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空き家を、壊すか貸すか売るか

松戸市の空き家、解体補助金は? 3分の1・上限60万円。1年以上空いた家が対象

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結論から

松戸市の空き家の解体に使えるのは松戸市老朽空家等除却費用補助金です。補助率は対象経費の3分の1以内、上限は60万円。対象は昭和56年5月31日以前に建てられた建物で、「居住その他の使用がおおむね1年以上なされていないこと」が要件になります。所有者が複数の場合は全員の同意が必要で、市税の滞納がないこと、他の補助金を受けていないことも条件です。募集戸数は15戸程度・予算額の範囲内で、令和8年度の事前調査申請の受付は5月18日から7月17日までで終了しています。本申請(交付申請)の受付期間は市のページに明記がありません。松戸市に登録・公開型の空き家バンクは無く、市と千葉県宅建協会等との協定にもとづく相談業務が用意されています。窓口は街づくり部 住宅政策課 空家活用推進室(047-366-7366)です(2026年8月時点)。

千葉県松戸市で空き家を持っているなら、最初に見るのは建物ではありません。カレンダーです。

松戸市の除却補助は、令和8年度の事前調査申請の受付が7月17日で終わっています。今年度の入口は、すでに閉じました。

この記事は松戸市の制度と、松戸市の実成約データに絞って書きます。制度の内容は2026年8月時点のものです。

松戸市の補助は「1年以上空いている家」の制度。今年度の受付は終わった

制度名は松戸市老朽空家等除却費用補助金です。名前のとおり、空き家のための制度になっています。

要件にもそれがはっきり出ています。「居住その他の使用がおおむね1年以上なされていないこと」。人が住んでいる家は使えません。

補助は対象経費の3分の1以内で、上限は60万円です。建物は昭和56年5月31日以前に建てられたものが対象になります。

ほかにも要件が並びます。申請できるのは所有者等で、所有者が複数なら全員の同意が要ります。市税の滞納がないこと、ほかの補助金を受けていないことも条件です。

数の枠もあります。募集戸数は15戸程度で、予算額の範囲内です。条件に当てはまれば全員が使える、という制度ではありません。

そして令和8年度の事前調査申請の受付は、5月18日から7月17日まででした。本申請(交付申請)の受付期間は、市のページに書かれていません。

今年度分がまだ動いているのか、来年度を待つのか。ここは窓口で確かめてください。街づくり部 住宅政策課 空家活用推進室、電話047-366-7366です。

申請は2段階。契約書に判を押すのは、いちばん後

松戸市の補助は、事前調査申請と本申請に分かれています。いきなり交付申請から始まる形ではありません。

この2段階が意味するのは、動き出しの早さがそのまま影響してくるということです。事前調査には市の確認が入ります。書類を出してから結果が出るまでの日数も、予定に組み込んでください。

補助金は一般に、交付決定より前の契約や着工を認めない扱いになっています。松戸市の要綱で申請と契約の前後関係がどうなっているかは、公開ページの本文では確認できませんでした。

だから、契約の前に電話を1本入れてください。ここを飛ばして先に契約すると、あとから直せません。

見積もりを取る行為そのものは、たいてい問題になりません。危ないのは、業者と話し込んだ流れで、その場で契約書に署名してしまう場面です。

見積もりは複数社から取ってください。解体の金額は建物の構造で変わります。現場まで重機が入れる道があるかどうかでも、費用と工期は動きます。

松戸市の成約データでは、前面道路の幅で戸建ての中央値に差が出ています。集計の区分は4m未満、4〜6m、6m以上の3つです。道の幅は、解体の段取りと売るときの条件の両方に影響します。

費用の決まり方と業者の選び方は空き家・古家の解体費用は何で決まる?にまとめました。

15戸という枠についても、聞いておきたいことがあります。先着で決まるのか、審査で決まるのか。市のページからは読み取れませんでした。

手入れがされていない庭と伸びた生垣
庭木と雑草は、放っておくと近隣からの苦情になります。空き家の管理で、いちばん先に問題になる場所です。

空き家バンクは無い。あるのは協定にもとづく「相談」

松戸市に、登録して物件を公開する形の空き家バンクはありません。用意されているのは「空き家等の有効活用等に関する相談」です。

これは市と千葉県宅建協会等との協定にもとづく相談業務です。市が物件情報を並べて見せるのではなく、相談を受けて仲介につなぐ形になっています。

対象は原則として市内に空き家を所有する人です。売買でも賃貸でも相談できます。公益的な使い方に限る制度ではありません。

成約したときの補助については、市のページに記載がありませんでした。あるものと思って計算しないでください。

つまり松戸市では、売る道も貸す道も、実務の入口は民間の不動産会社になります。相談窓口は、その手前の交通整理と考えるのが近いです。

窓口は困りごとの種類で分かれています。相続や成年後見の相談は司法書士会等との協定です。空家等の管理に関する相談は、シルバー人材センター等との協定で受け付けています。

耐震では、木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費助成があります。ただし単独のリフォームは対象外です。補助率と上限額は確認できなかったため、この記事では書きません。

相続した家を売るときに要る被相続人居住用家屋等確認書も、市が発行しています。

松戸市の実成約。戸建てが中心で、築46年で3分の1以下まで落ちる

松戸市で取引がいちばん多いのは戸建てです。次が中古マンションで、いちばん少ないのが土地でした。

更地にしたあとの出口は、戸建てやマンションほど厚くありません。壊す判断は、この順番を頭に入れてからにしてください。

築年数の落ち方は急です。戸建ての築46年以上の中央値は、築10年以内の3分の1以下でした。

いちばん大きく落ちるのは、築31〜45年から築46年以上へ移るところです。中古マンションも同じ形で、同じ位置に段差があります。

ここに制度との重なりがあります。補助の対象は昭和56年5月31日以前の建物です。2026年の時点で、その年代はすでに築45年を超えています。

補助が届くかもしれない家は、価格が一段落ちたあとの家でもあります。壊す前提で準備を進めるのか、その手前で売るのか。判断はここで分かれます。

用途地域の並びも見ておきます。戸建ての中央値がいちばん高いのは近隣商業地域で、いちばん低いのは準工業地域でした。

取引がいちばん多いのは第1種低層住居専用地域です。価格の上位と取引の厚みは、同じ地域に重なっていません。

地区の差もはっきり出ています。戸建ての成約が多いのは、多い順に小金原、古ケ崎、栄町、西馬橋、八ケ崎です。

中央値が高いのは新松戸、低いのは栄町でした。栄町は成約数が多い地区でもあります。数が出ている地区が、値段の高い地区とは限りません。

土地の1平方メートルあたりの単価では、新松戸が高く、松飛台が低く出ています。中古マンションの成約が多いのは、多い順に新松戸、松戸、小金原、根本、六高台でした。

新松戸は、戸建ての中央値でも土地の単価でもマンションの取引数でも上位に来ます。同じ松戸市でも、地区で水準が違います。

マンションでいちばん多い間取りは3LDKで、次が2LDKです。比べられる事例が多い層なので、査定の根拠を確かめやすくなります。

改装済みのマンションの中央値は、未改装より高く出ています。ただし、かけた改装費をそのまま価格に乗せられるとは限りません。

売る前に直すか迷うなら、現況のままの価格と、直した場合の価格を両方聞いてから決めてください。

松戸市全体では、戸建ての成約価格の中央値は3,700万円です。成約は2,548件で、真ん中の半分は2,400万円〜4,600万円に入ります。

土地は1平方メートルあたりの中央値が16万円、成約は557件です。

直近1年の中央値は、戸建ても中古マンションも、その前の1年に比べてほぼ横ばいでした。急いで手放す理由も、待てば上がるという根拠も、この数字からは出てきません。

売る・貸す・壊す・持ち続ける。松戸市の材料で決める

迷っているなら、上から順に確かめてください。

名義が先。 登記事項証明書で権利関係を確認します。補助を使うつもりなら、所有者が複数の場合は全員の同意が要件です。相続登記が終わっていないと、そこで止まります。松戸市には司法書士会等との協定にもとづく相談があります。

次に、現況のままの査定。 松戸市は戸建ての取引が厚く、比べられる事例があります。手を加える前の値段を先に知ってください。相続した空き家なら、譲渡所得から3,000万円を差し引ける特例が使えることがあります。要件は細かいので相続した空き家を売る。3,000万円を引ける制度で確認してください。

貸す道も並べて見る。 松戸市に公開型の空き家バンクは無いので、相手は民間の不動産会社になります。比べ方は家を売るか貸すか。判断の分かれ目にまとめました。

壊すのは、いちばん後。 松戸市は土地の取引がいちばん少ない区分です。更地に戻すとやり直しがききません。住宅用地の特例が外れて、土地の税負担が変わることもあります。古家付きのまま売る道と比べてから決めてください。判断の材料は更地で売るか、古家付き土地のまま売るかにあります。

持ち続けるなら、費用が出続ける前提で。 管理の手間と固定資産税は毎年かかります。一方で「1年以上使っていない」ことは、補助の要件でもあります。空けたまま置いた時間が、制度の側では条件になっているわけです。

売ると決めたあとの段取りは家を売る流れは7ステップで確認できます。

この記事の制度の内容は、2026年8月時点の松戸市の公開情報にもとづきます。本申請(交付申請)の受付期間、リフォーム事業費助成の補助率と上限額、宅建業者が除外されるかどうかは確認できませんでした。

動き出す前に、街づくり部 住宅政策課 空家活用推進室(047-366-7366)で最新の内容を確かめてください。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

松戸市で売るなら、いくらくらいか

松戸市で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「空き家の三択 売る・貸す・持ち続ける」(PDF・18ページ)も、このアドレスにお送りします。

千葉県松戸市の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション0%・戸建て+2.8%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,0004,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション2,000万円1,100万円〜3,000万円約28.6万円1,839
戸建て等(土地+建物)3,700万円2,400万円〜4,600万円—2,548
土地——約16.0万円557

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内4,400万円1774,200万円1,263
築11〜20年2,900万円2613,000万円237
築21〜30年2,400万円4482,500万円300
築31〜45年1,700万円4432,500万円351
築46年〜650万円468785万円252

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,400万円(233件)、未改装は1,700万円(313件)。 差は約41%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

よくある質問

松戸市の空き家を解体するとき、市の補助はいくら出ますか?

松戸市老朽空家等除却費用補助金が使えます。補助は対象経費の3分の1以内で、上限は60万円です。対象になるのは昭和56年5月31日以前に建てられた建物で、「居住その他の使用がおおむね1年以上なされていないこと」が要件になっています。人が住んでいる家は対象外です。ほかに、所有者等であること、所有者が複数の場合は全員の同意があること、市税の滞納がないこと、他の補助金を受けていないことが条件になります。募集戸数は15戸程度で、予算額の範囲内という枠もあります。金額と最新の要件は、街づくり部 住宅政策課 空家活用推進室(047-366-7366)で確かめてください(2026年8月時点)。

令和8年度の受付はもう終わっていますか。解体業者と契約してから申請しても間に合いますか?

令和8年度の事前調査申請の受付は、5月18日から7月17日までで終了しています。本申請(交付申請)の受付期間は市のページに明記がないため、今年度分がまだ動いているかどうかは窓口で確認してください。契約を先に済ませるのは避けてください。補助金は交付決定より前の契約や着工を認めない扱いが一般的です。松戸市の要綱で申請と契約の前後関係がどうなっているかは、公開ページの本文では確認できませんでした。だからこそ、契約書に判を押す前に047-366-7366へ電話を入れてください。松戸市の補助は事前調査申請と本申請の2段階です。書類を出してから結果が出るまでの日数も、予定に組み込んでおいてください。見積もりを取る行為そのものは、たいてい問題になりません(2026年8月時点)。

松戸市に空き家バンクはありますか。貸すときの相談先を知りたいです

登録して物件を公開する形の空き家バンクはありません。用意されているのは「空き家等の有効活用等に関する相談」です。市と千葉県宅建協会等との協定にもとづく仲介・情報提供の相談業務で、公開型の登録制度ではありません。対象は原則として市内に空き家を所有する人です。売買でも賃貸でも相談でき、公益的な使い方に限る制度ではありません。成約したときの補助については、市のページに記載がありませんでした。貸す道を選ぶ場合も、実務の入口は民間の不動産会社になります。このほか、相続や成年後見の相談は司法書士会等との協定、空家等の管理に関する相談はシルバー人材センター等との協定で、それぞれ別に用意されています(2026年8月時点)。

参照した情報源

  1. 松戸市「松戸市老朽空家等除却費用補助金」(松戸市)・確認日 2026-08-28
  2. 松戸市「空き家等の有効活用等に関する相談」(松戸市)・確認日 2026-08-28

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

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