、建て替え時にセットバックが必要になる場合があります。査定時に前面道路の幅と接道状況を先に伝えておくと、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

知立市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に長篠町(4,900万円・14件)、山町(4,400万円・11件)、山屋敷町(4,250万円・14件)です。低いほうは逢妻町(2,950万円・12件)、新林町(3,300万円・25件)、八橋町(3,350万円・20件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

知立市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは長篠町で築0年、古いほうは山町で築14年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

知立市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは昭和(25件・中央値3,500万円)、新林町(25件・中央値3,300万円)、牛田町(24件・中央値3,750万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 知立市「令和8年7月 知立市の人口と世帯数」(総人口73,017人・世帯34,965・うち外国人住民6,105人/令和8年7月1日現在)・確認日 2026-07-17
  2. 知立市 都市計画課「知立市の都市計画の概要」(総面積1,631ha・市街化区域1,108ha・市街化調整区域523ha/令和5年3月17日時点)・確認日 2026-07-17
  3. 知立市「知立市について」(市の花・市章=かきつばた〈伊勢物語に由来〉、市の木=けやき)・確認日 2026-07-17
  4. 知立市「知立市のあゆみ(沿革)」(1889年町村制で4町村発足/1970年市制施行=県下26番目)・確認日 2026-07-17
  5. 知立市「東海道五十三次 39番目の宿場町池鯉鮒」(1601年宿駅発足・知立神社を中心とした馬市・木綿市)・確認日 2026-07-17
  6. 知立市「無量壽寺」(杜若庭園と、業平を慕った杜若姫の伝承)・確認日 2026-07-17
  7. 知立市「交通アクセス」(名鉄本線・三河線が交差/名古屋駅から名鉄本線で知立駅まで約20分/伊勢湾岸道豊田南ICから車で約15分)・確認日 2026-07-17
  8. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(DATA-SLOT充填元)・確認日 2026-07-17
  9. 愛知県「愛知県地価情報(地価調査・地価公示)」・確認日 2026-07-17

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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