空き家を売る
中津川市の空き家|解体補助は令和8年5月受付開始、家財処分は2分の1・上限10万円
編集部
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結論から 中津川市の空家解体支援事業補助金は令和8年5月7日から受付が始まりますが、補助率・上限額は市の公開情報から確認できませんでした。家財道具等処分補助金は補助対象経費の2分の1・上限10万円で、空き家情報バンクへの登録(予定含む)が条件です。窓口は解体補助が総務部防災安全課(0573-66-1111)、バンクと家財処分補助金が市民部地域づくり協働課(0573-66-1111)です(2026年8月時点)。
中津川市の空き家解体補助、金額は窓口で確認が必要な状態です
中津川市には、空き家を壊すための専用の補助制度があります。名前は「令和8年度 中津川市空家解体支援事業補助金」です。
市内の空家を解体する方に解体費用の一部を補助し、市民の安全で安心な暮らしを確保する。これが制度の目的です。
受付開始は令和8年5月7日(木)からと決まっています。
ここから先が、この記事でいちばん伝えたいことです。補助率や上限額、対象になる空き家の要件は、市の公式ページ本文には書かれていません。募集要項のPDFへのリンクも、今はつながりません。
つまり「いくらもらえるか」は、現時点の公開情報だけでは分からない状態です。ここに書かれていない金額を、他のページやうわさで補って判断しないでください。
確実な数字を知る方法は一つです。総務部 防災安全課(0573-66-1111、内線 生活安全係162・防災対策係165)に、直接電話をかけることです。
もう一点、注意しておきたいことがあります。この種の解体補助金は、多くの自治体で「解体業者と契約する前に申請し、交付決定を受ける」ことが条件になっています。
先に契約を結んでしまうと、あとから申請しても対象外になる制度が少なくありません。中津川市の場合の順番がどうなっているかも、金額とあわせて窓口で確認してから業者を決めてください。
なお、空き家のリフォームに使える補助制度は、名称が変わった可能性があります。現行の内容は公開ページからは確認できていません。リフォームを考えている場合も、窓口での確認が必要です。
外壁の色あせは、買い手が値段を下げる理由にはなりにくい部分です。塗り替えの費用は、売値に戻ってきません。
家財道具の処分は2分の1・上限10万円。ただしバンク登録が条件
解体までは考えていなくても、家財道具の片付けだけを先に進めたい方もいると思います。
中津川市には「空き家家財道具等処分補助金」があります。補助対象経費の2分の1、上限10万円です。
対象になる経費は、ごみの処分費、家電リサイクル法対象家電の処分費、仏壇の撤去費、家財の移設費です。
樹木の伐採費や草刈りの費用は対象外です。令和7年4月1日から外れました。庭木の処分まで含めて考えている場合は、この点に注意してください。
使うための条件もあります。
- 中津川市空き家情報バンクに登録済み、または登録予定の所有者であること(地域づくり組織が管理する空き家の所有者等も対象)
- 市税を滞納していないこと
- 過去にこの補助金を受けたことがないこと
つまりこの補助金は、片付けだけを単独で使える制度ではありません。空き家バンクへの登録と、セットで考える制度です。
受付期間は、この記事のもとにした公開ページには記載がありませんでした。窓口は市民部 地域づくり協働課(0573-66-1111、内線4504・4506・4507)です。
家財道具や遺品の整理にかかる費用の考え方、業者を選ぶときの確認点は、遺品整理の費用の考え方と、業者選びで確認しておきたいこと にまとめています。
空き家情報バンクは「貸したい・売りたい」の橋渡し。事業所の物件は対象外
中津川市空き家情報バンクは、空き家を「貸したい・売りたい」と考える所有者と、探している人をつなぐ制度です。
登録できるのは、住宅として使われていた空き家が前提です。事業所など、住宅以外の用途で使われていた物件は登録できません。
登録の詳しい要件、審査にかかる期間、成約したときに使える補助があるかどうかは、公開ページからは確認できませんでした。
前の章で見た家財道具等処分補助金は、このバンクへの登録(予定を含む)が条件の一つでした。壊す・貸す・売る、どの道を選ぶ場合でも、まずバンクへの登録を検討する価値があります。
問い合わせ先は、家財道具等処分補助金と同じ市民部 地域づくり協働課(0573-66-1111)です。
売るか貸すか、迷っている段階での比べ方は、家を売るか貸すか。判断の分かれ目 にまとめています。
中津川市の実成約。地区でここまで差が出る
制度の話から、市場の話に移ります。
中津川市で取引がいちばん多いのは土地です。次が戸建てで、いちばん少ないのは中古マンションでした。マンションの取引は戸建てよりかなり少なく、査定に使える事例自体が限られます。
土地だけの取引も、戸建てと同じか、それ以上あります。更地にしてから売る動き、古家がついたまま売る動きの両方が活発だということです。
築年数で見ると、戸建ては築10年以内に比べて、築46年以上の中央値が3分の1以下まで下がります。いちばん大きく落ちるのは、築11〜20年から築21〜30年に移るところです。
用途地域では、市街化区域及び市街化調整区域外の都市計画区域で、戸建ての中央値がいちばん高くなっています。取引がいちばん多いのも同じ区分です。いちばん低いのは都市計画区域外でした。
前面道路の幅でも、中央値に差が出ています。区分は4〜6m、6m以上、4m未満の三つです。自分の空き家の前の道が何mあるか、査定の前に測っておくと話が早く進みます。
直近1年の戸建ての中央値は、前の1年に比べてはっきり下がっています。
地区別では、戸建ての成約が多い順に、茄子川・中津川・駒場・手賀野・千旦林となっています。中央値がいちばん高いのは茄子川、いちばん低いのは坂下でした。
土地の1平方メートルあたり単価は、手賀野がいちばん高く、付知町がいちばん低くなっています。同じ中津川市内でも、地区でここまで差が出ます。
中津川市全体では、戸建ての成約価格の中央値は800万円です。成約は152件で、真ん中の半分は290万円〜2,100万円に入ります。
土地は1平方メートルあたりの中央値が1.4万円、成約は182件です。市全体の相場は 中津川市の不動産売却 にまとめています。
売る・貸す・壊す・持ち続ける。中津川市の場合で整理する
四つの選択肢を、中津川市の数字と制度に当てはめます。
売る。 取引がいちばん多いのは土地で、次が戸建てです。直近1年の中央値は下がっているので、まずは今の相場を現況のまま確かめてください。地区による差が大きいので、自分の地区の実勢感を先につかんでおくと判断しやすくなります。
貸す。 中津川市空き家情報バンクへの登録が入口です。登録することで、家財道具等処分補助金の対象条件にも近づきます。売る・貸すの比べ方は、前の章で紹介した記事を参考にしてください。
壊す。 令和8年度 中津川市空家解体支援事業補助金の受付は5月7日から始まりますが、補助率・上限額は現時点で公開されていません。金額と、契約前に申請が必要かどうかを、総務部防災安全課に確認してから業者を決めてください。解体費用そのものの決まり方は、空き家・古家の解体費用は何で決まる? にまとめています。
持ち続ける。 固定資産税と管理の手間は、持っている限り出続けます。直近1年の中央値は下がっていました。動くタイミングを先延ばしにするほど、判断材料は古くなります。
相続した空き家なら、譲渡所得から3,000万円を差し引ける制度(全国共通)の対象になるかどうかも確認してください。相続した空き家を売る。3,000万円を引ける制度 に要件をまとめています。
補助金の金額も要件も、年度で変わります。この記事は2026年8月時点で確認できた中津川市の公開情報にもとづくものです。
解体支援事業補助金の補助率・上限額・対象要件、リフォーム補助の現行内容、空き家情報バンクの登録要件と成約時の補助は、この記事のもとにした資料では確認できませんでした。動き出す前に、総務部 防災安全課(0573-66-1111)または市民部 地域づくり協働課(0573-66-1111)で最新の内容を確かめてください。