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愛知の家売却

稲沢市の不動産売却|戸建て相場2,400万円・成約334件

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結論から

稲沢市の不動産は、中古マンションの中央値が約1,500万円、戸建てが約2,400万円です(国交省データ・2023〜2026年の取引実績)。マンションの取引件数は173件で、隣接する一宮市と比べると少なめです。植木・苗木の全国的な産地という地域特性もあり、戸建て・土地の水準を軸に相場を見るのが実態に近いやり方です。はじめの一歩は実データで相場観をつくり、無料査定で自分の物件の値を確かめることです。

① 稲沢市の不動産相場(実データ)

国土交通省の不動産情報ライブラリで、2023年第2四半期から2026年第1四半期までに成約した稲沢市の取引を集計すると、中古マンションは173件、中央値1,500万円(よくある価格帯は1,000万円〜2,500万円)。面積あたりの単価は中央値19万円/平方メートルで、14万円〜31万円まで幅があります。

戸建て(土地と建物のセット)は334件、中央値2,400万円(1,400万円〜3,600万円)。土地の単価は中央値3.9万円/平方メートルです。

隣接する一宮市と比べると、マンションの中央値はほぼ同じ水準ですが、取引件数は一宮市の方が多く、市場に厚みがあります。戸建ても一宮市の方が取引が活発で、土地単価も一宮市の方が高めです。

稲沢市の戸建てには8億9,000万円という突出した成約が1件含まれますが、これは土地と建物のセット取引に事業用途の物件が混ざっているためで、住宅として売る場合の実勢をそのまま表す数字ではありません。

稲沢市の戸建ての成約を用途地域別に見ると、市街化調整区域が147件と全体の半分近くを占め、中央値は1,900万円です。第1種住居地域(93件、中央値2,400万円)など市街化区域の用途地域と比べると低めに出ています。

稲沢市は植木・苗木の産地として農地が広がる土地柄で、市街化調整区域や生産緑地にかかる土地の取引も多い地域です。この区域にかかる土地は、新築や増改築に制限がかかることがあるため、売却前に自分の土地がどの用途地域にあたるかを役所で確認しておくと、査定の話がスムーズです。

② 中古マンションを売る場合

稲沢市の中古マンションは、四半期ごとの成約が8件〜23件と、取引の数自体が多くありません。2023年第2四半期から2026年第1四半期までの12四半期を合計しても173件で、隣接する一宮市よりだいぶ少ない規模です。

中央値は1,500万円、安いほうから4分の1の値は1,000万円、高いほうから4分の1の値は2,500万円。面積あたりの単価は中央値19万円/平方メートルです。

四半期ごとの中央値は1,200万円〜2,500万円の間で上下しています。2023年第2四半期の2,500万円(13件)のような高めの数字は、成約数が少ない四半期にたまたま広めの部屋や高額な物件が混ざった可能性があります。

2025年は1,200万円〜1,700万円で推移し、直近の2026年第1四半期は1,300万円(11件)でした。一定の方向を読み取るにはまだ数が足りません。

売るときは、稲沢市全体の中央値より、同じ沿線・同じ築年帯・近い専有面積の直近成約をまず見比べます。JR稲沢駅・名鉄国府宮駅のどちらに近いか、駅からの距離、同じ建物内の過去の成約履歴があるかどうかが、査定の根拠として実際の効き目を持ちます。

③ 戸建てを売る場合

稲沢市の戸建て(土地・建物)は334件の取引があり、中央値2,400万円、よくある価格帯(真ん中の半分)で1,400万円〜3,600万円。土地単価は中央値3.9万円/平方メートルで、一宮市より低めの水準です。

稲沢市のデータには8億9,000万円という突出した成約が1件含まれますが、これは事業用途の取引が混ざっているためで、通常の住宅として売る場合の実勢とは切り離して見る数字です。

四半期ごとの中央値は、2023年が1,700万円台〜2,300万円台だったのに対し、2024年後半から2025年前半にかけては2,400万円〜3,400万円台まで上がる場面がありました。2025年第4四半期は2,100万円まで下がりましたが、直近の2026年第1四半期は2,550万円に持ち直しており、一貫した上昇・下降とは言い切れません。

築年数が古い戸建てほど、建物より土地の評価(中央値3.9万円/平方メートルが目安)が価格の軸になります。稲沢市は植木・苗木の産地として知られ、住宅地の中に畑や生産緑地が混じるエリアもあります。

土地の形や道路付けで査定が変わりやすいため、リフォームに数十万円かけるより、土地としての条件を正直に伝えるほうが、価格の精度が上がるケースが多いです。

築年数で、どこまで下がるか

稲沢市の戸建ての成約を築年数別に見ると、中央値は築10年以内が3,300万円(163件)、築11〜20年が2,300万円(26件)、築21〜30年が1,900万円(33件)、築31〜45年が1,400万円(58件)と、年数とともに下がっていきます。

築46年以上になると、中央値は690万円(40件)まで下がりますが、ゼロにはなりません。木造住宅は税務上の耐用年数が22年で、これを大きく超えると建物の査定額はほとんど残らず、価格は土地の値段(3.9万円/平方メートルが目安)でほぼ決まります。

古い家だから値段がつかない、というわけではないのが、稲沢市のデータから読み取れることです。

建物より、「直せない条件」が効いている

同じ稲沢市の戸建てでも、前面道路の幅が6m以上だと中央値2,800万円(155件)、4〜6mは2,400万円(118件)、4m未満は1,600万円(47件)です。道路が広いほど中央値は高く出ています。

間口は、5〜7mが3,400万円(27件)と最も高く、7〜10mが2,800万円(83件)、10m以上が1,900万円(131件)、5m未満が1,500万円(12件)です(5m未満は件数が少なく参考値です)。稲沢市では間口の広さと価格が単純な右肩上がりにはなっておらず、区画の立地や用途地域との組み合わせで見る必要があります。

土地の形についても、長方形は2,450万円(90件)、ほぼ長方形は2,300万円(85件)、不整形は1,900万円(19件)です(不整形は件数19件で、他と比べるとやや少なめです)。長方形・ほぼ長方形が不整形を上回っており、形の整った土地の方がやや高く出る傾向です。

建築士の視点

間口と前面道路の幅は、リフォームでは変えられない条件です。ここが価格に効くのには理由があります。

建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります(接道義務)。前面道路が4m未満の場合、建て替えのときに道路の中心から2mの位置まで敷地を後退させる「セットバック」が必要になることがあり、そのぶん建てられる面積が減ります。

間口の狭さは、駐車のしやすさや工事車両の入りやすさに直結します。稲沢市はJR東海道本線・名鉄名古屋本線で名古屋へ通う世帯が住宅を選ぶ市です。駐車スペースを確保しにくい間口の狭い物件は、ファミリー層の買い手にとって選びにくくなり、価格に反映されます。買い手が抱える「買った後にかかる費用」が増えるぶん、査定額は控えめになるということです。

査定を受けるときは、間口の広さ・前面道路の幅・接道の状況を先に伝えると、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

売る前にやること、やらなくていいこと

間口の広さと前面道路の幅、土地の形は、法務局で取れる公図・地積測量図か、購入時の重要事項説明書で確認できます。前面道路が4m未満なら、過去にセットバック済みかどうかも先に調べておくといいでしょう。

あとから発覚すると値引き交渉の材料になりやすいため、先に把握して伝えるほうが有利に働きます。稲沢市は市街化調整区域や生産緑地にかかる土地が多いエリアのため、自分の土地がどの用途地域・区分にあたるかも、この段階で役所に確認しておくと安心です。

やらなくていいことが多いのはリフォームです。稲沢市の中古マンションでは、未改装(38件)の中央値が1,350万円、改装済み(24件)が1,550万円です。改装済みの方が中央値は高く出ていますが、部屋の広さや築年数の違いが混ざっている可能性もあり、改装そのものが価格を押し上げたと言い切ることはできません。リフォームに費用をかける前に、査定で「直した場合と現況のままで、価格がいくら変わるか」を聞いてから判断すれば十分です。

④ 稲沢市の地域特性

稲沢市は愛知県の西部、濃尾平野のほぼ中央に位置し、人口132,122人、世帯数58,045世帯(2026年7月1日時点・稲沢市公表)です。面積は79.35平方キロメートル(東西約14.6km・南北約9.2km、稲沢市公表)。

2005年、旧稲沢市が祖父江町・平和町と合併し、現在の稲沢市になりました(稲沢市公表)。市は「名古屋都心から交通至便な場所」として、住宅地や工業団地の開発を進めています(稲沢市公表)。

JR東海道本線の稲沢駅、名鉄名古屋本線の国府宮駅のどちらからも、名古屋駅まで約10分です(稲沢市公表)。高速道路は東海北陸自動車道・一宮稲沢北ICが市街地から約10分、名神高速道路・一宮ICが約20分の距離にあります(稲沢市公表)。

産業では植木・苗木の生産が古くから根づいています。1328年、市内の円興寺の住職が中国から苗木の生産技術を伝えたのが始まりとされ、埼玉県川口市・大阪府池田市・福岡県久留米市と並ぶ全国4大産地の一つに数えられます(稲沢市公表)。

旧祖父江町のぎんなん(銀杏)も日本有数の生産量で、樹齢100年を超えるイチョウが今も実をつけています(稲沢市公表)。植木や田畑が住宅地の中に混在するのが、稲沢市らしい土地利用です。

こうした立地は、売却の実務にもそのまま効いてきます。JR稲沢駅・名鉄国府宮駅を使って名古屋へ通う世帯が買い手の中心になりやすい一方、稲沢市は植木・苗木の産地として農地や生産緑地が住宅地に混在する地域でもあります。

市街化調整区域にかかる土地の売却では、建築の制限や農地法の届出・許可(用途によって3条・4条・5条)が絡む場合があるため、査定を依頼するときは、自分の土地がどの区分にあたるかを担当者と一緒に整理しておくと、売り出し方の相談がしやすくなります。

⑤ 売却の進め方と相談先

稲沢市で売却を進める順番はこうです。まず①の実データで、マンションか戸建てか・築年数・広さが近い成約を確かめ、自分の物件の立ち位置をつかみます。

次に無料査定を複数社に依頼し、査定額とその根拠を照らし合わせます。相続で受け継いだ家か住み替えのための売却かで進め方は変わるため、状況に合わせて仲介か買取かを選び、最後に媒介契約を結んで売り出します。

稲沢市で相談先を選ぶ基準は、査定額の高さではありません。マンションの成約は173件と、隣接する一宮市より少なく、参考にできる事例そのものが限られています。確認したいことは3つあります。

稲沢市内での取引実績が実際にあるか。査定額の根拠を数字で示せるか。専任媒介と一般媒介、それぞれのメリットと注意点を隠さず話すか。

稲沢市は植木・苗木の産地として農地や生産緑地が住宅地に混ざるため、その土地の扱いに慣れているかどうかも判断材料になります。無料査定は複数社に依頼し、この基準で見比べてください。

前面道路の幅や間口、市街化調整区域や農地にかかるかどうかといった「後から変えられない条件」は、査定の前に自分で把握しておくほど、担当者との話がスムーズに進みます。公図・地積測量図・重要事項説明書を手元に用意したうえで、複数社の無料査定を受けてみてください。

愛知県稲沢市の実際の成約価格

2023Q2〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年8月24日中央値 前年比: マンション+14.3%・戸建て-12.7%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,500万円1,000万円〜2,500万円約18.8万円173
戸建て等(土地+建物)2,400万円1,400万円〜3,600万円334
土地約3.9万円434

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,300万円163
築11〜20年2,900万円422,300万円26
築21〜30年1,500万円491,900万円33
築31〜45年1,100万円651,400万円58
築46年〜690万円40

参考: 改装済み中古マンションの中央値は1,550万円(24件)、未改装は1,350万円(38件)。 差は約15%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-08-24取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

稲沢市で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 稲沢市の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は小沢が4,200万円、祖父江町祖父江が1,000万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
小沢4,200万円21
駅前3,600万円21築1年
祖父江町祖父江1,000万円17築23年
平和町1,650万円14築1年
北島町2,800万円12築3年
国府宮3,900万円12築1年
稲葉3,700万円10築4年
小池3,500万円10築13年

中古マンション

地区中央値件数築年数
下津北山2,900万円32築16年
長野1,300万円17築38年
国府宮1,500万円17築32年
駅前1,250万円14築33年
朝府町750万円13築31年
稲島町2,250万円12築22年
長束町1,150万円10築28年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
駅前53万円/㎡19
国府宮57万円/㎡11
陸田一里山町11万円/㎡10
小池10万円/㎡10
祖父江町祖父江7.3万円/㎡10
日下部松野町25万円/㎡10
稲葉36万円/㎡9
祖父江町山崎1.0万円/㎡8

小沢(4,200万円・21件・築0年)

市内の地区の真ん中より17%高い水準です。売れているのは築0年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

駅前(3,600万円・21件・築1年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築1年前後で、建売の分譲が取引の中心です。中古の相場とは分けて見てください。

祖父江町祖父江(1,000万円・17件・築23年)

市内の地区の真ん中より72%低い水準です。売れているのは築23年前後と古めで、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約1,900万円の差
  • 5m未満1,500万円12件
  • 5〜7m3,400万円27件
  • 7〜10m2,800万円83件
  • 10m以上1,900万円131件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,200万円の差
  • 4m未満1,600万円47件
  • 4〜6m2,400万円118件
  • 6m以上2,800万円155件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約1,450万円の差
  • 長方形2,450万円90件
  • ほぼ長方形2,300万円85件
  • 袋地等2,300万円19件
  • 不整形1,900万円19件
  • ほぼ台形1,000万円16件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約1,750万円の差
  • 第1種中高層住居専用地域3,650万円30件
  • 第2種中高層住居専用地域3,450万円34件
  • 第1種住居地域2,400万円93件
  • 市街化調整区域1,900万円147件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格に効くかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約1,000万円の差
  • 軽量鉄骨造3,000万円23件
  • 木造2,400万円264件
  • 鉄骨造2,000万円24件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約650万円の差
  • 県道2,850万円18件
  • 公道2,650万円60件
  • 市道2,200万円234件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約1,700万円の差
  • 第1種住居地域2,700万円57件
  • 準工業地域2,300万円17件
  • 市街化調整区域1,100万円19件
  • 第2種中高層住居専用地域1,000万円17件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

稲沢市で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 稲沢市で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q2〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

1,400万円3,600万円

成約334件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は2,400万円です。

中古マンション

1,000万円2,500万円

成約173件。中央値は1,500万円です。 1平方メートルあたりでは188,235円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

22,000円88,000円

成約434件。中央値は39,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は稲沢市全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

稲沢市で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 稲沢市の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約334件・中央値2,400万円 (1,400万円〜3,600万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約173件・中央値1,500万円/1平方メートルあたり188,235円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約434件・1平方メートルあたり中央値39,000円 (22,000〜88,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

稲沢市について、さらに詳しく書いた記事

このページは稲沢市全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
一宮市約7km2,700万円+300万円
あま市約7km2,400万円同水準
北名古屋市約8km3,200万円+800万円
清須市約9km3,000万円+600万円
津島市約9km2,000万円-400万円
大治町約9km2,400万円同水準
岩倉市約9km3,100万円+700万円
羽島市約11km1,800万円-600万円
愛西市約12km1,700万円-700万円
瑞穂市約18km2,000万円-400万円
大垣市約20km1,800万円-600万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

稲沢市の中古マンションは売りやすいですか?

取引の数自体が少なく、一律には言えません。2023年第2四半期〜2026年第1四半期の合計で173件、四半期あたり8件〜23件と、隣接する一宮市より流通性は低めです。同じ沿線・同じ築年帯の直近成約を国交省データで確認し、無料査定で自分の物件に近い条件の価格を確かめるのが確実です。

中央値の価格で、自分の家も売れますか?

中央値はあくまで稲沢市全体の目安です。戸建ての実際の価格は、よくある価格帯(真ん中の半分)で1,400万円〜3,600万円まで幅があります。エリア・築年数・広さ・土地の形で数字は変わるため、手元の物件がいくらかは、無料査定で確認できます。

稲沢市で相続した家や空き家を売りたいときは何から始めればいいですか?

先に名義(相続登記)や遺産分割の整理が必要になることが多いです。登記や税金の手続きは司法書士・税理士の範囲なので、そちらに確認しながら進めます。稲沢市は植木や農地が混在するエリアもあり、土地の用途によって査定の見方が変わるため、早めに実データと無料査定で相場を確かめる人が多いです。

前面道路が狭い稲沢市の戸建てでも売れますか?

売れます。ただし前面道路の幅が4m未満だと中央値1,600万円(47件)、6m以上だと2,800万円(155件)と、道路の広さで水準は変わります。建て替え時にセットバックが必要になる場合があるため、査定時に前面道路の幅と接道状況を先に伝えておくと、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

稲沢市で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に小沢(4,200万円・21件)、国府宮(3,900万円・12件)、稲葉(3,700万円・10件)です。低いほうは祖父江町祖父江(1,000万円・17件)、平和町(1,650万円・14件)、北島町(2,800万円・12件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

稲沢市では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは小沢で築0年、古いほうは祖父江町祖父江で築23年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

稲沢市で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは小沢(21件・中央値4,200万円)、駅前(21件・中央値3,600万円)、祖父江町祖父江(17件・中央値1,000万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 稲沢市「人口と世帯数」(人口132,122人・世帯58,045世帯、令和8年7月1日現在)・確認日 2026-07-17
  2. 稲沢市「位置・地勢」(面積79.35km²・東西約14.6km・南北約9.2km、愛知県西部・濃尾平野のほぼ中央)・確認日 2026-07-17
  3. 稲沢市「稲沢の植木」(1328年からの歴史、全国4大産地の一つ)・確認日 2026-07-17
  4. 稲沢市「稲沢市役所へのアクセス」(JR稲沢駅・名鉄国府宮駅とも名古屋駅から約10分、高速道路IC)・確認日 2026-07-17
  5. 稲沢市「稲沢のあゆみ」(2005年、稲沢市・祖父江町・平和町の合併)・確認日 2026-07-17
  6. 稲沢市「祖父江のイチョウ」(ぎんなん・樹齢100年超のイチョウ)・確認日 2026-07-17
  7. 稲沢市「こんなまちです」(名古屋都心から交通至便、住宅地・工業団地の開発、ぎんなん日本有数の生産量)・確認日 2026-07-17
  8. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(DATA-SLOT充填元)・確認日 2026-07-17
  9. 愛知県「愛知県地価情報(地価調査・地価公示)」・確認日 2026-07-17

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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