名古屋の家売却
名古屋市天白区の不動産売却|実データで見る相場とマンション・戸建ての売り方
編集部
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結論から 名古屋市天白区で家を売るなら、まず国が公開する実際の取引データを確認します。中古マンションは中央値1900万円(784件)、戸建ては中央値4300万円(594件)。地下鉄沿線の分譲マンションと、区画整理エリアの戸建てとでは売り方の勘所が違うため、自分の物件がどちらに近いかを踏まえたうえで、複数社に無料査定を依頼して比べるのが確実です。査定額は売り出しの参考価格で、その額でそのまま売れるとは限りません。
① 天白区の不動産相場(実データ)
天白区の中古マンション784件の成約価格は、中央値1900万円、価格帯の中心(25〜75パーセンタイル)は950万円〜3000万円に収まります。㎡単価で見ると中央値は24.6万円/㎡、幅は14.2万円/㎡〜37.5万円/㎡です。築年数や駅からの距離で価格差が大きく開くエリアだと分かります。
戸建て(土地建物)594件は、中央値4300万円、価格帯の中心は3400万円〜5200万円です。土地の㎡単価は中央値18万円/㎡(14万円/㎡〜21万円/㎡)で、こちらも大きく崩れず一定のレンジに収まっています。
区によっては、戸建てのデータが「土地+建物」のセット取引を集計したもので、店舗や事務所を含む商業用途の建物取引が混ざり、戸建ての実態より中央値が高く出てしまうケースがあります。天白区の場合は価格帯の幅(25〜75パーセンタイル)が比較的タイトにまとまっており、住宅地としての実需レンジに近い数字だと見てよいでしょう。天白区は市の東部にある郊外の住宅地区で、名古屋市中心部のオフィス街・繁華街エリアとは性格が異なり、マンション・戸建てとも実際に住むための実需向けの取引が中心になっている点が、この価格帯のまとまりに表れています。
② 中古マンションを売る場合
天白区は地下鉄鶴舞線・桜通線・名城線の沿線に分譲マンションが多く並ぶエリアです。784件という取引件数の多さが、マンションの流通量そのものの多さを表しています。㎡単価の幅が14.2万円/㎡〜37.5万円/㎡と広いのは、駅からの距離・築年数・管理状態で価格が大きく変わることの裏返しです。
売る側が見ておきたいのは3点です。①同じ建物・同じ間取りタイプの直近成約と比べる(新築時の分譲価格ではなく、今の相場と比べる)。②管理費・修繕積立金の額と、大規模修繕の実施履歴を先に開示する(買う側の不安を先に外せる)。③築年数が古いマンションは、旧耐震基準(昭和56年5月31日以前の建築確認)かどうかを確認しておく。同じ沿線・同じ築年帯でも、この3点の情報が揃っているかどうかで、査定の説明のしやすさが変わってきます。
③ 戸建てを売る場合
天白区の戸建ては594件の実績があり、中央値4300万円、価格帯の中心は3400万円〜5200万円です。天白区は土地区画整理事業で計画的に造成された住宅地が多く、平針・島田・相生山などに大規模な住宅団地が立地しています。同じ時期・同じ工法で建てられた家がまとまって並ぶのが特徴で、土地の㎡単価は中央値18万円/㎡(14万円/㎡〜21万円/㎡)です。
建築士の視点
区画整理エリアの戸建ては、同じ団地内の直近成約事例と比べるのが最も説明力のある査定根拠になります。分譲当時のままの間取りだと今の暮らし方に合わない場合もありますが、大規模なリフォームで手を入れる前に、まず「同じ団地・同じ築年帯の成約価格」と見比べることが先です。昭和40〜50年代に建てられた住宅も区内に残っており、旧耐震基準(昭和56年5月31日以前)かどうかは、耐震診断の有無とあわせて売却前に確認しておきたいポイントです。
④ 天白区の地域特性
天白区は名古屋市16区の中で最も新しい区です。明治39年に4つの村が合併して天白村となり、昭和30年に名古屋市へ合併して昭和区天白町になったあと、宅地開発による人口急増を経て昭和50年2月1日に昭和区から分区独立しました。
人口は162,479人、世帯数は79,557世帯(令和8年6月1日現在・前月比+63人、+100世帯)。面積は21.58平方キロメートルで、人口密度は1平方キロメートルあたり7,520人と、名古屋市平均の7,186人をやや上回ります。
地形は市の東部丘陵地帯にあり、区の中央部を天白川が流れ、河川敷の天白川緑地は散歩に訪れる人が多いエリアです。交通面では地下鉄名城線が平成16年に環状化し、平成23年には国道302号線が開通、地下鉄桜通線も野並〜徳重間が延伸されています。地下鉄鶴舞線・桜通線・名城線が通り、区内には名城大学をはじめ大学も多く、若い世代が集まる街としての顔もあります。
学区は区内に17学区あり、住民同士の交流や地域活動の単位として学区連絡協議会が組織されています。学区の範囲は小学校の通学区域とほぼ一致していますが、一部異なる地区もあるため、実際の校区は名古屋市の通学区域一覧で番地から確認するのが確実です。
地盤・防災については、名古屋市が公表する天白区の地震ハザードマップで、南海トラフ巨大地震が発生した場合に想定される震度や液状化の可能性を確認できます。区内の詳しい地盤特性は物件ごとに差があるため、売却前・購入前とも、該当エリアのハザードマップで個別に確認しておくことをすすめます。
⑤ 売却の進め方と相談先
天白区で家を売る流れは4ステップです。①国交省の実データで自分の物件に近い価格帯を確認する(本記事①〜③)。②無料査定を複数社に依頼し、価格と根拠の説明を比べる。③相続・築古・住み替えなど自分の状況に合った進め方を選ぶ。④媒介契約を結び、売り出す。
相談先を選ぶときは、金額の大きさだけで決めないことが大切です。天白区の実際の成約事例を持っているか、査定額の根拠を数字で示せるか、専任媒介と一般媒介の違いや「囲い込み」のリスクを正直に説明してくれるか。区画整理エリアか地下鉄沿線かで相場感が変わる区だからこそ、地域レベルの取引を把握している会社かどうかが見極めのポイントになります。
名古屋市天白区の実際の成約価格
2023Q2〜2025Q4/国交省データより集計| 種別 | 中央値 | よくある価格帯 | ㎡単価 | 件数 |
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| 中古マンション | 1,900万円 | 950万円〜3,000万円 | 約24.6万円 | 784 |
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| 戸建て等(土地+建物) | 4,300万円 | 3,400万円〜5,200万円 | — | 594 |
|---|
| 土地 | — | — | 約18.0万円 | 212 |
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出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-07-16取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。
よくある質問
名古屋市天白区の家は、今いくらで売れますか?
エリア・築年数・土地の広さで大きく変わるため、一律の金額はお伝えできません。国交省の実データでは中古マンションの中央値が1900万円、戸建て(土地建物)の中央値が4300万円ですが、あくまで区全体の目安です。無料査定を複数社に依頼して比べるのが確実で、査定額は売り出しの参考価格であり、その額でそのまま売れるとは限りません。
平針・島田・相生山などの区画整理エリアの戸建ては売りやすいですか?
天白区は土地区画整理事業で造成された住宅地が多く、平針・島田・相生山などに大規模な住宅団地が立地しています。同じ時期・同じ工法の家がまとまって並ぶため、同じ団地内の直近成約事例と比較しやすいのが特徴です。ただし旧耐震基準(昭和56年5月31日以前)の建物かどうかは、売却前に確認しておく必要があります。
相続した家を天白区で売りたいときは何から始めればいいですか?
先に名義(相続登記)や遺産分割の整理が必要になることが多いです。登記や税金の手続きは司法書士・税理士の範囲なので、そちらに確認しながら進めます。空き家のまま放置すると管理コストや固定資産税の負担も続くため、早めに実データで相場を確認し、無料査定へ進むのがよいでしょう。
本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。