PR 本サイトはアフィリエイト広告を含みます

名古屋の家売却

名古屋市緑区の不動産売却|戸建て相場4,000万円・成約1,050件

本記事にはプロモーションが含まれます。

結論から

名古屋市緑区の実際の取引データ(国交省調べ・2023年第2四半期〜2025年第4四半期)では、中古マンションの中央値が1,800万円、戸建て(土地建物)の中央値が4,000万円です。マンションは名古屋16区の中でも低めの水準、戸建てはほぼ中間の水準にあります。マンションと戸建てでは相場の掴み方も売り方の勘どころも別で、まず自分の物件がどちらに当たるかを起点に進め方を決めます。査定額は売り出しの参考価格で、その額でそのまま売れるとは限りません。

名古屋市緑区の実際の成約価格

2023Q3〜2026Q1/国交省データより集計データ最終更新: 2026年10月19日中央値 前年比: マンション+17.6%・戸建て-2.5%
成約価格(中央値)の推移 単位:万円
02,5005,0002023202420252026
中古マンション戸建て
種別中央値よくある価格帯㎡単価件数
中古マンション1,800万円1,000万円〜2,800万円約22.9万円694
戸建て等(土地+建物)4,000万円3,100万円〜5,000万円—1,050
土地——約17.0万円410

築年数別の中央値(同期間の実成約)

築年数中古マンション件数戸建て等件数
築10年以内3,950万円904,300万円505
築11〜20年3,000万円1063,800万円150
築21〜30年2,000万円1993,350万円166
築31〜45年1,300万円1572,900万円114
築46年〜450万円1251,800万円75

参考: 改装済み中古マンションの中央値は2,000万円(110件)、未改装は1,500万円(115件)。 差は約33%です。ただし改装される物件は築年数が経っていることが多く、リフォーム費用がそのまま上乗せされるわけではありません。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報)(不動産情報ライブラリ/2026-10-19取得)。当社(家売却ラボ)が集計した参考値。実際の売却価格を保証するものではありません。

見本(愛知県豊橋市の戸建ての例) 見本: 値段の目安レポートの表紙。目安の幅と、土地・建物それぞれの値段が載っている 見本: 土地の計算のページ。㎡単価・広さ・補正率を掛けた式が載っている

値段の目安レポート(無料)

名古屋市緑区で売るなら、いくらくらいか

名古屋市緑区で実際に売れた取引と比べて、土地と建物を分けて計算します。比べた取引も、掛けた数字も、全部レポートに載せます。

レポートを作ると、このアドレスにリンクが届きます。届くのはそのメール1通です。無料です。名前・電話番号・番地は聞きません。

あわせて、資料「愛知県の相場データブック」(PDF・10ページ)も、このアドレスにお送りします。

名古屋市緑区で取引が多い地区と、その相場

国土交通省に届け出られた成約を、地区(町名)ごとに数えました。件数の多い順に並べています。 名古屋市緑区の中でも、戸建て(土地+建物)の中央値は神の倉が4,600万円、大清水が3,200万円と、地区でかなり違います。 件数が少ない地区は1件で中央値が動くので、8件に満たない地区は載せていません。

戸建て(土地+建物)

地区中央値件数築年数
鳴海町3,900万円122築13年
大高町3,700万円69築9年
神沢4,500万円33築19年
黒沢台3,900万円33築17年
神の倉4,600万円29築1年
諸の木4,500万円27築2年
曽根3,800万円27—
大清水3,200万円27築13年

中古マンション

地区中央値件数築年数
鳴海町1,800万円130築26年
鳴子町3,800万円40築7年
黒沢台2,200万円38築30年
桃山720万円35築50年
滝ノ水1,800万円31築29年
大高町1,650万円24築32年
浦里895万円22築39年
有松南1,700万円21築27年

土地(1㎡あたり)

地区中央値件数
鳴海町50万円/㎡58
大高町38万円/㎡28
神沢62万円/㎡14
ほら貝69万円/㎡13
浦里64万円/㎡11
鳴丘59万円/㎡11
大清水53万円/㎡11
桶狭間神明54万円/㎡11

鳴海町(3,900万円・122件・築13年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築13年前後です。

大高町(3,700万円・69件・築9年)

市内の地区の真ん中に近い水準です。売れているのは築9年前後です。

神沢(4,500万円・33件・築19年)

市内の地区の真ん中より15%高い水準です。売れているのは築19年前後です。

地区名は国土交通省の表記(町名・大字)です。住所の丁目とは区切りが違うことがあります。

同じ地域でも、条件でこれだけ違う

国土交通省の実際の取引を、間口・前面道路・土地の形など条件別に集計しました。 金額は土地と建物を合わせた成約価格の中央値です。

間口の広さ

最大 約1,400万円の差
  • 5m未満3,450万円46件
  • 5〜7m3,900万円91件
  • 7〜10m4,700万円180件
  • 10m以上4,850万円194件

間口が狭いほど駐車や建て替えの自由度が下がり、買い手が慎重になりやすい部分です。

前面道路の幅

最大 約1,150万円の差
  • 4m未満3,050万円56件
  • 4〜6m3,700万円163件
  • 6m以上4,200万円736件

幅4m未満の道路では、建て替え時に敷地を後退させるセットバックが必要になる場合があります。

土地の形

最大 約700万円の差
  • ほぼ長方形4,600万円191件
  • 不整形4,350万円54件
  • 長方形4,300万円175件
  • 袋地等3,900万円38件
  • 台形3,900万円20件

不整形地は建物の配置に制約が出るため、同じ面積でも評価が下がりやすい傾向があります。

用途地域・構造・接道の種類でも見る

用途地域(戸建て)

最大 約600万円の差
  • 第1種低層住居専用地域4,100万円675件
  • 第2種住居地域3,800万円48件
  • 第2種中高層住居専用地域3,750万円56件
  • 第1種中高層住居専用地域3,750万円40件
  • 第1種住居地域3,600万円125件
  • 工業地域3,500万円29件

用途地域は建てられる建物の種類と大きさを定める区分です。住環境の良さと利便性のどちらが価格を左右するかは地域で変わります。

建物の構造

最大 約1,700万円の差
  • 鉄骨造5,600万円44件
  • RC5,150万円38件
  • 軽量鉄骨造4,250万円74件
  • 木造3,900万円838件

鉄骨・RCは規模の大きい住宅が多く、構造の違いだけでなく建物の大きさも金額に含まれます。

接道の種類

最大 約1,700万円の差
  • 県道5,100万円21件
  • 市道4,300万円484件
  • 公道3,700万円391件
  • 私道3,400万円25件

私道に接する場合は、通行・掘削の承諾など権利関係の確認が必要になることがあります。

用途地域(中古マンション)

最大 約2,100万円の差
  • 第1種中高層住居専用地域3,600万円67件
  • 近隣商業地域3,400万円39件
  • 準工業地域2,750万円36件
  • 第2種住居地域2,000万円77件
  • 第1種低層住居専用地域1,500万円176件
  • 第1種住居地域1,500万円163件

商業地域・近隣商業地域には駅前など利便性の高い立地が多く含まれます。

読み方: 中央値は「その条件で売れた物件の集まり」の真ん中の価格です。面積・築年数・立地の違いも含まれるため、 この差がそのまま条件だけによる差とは限りません。自分の家の評価は、条件を伝えたうえで査定で確認してください。

名古屋市緑区の駅と、学校・病院の数

家を探す人は、物件を比べるときに駅と学校と病院を見ます。販売図面の「周辺環境」に書かれるのもこのあたりです。名古屋市緑区の分を、国の公開データで数えました。

乗り降りの多い駅(2023年度・1日あたり)

駅路線乗降客数
徳重名古屋市 6号線桜通線19,564人
鳴海名古屋鉄道 名古屋本線17,334人
有松名古屋鉄道 名古屋本線14,642人
南大高JR東海道線13,738人
中京競馬場前名古屋鉄道 名古屋本線8,374人
相生山名古屋市 6号線桜通線7,906人
大高JR東海道線7,712人
神沢名古屋市 6号線桜通線5,762人

最寄り駅ごとの住宅地の地価(2026年の地価公示・地価調査・1㎡あたり)

最寄り駅地価地点
神沢19.1万円8
相生山18.7万円3
鳴子北18.7万円4
野並18万円3
徳重17.8万円10
鳴海17.5万円4
有松16.6万円3
左京山16.1万円5

地点が2つ以上ある駅は真ん中の値です。国や県が毎年値段を出している土地で、実際に売れた値段とは別の数字です。

  • 学校小学校 28校・中学校 12校・高等学校 2校
  • 幼稚園・認定こども園28か所
  • 病院・診療所病院 5・診療所 180・歯科 109病床の多い病院は 総合病院南生協病院(313床)、名古屋市立緑市民病院(300床)、相生山病院(162床)

出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ(国土数値情報の駅別乗降客数・学校・医療機関・幼稚園等、地価公示・地価調査)。2026-10-18に取得。学校は私立・国立を含みます。学校と病院は国のデータを作った時点の数なので、そのあとの開校や閉院は入っていないことがあります。保育所はこの数に入っていません。

売らずに持ち続けると、年にいくらかかるか

値段を見たあとに、もうひとつ数えておく数字があります。固定資産税、空き家になったあとの火災保険、 草刈りと通風に通う時間。実家を売った人の調査では、維持と処分にかかった費用の最多回答は50〜100万円でした。

名古屋市緑区で実際に売れた土地は、㎡あたり17万円が真ん中の値です(国土交通省の成約データ)。 固定資産税の評価額はこれとは別の数字で、市から届く課税明細書で確かめます。

持ち続けると年にいくらか、数え方を見る →

① 緑区の不動産相場(実データ)

国土交通省 不動産情報ライブラリの実際の取引データ(2023年第2四半期〜2025年第4四半期)によると、緑区の中古マンションは694件の取引があり、価格の中央値は1800万円でした。価格帯の目安となる四分位でみると、下位25%が1000万円、上位25%が2700万円。

㎡単価の中央値は22.9万円(下位25%13.6万円・上位25%33万円)です。

戸建て(土地建物)は1,050件の取引があり、中央値は4,000万円。下位25%が3200万円、上位25%が5000万円という価格帯に収まっています。土地の㎡単価の中央値は17万円でした。

同じデータで名古屋16区を比べると、緑区のマンション価格(中央値1800万円)は港区・南区・守山区に次いで低い水準です。東区(3400万円)や千種区(3100万円)のような都心寄りの区と比べると、6割前後の水準にとどまります。

一方、戸建ての中央値(4000万円)は16区のほぼ中間に位置し、西区(4200万円)や天白区(4300万円)と近い水準です。土地単価(17万円/㎡)も低めの部類に入り、丘陵地に広がる住宅地が多いことが背景にあるとみられます。

なお戸建てのデータには、土地と建物をあわせた大型取引(最高12億円)も一部含まれています。中区のように戸建て中央値が極端に高く出る区は、商業用途を含む土地建物取引が中央値そのものを押し上げているケースがあります。

緑区の場合は中央値・四分位のレンジ(3200万円〜5000万円)が実勢に近く、突出した高額取引は例外として見るのが妥当です。

② 中古マンションを売る場合

緑区のマンション取引は694件、中央値1,800万円です。下位25%(1000万円)から上位25%(2700万円)までの価格差が大きいのが特徴で、立地・築年数・管理状態によって価格帯が大きく分かれることを意味します。

駅からの近さが影響しやすいのが緑区のマンション市場です。地下鉄桜通線の徳重駅・鳴海駅、名鉄名古屋本線の有松駅・大高駅・南大高駅の周辺は流通量が比較的多く、同じ建物・同じ間取りの直近成約が価格の目安になります。

売り方の勘どころは3つです。1つ目は、管理費・修繕積立金の滞納の有無と大規模修繕の実施履歴を早めに開示すること。2つ目は、同じ棟や近隣棟の直近の成約事例を査定会社に確認すること。

3つ目は、築年数が古い場合、新耐震か旧耐震かを先に伝えておくことです。買い手側の不安を減らせ、内見以降の話が早くなります。

③ 戸建てを売る場合

緑区の戸建て(土地建物)取引は1,050件、中央値4,000万円です。下位25%が3200万円、上位25%が5000万円で、マンションよりも価格帯の幅は狭くまとまっています。緑区は戸建て住宅地が広く、桜通線沿線から丘陵地の造成住宅地、有松・鳴海の旧市街地まで、成り立ちの異なるエリアが混在しています。

丘陵地の造成住宅地は比較的新しい住宅が多く、旧市街地(有松・鳴海)は古い戸建てや町家が混じります。有松町並み保存地区に含まれる建物は、景観条例で外観の変更や建て替えに制約がある場合があり、売却前に確認が必要です。

古家付き土地の場合は、解体して土地で売るか、そのまま古家付きで売るかが判断の分かれ目になります。土地の㎡単価の中央値は17万円で、16区の中では低めの水準です。

建築士の視点

緑区は平地に加えて丘陵地が多く、造成された住宅地が広く分布します。古い擁壁やのり面がある宅地は、建て替えや増改築の際に検査済証や構造の確認を求められることがあり、これが売却の進めやすさにも関わります。有松町並み保存地区のように景観条例で外観変更に制約がある地区も一部にあります。「擁壁の状態はどうか」「保存地区に入っていないか」は、査定を依頼する前に確認しておくと話が早い項目です。建てて売ってきた側からすると、丘陵地の宅地ほど建物より先に地盤・擁壁を見るのが実務の順番です。

築年数で、どこまで下がるか

緑区の戸建ての成約を築年数別に見ると、中央値は築10年以内が4,300万円(505件)、築11〜20年が3,800万円(150件)、築21〜30年が3,350万円(166件)、築31〜45年が2,900万円(114件)、築46年以上が1,800万円(75件)です。

木造住宅は税務上の耐用年数が22年で、これを大きく超えると建物の査定額はほとんど残りません。緑区のデータでも年数とともに中央値は下がっていきますが、築46年以上でもゼロにはならず、1,800万円という水準が残っています。

ここまで来ると、価格の大半は土地の値段(土地の㎡単価の中央値17万円)で決まっているとみてよいでしょう。「古い家だから安くしか売れない」と決めつける必要はない、というのがこのデータから読み取れることです。

前面道路と間口が、あとから影響してくる理由

同じ緑区の戸建てでも、前面道路の幅が4m未満だと中央値3,050万円(56件)、6m以上だと4,200万円(736件)です。間口も、5m未満は3,450万円(46件)、10m以上は4,850万円(194件)と差が出ています。

建築士の視点

前面道路の幅と間口も、擁壁と同じくリフォームでは変えられない条件です。建築基準法では、建物を建てる敷地は幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります(接道義務)。前面道路が4m未満の場合、建て替えのときに道路の中心から2mの位置まで敷地を後退させる「セットバック」が必要になることがあり、そのぶん建てられる面積が減ります。

緑区は丘陵地の造成住宅地から有松・鳴海の旧市街地の狭い路地まで、道路の条件に幅があるエリアです。間口が狭く駐車スペースを確保しにくい物件は、買い手にとって「買った後にかかる費用」が増えるぶん、査定額は控えめになります。

査定を受けるときは、間口の広さ・前面道路の幅・擁壁の有無を先に伝えると、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

売る前にやること、やらなくていいこと

間口の広さと前面道路の幅は、法務局で取れる公図・地積測量図か、購入時の重要事項説明書で確認できます。前面道路が4m未満なら、過去にセットバック済みかどうかも先に調べておくといいでしょう。あとから発覚すると値引き交渉の材料になりやすいため、先に把握して伝えるほうが有利に働きます。

リフォームをやるかどうかは、数字だけでは判断できません。緑区の中古マンションでは、改装済みの中央値(2,000万円・110件)が未改装(1,500万円・115件)を上回っていますが、改装済みの物件は築年数が新しい・駅に近いなど他の条件も良いことが多く、この差がそのままリフォーム費用の効果とは言い切れません。

傷んだ箇所を直すかどうかは、査定時に「直した場合と現況のままで、価格がいくら変わるか」を聞いてから判断すれば十分です。

④ 緑区の地域特性

緑区は名古屋市の東南部にある区で、人口247,410人・世帯数105,305世帯(令和8年6月1日現在)。名古屋市16区の中で人口・世帯数がともに最も多い区です。

区の成立は1963年(昭和38年)、愛知郡鳴海町が名古屋市と合併して14番目の区として誕生しました。翌1964年(昭和39年)に知多郡有松町・大高町が加わり、今の区域になっています。有松・鳴海絞りや酒造業が続く旧市街地と、比較的新しい住宅地が同じ区内に混在するのは、この成立の経緯が背景にあります。

地形は平地とゆるやかな丘陵地からなり、扇川・天白川・大高川の3河川が流れ、大高緑地をはじめ緑地が多いのが特徴です。低地は主に河川沿いに広がり、それ以外は丘陵地の宅地です。

名古屋市は緑区の地震・液状化ハザードマップを公開しており、立地によって地盤の性質に差があるため、個別の物件では地盤調査の記録やハザードマップの確認が要ります。

交通は地下鉄桜通線、名鉄名古屋本線、JR東海道本線の3路線が通ります。桜通線は野並駅から徳重駅までの区間が開業してから区南部の宅地開発が進み、名古屋第二環状自動車道の供用開始も区の発展を後押ししました。

学区は名古屋市立の小学校30校・中学校10校が区内にあります。町名ごとに通学区域が決まっているため、対象物件の町名から通う学校を確認できます。

ファミリー向けの戸建てを売る場合、通学区域の情報は買い手の判断材料になりやすく、査定時に対象の小学校・中学校名を伝えておくと話がまとまりやすくなります。地盤や擁壁の状態も同じで、造成年代が古い丘陵地の物件ほど、点検記録や過去の地盤調査の有無を先に確認しておくと査定がスムーズです。

4000万円で買った家は、いくらで売れるか

買ったときの値段は、そのまま売る値段の基準にはなりません。買い手が見るのは、いま近くで似た家がいくらで売れているかです。

緑区の戸建ての中央値は4,000万円です。ただ、これは築年数も地区もまぜた数字で、自分の家の売値そのものではありません。

まず、③の「築年数で、どこまで下がるか」で、いまの築年数に近い欄を見てください。新築で買った家でも、年数がたてば中央値の水準は下がっていきます。

次に、買ったときの売買契約書を出してみます。土地と建物の内訳が書かれていれば、年数で下がりやすいのは建物の分です。土地の分は築年数では減らず、場所と相場で動きます。

場所の差も大きく出ます。緑区の戸建ては、中央値が高い地区が徳重、低い地区が大清水で、地区によって大きく違います。同じ4000万円で買った家でも、地区で売値の見込みは変わります。

相場の動きでいうと、直近1年の戸建ての中央値は前の1年とほぼ横ばいです。待てば上がる、とは言えないデータです。

もう一つ、売れる額と手元に残る額は別です。ローンが残っていれば、売った代金で返しきれるかを先に確かめます。仲介手数料などの費用と税金の考え方は、費用と税金のページにまとめています。

売って損が出た場合の税金の扱いは、家を売って損が出たら、税金は戻るかで確かめられます。最後は、無料査定で築年数・地区・道路の条件を伝え、自分の家の値段を出してもらうのが確実です。

4000万円で買ったのがマンションなら

上の話は戸建ての場合です。マンションを4000万円で買った場合は、見る数字が変わります。

緑区の中古マンションの中央値は1,800万円で、上位25%は2700万円です。4000万円は、区内の中古の成約の中ではかなり上のほうに入ります。

これは区全体をまぜた数字なので、築年数や駅からの距離で上にも下にも振れます。買った値段に近い成約があるかは、同じ棟や近くの棟の直近の事例で確かめるのが早いです。

築年数の影響は、戸建てより大きく出ます。緑区の中古マンションは、築10年以内に比べて築46年以上の中央値が3分の1以下です。いちばん大きく下がるのは、築31〜45年から築46年以上に移るところです。

相場の動きも戸建てとは違います。直近1年の中古マンションの中央値は、前の1年よりはっきり上がっています。ただ、この先も上がり続けるかはデータからは言えません。

間取りは3LDKがいちばん多く、次が4LDKです。どちらかの間取りなら、査定のときにどの成約事例と比べたかを具体的に聞いてみてください。マンションを売るときの準備は中古マンションを売るにまとめています。

⑤ 売却の進め方と相談先

緑区で家を売る流れは大きく4ステップです。1つ目は、実データで自分の物件に近い価格帯を掴むこと。2つ目は、無料査定を複数社に依頼して比べること。

3つ目は、相続・空き家・築古など自分の状況に合った売り方を決めること。4つ目は、媒介契約を結んで売り出し、価格や条件を相談しながら詰めることです。慌てて1社だけで決めず、価格の根拠を確かめながら進めるのが失敗を減らすコツです。

相談先を選ぶときは、金額の大きさだけで判断しないことが大切です。緑区の実際の成約事例を持っているか、査定額の根拠を近隣の成約や公示地価などの数字で説明できるか、専任媒介と一般媒介の違いや「囲い込み」のリスクを正直に説明してくれるか。

マンションなら管理状態への理解、戸建てなら擁壁や造成年代への理解があるかも見ておきたい点です。この視点で複数社を比べると、信頼できる相談先が見えてきます。

名古屋市緑区で実際に売れた価格(売却事例)

個別の物件名は出せませんが、国土交通省に届け出られた成約価格を集計すると、 名古屋市緑区で実際に売れている価格帯はこの範囲です(2023Q3〜2026Q1)。 1件の事例より、成約の分布で見たほうが自分の家の位置が分かります。

戸建て

3,100万円 〜 5,000万円

成約1,050件のうち、真ん中の半分がこの範囲。中央値は4,000万円です。

中古マンション

1,000万円 〜 2,800万円

成約694件。中央値は1,800万円です。 1平方メートルあたりでは228,571円が中央値。

土地(1平方メートルあたり)

130,000円 〜 200,000円

成約410件。中央値は170,000円です。 土地相場は同じ市内でも差が大きいので、幅で見てください。

不動産の査定を受ける前に、この数字をどう使うか

  • 出てきた査定額が、上の範囲のどこにあるかを見ます。範囲から外れて高いときは、 その根拠を必ず聞いてください。売り出し価格は高く付けられても、成約価格は市場が決めます。
  • マンション査定は、同じ建物の成約があるかどうかで精度が変わります。 「この棟の取引を何件持っていますか」と聞くと、その会社の実力が分かります。
  • この数字は名古屋市緑区全体の集計です。駅からの距離・土地の形・築年数で位置は動きます。 最終的には複数社の査定で確かめます。

名古屋市緑区で「戸建て・マンション・土地」を売るとき、何が違うか

同じ不動産でも、価格の決まり方と準備するものが種別ごとに違います。 名古屋市緑区の成約データを添えて、違うところだけを並べます。

戸建て売却

成約1,050件・中央値4,000万円 (3,100万円〜5,000万円に半分が入る)

一戸建ての値段は、建物と土地を足したものです。建物の評価は年数とともに下がっていき、 ある時期から先は土地の値段が下限になります。築年数が経った家ほど、 「建物にいくら付くか」より「土地としていくらか」を先に確かめたほうが早いです。 雨漏りやシロアリのように、買い手が値引きの根拠にする不具合は、 査定の前に把握しておくと交渉で崩れません。

マンション売却

成約694件・中央値1,800万円/1平方メートルあたり228,571円が中央値

中古マンションの相場は、同じ建物で最近いくらで売れたかがそのまま参考になります。 だから査定の精度は「その棟の取引をどれだけ持っているか」で変わります。 部屋ごとの違いは階数・向き・リフォームの有無で出ますが、 建物全体の管理状態も見られます。修繕積立金が足りていない、 大規模修繕の予定が立っていないといった事情は、買い手側の調査で必ず出ます。 専有面積で割った1平方メートルあたりの単価にすると、他の部屋と比べやすくなります。

土地売却

成約410件・1平方メートルあたり中央値170,000円 (130,000〜200,000円に半分が入る)

土地の価格は、1平方メートルあたりいくらかで比べます。広さが違う土地どうしでも、 この単価にすればそろえて見られます。 売るときは、境界が確定しているかどうかで進み方が変わります。 確定していない場合は測量から始めることになり、その分だけ時間もお金もかかります。 隣地との立ち会いが要るので、こちらの都合だけでは進みません。 古い家が建っている土地は、解体してから売るか、そのまま売るかを選びます。 判断する前に解体の見積もりを2社以上から取ってください。 金額は建物の構造と、重機が入れるかどうかで大きく変わります。 解体すると住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がるため、 いつ壊すかはタイミングの問題になります。

もう1つの売り方:不動産の買取

ここまでは買い手を探して売る方法(仲介)です。もう1つ、不動産会社に直接買ってもらう 買取という方法があります。マンションの買取も一戸建ての買取も土地の買取も同じ考え方で、 価格は仲介より下がる代わりに、いつ売れるかが読めます。 買取のメリットは、いつ現金になるかが決まること、内覧の対応が要らないこと、 買主が個人ではないので契約不適合責任を負わずに済む場合があることです。 住み替えの期限がある、相続で期限が決まっている、近所に知られたくないといった事情があるなら、 下がるぶんの費用を払う価値があります。急いでいないなら、まず仲介で試すほうが手元に残ります。 買取の査定を受けるときは、その金額が上に出した成約の範囲からどれだけ下なのかを見てください。 違いは 仲介と買取の違い にまとめました。

名古屋市緑区について、さらに詳しく書いた記事

このページは名古屋市緑区全体の相場をまとめたものです。 条件がはっきりしている場合は、下の記事のほうが早く答えにたどり着きます。

名古屋市緑区で家を売る前に、状況別に読む

同じ「家を売る」でも、相続と離婚と住み替えでは、つまずく場所も順番も違います。 当てはまるものから読んでください。

近くの市区町村と比べる

戸建て(土地+建物)の成約価格の中央値を、距離の近い地域と並べたものです。 売り出す前に隣の相場を知っておくと、査定額を見たときの判断がしやすくなります。

市区町村中央値この地域との差
名古屋市南区約3km3,500万円-500万円
豊明市約6km3,400万円-600万円
名古屋市天白区約6km4,300万円+300万円
大府市約7km4,000万円同水準
名古屋市瑞穂区約7km4,700万円+700万円
東海市約7km3,300万円-700万円
名古屋市港区約7km3,000万円-1,000万円
名古屋市熱田区約7km3,800万円-200万円
東郷町約10km3,400万円-600万円
知多市約11km2,500万円-1,500万円

距離は国土地理院の代表点どうしを直線で結んだ目安です。中央値は売れた物件の顔ぶれで動くため、 差がそのまま土地の価値の差になるわけではありません。

よくある質問

緑区でマンションと戸建て、どちらが売りやすいですか?

一概にどちらが売りやすいとは言えません。緑区は戸建ての取引件数(1,050件)がマンション(694件)より多く、戸建て住宅地が広いエリアです。ただしマンションは駅近であれば流通量が多く、戸建ては立地(丘陵地の新しい住宅地か旧市街地か)で買い手層が変わります。自分の物件の種類・立地に近い成約事例を確認しながら判断するのが確実です。

データの中央値(戸建て4,000万円)は、自分の家の売却額と考えていいですか?

そのまま当てはまるとは限りません。中央値は緑区全体の実際の取引を集計した目安で、立地・築年数・土地の形・建物の状態によって個別の価格は上下します。データの中には土地建物一体の大型取引(最高12億円)のような例外も含まれるため、まずは中央値と四分位のレンジ(3200万円〜5000万円)で全体感をつかみ、無料査定で自分の物件の価格を確かめる二段構えが必要です。

有松や鳴海の歴史的な町並みエリアの家でも売れますか?

売れるケースは多くあります。ただし有松町並み保存地区に含まれる建物は、景観条例で外観の変更や建て替えに制約がある場合があります。エリアが対象かどうか、どこまで手を入れられるかは、査定時にあわせて確認しておくと後の手戻りが減ります。

前面道路が狭い戸建てや、間口の小さい戸建てでも売れますか?

売れます。ただし前面道路の幅が4m未満だと中央値3,050万円(56件)、6m以上だと4,200万円(736件)と、道路の広さで水準は変わります。建て替え時にセットバックが必要になる場合があるため、査定時に前面道路の幅と接道状況を先に伝えておくと、根拠のある価格が返ってきやすくなります。

名古屋市緑区で成約価格が高いのはどの地区ですか。

国土交通省に届け出られた戸建て(土地+建物)の成約を地区ごとに集計すると、中央値が高い順に神の倉(4,600万円・29件)、神沢(4,500万円・33件)、諸の木(4,500万円・27件)です。低いほうは大清水(3,200万円・27件)、大高町(3,700万円・69件)、曽根(3,800万円・27件)でした。同じ市内でも地区で差が出ます。件数が少ない地区は1件で中央値が動くため、8件に満たない地区は集計から外しています。

名古屋市緑区では築何年くらいの家が売れていますか。

地区ごとに、売れた家の築年数の中央値を出しました。新しいほうは曽根で築0年、古いほうは神沢で築19年です。築年数が極端に新しい地区は、建売の分譲がそのまま集計に入っています。中古の相場とは分けて見てください。築が古い地区ほど、買い手は建物より土地を見て値段を決めます。今の建物のまま売るか、解体して土地として売るかの判断は、この差から考えると外しにくくなります。

名古屋市緑区で取引が多いのはどの地区ですか。

戸建て(土地+建物)の成約件数が多いのは鳴海町(122件・中央値3,900万円)、大高町(69件・中央値3,700万円)、神沢(33件・中央値4,500万円)の順です。件数が多い地区は比べられる事例が多いぶん、査定額の根拠を確かめやすくなります。

参照した情報源

  1. 名古屋市 緑区「緑区の統計について(人口など)」(人口247,410人・世帯105,305・令和8年6月1日現在)・確認日 2026-07-11
  2. 名古屋市 緑区「緑区の誕生から現在まで」(成立年・合併の経緯・地域特性)・確認日 2026-07-11
  3. 名古屋市「面積」(区別面積一覧・緑区37.91平方キロメートル)・確認日 2026-07-11
  4. 名古屋市「人口・国勢調査・面積と人口密度(統計でみた名古屋のスケッチ)」(緑区が16区中人口1位)・確認日 2026-07-11
  5. 名古屋市「地価公示の長期推移(市・区別)」・確認日 2026-07-11
  6. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(DATA-SLOT充填元)・確認日 2026-07-11
  7. 愛知県「愛知県地価情報(地価調査・地価公示)」・確認日 2026-07-11

本記事は下書きにAIを活用し、出典との照合・建築士監修を経て公開しています。

無料・電話番号は聞きません 値段の目安レポート